ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1926651
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

念願叶えに☆栂海新道へ!

2019年07月12日(金) 〜 2019年07月14日(日)
 - 拍手
zin その他1人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
54:45
距離
34.6km
登り
2,944m
下り
3,633m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:45
休憩
0:14
合計
6:59
7:18
5
7:23
7:23
67
8:30
8:30
59
9:29
9:30
62
10:32
10:39
70
11:49
11:54
83
13:17
13:18
59
14:17
2日目
山行
8:30
休憩
1:20
合計
9:50
4:06
7
4:13
4:13
52
5:05
5:07
40
5:47
5:49
19
6:08
6:08
53
7:01
7:02
104
8:46
8:46
18
9:04
9:04
90
10:34
10:55
42
11:37
12:30
73
13:43
13:44
12
13:56
3日目
山行
9:30
休憩
0:27
合計
9:57
4:06
68
5:14
5:14
36
5:50
5:53
13
6:06
6:07
39
6:46
6:46
89
8:15
8:16
8
8:24
8:43
78
10:01
10:02
59
11:01
11:02
85
12:27
12:27
84
13:54
13:55
8
14:03
日本海
天候 12日:曇り&ガス
13日:曇り&ガス
14日:小雨
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
【12日:車&タクシー】
・泊駅から1kmほどの距離にある「黒東タクシー」さんの本社まで車で行き、そこに車を停めさせてもらいました。タクシーで栂海新道入口まで行く場合は無料です。
・そこから北又小屋までタクシーで移動。朝日町から一人1,000円の補助金が出ていますので、今回は二人で2,000円お安くなりました。

黒東タクシー(黒東タクシー本社〜北又小屋):8,500円(今回は1人4,250円)


【14日:送迎バス&電車&タクシー&車】
・親不知観光ホテルで入浴すると、最寄りの駅まで送迎してもらえます。今回は私たちの移動方向が富山方面ということで「市振駅」まで送迎して頂きました。入浴代込みで1,500円。
・市振駅から泊駅まで鉄道(あいの風とやま鉄道)で移動。
・泊駅から黒東タクシー本社までタクシーで移動(雨が降っていたので、、)。
・あとは車を回収して自宅まで帰りました。

15:15 親不知観光ホテル - 15:25 市振駅(送迎バス)
15:59 市振駅 - 16:08 泊駅(あいの風とやま鉄道:230円)
16:15 泊駅 - 16:20 黒東タクシー本社(黒東タクシー:620円)
コース状況/
危険箇所等
【残雪状況】
・残雪に加えてガスもあり、コースが不明瞭だった箇所は「イブリ山から朝日小屋の間(前朝日の辺り)」、「朝日小屋から朝日岳」です。このあたりは赤ペンキもありますが、やはりガスだと見通しが効かないので、一部GPSもチェックしながら歩きました。
・雪渓が切り立っていて降りにくかった箇所は「朝日岳〜吹上のコル」、「アヤメ平の直前」です。なんとか降下できる箇所を探し、かなり注意と時間を使って、なんとか降りることが出来ました。

