会津朝日岳

2019年06月13日(木) 〜 2019年06月14日(金)

• GPS: 08:23
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,415m
• 下り: 1,425m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:32
• 休憩: 0:30
• 合計: 3:02

14:38 会津朝日岳登山口
15:33 15:48 三吉ミチギの水場
16:32 16:45 人見ノ松
17:06 17:06 叶の高手
17:34 17:36 熊ノ平
17:40 会津朝日岳避難小屋

2日目

• 山行: 3:48
• 休憩: 1:32
• 合計: 5:20

3:29 会津朝日岳避難小屋
3:47 3:47 バイウチの高手
3:49 3:50 小幽沢ノカッチ
4:28 4:52 会津朝日岳
5:26 5:26 小幽沢ノカッチ
5:42 6:18 会津朝日岳避難小屋
6:18 6:23 熊ノ平
6:24 6:31 会津朝日岳避難小屋
6:33 6:35 熊ノ平
7:03 7:03 叶の高手
7:20 7:24 人見ノ松
7:53 8:06 三吉ミチギの水場
8:49 会津朝日岳登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場/いわなの里の先に10台程

コース状況／危険箇所等

会津朝日岳に登るなら、夜明けの雲海を見るべしとのガイドブックのアドバイスに従って準備。
6月9日山開き。参加者のレコを参考にアイゼン、ピッケル装備で入山。
道の状況/良好。バイウチノ高手から先、残雪面は軽アイゼンでもなんとか登れる状況。

その他周辺情報

温泉/季の郷湯ら里

写真

6/13 14:38

北陸の我が家から6時間、漸く登山口に着いた。いよいよ、会津朝日岳だ。道中の気温は25度を記録し、午後2時半過ぎで登山口はまだ暑い

6/13 14:49

ウツギが旬だが、日差しは夏そのもの。汗が滲み出る

6/13 15:10

赤倉沢越。沢水の反射が眩しい

6/13 15:33

三吉ミチギで一服。体を冷ます

6/13 15:53

雪国のブナは辛抱強い

6/13 16:33

うん？これが人見ノ松かと思って一服したらその上だった

6/13 16:44

人見ノ松

6/13 16:45

側にヒメサユリ。これが初めて見たヒメサユリ。地元北陸で見るササユリより花色が濃い

6/13 16:48

岩盤を登る

6/13 16:55

日差しが傾いて来た

6/13 17:02

展望が開けてきた。遠くに見える山は何だろう

6/13 17:02

手前の盛り上がりが叶ノ高手。その向こうが山頂だろうか

6/13 17:04

アカヤシオ。後ろには白いタムシバがまだ咲いている

6/13 17:06

ここが叶ノ高手

6/13 17:07

その先にヒノキ科の大クロべ

6/13 17:16

見えた会津朝日岳

6/13 17:16

ヨウラクツツジ、可愛い

6/13 17:30

その雪渓を登るのかな？

6/13 17:33

登るのでした

6/13 17:39

そして、避難小屋に到着。中は小窓の明かりだけでとても暗い。早速、汗を拭き食事の準備にかかる。夜明けが4時15分頃ということで早々に寝る

6/14 4:03

3時半に小屋を出る。これが問題の雪渓。アイゼンを装着して取り付く。（写真は明るく写っているが、まだ、夜明け前）

6/14 4:09

もうじき夜が明ける。久しぶりに見る夜明け

6/14 4:09

おおっ、これが雲海

6/14 4:20

日の出

6/14 4:21

日の出と雲海

6/14 4:23

山が染まり出した

6/14 4:29

山頂

6/14 4:29

シャクナゲが一つ咲いていた

6/14 4:31

山が染まる

6/14 4:31

右手、雲海の向こうに浅草岳

6/14 4:31

ズームで、越後三山。中央が中ノ岳のようだ

6/14 4:35

雲海は全く動かない。静かだ

6/14 4:38

足元の岩肌も染まってきた

6/14 4:40

三角点はここだが、手前の岩場の方が少し高いようだが

6/14 4:47

越後三山はまだ雪がたっぷり

6/14 4:48

大幽岳、奥に会津駒ヶ岳

6/14 4:49

雲海にも日が差してきた

6/14 4:52

淡く染まる。十分に堪能した。さあ、降りよう

6/14 4:59

山頂付近にはこれからのカタクリが準備している

6/14 5:06

下りも気をつけて

6/14 5:24

振り返れば。小屋に戻り、荷物を整え下山。今日はさらに暑いとか

6/14 5:36

下りでは花を楽しもう。ツバメオモトとエンレイソウ

6/14 5:38

ツバメオモト

6/14 5:39

サンカヨウ

6/14 6:57

雲海は動かず

6/14 6:59

大クロべ、大きい

6/14 7:11

イワウチワ

6/14 7:13

アカモノ

6/14 7:15

イワカガミ

6/14 7:20

ヒメサユリはこれから

6/14 7:22

昨日開きかけが、今朝は開花。ジャコウ（本物は知らない）のようなスッとした香りが品高い

6/14 7:23

今回は、ここで見たのが唯一

6/14 7:29

ヤブレガサの初めは赤いんだ

6/14 7:43

ブナの森に戻ってきた

6/14 7:44

太平洋側のカラマツやシラビソ類もいいが

6/14 7:46

北陸や東北のブナは我々の誇りだ

6/14 7:53

ヒメシャガが一輪、珍しい

6/14 8:11

ユキザサの花がはじいている

6/14 8:17

ウツギが盛り。今回は早春から初夏までの花々が一遍に見えるなんて、やはり、春の遅い雪国の山ならばこその醍醐味

6/14 8:35

登山口に降りてきた。登っている間中、カエル、セミ、ウグイスをはじめとする小鳥たち、そして、沢の音まで、とても賑やかしい

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

teamjnk

山開く会津朝日は一泊す 薄く染まりし雲海静か

最近は装備の重さ等を考えると無理してでも日帰り登山を強行するのが常だが、朝焼けに染まった雲海の写真の載ったガイドブックを見て以来、会津朝日岳には一泊してと考えていた。山開き時の情報を頼りにアイゼン、ピッケルまで装備して、天気を見計らってやって来た。
その広がる全く静かな雲海に朝日が少しずつ差し込み、淡く色づき始めて来た。これのことだったのだ。

9時前には下山して、そのまま帰るのももったいないので、帰りの駄賃に蒲生岳に寄ることにしたが、今日も夏日となった只見のマッターホルンは決してサクサクとは登らせてくれなかった。（蒲生岳に続く）