丹沢山 ⇔ 蛭ヶ岳（塩水橋よりピストン）

2019年05月22日(水) [日帰り]

• GPS: 09:57
• 距離: 20.6km
• 登り: 2,029m
• 下り: 2,016m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:34
• 休憩: 2:21
• 合計: 9:55

距離 20.6km 登り 2,030m 下り 2,033m

6:07 塩水橋
6:45 6:54 ワサビ沢出合
7:18 7:22 雨量計
8:25 8:29 天王寺尾根分岐
8:36 8:41 大崩ノタツマ(大クドレ)
9:05 9:06 みやま山荘
9:07 9:09 丹沢山
9:11 9:18 みやま山荘
9:18 丹沢山
9:36 9:38 早戸川乗越
9:52 箒杉沢ノ頭
9:57 10:18 不動ノ峰休憩所
10:23 不動ノ峰
10:34 棚沢ノ頭
10:45 10:47 鬼ヶ岩ノ頭
10:50 10:52 鬼ヶ岩
10:59 中ノ沢乗越
11:17 11:21 蛭ヶ岳山荘
11:22 11:44 蛭ヶ岳
11:45 11:47 蛭ヶ岳山荘
12:01 12:08 中ノ沢乗越
12:12 12:15 鬼ヶ岩
12:18 12:19 鬼ヶ岩ノ頭
12:33 棚沢ノ頭
12:45 不動ノ峰
12:50 13:10 不動ノ峰休憩所
13:14 13:15 箒杉沢ノ頭
13:22 13:24 早戸川乗越
13:45 13:48 丹沢山
13:48 13:51 みやま山荘
14:12 大崩ノタツマ(大クドレ)
14:18 14:20 天王寺尾根分岐
14:59 15:03 雨量計
15:20 15:25 ワサビ沢出合
15:59 16:02 塩水橋
16:02 ゴール地点

天候

晴れ ⇒ 曇り&ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

塩水橋の路肩（駐車スペース？）を利用

コース状況／危険箇所等

不動ノ峰休憩所から水場へのルートは、かなり荒れてました。

写真

5/22 6:05

6時前に愛車2号機で塩水橋とーちゃく。
いつものスペースが空いてたので、そこへ駐車しました。

5/22 5:58

冬は葉がなく枝の存在に気付きませんが、この時季は頭上が新緑を付けた枝の天井になってます。
ヤマビルが上から自分を狙ってダイブしてこないかドキドキしながら準備します。