【水場の状況】
▼黒岩平
一部まだ沢が残雪で覆われていますが、見えている沢筋から汲むことはできます。

▼北俣ノ水場
ちょっと細かったですが汲むことが可能です。

▼黄蓮ノ水場
今回、私たちは利用しませんでしたが、栂海山荘で逆方向から歩いてきた人から聞いた情報では潤沢だったとのことです。

▼シキ割りの水場
登山道沿いにあります。潤沢でした。
その他周辺情報 【温泉】
・ゴールである親不知に「親不知観光ホテル」があります。最寄りの駅(今回は市振駅)までの送迎込みで1,500円です。入浴は15時までなので、遅くても14時半くらいに到着している必要があるでしょう。
北又小屋からスタート
2
北又小屋からスタート
三日間通してガス日和。日差しがないことはいいことでした。
三日間通してガス日和。日差しがないことはいいことでした。
水は豊富なところには「ミズバショウ」
5
水は豊富なところには「ミズバショウ」
トンボのベストショット☆
5
トンボのベストショット☆
たまに青空も見えました
4
たまに青空も見えました
「アカモノ」は好きな花のひとつです。今年も出会えてよかった。
5
「アカモノ」は好きな花のひとつです。今年も出会えてよかった。
【イブリ山】
イブリ山に登頂!10合目という表記も珍しい笑
1
【イブリ山】
イブリ山に登頂!10合目という表記も珍しい笑
さながら黄金道路
4
さながら黄金道路
雪渓付近はより一層ガスが濃く
2
雪渓付近はより一層ガスが濃く
やはり高山植物といえばえこれですね、「チングルマ」。
3
やはり高山植物といえばえこれですね、「チングルマ」。
雪渓は赤ペンキを頼りに。ただガスが濃いので、次の赤ペンキが見つからなかったり、、こういう時にGPSは役に立ちます。
2
雪渓は赤ペンキを頼りに。ただガスが濃いので、次の赤ペンキが見つからなかったり、、こういう時にGPSは役に立ちます。
「キヌガサソウ」も好きな花のひとつ。けっこう群生していて見応え抜群でした。
6
「キヌガサソウ」も好きな花のひとつ。けっこう群生していて見応え抜群でした。
朝日小屋に到着しました。世間とお休みを1日ずらしたので、12日は宿泊者3名という贅沢さ。
3
朝日小屋に到着しました。世間とお休みを1日ずらしたので、12日は宿泊者3名という贅沢さ。
朝日小屋の晩ご飯といえば、ですね
7
朝日小屋の晩ご飯といえば、ですね
【朝日岳】7/13 5:00
朝日岳に登頂!!!御来光は全く望めず、、
8
【朝日岳】7/13 5:00
朝日岳に登頂!!!御来光は全く望めず、、
【吹上のコル】
ガスガスで何が何だか(笑)
1
【吹上のコル】
ガスガスで何が何だか(笑)
木道というか「橋」ですね
3
木道というか「橋」ですね
いい雰囲気を醸し出している大岩でした
2
いい雰囲気を醸し出している大岩でした
濡れた「サンカヨウ」は最高にカッコいい!!
7
濡れた「サンカヨウ」は最高にカッコいい!!
もう一枚「サンカヨウ」
4
もう一枚「サンカヨウ」
アヤメ平で「ヒオウギアヤメ」
2
アヤメ平で「ヒオウギアヤメ」
遅めの朝ごはんは朝日小屋で購入した「くるみ寿司」
8
遅めの朝ごはんは朝日小屋で購入した「くるみ寿司」
もうひとつは「ます寿司」。富山といえばですね。
6
もうひとつは「ます寿司」。富山といえばですね。
ミズバショウの群生。黒岩平あたりです。
4
ミズバショウの群生。黒岩平あたりです。
黒岩平あたりで一瞬ですが晴れました。でも全容はわからずで、どれが自分たちが進む稜線なのかいまいち理解できず。
2
黒岩平あたりで一瞬ですが晴れました。でも全容はわからずで、どれが自分たちが進む稜線なのかいまいち理解できず。
黒岩平の沢筋。水を汲むならここですかね。
2
黒岩平の沢筋。水を汲むならここですかね。
朝日岳方面を振り返って
2
朝日岳方面を振り返って
【黒岩山】
予定よりちょっと早く登頂
6
【黒岩山】
予定よりちょっと早く登頂
【さわがに山】
名前の由来が気になります
5
【さわがに山】
名前の由来が気になります
【北俣ノ水場】
潤沢と聞いていましたが、意外とチョロチョロ?!
1
【北俣ノ水場】
潤沢と聞いていましたが、意外とチョロチョロ?!
【犬ヶ岳】
本当は去年(戌年)に来たかったのですが、、一年遅れで登頂の犬ヶ岳。
7
【犬ヶ岳】
本当は去年(戌年)に来たかったのですが、、一年遅れで登頂の犬ヶ岳。
栂海新道の開祖で稜線マニアの小野さん
3
栂海新道の開祖で稜線マニアの小野さん
【栂海山荘】
二日目は白鳥小屋まで行ければ嬉しかったですが、想像以上に疲れたのでここで一泊。1週間前に事前連絡済み。
5
【栂海山荘】
二日目は白鳥小屋まで行ければ嬉しかったですが、想像以上に疲れたのでここで一泊。1週間前に事前連絡済み。
【栂海山荘】
おトイレ
【栂海山荘】
おトイレ
雲海の切れ目から糸魚川の夜景が見えますね
4
雲海の切れ目から糸魚川の夜景が見えますね
雲滝!!!
【白鳥小屋】
白鳥山に立ってます
2
【白鳥小屋】
白鳥山に立ってます
【白鳥山】
2日目に頑張ってここまで来れたかと考えると、、、たぶん到着できましたが、18時過ぎそう。
5
【白鳥山】
2日目に頑張ってここまで来れたかと考えると、、、たぶん到着できましたが、18時過ぎそう。
【シキ割りの水場】
潤沢に出てました。ここの水場があれば白鳥小屋は利用しやすいですね。
2
【シキ割りの水場】
潤沢に出てました。ここの水場があれば白鳥小屋は利用しやすいですね。
ゴール直前でカモシカがこちらの様子を伺ってました笑
4
ゴール直前でカモシカがこちらの様子を伺ってました笑
親不知観光ホテルが見えました!
1
親不知観光ホテルが見えました!
日本海側の登山口。長く辛い道のりでした。。
3
日本海側の登山口。長く辛い道のりでした。。
日本海でFinish!!!!!お疲れ様でした。
11
日本海でFinish!!!!!お疲れ様でした。

