奥穂高岳と涸沢岳に登りましたよ

2012年04月28日(土) 〜 2012年05月02日(水)

• GPS: 104:00
• 距離: 34.1km
• 登り: 1,926m
• 下り: 1,917m

コースタイム

≪4月29日≫6:10上高地BT⇒6:50明神⇒8:10徳沢⇒9:35横尾⇒14:00涸沢テン場
≪4月30日≫ 6:30涸沢テン場⇒9:00穂高山荘(休憩)9:10発⇒10:15奥穂高山頂(休憩)10:30発⇒11:15穂高山荘(休憩)11:50発⇒12:20涸沢岳山頂(休憩)12:40発⇒13:30穂高山荘⇒15:00涸沢テン場
≪5月1日≫ 8:10涸沢テン場⇒10:10横尾⇒11:45徳沢(テン泊)
≪5月2日≫ 6:25徳沢⇒7:15明神⇒上高地BT8:40

天候

4月29日　:　晴れ
4月30日　:　曇り
5月1日　 :　晴れ後曇り
5月2日　 :　雨

アクセス

利用交通機関：

バス

≪往路≫
新宿駅西口4月29日(日)23:00発さわやか信州号⇒4月30日(月)6:00上高地バスターミナル着
≪復路≫
上高地BT5月2日(水)9:25発⇒新島々BT着10:30(電車乗換)11:00発⇒松本駅着11:30着(高速バス乗換)13:00発⇒新宿駅西口着16:00着

コース状況／危険箇所等

≪上高地⇔涸沢≫
上高地BTから横尾までは雪なしでした。
横尾大橋過ぎて本格的な登山道となり横尾谷に入ってしばらくすると雪景色に。
その辺からアイゼン装着しました。現在、雪はかなり溶けてきてると思いますが、横尾谷を通過する際、河川横をトラバースして歩くのでアイゼンあったほうが良いと思います。特に重い荷物の人は!ボクがそうでしたから(笑)
横尾谷抜けて、涸沢カール手前からは雪が深くなります。気温にもよりますが残雪期なので雪が重く歩き辛かったです。
≪涸沢⇔穂高山荘≫
ここも気温にかなり左右されますが、雪が重く歩き辛かったです。気温が低い朝方早く登ると雪が絞まってて若干歩き易いかも・・・
穂高山荘から涸沢までは、グリセードやシリセードで一気にいけましたよ(超怖かったけどw)。
≪穂高山荘⇔奥穂高岳≫
梯子場、鎖場までは問題ありませんでしたが、その後の急登な雪面をピッケルとアイゼン突き刺しながら登ったのは本当に怖かったです。上層の緩い雪面下にある硬い雪面に突き刺しながら三点支持をしっかり守り一歩一歩慎重に行きました。もち、下山時の方が超怖かったですが。
≪穂高山荘⇔涸沢岳≫
雪より岩場が多く、アイゼン引っ掛けないように歩けば問題ないと思いました。滑落の危険性も奥穂高に比べればかなり少ないでしょう。

写真

4/28 22:49

憧れの上高地へGO!!
今回はアルピコ交通のさわやか信州号を利用。

4/29 5:32

上高地BTで登山カード提出。

4/29 6:14

河童橋から見た穂高連邦。

4/29 6:43

明神岳と前穂岳。

4/29 6:58

明神で明神岳をバックに。

4/29 7:00

涸沢まではまだまだあるな〜

4/29 7:22

お酒満載で23Kgのバックパック。こんな思いバックパック持ったの初めて(泣)

4/29 7:57

う〜思いっす〜片痛いし〜

4/29 8:02

でも、こんな綺麗な景色見れるなんて。これだから山登りは止められませんよね〜

4/29 8:11

徳沢のテン場。最終日はここでマッタリ〜できるっす〜(笑)

4/29 8:15

横尾までまだ4Km。涸沢まで本当に行けるのかな〜こんな思いバックパック背負って(泣)

4/29 8:16

とりあえずコーヒーで一服〜
ともさん、コーヒーよろ〜

4/29 9:23

雪解けで水量豊富な梓川。綺麗ですね〜

4/29 9:39

横尾到着。天気もいいし気温も上がって来たのでアウター仕舞います。

4/29 9:39

横尾大橋を渡って横尾谷に入って行きます。ここから道幅も狭くなり本格的な登山道になります。

4/29 13:28

きっつ〜　バックパックが重くてなかなか足が前に出ません。
前穂の東壁を左に見ながら涸沢へ進みます。

4/29 13:29

後ろを振り返ると、まだまだたくさんの人が登ってきてます。

4/30 5:09

スマソン!!　涸沢ヒュッテまで超きつかったのでこの日最後の写真となりました(爆)
涸沢に到着後、テン場を整地し設営、その後、ともさんと焼肉していつものように飲みまくって爆睡しました。

4/30 5:10

2日目朝。みんな起きるの早いっす。暗いうちから登ってる人もいましたね。

4/30 5:27

わかりやすい絵図。

4/30 5:30

涸沢岳と涸沢槍。

4/30 5:31

今日はあまり天気よくなさそう。

4/30 6:52

2日目は、奥穂高岳と涸沢岳のピークハント!!登れるかな〜
空身だから行けるでしょ・・・

4/30 7:24

テン場があんなに小さく・・・

4/30 7:29

たくさんの人がザイテングラート経由で穂高山荘目指し登ってました。

4/30 7:30

デブリ、この辺怖そう!!

4/30 8:08

最後の急登。

4/30 8:55

ここを超えれば穂高山荘に。

4/30 9:00

穂高山荘到着。奥穂高岳をバックに!!

4/30 9:01

涸沢岳をバックに!!

4/30 9:56

奥穂高岳アタ〜ック!!
梯子や鎖を超え急登な斜面を四つん這いになって登ってる最中、突然上の人から「山頂手前で滑落した人がいま〜す。鎖場付近にいる山岳警備隊に伝えてくださ〜い!!」と大声で伝えられました。　ボクは更に後ろにいる人へ伝言。超ビビリました。後でヘリで救助されてました。

4/30 10:20

怖い出来事ありましたが、奥穂高岳ピークハント!!狭いし人多いし、ゆっくりもしてられず写真だけ撮って早々に下山(泣)

4/30 10:22

一応、ボクも撮ってもらいましたけど、何か?

4/30 10:22

ロバの耳とジャンダルム。あんなとこから来る人、もしくは行く人いるのかな〜

4/30 10:23

ともさん、そこから落ちないでね〜(汗)

4/30 10:42

下山します。先ほど滑落した人の救助で山岳警備隊の何人かとすれ違いました。

4/30 10:42

槍ヶ岳が見えます。

4/30 10:42

この辺から落ちたのでしょうか。無事だといいのですが・・・それにしても下りは登り以上に怖いです(泣)

4/30 10:42

雲行きも怪しくなってきました!!

4/30 10:43

稜線で最後の一枚。この先から穂高山荘までは恐ろしくてカメラ使えませんでした(汗)

4/30 11:14

無事、山荘まで降りてきましたよ。

4/30 11:15

見てください。滑落防止ネットでしょうか?登ってるとき山岳警備隊が取り付けてました。

4/30 11:47

次は、涸沢岳アタッ〜ク!!
奥穂に行った後だったので怖さは問題なかったです。

4/30 11:55

滑落した人を引き上げてました。

4/30 12:14

ともさんも心配して救助活動を見守ってました。

4/30 12:16

涸沢岳から見た奥穂高岳。

4/30 12:35

涸沢岳ピークハント。

4/30 12:36

4/30 12:36

涸沢槍方面。ボクらが山頂にいるとき、三人組が涸沢槍方面から来ましたよ。怖過ぎ〜!!!

