【関西百名山 No.19,20】御在所岳・鎌ヶ岳 一之谷御在所山の家からカウンタークロックワイズ
- GPS
- 07:03
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,160m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 7:02
天候 | 晴れのち曇りのち雪のち曇り途中からゴーゴーと強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中道ルートは危険個所もあるが大変よく整備されていた。 御在所岳から武平峠以降は人も減り,方々にザレた箇所があったりしてなかなかにスリリング。長石尾根は・・・道迷いしましたよ,ええ。 全コースを通じて,よじ登るところ,後ろ向きに降りるところが断続的に出てくるので,トレッキングポールは使わないのが吉。 積雪状況だが,今日の状態ならチェーンスパイクがあれば十分。12本アイゼン持って行ったけど重りにしかならなかった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
チェーンスパイク
|
---|
感想
二年前,モンベルツアーで登る予定が果たせなかった御在所岳。ヒルが出る前に行ってしまおう,どうせなら11月に武平峠から眺めた鎌ヶ岳にも行こうぜ,ってことで今回のコースを起案。同じコースを辿られている記録も散見されたので,ハイキング気分で行ってみて返り討ちに逢う。
出だしは晴天で絶好の登山日和。中道ルートもロープウェイくぐる辺りまでは里山的雰囲気でのんびり歩くことができた。が,そのうち岩が出始めて,気が付くと岩また岩みたいな感じになる。キレットはマジでキレットで(当たり前だ)その先にも厄介な岩場が続く。標高900メートルを超えたあたりからは雪がちらほら出てきて,岩場の足場が凍ってたりして心がすくむ。キレットのちょっと先から念のためチェーンスパイクを装着し,ストックをザックに括り付け若者グループに抜かれつつヒイヒイ言いながら登る。気が付くと曇り空になっており,不穏な雰囲気の中,ようやく頂上広場付近に出るも,展望は全くない。標識に沿って山頂に向けアスファルトをひたすら歩くが,この辺りから細かい雪が降り始め,心が折れそうになる。
誰もいない山頂で写真だけ撮って軽く捕食し,武平峠を目指す。ザレた下りが続き神経をすり減らしんガラナントカ辿り着き,カップヌードルを食す。ひとごこち付いて,鎌ヶ岳へ。
炭水化物摂取により体力が少し戻って軽快に登り始めたのだが,空はずっと曇天のままで,気分は晴れない。ニセピークに騙され,雪渓を泣きながら横切って山頂に着いてみても,やはり視界はない。これはいつかリベンジをしろと,そういうことなんだろうか。
山頂から看板に沿って長石尾根を降りるが,こちらの下りも結構ハードで疲れた。おまけに,一か所ルートを見失い,久しぶりに結構な道迷いをしてしまった。GPSを頼りに何とか戻れたが,鈴鹿は迷いやすいというのは,やはりホントなのかもしれない。
長石尾根は細かいアップダウンを繰り返しながら,ガガガッと下るカ所が何度も出てきて,やはり気が抜けない。そのまま高度を下げ,水音が聞こえたと思ったらイイ感じの清流に出て,おお癒されるとか思ってたら最後に渡渉しろと言われてマジ泣きそうになる。鈴鹿のお山はツンデレならぬツンツンである。最後まで容赦ないんだな。
でもまたいつか来るだろうな,とも思う。この山域,深すぎて制覇にはまだまだ時間がかかりそう。次はどこにするかね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する