感想

まだ梅雨明けしていませんが、やっぱり海の日の3連休は山に行きたい!

ということで、念願の栂海新道へと行ってきました。混雑は避けたいので、天気を見ながら世間より1日お休みを前倒しして金曜日出発で行きました。

この日程が大正解。12日の朝日小屋は3名、13日の栂海山荘は5名という贅沢な使い方ができました。計画当初は朝日小屋ではテント泊予定でしたが、日程前倒しした段階で小屋泊まりに変更したので、それが大正解でしたね。おかげで「テント」「寝袋」「マット」は3日間ただの荷物になりましたが笑。

-----
この山行の思い出は「高山植物」と「雪渓」でしょうか。

イブリ尾根も栂海新道の前半部も、とにかく高山植物が豊富。水場には必ずと言っていいほどミズバショウ、サンカヨウとキヌガサソウの群生、要所要所にアカモノやイワカガミ、山頂付近にはニッコウキスゲと、歩くスピードも立ち止まる瞬間も多くなりがちなので時間には注意です笑

雪渓も多く残っており、おそらく晴れていれば問題にならないと思うのですが、今回は3日間ともガスが多く、ルートファインディングにちょっとだけ時間かかります。あと「吹上のコル」と「アヤメ平」の直前の雪渓が切り立っていて、降りるのに相当苦労しました。念のためにアイゼン携帯したほうがよいでしょう。

-----
あと、今回「尻高山」はSKIPしました。理由ですが、坂田峠に到着したとき尻高山への登山道に、かなり大きめのサルが3匹こちらの様子を見るように座っていました。逃げる様子があまりなし。ここに到着するまでの道中にかなり大きめの威嚇音を聞いていたこともあって、林道を使って迂回することに。本当に体格のよいサルだったのでかなりの恐怖感でした。。。

-----
あと、思ったことを羅列。
・水場はどこも汲めますが、山荘/小屋までは距離やアップダウン多く辛い。
・昭文社地図の下り方向のコースタイム設定がエグイ。とくに急勾配のところ。1.2倍くらいみたほうが無難(地元の人もそう言ってました)。
・朝日小屋と栂海山荘に宿泊する前提で、混雑を避けれるなら、テント/寝袋/マットは本当に不要。

-----------------------------
Ocean to Sea(日本アルプス縦断)
今回繋いだ距離:25.7 km(吹上のコル〜日本海)
現在:542.7 / 649.7 km(達成度 83.5%)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:889人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら