三頭山☆ブナの路の縦走路は走馬灯
- GPS
- 04:59
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 805m
- 下り
- 1,137m
コースタイム
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 5:00
天候 | 季節外れの夏日の快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標は驚くほどしっかりあり、道迷いはないと思う。槇寄山からの下山は落ち葉で階段が埋もれているところがあって、踏み外し注意かな |
写真
感想
天気予報がおかしい。
週末の山行に向けて、週間天気予報を何度チェックしても、最高気温が30℃を超えている。
これは、少しでも高い山へ行け、とのお告げでしょうか。
さて、ならばそろそろ行ってみたいなと目を付けていた三頭山。
ブナの路がきっと素晴らしい新緑の時期を迎えているに違いない!
のんびり味わいたいから、都民の森から三頭山を経て、槇寄山から数馬に下ってみましょう!
白岩の滝に向かうとき、いつも大行列している、あのバスに乗るのか、と思うとその人気ぶりが伺えます。
ところがびっくり。
並んでいる人数に合わせて増発便を出しているらしく、あの行列なのに座っていくことができましたよ。
西東京バスさん、ありがとう!
さあ、都民の森に到着です。
ここですでに900メートルほどの標高だったと思われますので、ゆるゆる行けるものと思い込んでいたのですが、なかなかどうして。
けっこうきつい登りが続きます。
気温の高さも相まって、想像以上につらい。
でも、新緑は美しく、木漏れ日の中を癒されながら歩けましたよー。
何度か分岐がありましたが、こういう暑い日は日陰になる道を選べば、さらにさわやか!
くじけそうになりながらも三頭山に到着です。
東峰、中央峰、と続きまして絶景の西峰です。
苦しい登りですれ違ったダンディが、ごほうび富士山が待ってるよーと教えてくれましたが、久々の富士山どーんに出会えて、感激!
しばらくみない間に、だいぶ雪も溶けたようで、なんだか水墨画のような富士山でしたよ。
三頭山ではまだごはんを食べるほどおなかがすいていなかったので、次の目的地の避難小屋へ向かいます。
避難小屋はとてもきれいで、これなら泊まれる、と確信したのでありました。
ちょっともぐもぐして大沢山から槇寄山へ。
この尾根道が、もう、わたしの大好物でしたよ。
この尾根道だけ、三往復くらいしちゃいたいと思うほどでした。
しかし、例のごとく、人がいません。
みなさん、都民の森への周回コースなんですかね。
すれ違うのはほぼ、かなり本気のトレランの方々でした。
下っているわたしはるんるんスキップしながら、あっという間に下山です。
あー、この尾根道を永遠に歩き続けることができたらなあ。
ふと、すれ違うトレラン勢のことを思うと、このながーい登りを走っているのか!と思ったらかなり尊敬です。
歩いてでも登りは気が遠くなりそうな距離と高度ですよ。
そうそう。途中、数馬に下る道もありましたがあえて、仲ノ平に下って、今日は久々に温泉どぼん、キメました!
下山後の温泉はやっぱり気持ちがいいなー。
温泉も貸切状態で大満足でした。
帰りのバスも増発便が出ていて、先行のバスの運転手さんが次のバスなら座れますよって親切に教えてくださったので、帰りもらくらく座って帰れました。
西東京バスさん、どこまでもすごいなー。
行きのバスで隣り合わせておしゃべりしたお姉さまが三頭山は奥多摩三山なのよって教えてくれたので、調べてみたのですが、御前山、大岳山、三頭山が奥多摩三山なのですね。
なるほど。
次の目標が見えてきましたよ。
でも、今日の尾根道を歩いていたら、ふと伊豆ヶ岳を思い出し、ああ、伊豆ヶ岳行きたいなあとか富士山どーんを明王峠から見たいなーとか、次々に色々な山を思い出しました。
初めてきた山のはずなのに、懐かしい感じさえ思い起こさせる不思議な道で、子供の頃駆け回った、近所の裏山までも思い出し、物思いに耽りながらの素晴らしい山歩きになりました。
毎日が日曜日なら、毎日、山に行けるのになー。
ああ、来週はどこへ行こう。
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