4/30 12:37

奥穂高見ながら下山。

4/30 12:37

しばらく下りると山荘が見えます。

4/30 12:58

おぉぉぉ、初めて見ました、雷鳥。冬は白いんですね〜

4/30 12:59

近くに寄って撮りたかったけど、滑落怖くて遠くから(笑)

4/30 13:04

番いでしょうか。二匹も雷鳥を見れるなんて幸せっす〜

4/30 13:28

穂高山荘まで戻り、涸沢テン場までシリセードで一気に下山。超怖かったっす。

4/30 15:01

涸沢ヒュッテでコーヒー飲みながら一服。

4/30 15:17

風が強くなってきましたよ。

4/30 15:40

ちょっとだけ太陽が。

4/30 18:32

ボクとともさんは今夜も焼肉とお酒、おっと〜その前にまずは前菜のモヤシから(爆)

4/30 18:34

涸沢最後の夜、ビールも全部飲んじゃいましょう(笑)

4/30 19:01

焼肉がなくなったのでスパムで代用。こんなの持ってくるから重いんですよね〜(汗)

5/1 5:00

3日目の朝、天気良さそうですよ〜

5/1 5:01

ボクらのテント。ステラ2とトレックライズ0。

5/1 5:02

あまり赤くなかったけど、モルゲンロート?

5/1 5:03

天気も良さそうだしテン場は朝から大賑わい!!

5/1 5:06

涸沢カールのモルゲンロート。綺麗っすね〜

5/1 5:08

東側から日が昇り始めます。

5/1 5:08

この日、涸沢から引き合げる人はたくさんいましたよ。

5/1 5:09

涸沢岳と北穂高岳。

5/1 5:17

奥穂高岳と涸沢岳。

5/1 5:18

北穂高岳南稜とゴジラの背。

5/1 5:21

赤焼けから黄金色に!

5/1 5:22

少しづつ・・・

5/1 5:25

色付いていきます。

5/1 5:25

明るくなってきましたね〜

5/1 6:37

白銀の世界!!　素晴らしい眺めっすね〜感動。

5/1 6:37

どこ見ても絶景な涸沢。

5/1 6:38

さてと、片付けますか。

5/1 7:56

撤収完了!!

5/1 7:56

ザイテングラート方面はたくさんの人が。今日は天気いいからな〜

5/1 7:56

北穂高岳方面も南稜に向かってたくさんの人が登ってました。北穂高岳は、雪で直登できそうでしたよ。

5/1 8:04

涸沢ともこれでお別れ。二人で穂高をバックに記念撮影っす!!

5/1 8:06

ゴミぶら下げて、徳沢に向かいます(爆)

5/1 8:13

名残惜しいのか、何度も涸沢を振り返ります。

5/1 8:16

ともさん、ズンズン行ってしまいます。

5/1 8:16

5/1 8:31

振り返ると、前穂高岳と東壁。

5/1 8:36

さよなら〜涸沢!!　また来るね〜

5/1 8:48

横尾手前までは雪道が続きます。

5/1 8:48

雪がだいぶ溶けてました。

5/1 9:14

お酒を殆ど飲み干したけど荷物は重いっす(泣)