5/22 6:06

準備完了したら〜スタート！

5/22 6:07

前日の豪雨の影響か、林道上にもかなりの水が流れています。

5/22 6:10

瀬戸橋を渡って塩水林道へ〜

5/22 6:11

先週の山行で取付いたポイント通過。

5/22 6:13

振り返ると、昇り始めた朝日が地面の水分をガスに替えている。
このガスがそのまま溜まってくれれば雲海になるんだけどなぁ〜

5/22 6:20

沢と化した林道に藤の花が散っている。

5/22 6:32

雫に輝くマルバウツギ。

5/22 6:34

爆音を轟かせながら流れる塩水川。
これじゃ予定してた早戸川もかなりの水量だろーなー。
予定変更したのはきっと正解だろう…と、自分に言い聞かせる。

5/22 6:36

前日の豪雨で溜まった水分が、ガスとなり空に昇るのがよくわかる。
そのガスを背景にして、弁天杉がクッキリ見える。

5/22 6:44

キセキレイの幼鳥。かな？

5/22 6:45

そんなこんなでショートカットへのカーブが見えてきた。

5/22 6:47

ここで林道を離れます。

5/22 6:50

ここで左折して、ショートカットを進みます。

5/22 6:51

進むべき道は分かりやすい。

5/22 6:51

倒木をくぐる。

5/22 7:03

ルートは明瞭。

5/22 7:11

何の迷いもなく進みます。

5/22 7:18

しばらくすると、建物が見えてきた。

5/22 7:19

ってコトで〜堂平雨量局に到着。

5/22 7:21

そのハス向かいにある登山口から、まずは丹沢山を目指します。

5/22 7:23

静かな登山道を進みます。

5/22 7:44

堂平のいつもの倒木。

5/22 7:45

「丹沢堂平のブナ林」標識通過〜

5/22 7:47

サクサク進みますが、その先は何だかガスってる…

5/22 7:48

いつもは水が流れてない？この堰堤ですが〜

5/22 7:49

今回は茶色い水がかなり流れてます。
そんなトコロを飛び石で渡渉。

5/22 7:58

ミツバツツジ？

5/22 8:03

階段地獄が始まった…

5/22 8:06

根っこ階段もアリ。

5/22 8:10

ヤマウツボ4兄弟。

5/22 8:19

この辺りからガスエリアに突入〜

5/22 8:24

ガスの階段を進んで〜

5/22 8:28

天王寺尾根分岐に到着〜

5/22 8:31

そのままガスエリアを進みます。

5/22 8:36

ガスのブナ林を通る丹沢階段。
これはこれでいい雰囲気ですな。

5/22 8:39

崩壊地ハシゴの上に第一山人発見。

5/22 8:42

ますますガスが濃厚に…

5/22 8:49

プロペラへの取付きポイント通過〜

5/22 8:52

ガス＋ブナ＋階段。
写真的には好きな組み合わせ。

5/22 8:57

見上げても真っ白…

5/22 8:59

最後の木道もガスの中…

5/22 9:00

そろそろ三峰縦走コースに合流するが…これじゃ稜線の向こうに青空が広がってるとは到底思えない。

5/22 9:02

それでも先に進みます。
この先の丹沢山山頂は〜

5/22 9:06

やはりガスの中〜！
それでも山頂標識を撮ろうと前進すると…

5/22 9:06

ガスが抜けて青空が見えてきた！？

5/22 9:06

おぉぉ〜Yes！！

5/22 9:07

ってコトで、青空バックに山頂標識。

5/22 9:08

これから向かう蛭方面はガスで見えない…

5/22 9:10

この富士山彫刻。
檜洞丸あたりで見た記憶アリ。

5/22 9:18

広場を振り返ると、ガス濃度が急上昇！？

5/22 9:19

嘆いていても仕方ないので、蛭に向けて歩き始めます。

5/22 9:21

いつもの展望スポットに向かってると、またもやガスが晴れてきた〜！

5/22 9:21

そして〜いつもの展望ツリーと景色を眺める。

5/22 9:22

風に乗ってガスが流れます。

5/22 9:25

これから向かう不動ノ峰はガスの中…

5/22 9:28

稜線の北側は真っ白な世界…

5/22 9:33

南側は目まぐるしく景色が変わる。

5/22 9:34

下ってきた丹沢山はガスに飲まれる…

5/22 9:35

笹の広がる箒杉沢ノ頭を青空見ながら歩きたかったのに、ガスの魔の手が…

5/22 9:36

泥濘に登山者とシカのトレース。

5/22 9:38

相変わらずガスの動きが激しい。

5/22 9:41

泥濘に登山者と鳥と犬？のトレース。

5/22 9:50

箒杉沢ノ頭の笹斜面。
辛うじて青空を絡められた。

5/22 9:52

そのまま不動ノ峰に向かいます。

5/22 9:54

箒杉沢ノ頭〜丹沢山を振り返る。

5/22 9:55

階段登って〜

5/22 9:55

箒杉沢ノ頭〜丹沢山を振り返る。
