女二人、大峯奥駆道を往く。汗も涙も乗り越えて・・・
eariel
その他1人 
体力度について
- GPS
- 109:51
- 距離
- 108km
- 登り
- 8,854m
- 下り
- 8,247m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:14
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:50
- 山行
- 9:27
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 11:38
- 山行
- 10:05
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 11:50
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 11:22
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:55
| 天候 | 4/30 雨予報だが高曇り 5/1 雨 5/2 霧のち晴れ 5/3 晴れのち雷雨 5/4 晴れ 5/5 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
帰路：熊野本宮大社からバスで渡瀬温泉→バスで新宮駅→南紀にて名古屋 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
※細かく書くと膨大な量になりますので・・・詳しくは下記HP等で 新宮山彦グループ http://syamabiko.web.fc2.com/ ＜吉野駅〜金峯神社＞ 概ね舗装路歩きです。 ＜金峯神社〜五番関＞ 比較的歩きやすい登山道です。 二蔵宿小屋からの水場で水を補給しました。 五番関から阿弥陀ヶ森までは女人禁制となります。 私たちは五番関トンネルのところからタクシーにて柏木の登山口までタクシーで移動しました。（￥7,880でした。） ＜柏木登山口〜阿弥陀ヶ森＞ よく整備された登山道ですが、長いです・・・ アスカベ平手前の水場で水を補給しました。 ＜阿弥陀ヶ森〜行者還避難小屋＞ 大普賢岳〜七曜岳の間には鎖場もあり。 岩場のトラバースの鎖は支柱が傾いていて、ちょっとドキドキでした。 避難小屋は2部屋に分かれていて、大部屋は2階もあり。 ＜行者還避難小屋〜深仙小屋＞ 倒木も結構あり、巻いたり、乗り越えたり潜ったり、でした。 行者還トンネル西口からの奥駆道出合からは急に人が増えます。 弥山小屋は唯一の営業小屋。カップラーメンなども売っています。 コーヒーをいただき、一息つきました。 その後は 楊子ヶ宿小屋付近の水場で水を補給。小屋の中は見ませんでした。 孔雀岳を過ぎると鎖場などがあり、釈迦ヶ岳へ。 深仙小屋のあたりにもたくさんのテントが張られてましたが、私たちは千丈平へテントを張りました。水場が近いためです。ここで水を補給。 千丈平からはトラバースで深仙小屋へ。 ＜深仙小屋〜行仙宿山小屋＞ 大日岳は行場となっていて、危険なため、自己責任でとのことです。 太古の辻からは南奥駆道となります。 持教ノ宿はGWのため、新宮山彦グループの方が小屋番としていらっしゃいました。 水場から水を汲んでおいてくれていたので、水場まで降りずに済みました。 平治ノ宿は無人でした。行仙宿山小屋もGWのため、小屋番の方々がいらっしゃいました。1泊2,000円以上の志納金必要です。原則予約ですが、この日は雷雨ということもあり、予約していない方もたくさん受け入れられていて、満員でした。こちらも水が用意されていて、ありがたかったです。また、ビール、コーラ、お茶も販売していましたが、コーラは私たちが着いた時には売り切れでした。 持教ノ宿の方も行仙宿山小屋の方も大変親切にしていただきました。 ＜行仙宿山小屋〜玉置辻＞ キツい笠捨山を登り、地蔵岳は鎖場あり。難易度的にはここの鎖場が最も難易度が高いでしょうか。といっても、一般登山道ですので、そこまでではありません。 蜘蛛ノ口あたりからは起伏が減り、楽になります。 玉置神社には売店ありと聞いていましたが、神社付近に見当たらず、先を急ぐ私たちはそのまま行きましたが、道中会話を交わした方からは駐車場に売店があったとのこと。そうかもとは話してましたが、登り返す時間も惜しかったので・・・ 売店にはしいたけうどん、目はり寿司、さんま寿司、自販機等あり。 神社で水を補給しました。 ＜玉置辻〜熊野本宮大社＞ 大森山は急な登り。その後も五大尊岳も大黒天神岳も結構急なところを登らされ、急なところを降りさせられます。ロープも多々・・・ 六道の辻から少しのところに水場あり。 ここからも細かいアップダウンの繰り返しで、結構体力奪われました・・・ 七越峰のあたりは広場。熊野川は今回は水量も少なく、渡渉も容易でした。 |
