野塚岳~十勝岳
- GPS
- 15:17
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,833m
- 下り
- 1,867m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:11
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:37
4/28(日)
5:53(野塚トンネル十勝側駐車場)→8:44(国境稜線)8:53→9:32(野塚岳西峰)→10:06(野塚岳)10:26→12:40(オムシャヌプリ西峰)12:52→13:22(オムシャヌプリ東峰)13:27→14:06(C1 c1343とc1249コル)
4/29(月)
4:00起床/6:20発→7:54(十勝岳)9:00→(西尾根下山)→12:09(翠明橋公園)12:37→(車回収徒歩で峠越え)→12:52(野塚トンネル日高側)→13:47(野塚トンネル十勝側)→13:48(野塚トンネル十勝側駐車場)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
野塚岳から十勝岳まで縦走し下山。久しぶりに日高と向き合うことができて満足。
4年ぶりに単身赴任が解消になった。それとともに職場の携帯電話を持たなくてもよくなった。久しぶりに山で心穏やかな黄金週間を送れる。
日高に入ることだけは決めていたが、どこから何日、どこに入るかはぼんやりしていた。できれば、つながっていない国境稜線間の芽室岳→伏見岳、ペテガリ→野塚峠のどこかを歩きたかったが、林道の開通、雪解け、お天気、同行者の有無、そして自分を取り巻く諸般の事情を考慮に入れ、連休前半(雪解けが進む前)に野塚峠から南日高、連休後半は北日高に入ることを決め、会に山行案内したが、今年も例のごとく単独山行となったのだした。
連休初日は雨。入山を一日遅らせ、天馬街道沿いのパーキングで車中泊。フロントガラスの水滴が自分の心を表しているようだ。翌日以降の晴れを期待して、軽く飲んで就寝。
28日(日)
ピーカンを予感させる朝。
下山後に車を回収しに徒歩で峠越えをしなくてはならないので、翠名橋公園に運動靴をデポしてから入山口になる野塚トンネルの十勝側に向かう。
国境稜線に上がる斜面の下部取付きはそれなりに急だったが、50mほど上がるとそれほど苦にならなかった。国境稜線まではスノーシューを使用。結局、スノーシューを使ったのは国境稜線まで。
前夜の雨が霧氷となってキラキラ輝いて美しかったが、気温の上昇とともに水滴となって落ちてきた。
国境稜線に上がると南北に各ピークがよく見える。ピーカン360度の大展望。
ピリカまで稜線歩きが来冬と心に留め、スノーシューからアイゼンに履き替えて楽古岳までの南の稜線を行く。
野塚西峰と本峰のコルまで行くと、トヨニ川の源頭から上がってきたトレースがあった。駐車帯からこの沢を上がってコルに上がったパーティがいたようだ。
十勝岳近くまでに行って幕営と考えていたが、思っていた以上に自分の歩みは遅く、疲れも出てきた。50代の体力を認識した計画を立てないとだめだ。オムシャを越え、1343ポコと1249ポコのコルに幕営。
夕食までの間、その日の行動を振り返り、翌日の行動計画を微修正。夕焼けに映える十勝岳は美しかったが、ピークまではそれなりの時間を要しそうだ。十勝岳のピーク着時間と疲れ具合で楽古岳までいくかどうかを判断することにした。
テントシューズを装備しなかったが、この時期はまだテントシューズがあった方がよかった。また、ファイントラックカミナドーム2は一人には少し広く、3シーズンシュラフは夜中寒かった。
29日(日)
朝焼けが美しい。今日もピーカンになりそうだ。
十勝岳はすぐ先にあるようで、それなりに先にあるようにも見える、楽古岳はまだまだその先。机上で想った以上に遠い。まずは十勝岳まで。
朝は腐った春の雪も朝はカチカチ。アイゼンの歯が小気味よく効く。
十勝岳までは、特段の危険箇所もなく、体力勝負の国境稜線歩きで。約1.5hのアルバイト。
十勝岳から見る楽古岳は遠く、今の自分の歩みでは、片道3時間、往復6時間はかかるだろう。西尾根下山に3時間、下山後の車回収1時間で車到着は夕方になることが予想された。
諸般の事情で、この日は下山後に函館近郊の町まで走らなければならなかったので、十勝岳から下山することを決めた。
下山を決めたら、時間の余裕がある。ピークで1時間ゆったりと贅沢な時間を過ごす。
西尾根の雪がどこまで残っているか、また、雪がなくなったあとの藪漕ぎが気がかりだったが、国道に下りる直前の笹薮を除いて、うるさくなかった。ただし、c820m付近の尾根の方向は注意を要する。見た目の尾根地形にまかせ、感覚的に下りていくと、西に延びた尾根に入り込んでしまう。
下山後は車回収の旅。一昔前全道一の長さだった野塚トンネル(4.2km)を徒歩で踏破。山奥のトンネルは歩道が狭く大型者が通過するたびに耐風姿勢を取らなければならなかった。
本山行の写真はピオレのfacebookでも紹介しています↓
https://www.facebook.com/pg/sapporo.piolet/photos/?tab=album&album_id=2285944071679255
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