GW 燕岳-常念岳
- GPS
- 17:39
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,379m
- 下り
- 2,465m
コースタイム
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 10:32
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:06
天候 | 初日:晴れ 二日目:晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
一ノ沢登山口→穂高駐車場:タクシーで4900円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大天井岳直下の雪壁は、直登をすべきですが、トラバースでかわしました。(踏み跡があったため)ミスは許されませんが、大した距離では無いので、雪道を確実に歩けさえすれば問題ないかと思います。 |
その他周辺情報 | 穂高駐車場から一ノ沢方面に少しもどった、”ほりでーゆ四季の郷”を下山後使わせて頂きました。入浴は530円とリーズンブル。中のレストランの山賊焼きがボリューム満点です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
靴下
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
テント
シェラフ
|
---|---|
備考 | ワカンを持っていきましたが、完全に不要でした。(メジャールートという事もあり、最初不要と思っていたが、悩んで持っていくことにした。) 厳冬期用シュラフと防寒着であったが、水2Lも入れるとTOTALが19kgとなってしまい、もう少し軽量化を頑張りたいと思った。 |
感想
子どもが生まれたばかりという事もあり、なかなか山に行けなかったが、何とかGW前半で2泊3日を確保!当初はブナ立尾根〜鷲羽〜双六〜新穂高温泉という裏銀座縦走ルートを考えていた。GW前半で天気がイマイチなのと、雪質を考えると、裏銀座の縦走は厳しいと考え、次点で考えていた表銀座にルートを変更しました。
静かな山行がしたかったが、中房〜燕山荘までは予想通りのイモ洗い状態。まー仕方ないかと進む。合戦尾根は整備もよくされておりとても歩きやすい。
稜線にでると風もなく北アルプスの雄大な景色を望むことができた。燕岳は3度目となるが、なぜかいつも残雪期になる。ただ、今回の縦走ルートを歩くのは初なので、先の縦走が楽しみ。
燕山荘から先は打って変わっての人の少なさ。やはり燕岳往復の人が大多数らしい。
静かな縦走ができて非常に気持ち良い。くぐるのが大変と噂のかえる岩も思ったより苦も無く通過。ただ、19kgを背負って、合戦尾根からの登りが応え、このあたりからガス欠気味になる。。。補給をこまめに取りながら進むがペースが上がらない。
だんだん大天井岳の最後の急登が見えてくるが見るからに手ごわそう・・・
登り始める時点ですでにテント場の到着予定時刻を大きく過ぎていたが、大休止を取り、満を持して大天井岳に登り始める。
雪の斜面を急登するのが難関だと聞いていたが、トラバースの踏み跡があり、そちらを選択した。たしかに危険ではあるが、落ち着いていけばなんてことはない。
そこから先はひたすら登るのみ。高度計をまだかまだかと見ながら1時間ほど登る。。。
遅くなったが16時半過ぎに大天井岳に到着。久しぶりの達成感だった。
10分ほど過ごしてすぐにテント場に向かう。テント場はすぐで、3〜4張りほどすでに先客がいた。冬期小屋にもいるようだが入ってはいない。
大天荘のすぐ脇の雪山を切り崩してテント場とし、初日の行動は終了。
二日目。
朝日を浴びながら静かな山歩きがしたかったので3時40分に起床。食事後片づけてテントを出ると穏やかな風と雲の無い視界が!これはいい天気だと思い、5時15分には出発する。
大天井から出たのは一番手だったようで、しばらくは一人きりで晴天の朝日を浴びながら稜線を歩く。右を見れば朝日を浴びた槍穂、左を見ると安曇野の町と朝日。日本の景色とは思えない雄大な自然の中、自分ひとりがいるようでとても良い時間だった。
常念小屋ちかくまで来るとすれ違う登山者もおり、つかの間の一人タイムだった。当初は蝶まで行って翌日三股下山の予定だったが、ここで常念小屋で子どもが熱を出していることがわかり、常念岳のみ空荷でピストンし、一の沢へ下山することにする。
空荷となると打って変わってペースが上がった。一時間で常念山頂へ到着。風もなく良い天気が続いてくれていた。ここまでずっと裏銀座を眺めながら歩いてきたが、水晶・鷲羽・三俣蓮華がとても雄大で秘境な感じが魅力的だった。来年はやはり裏銀座に行きたいとあらためて思う。
2~30分ほど山頂で過ごし、下山を始める。
ここまで二日間良い天気を保ってくれていたが、ここにきて雲も出始めた。下山するのは正解かもしれない。一ノ沢への下山は当初雪渓を下り、そのあとは登山道を東へ向かう。
雪渓はシリセードも出来てラクチンだった。当初、3常念小屋から登山口まで時間半ほどを考えていたが、途中で電波がつながるところでタクシーの待ち合わせを一時間早めた。結果的に2時間ちょっとで下山することができた。
今回の山行は今シーズン初でかつ最後の雪山山行だったが、良いタイミングで気持ちの良い稜線歩きをすることができ、1泊ではあるものの大満足だった。改めて裏銀座も同時期にめざしたい。
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