| その他周辺情報 | 渡瀬温泉（￥700） https://www.watarase-onsen.jp/spa#m01 熊野本宮大社からバスで10分。￥300 |
写真
が・・・暑い(￣▽￣;)
残念ながら見える山の名前はさっぱりですが(^^;
あ、今回は軽量化のためこの子だけ連れてきましたw
女の文字が破壊されているという情報でしたが、修理されていました。
ここで・・・服が血まみれになっていることに気づく(￣▽￣;)
ヒルにやられてました(T▽T)
が・・・笹が茂っていると足元が見えなくて、しかもぬかるんでいるので滑ったりしてちょっとイライラ(￣▽￣;)
疲れた足があがらなくて・・・上がる前に休憩を余儀なくされました・・・
こちらも疲れた体に染みわたりました。
ありがとうございました。
修行以外ではお勧めできませんとのこと。本当は山頂の岩を見に行きたかったのですが・・・危険というよりは時間的な問題で行けませんでした。
1
本当は山頂の岩を見に行きたかったのですが・・・危険というよりは時間的な問題で行けませんでした。
距離は・・・ですが(￣▽￣;)
スタート前はこのあたりでエスケープになってしまうのでは？
とも思ってましたが・・・
どこも南部ってこうなんでしょうか(￣▽￣;)
これでもUL化をしてはいるんですが・・・
降りてまずは炭酸で乾杯！！ずっとこれが飲みたかったんです！！
行仙小屋では売り切れ、玉置神社では先を急いで売店へ行かなかったので・・・
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ずっとこれが飲みたかったんです！！
行仙小屋では売り切れ、玉置神社では先を急いで売店へ行かなかったので・・・
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
食器
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
携帯トイレ
|
|---|---|
| 共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ポール
テント
テントマット
|
感想
GW後半は・・・
長かったような短かったような6日間、前から行ってみたかった大峯奥駈道へ。
大峯奥駆道を知ったのは数年前・・・
SNSで知り合った方が修行として行かれる話を聞き・・・興味を持ちました。
しかし・・・日数もかかるし過酷・・・なかなか行けるものではありません。
それが今回、お友達が行くというので・・・一緒に行くことにしました。
本当に6日間でそんなに歩けるのか、全く自信はありませんでした。
6日間歩き続けるのも初めてだし、毎日相当歩かないといけない・・・
しかも、4月忙しくて、準備も不十分・・・
とはいえ、近鉄を乗り継いで吉野駅をスタート。
初日は雨予報だけど降られず、でも暑さにやられ、途中からバテバテ…なんとか五番関の最初のテン場に着く。
翌日は五番関から先は女人禁制なのでタクシーで一度降りてまた柏木から阿弥陀が森へ登り返す。これまたしんどくてペースが上がらないうえにヒルにやられる(￣▽￣;)
鈴鹿でもこれまでヒルにはまだ喰われてなかったのに…お腹をやられました(T▽T)
この日は雨・・・午後回復する予報だったけど回復せず、それどころか、雨は強くなる・・・
風もあって寒く、後半、一刻も早く宿泊地に着きたくて必死に歩き、ずぶ濡れで二人、行者還の小屋へ。もう、テントは厳しいので小屋に泊まることに。
ここまであまり歩いている人にも会わなかったのに、小屋は満員。なんとか二人分のスペースを作っていただく。
3日目も霧スタート。濡れた服を着るのに勇気がいる・・・
でもそうは言ってられないので、着替えて出発。風が強い。
だんだん晴れてくるけど、体は疲れが溜まってきていてキツい・・・最後、釈迦ヶ岳の鎖場では太ももに力が入りにくく、登る前に休憩せざるを得なくなる・・・
