涸沢、涸沢岳BC
- GPS
- 59:44
- 距離
- 36.7km
- 登り
- 1,864m
- 下り
- 1,855m
コースタイム
上高地 6:00
徳沢 8:05
横尾 9:25
本谷橋 12:10
涸沢テント場 16:15
29日
テント場 7:35
奥穂山荘 11:06
涸沢岳 12:05
涸沢岳ドロップ 12:45
テント場 13:05
30日
テント場 9:41
本谷橋 10:41
横尾 13:00
嘉門次小屋15:23
上高地 17:24
天候 | 4月28日〜29日 快晴 4月30日 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡バスターミナル〜上高地 バス 往復切符¥2000 沢渡始発4:40 上高地最終6:00 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〜横尾は雪の気配なし。 横尾を過ぎてからは徐々に雪道に変わるが行きと帰りのわずか2日間で、別の登山道のようなほど融雪が進んでいました。そろそろ夏道が姿を現しそうです。危険な箇所は無し。 本谷橋 欄干の頭が顔を出していました。出合いのデブリが凄まじく、自然の怖さをかみ締めました。ここからはシールを登坂可能。 涸沢テント場 GW初日とあって、約200張りだったそうです。涸沢ヒュッテの売店のベンチスペースを急ピッチで作っておられました。 涸沢岳付近 登坂には問題ないようです。BCも適度なざら目で良好。 北穂高で落石があり、人身事故があったそうです。 <帰り> 涸沢〜出合い スキー&ボーダー 滑走可能 出合い〜本谷橋 スキー 滑走可能 本谷橋〜 徒歩 横尾の寸前まで滑り降りてきたツアーの方達が居ました。 最後は川を膝まで浸かって渡ったそうです。 ルートを知っていたらやってみたい。 |
写真
感想
晴天に恵まれ、最高の3日間でした。
29日
人生初の幕営セット&スキーセットの装備で重量は35kgオーバー。上高地を出発した時は横尾まで辿り付ける自信はゼロ(ToT) あまりの重量感に不安を抱えながらの出発でした。
しかし天気は良いし、清流の横を歩いていると徐々に体は重量にも慣れてきて無事に横尾まで到着。何とか涸沢まで行けるかもと自信も出てきました。
横尾からは、いよいよ雪道に変わり、グサ雪に足を取られたり、すれ違いで道をそれると踏み抜いたり、なれない重量にバランスを崩されながらヨタヨタ歩みを進めます。
本谷橋はまだ影も形も見えず、物凄いデブリと雪崩れの爪痕を目にし、自然の力の偉大さにただただ敬服してしまいました。
ここからはシールをつけてシール登坂、荷物が軽くなった分最初は快調に高度を稼げたのですが、ここに来て足が悲鳴を上げてしまった。元々腸脛靭帯炎の癖があり、冬場の怠慢がここに来て炸裂。思うように左足に体重を掛けられなくなってしまい、しまいには庇って使っていた右足にも痛みが発生。涸沢ヒュッテのこいのぼりが見えてからが、本当に辛かった。
29日
膝に負担を抱えた私は、翌日の下山に備えて1日休養。仲間のボーダー二人は涸沢岳へアタックしました。上部の雪質は最高だったらしく、満面の笑みを浮かべて滑り降りてきました。
ベース担当の私はみんなのシュラフを乾かしたり、お掃除&お昼寝。目的のBCは出来なかったけど、見上げれば穂高の山々に囲まれ、負け惜しみではないですが涸沢に居るだけで十分幸せで、来た甲斐がありました。
30日
朝からあいにくの曇り空、バーンの状況も良くなさそうなので北穂アタックの予定を取りやめ下山することにしました。
仲間内に嘉門次小屋に知り合いが居たので岩魚をご賞味に行きました。まじで美味かったです。女将さんから自家製の蕗味噌を頂戴し、鼻の奥を抜ける春の香りが、さらにご飯が美味しくしてくれました。
最後は、バスが私を置いて出発してしまったり、アクシデント続発の今回のBCでしたが、楽しい仲間に恵まれ最高の休日を過ごすことが出来ました。
umasoさんコンバンワです。白馬に続き涸沢でも活躍、お疲れ様でした。
20kg以上の荷物を持つと落としたモノを拾おうと前かがみになると、そのままでんぐり返しになる場合も有ります。
荷物の重心にもよりますが、重いものは出来るだけザックの底に入れるのがバランスを撮りやすかな。
一度は涸沢で滑ってみたいモノですね。
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