5/1 9:34

ここでアイゼン外します。

5/1 9:49

この辺から平坦な登山道に。

5/1 9:50

ペース上がります。

5/1 10:10

横尾大橋到着。ふ〜重い・・・

5/1 10:35

横尾で軽く休憩しこの日のテン場(徳沢)へ急ぎます。

5/2 6:00

徳沢到着、テント設営。いや〜芝生の上のテン場、超楽っす〜

5/1 12:10

にゅうめん食べてみました。かな〜り美味しかったですよ〜

5/1 12:36

にゅうめんだけじゃお腹が満たされず、ともさんとレトルトのキーマカレーを作って食べましたよ。ともさんは、ご飯炊いてくれました。

5/1 15:05

食事の後は、徳沢で買ったワイン(\3,000←高!!)飲んでマッタリンコ。

5/1 16:06

実は、ここにはお風呂があったんですね〜
16時からで1人\400也。

5/1 16:10

もち一番風呂っすよ〜　4日ぶりのお風呂は最高!!　ちなみに石鹸だけ置いてました。

5/1 16:56

風呂上りは・・・
もちろん、ともさん自家製の濁酒飲みながらマッタリンコ。涸沢で役に立たなかった固形燃料で缶詰を温めながら食します。

5/2 6:00

徳沢に着いてからの天気はいまいちでしたが、とっても気持ちいいテン場でしたよ。う〜ん、快適!!

5/2 6:31

4日目(最終日)、朝から雨(泣)
乾燥撤収できず、粗大ゴミぶらさげて上高地BTに向かいます。

5/2 6:58

雨脚が強くなってきました。

5/2 7:19

明神で小休憩。

5/2 7:19

明神岳、さよなら〜

5/2 7:45

行きは気付かなかったけど、こんな木がありました。ちょっと雨宿り(爆)

5/2 7:53

もうすぐ上高地。

5/2 8:01

おサルさんたちも、さよなら〜

5/2 8:34

最後は河童橋で記念撮影。

5/2 8:35

5/2 8:57

無駄遣いを許さないともさん、せっかく上高地BTまで戻ってきたんだから弁当でも買って食べればいいのに〜
妥協を許さず、しっかり自炊し節約(笑)

5/2 9:11

ビジターセンター内。
全部読めますか?(笑)　ボクは半分くらいでしたが。

5/3 15:05

標高ベスト10です。

5/2 9:12

明神、徳沢で熊が出たらしいっす!!
月の輪熊ですかね〜

5/3 15:05

重かったバックパック・・・

5/2 9:24

復路は、上高地BT⇒新島々バスターミナル(電車乗換)⇒松本駅(高速バス乗換)⇒新宿駅西口のコースで帰ります。

5/2 9:25

バスがガラガラでした。

5/2 10:36

ここで、電車に乗換えて松本駅まで行きます。

5/2 11:55

松本駅から少し歩いて、アリオ内にある高速バスターミナルから新宿駅西口に向かうバスに乗換えます。

撮影機器：

Canon EOS 60D Canon

感想

MISAKIPAPA

初めての上高地、そして念願だったの涸沢に行ってきました。

言葉で言い表せないくらいの感動の連続でした。


≪滑落事故に遭遇≫
4月30日、奥穂高へ登頂中、山頂近くでボクたちの100m程先にいたパーティ3人組の女性1人が滑落し(直接見てはいませんが)、辺りは騒然としました。

たまたま、山頂近くで山岳警備隊が滑落防止用のネットを張る作業をしていたため迅速に連絡は取れたようです。最終的にヘリで救助されていましたが、周りから話を聞いた限りでは300m以上滑落したとのことでした。

その方のご無事をお祈り致します。

コメント

kintakunte

マルハ さんまの蒲焼
おはようございます。
天気の良い時期に素晴らしい山行をされましたね。
ところで「さんまの蒲焼」懐かしいですね。20数年前にツーリングをして南アルプス広河のキャンプ場に初めてテント張った時の晩御飯がこの缶詰めでした。うまかったなぁ

MISAKIPAPA

kintakunteさん
こんばんは〜
わざわざコメいただきありがとうございまするｗ

さんまの蒲焼以外にも、いくつか缶詰持って行きましたがさんまが一番美味しかったので激写しました（笑）

缶詰、いろいろ持って行ったのはいいのですが重くって往路は大変。また、食べた後の処理をきちんとしないと臭くなるので結構手間かかりましたよ。

でも、kintakunteさん言うように美味しかったです。特に徳沢で3,000円も出して買った白ワインとは絶妙の組合せでしたね(爆)