この日のテン場はまるでアルプスのテン場のよう。行者還でも思ったけど、GWは大峯奥駈道に挑戦する変態が結構いるらしい（笑）
ここではなんとお隣のテントの方に猪肉と金柑をいただく！
まさか縦走中に熱々の焼肉とフルーツを食べられるなんて…ありがたかった！
4日目・・・起きると足が未だかつてないほどダルい・・・
歩き始めてもお友達に全然ついて行けない・・・予定通りに全く歩けない・・・
気持ちは焦るけれど、全然追いつけなくて辛く、涙がこぼれる・・・
今夜の宿泊予定地まで時間かかっても歩くつもりはあったけど・・・嫌な冷たい風が吹き荒れはじめ・・・雷が鳴り始め、霰が降ってくる・・・
予定通り歩けていれば今頃はテントを張っているはずだったのに・・・
そういう天気予報だったのに、私が歩けていれば・・・と悔やまれる・・・
前の小屋に戻るには遠すぎるし・・・レインを着込み、雷鳴と光に大きな木からなるべく離れてしゃがんだり・・・様子見しながら・・・なんとか合間を縫って宿泊予定地の小屋へ。
もう、テントを張る気力はなく、小屋に泊めていただく。このあたりはボランティアの皆様が水場から水を汲んでおいてくれたり、ありがたいことばかり。小屋も薪ストーブで暖かく、雷は怖かったでしょう、ととても優しくしていただく。
5日目・・・疲れは勿論あるけれど、お友達が予定より短くするから、私のペースで、とスタート。
地蔵の鎖場は・・・もっと元気だったらもっと楽しかったのにな（笑）
ちょっと調子が戻ってきたのか、当初予定のところまではとても無理だけれど、朝予定していた場所よりは先へ進めた。でも左の太ももが痛くなってきてしまう・・・
テントを張ってから湿布を貼ると痛みがなくなって、このままなんとか明日一日歩けばゴール・・・と寝ます・・・。
最終日、暗いうちからスタート。
でも、途中から太ももの痛みがだんだん強くなる・・・でも、ここまできたらゴールしたい！
と、最後の方は痛みをこらえながら、かなりのろのろ降りながらなんとかゴール！
熊野川の河原に降りたあたりから、感無量で目がうるうるしたりしていたのは内緒です（笑）
無事・・・（？）ゴールできて本当に良かった。
さすが修行の道は一筋縄ではいかなかったけれど、毎日12時間近くの行動時間でしたが、なんとか歩き通せた・・・
道中、同じ目標を持って歩く方と交わす会話に励まされました・・・不思議ですね（笑）何か仲間意識のようなものが芽生え、道中お逢いした方とは下山してからもバスで、駅で会ってはお疲れ様でした、と笑顔を交わしていました。
なにより、なんとか完歩できたのは、準備不足、体力不足の私を支え、引っ張って行ってくれたお友達のお陰です。
でも、やり残した感もたくさん。
ルート情報はお友達頼り、途中、私の分の水も装備も持ってもらって、水場へも行ってもらったり、励ましてもらいながらなんとかついて行った感じ。
太もももやられてしまったし。酷使しすぎた太ももはまだ、腫れてます(^^;
こんな歩き方はダメですよね(^^;
次は・・・もっとちゃんと自分の力で歩きたい。
体力不足で行かなかったピークもたくさんあるし・・・私の体力を考えれば同じ行程は無理でも、もう少し日数をかけていつかまたチャレンジしてみたいな・・・
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earielさん こんにちは
大峯奥駆道。TVでよく見ました。
吉野と熊野を結ぶ大峯山中を縦走する修験道の修行の道ですよね。
あまり詳しくないですが、修験道といえば日本古来の山岳信仰。ようは山伏さんの世界ですよね。この道を開いたのは役行者でしたっけ？
熊野古道でもっとも厳しい道ですよね。
女人禁制の結界などいまだ昔からの宗教上のしきたりがあるとも聞いています。
それにしても修行の道は厳しい！
この道に挑戦する人を「変態」と言っちゃいかんですよ。
僕には絶対まねのできない道を究めるために歩く「修験者」としかみえませんよ。
お疲れさまでした。
こんばんは、sugi-chanさん。
はい。そのとおりで・・・
山上ヶ岳の修行では、岩から体を乗り出した状態で問答する場面など有名ですね。
実際、行者還の小屋でご一緒でした方も行者さんでしたし、あちこちでお見かけいたしました。
私たちは巻けるピークを巻いてますが・・・修行で歩く方は行場もあり、もっと厳しいことと思います。
あら
