残雪の白山。今年も満喫。感謝!(別当出合より)
- GPS
- 07:43
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,561m
- 下り
- 1,566m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 7:44
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
別当出合駐車場: 5月5日(日)の5時頃に到着して路肩に止めることができた。別当出合のすぐ手前で右へ下り、沢の近くにある駐車場を利用する。私は朝5時ごろに到着し、右へ下る手前の道路の路肩の駐車スペースを利用することができた。13時頃に山から下りてきたら、右手に川岸の駐車場へ下る道路の路肩にも縦列駐車されていた。歩いて登り返すのが面倒なので、皆さん頑張っていろんな路肩に止めていた 別当出合の登山センター周辺は、約1カ月後の5月末にオープンした昨年より雪が少なかった(でも山の上の方は3月下旬ごろから降った雪でそれなりの積雪量だった) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは別当出合の登山センターにある。係員の方が届け出を促している(私はコンパスで提出) 砂防新道を利用したが、人気の山なので全般にしっかりとしたトレースができている 別当出合から甚之助避難小屋: 吊橋を渡り、石段を登って行く。中飯場を過ぎてから残雪が出てくる。途中の段差を登ったところでアイゼンを装着、脱着した。次第に樹木が減っていき、甚之助避難小屋までは雪の上を進んだ 甚之助避難小屋から黒ボコ岩: 黒ボコ岩の急斜面手前の落石注意地点のみ夏道が露出していたが、それ以外はたっぷりと雪があり、道ができている。この日の朝は気温も適度に低く、雪面が締っていてアイゼンがよく効いた。十二曲りの横の斜面を直登するが、雪の急斜面に不安を感じる人は、甚之助避難小屋から少し上がったところで、南竜山荘方面へ(右手方向へ)トラバースして、エコーラインから上がるのが良い。こちらもトレースはしっかりしている 黒ボコ岩から室堂: 室堂へは弥陀ヶ原の木道を進むのだが、この時期は雪の上を進む。弥陀ヶ原からの登りの途中で石段が露出している。私はここでアイゼンを外して御前峰まで進んだ 室堂はオープンしている。白山荘はこの時期は素泊まりだけ(寝具付き)。食事の提供は7月1日から。 http://www.kagahakusan.jp/file/murodou/murodou_shisetsu.html 室堂から御前峰: 雪の上をしばらく歩き、ハイマツ帯の上部で石畳が露出している。標高差250mほどの登りだが、結構応える。 以降は登りと同じだが、昼の時間帯には雪が腐り始めるので、雪の急斜面は下りやすいが滑りやすいので注意。アイゼンを外して御前峰から室堂へ下ってくるときは、スリップに注意。黒ボコ岩からの急斜面の下りが不安な人は、エコーラインの活用をお薦めする 踏み抜き跡はいたるところにあったが、この日は全般を通して踏み抜くことはなかった |
その他周辺情報 | コンビニ: 岐阜県側から157号線でアクセスした場合、勝山の町にファミマが2件ある。これ以外にはない 日帰り温泉: 白山温泉 永井旅館:市ノ瀬にある。素朴で小さいが、きれいで趣がある。私はいつもここを利用する。洗い場5つのこじんまりした温泉だが、山深い温泉という感じが気に入っている。これまでいつも貸し切り状態に近い。076−259−2339。11−20時頃、600円 http://www.hakusan-nagai.jp/nagai_ryokan 白峰温泉 総湯:別当出合から20キロほど下る。大きな施設 076−259−2839。 10−21時、650円 http://www.shiramine-m.com/ 白山展望の湯は現在休止中のようである。事前に要確認 http://www.urara-hakusanbito.com/spot/view/264 |
写真
感想
一週間前の飛越トンネルからの薬師岳の後遺症がキツイ。でもGW中にもう一つ出かけたい。ということで御嶽か白山のいずれかに絞る。御嶽はいつでも静かな山を楽しめるので、別当出会いまでの開通間もない白山に出掛けることにした
昨年の開通より1か月早い。雪が少なかった今シーズンなので、道路の除雪は早く進んだということか。出かけてみると、確かに別当出合の雪は少ない。でも上の方は3月下旬以来降った雪で、まだまだたっぷりとある。ただし、BC愛好家からすると、雪が少ないということらしいが・・
日帰り装備と言いつつも、結局は先回の薬師と比べてほとんど変わらない。変わったのは、ゴーグルと薄手のダウンジャケットを外したことくらい。後は殆ど同じなので思ったより軽装にならない
白山荘で素泊まりすることも考えたが、翌日の5月6日の月曜の天気が思わしくない。宿泊しても、星空やアーベントロート、モルゲンロートは期待できそうにない。ということで日帰り登山にした
登るにつれて、薬師で痛めたふくらはぎや股関節、足指の付け根、それに持病の膝痛まで出てきて、白山の御前峰に立つのがやっとだった。計画では大汝峰まで行くつもりが、さっさと下りて温泉直行(笑)
昨年は季節を変えて白山に数回行こうと思っていたが、岐阜県側の登山口のアクセスが豪雨でやられ、残雪と秋に遠回りして別当出合や市ノ瀬から登ることになった。今年は、ぜひともアクセスしやすい大白川から季節を変えて訪れたい。特に花のシーズンは昨年出来なかったので、今年に期待している
今回も白山を登った後の帰路に、勝山から荒島岳を眺めることができた。素晴らしい山容の一言に尽きる。何とも秀麗でかつ威厳に満ちていて百名山の中でも秀逸な姿である。雪山と初夏に訪れたが、今度は紅葉のシーズンに出掛けたいと思っている
さて、次回は薬師とは反対側の表銀座側から槍穂の稜線を眺めたいと思っている。欲張りながら、坂の上の雲の稜線にも行きたくて、思案中である。気力と体調が良ければ、テン泊装備を担いで表銀座に出掛けたい
改めて昨年の6月のレコ拝見しましたがやはり雪多いですね。
残雪期、塩見、上河内、聖歩いてますが例年より積雪の出始めが400mくらい低かったです。
薬師壮絶だったんですね…かくいう私も大根沢大無間で例年より積極的にワカン積極投入したら膝裏の筋微妙な感じになってしまい、GWは大人しくしてました。
歩けるかどうかはやはり自分の心に聞くのが一番ですね。
もう残雪はおなかいっぱいになってしまいました笑。
結局今シーズンは、白山のような高山登ったのは雪少ない厳冬期の甲斐駒だけ。
今シーズン森林限界下で悶えていた私には目に毒なレコでした笑。
無雪期は土日使ってバリルート絡めたテン泊ちょくちょくするつもりです。
このところの2回のテン泊、クルマ回収21時くらい、分相応な山行心がけたいものです。
Tomさん、昨年のレコまで見ていただきありがとうございます
春先に降った雪のせいですね。雪が少ないシーズンだったのに、標高高いところは残雪一杯です。白山も甚之助小屋は昨年完全に露出していたのに、まだ1階部分が埋もれています
レコを見ると長衛小屋前の沢沿いのテン場も雪で覆われてますよね。数年前のGWに出掛けたときは完全に露出してましたし、仙丈の稜線も比較にならないほど雪が多いです
今日もオフィスから穂高や黒部五郎、乗鞍を眺めてますが、なぜか昨日より白い
昨晩、山の上はまた少し雪が降ったんですかね。朝晩の冷えはなかなかです。熱燗で鍋でもつつきたくなるくらいです(笑)
テン泊のスキルを上げるために、できれば私もテント担ぐ山にのんびり出かけたいと思っています。バリルートはちょっと敬遠してメジャールートで練習ですね
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