富士山 吉田大沢〜小御岳流し

2019年05月16日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.3km
• 登り: 1,468m
• 下り: 1,462m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:58
• 休憩: 1:32
• 合計: 8:30

5:45 富士スバルライン五合目(河口湖口)
6:20 6:20 吉田口六合目・富士山安全指導センター
10:00 10:00 須走口・吉田口登山道 本八合目
11:10 11:25 須走口・吉田口登山道 九合目
12:00 12:50 久須志岳
13:00 13:05 吉田大沢ドロップポイント
13:10 13:12 小御岳流し入口
13:40 14:00 2400m滑走終了地点
14:15 富士スバルライン五合目(河口湖口)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

5合目駐車場から。小御岳流しは途中で雪が一部切れているが、かなり下まで滑ってこれそうだ。

静かな5合目をスタート。

しばらくは横移動。下界は雲海が広がる。

吉田大沢が見えた。雪面はとてもきれいだ。

登山道にも時々雪がでるが、柔らかいのと、踏み跡がしっかりあるので、登山靴のまま行く。

吉田大沢の雪渓末端。以前は左が長かったが、右もつながっていそう。でも、左でしぶとくつなげば、左の方がいいか⁉

吉田大沢の上部。ややまだら模様だが、雪面状況はまあまあ良さそう。まだ、滑ったことのない小御岳流しと迷っていたが、やっぱり広い吉田大沢をかっ飛ばしたいよね。

ハイペースで登ってくる登山者がいると思ったら、外国人だった。先頭はガイドのようだ。ふくらはぎが早くも攣りそうになり、休憩中。

雲海。

スキーヤーに続き、女性スノーボーダーにも抜かれる。

板にブーツに水分2ℓ…椎ヘルの腰にはきつい。

吉田大沢。新雪が乗っているのが気になる。モナカやストップ雪じゃなければよいが。

下の方は若干、霧が出始めた。ヤマテンの予報通り⁉上にはまだかからないでくれ。

警察のヘリがずっと回っている。先日、滑落があったようだが、また何かあったのだろうか？

3380m付近。ここからが一番つらい。

抜いていった人達はもう点になっている。

3570m、登山靴からスキーブーツ＋アイゼンに変えた。ブーツを履くときに力を入れると足が攣りそうで、履き替えにだいぶ時間を要した。スカルパのF1は足入れが意外とやりずらい。

さあ、ラスト！山頂直下も雪は緩んでいるが、アイゼンの方が安定する。登山靴でひっぱりすぎた。もっと早くアイゼンを使うんだった。

山頂。快晴無風。

お釜も雪はきれいだ。二人ほど滑り込んだ様子。登り返しているのは抜かれたボーダーかも。世の中すごい人がいるもんだ。

いよいよ待ちに待った滑走。視界は良好。ワクワクがとまらない。

なんと新雪！パック気味だけど最高！

いや〜言葉になりません。

登山者がすごいところから降りてきた。外国人3人組か？雪塊がこっちまで落ちてくる。危ないのでさっさと行こう。

このロケーション最高。いつまでも見ていたい。

ここが小御岳流しかな？覗いてみたら状況は良さそうなので、予定を変更してこちらへ。吉田大沢は山頂直下の新雪で大満足したので。

出だしは岩場があった。

この辺りもまだ新雪。

ザラメと若干のストップ雪のストライプ。それほど、苦にはならず。

ちょっと引っかかるようになった。大回りは危ないので、小回り！でも、雪面はまっ平らで、多少のひっかっかりは問題なし。

2700m付近から五合目駐車場。

2680mで一度、滑走終了。次の雪渓へ歩く。

すぐに次の雪渓。

さらに次の雪渓へ。2400mでスキーは終了。

雪渓末端からは藪漕ぎ。ここを降りてきた。

お中道。

外国人で賑わう五合目へ到着。

駐車場から最後の雪渓の滑走跡が見えた。戻ったところで、雲が出てきて、ちょうど良かった。

感想

happachobi

滑り納めを富士山にしたいと思い、休みと天気をうかがっていた。午後は雲が出るが、午前中は晴天予報。しかし、よりによって、風邪をひいた。が、行かずに後悔するよりは、行って後悔しよう。
二年ぶりの富士山、須走と吉田口で迷ったが、自分の体力的なことを考慮して吉田口へ。須走は来年以降の課題に。
登り始めてしまえば、風邪は気にならなかった。自分としてはまあまあのペースで登っていたつもりが、結局はそれなりに時間がかかってしまった。
板には予めシールを張って登っていた。八合目からシールで登りたい気持ちを抑えて、シートラで通した。これまでの経験上、自分の体力ではシートラの方が速そうだ。剣ヶ峰くらいまでなら、まだ、行けそうな気がしたが、妻と子供二人を残して遊んでいる身としては、少しでも早く帰らねばならず、剣ヶ峰は断念した。あと一時間早く、山頂につかないと。
山頂からはまさかの新雪滑走。滑り納めで新雪を当てることができて大満足。吉田大沢を末端まで滑るつもりだったが、急遽、小御岳流しへ。
下から見える小御岳流しは片斜面で、それほど魅力的には見えないが、実際に滑ってみると、意外に問題はなかった。2400mまで滑走でき、駐車場までの歩きもわずか。今年の富士山は直前の降雪の影響もあるが、雪面がとてもきれいで石も落ちていない。やっぱり富士山は楽しい。また、来年ですね。
後日、動画をアップするかも。