まぁ、ある意味・・・修験道の修行ではないものの、登山者も・・・それぞれの修行をしているのかもしれませんね(^^)
時間さえあれば、もっとゆっくりのんびり、大峰の奥深い山々を満喫するのもいいな、と思いました。
それなら・・・いかがですか？？
こんばんは、earielさん♪
まずはお疲れ様でした〜〜！
GW中にここに挑む話は聞いておりました。
大変だろうなとは思いました。
レコ拝見して…、その道中はいかに大変だったんだろうなと。
以前共に鈴鹿縦走したときの何倍もの苦労があったことが心に伝わりました。
まさにここは修行道なのだと。
ここまで自分を追い込んだことないから、ここまでの気持ちがわからないけど…
近い気持ちはあるけどね(笑)
いつになるかはわからないけど、私もいつか挑もうと思います！
歳とる前にねww
その時ご一緒してくれたら嬉しいな(笑)
こんばんは、tsuyoponさん♪
疲れました（笑）
道中・・・今思うと、もうしんどさは忘れつつありますが（笑）
途中はキツかったですね(^^;
なにしろ、足がこんなになったことは初めてですから・・・
（笑）結構、ご年配の方もそれぞれのペースで楽しんでられましたよ〜〜。
確かに、ここをのんびり楽しむのは現役世代には難しいですし(^^;
はい（笑）
いつかご一緒しましょう（笑）
あ、でも私と一緒だと山上ヶ岳へ行けませんよ〜〜(^^;
そこだけ別行動にしませんと(^^;
よく歩いてきました。
体力がないと、これだけのコースは歩かれんって！
修行不足のトラでは全く無理です
earielお姉さん、一緒に行動を伴にしたお友達にも感謝だね。
二人で修行されたんだ。得たものは大きかったでしょうね。
これはいい思い出になりそう。
無事到着されよかったです。
お疲れ様です。（仕事、手に付いとる？
こんばんは、toradoshiさん♪
体力は・・・ないわけではないのですが、６日間で歩くには不十分でした(^^;
本当にお友達には感謝です！
反省も多かったですが、はい、得たものも多かったと思います。
熊野本宮大社へ着けたときは、本当に、泣きたいくらいでした。
（笑）さすがに１０連休後は仕事がたまってまして・・・
サボれずに真面目に仕事してます
はじめまして！完歩おめでとうございます！
どこかですれ違っているのでしょうね。
yokosaka さん、はじめまして。
コメントありがとうございます！
レコ拝見しましたが、すれ違ってますね♪
覚えてます♪
その時はお友達が先行していましたので一人一人会ってます(^^)
earielさん こんにちは(^^)
連休は修行の道・大峰奥駆道だったのですね！
熊野古道や高野山町石道とは比べようのない
熊野参詣道の中で最も過酷な道を女性二人で歩き通されたとは
本当に凄いです！大変お疲れ様でした。
以前、男性のユーザーさんが同じ行程で歩かれた時
10�垳採未靴燭箸�聞きしましたがearielさんたちは体調とか大丈夫でしたか？
女性だから山上ヶ岳を通れない分、ルート取りとか大変そうな気がします。
maama さん、こんにちは♪
そうなんです。連休は修験道の道へ行ってました。
ちょっと無理してしまいましたが、なんとか歩けて良かったです。
10キロ減量は羨ましい！
私は…せいぜい1キロです(￣▽￣;)
そんなに痩せたかった（笑）
そうなんです。女性は迂回しないとなので、ちょっと大変なんです。今回は男性が羨ましかったです（笑）
earielさん、こんばんは。
ほんまに、凄いところですねぇ
恥ずかしながら、先日、吉野山へ行った時に初めて
大峯奥駆道という言葉を間近にした気がします。
その距離からして、長すぎるし無理やろとしか思いませんでしたが、
そこを歩かれる方が本当にいらっしゃるとは
臨場感の伝わる険しい修行の道、
熊野川の岸に立ち、熊野本宮大社へ、
どんな感情とともに降り立ったのか。
想像もできませんが、
羨ましく思います。
修行、お疲れ様でした
fujimonさん、こんにちは♪
いえいえ、マニアックなところですので…知らない方も多いと思います。
本当は…もうちょっと時間をかけてゆっくり歴史に思いを馳せ、自然を楽しみながら歩けたら良かったかな〜っとも思います。
それはもう…感極まる、という感じで、嬉しいやらホッとするやら…いつか、fujimon
さんもいかがですか？！(￣∇￣)
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