ガスが濃くなってきた…

5/22 9:57

そして不動ノ峰休憩所に到着。

5/22 9:59

ちょっと早いけど、腹が減ったのでここでおにぎりタイム。

5/22 10:06

そして動物性タンパク質に、うずらの味付けたまご。

5/22 10:17

食べ終わったら蛭ヶ岳に向けてリスタート。
水場へのルートも帰りにチェックしてみよう。

5/22 10:22

ガスガスな稜線を進みます。

5/22 10:25

不動ノ峰を通過〜

5/22 10:25

この辺から蛭ヶ岳が見えてもおかしくないのだが？

5/22 10:27

かなり降る。
ってコトは、その先にかなり登るってコト。

5/22 10:34

棚沢ノ頭を通過〜

5/22 10:44

鬼ヶ岩ノ頭に向かいます。

5/22 10:45

ねじねじの木？

5/22 10:49

そして鬼ヶ岩に到着。
ここから蛭ヶ岳がドーンッと見えるはずだが？

5/22 10:49

鬼ヶ岩の先は濃厚な真っ白な世界…

5/22 10:51

鬼ヶ岩脇を通って〜

5/22 10:52

鬼ヶ岩を後にします。

5/22 10:54

振り返ってダイヤモンド鬼ヶ岩。

5/22 10:58

ますますガスが濃厚になってきた…

5/22 11:15

ここまで来ても蛭ヶ岳ピークが見えない…

5/22 11:18

この木道をやり切ると〜

5/22 11:19

蛭ヶ岳山荘がドーン！
しかーし！蛭カレーの幟が出てない！！
今日は品切れか？？

5/22 11:20

市原新道をチェック。

5/22 11:21

慰霊碑に手を合わせる。

5/22 11:21

そして山頂エリアに進みます。

5/22 11:22

アセビが咲いている。
神奈川県の一番高い場所に咲く花。

5/22 11:23

山荘の脇にある三角点を確認。

5/22 11:23

そして無人の山頂広場へ。

5/22 11:26

いつものベンチに陣取って、青空を待ちます。

5/22 11:29

南から吹き上がってくるガスのスキを狙って、青空絡めた山頂標識を撮影。

5/22 11:29

歩いて来た稜線はガスの中…

5/22 11:44

その後ガスが切れる気配がないので、蛭ヶ岳山頂を後にします。

5/22 11:46

復路は忠実に往路を辿って、ピストンで行きましょ。

5/22 11:49

奇跡的にここだけガスが切れてる感じ。

5/22 11:52

雲がハンパない。

5/22 11:54

なんだか暗くなってきた。

5/22 11:55

蛭ヶ岳を振り返る。

5/22 12:00

鬼ヶ岩を見上げる。

5/22 12:01

中ノ沢乗越。
爆撃機銀河の残骸を見に行こうかと考えたが、ガスの中行くのは危険と判断。

5/22 12:11

鬼ヶ岩直下の岩場を登ると〜

5/22 12:13

コイワザクラ〜

5/22 12:07

コイワザクラ〜！

5/22 12:08

コイワザクラ〜！！

5/22 12:19

フデリンドウ。

5/22 12:24

ブナの新芽。
赤いボンボンは何？？？

5/22 12:28

ガスガスな稜線を進みます。

5/22 12:29

ガスガスな景色を眺めます。

5/22 12:30

ワチガイソウとは違うなぁ…
こりゃなんだ？？

5/22 12:33

ユーシンは真下。

5/22 12:33

ツルシロカネソウ。
萼片6枚バージョン。

5/22 12:33

ツルシロカネソウ。
萼片6枚バージョン。

5/22 12:36

ガスの向こうにキツめな登り返しが見える。

5/22 12:44

やっとのことで不動ノ峰〜。

5/22 12:48

ワチガイソウ

5/22 12:51

不動ノ峰休憩所に到着。

5/22 12:51

ここから水場に行ってみます。

5/22 12:52

ちょっと道は悪い感じかな？

5/22 12:54

左を見ると、濁音と一緒に沢が流れているのが眼下に確認できる。
沢までの足場がかなり悪そうなので、行くのは諦めよう。

5/22 12:58

そのまま進めるトコまで小尾根を進んでみます。

5/22 12:59

入り乱れるシロヤシオ。
当たり年だったらここはかなりの隠れヤシオポイントですな。

5/22 13:00

ツツジの当たり年に来るとしよう。

5/22 13:03

荒れた斜面を戻ります。

5/22 13:07

バイケイソウ斜面を登ります。

5/22 13:09

不動ノ峰休憩所に戻ってきた〜

5/22 13:13

そして箒杉沢ノ頭。
ガスで眺望なし。

5/22 13:16

ってコトで、ピーク付近のシカ柵沿いに、大滝新道を探します。

5/22 13:18

シカ柵が終わる頃には、右にピンクテープ。
ここがきっと、大滝新道の終点なのだろう

5/22 13:19

ガスに囲まれる稜線。

5/22 13:22

そして階段〜

5/22 13:22

