春の山百父子ツアー(道志の湯〜加入道山〜大室山往復)
- GPS
- 06:25
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 7:00
天候 | 朝方快晴、のち時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・橋本・相模原方面からの国道413号、青根付近一部災害修復のため通行止め区間あり(相模湖ICからは支障なく通行できますが、道幅狭い割に日中対向車〈特にツーリングのバイク…〉多く、すれ違い注意) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道志の湯登山口からのルート、途中ガレ場のトラバース区間(複数)は一部路肩崩壊、トラロープもなく通行注意。 ・大室下降点手前の実線ルート、道志村設置の案内標示に従って迂回路へ。ザレ場の急斜面(トラロープあり)が続き、足場も不安定で特に下りは通行注意。 ・下降点から先、大室山までの主脈稜線は案内標識・木段等よく整備されており、危険・不明箇所等ナシ。 |
その他周辺情報 | ・道志の湯:村外大人700円、水源林のお付き合いから横浜市民・同市勤務者割引あり。(200円:免許証/身分証明書/勤め先の名刺等提示でOK!)露天風呂・休憩室・食堂・土産販売あり(15:00-17:00は食堂お休み) |
写真
装備
備考 | ・水分消費量:2人でポリタン水約1リットル+魔法瓶の湯400cc.(昼食調理用)、ガッツギア・ペットボトル(500ml:お茶)各1本 |
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感想
春爛漫、下界は満開の桜咲き誇る中、快晴予報に誘われ、久々の父子山百日帰りツアーへ。今回のターゲットは道志山塊の盟主・大室山です。ほとんどのハイカーは交通アクセスの良い丹沢方面(用木沢出合)からの周回コースで来られますが、下山後の温泉と小生勤務先・横浜市とのご縁に惹かれ、比較的マイナーな道志の湯からのルートをチョイス。
早朝、相模湖ICからの山道ドライブに少々苦労した後、快適な道志村区間を走行、人気(ひとけ)のない道志の湯奥の登山口へ。横浜市サポートの水源の森植樹区間で鹿柵を抜け、出だしは歩きやすい沢沿いの道。そこから稜線ルートと合流する大室下降点までの区間が、本コースの核心部分です。足許の悪い複数のザレ場トラバースとトラロープ頼みの滑りやすい急登区間を経て、何とか尾根分岐に辿り着きホッと一息。ここからは整備の行き届いた縦走路で、加入道山には思わず泊まりたくなる超立派でキレイな避難小屋。その先は過剰とも言えるくらいの木道・木段が大室山頂近くまで続き、登山道整備の人手・予算確保に苦労されている感じ(?)の道志村と神奈川県の気合とリソースの違いを実感。次第に雲の沸き立つ富士の展望に励まされながら、親子で歩を進めます。
最低鞍部の破風口前後、比較的険しいアップダウンに疲弊しつつ、午前11時前には丹沢方面からのハイカーで賑わう大室山頂に到着。展望は周囲の樹々に閉ざされあまりパッとしませんが、山頂までの厳しい道のりに親子揃って空腹しきり。この日は行程にも余裕があり、久々にコンロでお湯を沸かし、ポタージュ+カレーメシ、ソーセージ缶やサラダ他のフルコースランチを1時間弱かけて楽しみます。すっかりお腹も朽ち、午後の陽に富士の展望もすっかり閉ざされつつも、気持ち良い尾根道を加入道山へ戻り、フルーツ缶で一息入れます。その先は再びザレ場の急降下と足許ガラガラのトラバースに緊張しながらも、快調なペースで登山口帰着。
道志の湯では横浜市民のみならず、横浜市勤務者まで割引になるというご縁の深さを実感。この日も同市水道局ご一行がバス2台でこの地を訪れる予定の由でした。父子でのんびり温泉に漬かり、入浴料割引の「返礼」に饅頭やお酒など地元の土産品を仕入れ、夕刻の小仏プチ渋滞を抜けて(ムスコは爆睡…)、明るいうちに東京へ帰り着きました。この山域は都心からのアクセスも良く、道志周辺には未踏の山百ピークも複数残っているため、夏場の日本アルプス百高山チャレンジの足馴らしを兼ね、これからもちょくちょく通おう、と心に決めた次第です。
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