丹沢山はガスガスですな。

5/22 13:25

そして丹沢山への登り返し。これまたハンパない。

5/22 13:30

階段地獄をひたすら進む。

5/22 13:31

ブナの新芽に赤いボンボン。
こりゃ花か？ブナってこんな花咲くの？

5/22 13:38

キッツ〜イ丹沢山ヘの登り返しをこなしながら、振り返るとガスガスな不動ノ峰。

5/22 13:41

そしていつもの展望ツリーが見えてきましたが〜

5/22 13:42

展望ツリーからの眺めはゼロに等しい。

5/22 13:42

ってコトで先に進みます。

5/22 13:43

なかなかガスが消えませんな。

5/22 13:43

あとちょっとで丹沢山山頂だ。

5/22 13:45

目の前に山頂広場が迫る。

5/22 13:45

ちょうど丹沢山ピークに戻るタイミングで、本日マックスの濃霧に囲まれる〜

5/22 13:49

何も見えねぇ。

5/22 13:53

ってコトで〜下山開始〜

5/22 13:54

丹沢三峰方面はガスが予想される状況だ…
三峰に向かってどこかからバリエーションで下山？なんて考えましたが、濃厚ガスの中バリエーションで下山はちょいとキケン？？

5/22 13:54

ってコトで素直に堂平方面へ〜

5/22 13:55

濃厚ガスの中を歩きます。

5/22 13:56

ガスガス〜

5/22 14:02

ガスガス〜

5/22 14:02

こりゃ何だ？？？

5/22 14:09

崩壊地もガスガス。

5/22 14:10

新設ハシゴを使わせて頂きます。
頑丈なハシゴで一安心。

5/22 14:16

新緑を眺めながら進みます。

5/22 14:18

分岐地点に到着。

5/22 14:20

そのまま堂平へ〜
三峰方面にある隣の稜線はガスの中。

5/22 14:32

新緑の下山道。

5/22 14:40

堰堤越えは朝と同じ状況。

5/22 14:43

丹沢堂平のブナ林。

5/22 14:44

堂平の倒木。

5/22 14:45

堂平の風呂？

5/22 14:49

サクサク下ります。

5/22 14:50

緑の絨毯。

5/22 14:58

そろそろ林道に到着だぁ〜

5/22 15:00

ってコトで林道に到着〜

5/22 15:01

堂平雨量局のステンレスプレート。
カッコイイ。

5/22 15:02

忠実にピストンしようってコトで、脇のショートカット道に進みます。

5/22 15:03

降ります。

5/22 15:06

降ります。

5/22 15:09

ギンリョウソウ。

5/22 15:09

かなりデカいギンリョウソウ。

5/22 15:12

キンラン？

5/22 15:22

ガクウツギ。

5/22 15:22

ショートカット道もここで終了。

5/22 15:22

ワサビ沢もハンパない濁流。音もハンパない。

5/22 15:24

木橋から濁流をスローシャッターで。

5/22 15:25

そして林道に復帰〜

5/22 15:29

そのまま塩水橋に向けて歩きます。

5/22 15:35

濁流をスローシャッターで。

5/22 15:35

濁流をスローシャッターで。

5/22 15:48

水の流れる林道。

5/22 15:53

落石防護フェンスが見えてくれば〜

5/22 15:55

その先に天王寺山への取付きロープ。
ピンクテープが付いている。実際に使った1週間前には気が付かなかった。

5/22 15:56

瀬戸橋を渡って〜

5/22 15:58

マルバウツギ

5/22 16:00

目の前のゲートをくぐれば、ゴールはすぐそこ。

5/22 16:02

そして愛車2号機の待つ塩水橋へ無事帰還〜

5/22 16:05

駐車スペースからちょっと奥に行ってみると、濁流と轟音で凄まじい中津川の姿がありました。

撮影機器：

NIKON D7200 NIKON CORPORATION

感想

しゃとる

今回が今シーズンのラストとなる丹沢山行。
当初は魚止橋を起点にして、早戸大滝⇒大滝新道⇒蛭ヶ岳⇒姫次⇒榛ノ木丸の周回を予定してましたが、前日の豪雨で早戸川が濁流と化して渡渉どころじゃない状況が予想できるので、無難に塩水橋からのバリルートなし蛭ヶ岳ピストンに変更しました。
前日に雨が降って当日は大雲海になってた4年前の塔ノ岳。そこから眺めた雲海に浮かぶ蛭ヶ岳〜丹沢山の稜線が思い出されて、今回あわよくば雲海に浮かぶ丹沢山⇔蛭ヶ岳の主脈歩きが出来るかも〜なんてワクワクしながら稜線まで登ってみると…現実はそんなに甘くな〜い！麓からの風に運ばれてきたガスで雲海どころか展望すらほとんど望めない主脈歩きになったのでした〜

4年前の大雲海レコ（写真のみ）はこちら〜
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-907279.html