【新緑と残雪】阿弥陀岳〜赤岳周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,384m
- 下り
- 1,381m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:小淵沢IC〜高井戸IC 美農戸口から林道抜けて赤岳山荘へ。 赤岳山荘の駐車場利用1台1日1000円。 到着したら、おばちゃんが待ち構えていて、その場でお支払い。 他には3台ほどしか停っていませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
美農戸口〜赤岳山荘の林道は危険箇所なし、ところどころお腹をすりそうになりますが、日産キューブに二人乗りでスイスイ登れました。 南沢は工事のためか、橋もきれいに整備され歩きやすかったです。登りは残雪を避けてガレ沢歩き、帰りは凍った残雪の上、靴をスイスイ滑らせながら降りてきました。 阿弥陀への取り付きまでは12本アイゼンで蹴りながらズンズン。阿弥陀直下でアイゼン脱いで、念のためピッケルだけ持って山頂へ。岩と雪が交互にあるので、慎重に。ピッケルない場合はポールだけでも持っていったほうが、下りは安心かも。 中岳から赤岳はほぼ雪なし。赤岳の取り付きに2箇所ほど残雪がありますが、鎖を使えば問題なく歩けます。 地蔵尾根は雪と階段の連続、アイゼン付けたり外したりが面倒くさいので結局ツボ足で降下。ダブルポールでバランスとって踏み抜きも一切気にせずかかとで滑り下りました。 行者小屋は6/2から営業(水だけは汲める)、山頂荘と展望荘は既に営業していました。 |
写真
感想
水曜日にお休みが取れたので、どうしようかなと思っていたらあやのっちからお誘い。登山シーズンスタート、ウォーミングアップということで八ヶ岳へ。
中央道は八王子手前で集中工事していたものの、平日ということで一切混雑なし。6時半には諏訪南インター下車、コンビニで朝食買って美農戸口へ。
残雪の阿弥陀メイン、赤岳は余裕があったら登る。そんな気持ちで南沢からスタート。快晴の青空と新緑の中、ずんずん進むとそこかしこの残雪。不思議な光景。
行者小屋に着くと小屋のスタッフと思しき男性が2名「あ、休憩するんだったら、こっちの小屋の陰でお願いします」と。どうやら小屋開け前の荷揚げの最中らしい。せっかくだからとしばし待っていると、目の前にヘリ。荷物をドスンと下ろして直ぐに去っていった。
阿弥陀の取り付きはすべて残雪の沢、前爪ありのアイゼンで蹴りながらズンズンと高度を稼ぐ、これは岩ガレの道より歩きやすい。阿弥陀の直下でアイゼン外して、ピッケルだけ持って山頂へ。ここでは行動食だけの休憩にして、お昼は赤岳山頂で食べることに、ということで2座縦走決定。
下りの雪渓で、読みかじりの知識で滑落訓練。きれいに止まれたものの、雪の薄いところで岩にお尻をぶつけて、鈍痛。春先の雪渓は気を付けましょう。
中岳を越えて、赤岳へ。後ろを見ると、本日初の登山者発見。しかし登山道ではない雪渓から現れた、なかなかの強者ですね。赤岳山頂は風もなく穏やか、追いついてきた強者としばしおしゃべり。
山頂荘でトイレ拝借、外のトイレが使えないので初めて山荘内に入らせてもらう。山荘前でお昼ごはん、雪渓で冷やしたビール1本。水が底をついてしまったのでカップラーメンは諦めようと思ったのだがあやのっちに分けてもらう。お返しに肉味噌オニギリ、ひとつ進呈。
地蔵尾根からの下りは雪と階段の連続。アイゼンの着脱が面倒くさいので、雪渓ははずしたままのかかと滑り。途中すれ違った方は、アイゼンつけて登ってきたのだが、このあと階段ですよと告げると、ゲンナリしていた。
スイスイと足を滑らせ行者小屋到着。じゃばじゃばと吹き出す雪解け水を汲み、喉を潤す。帰りの南沢はもう雪も氷も気にせず、スイスイ。1日で雪歩きの極意を習得しました。
のんびり歩きすぎて、駐車場についたら18時。しかし陽が長くなったおかげか、周りはまだ明るく、駐車場でゆっくり着替えてから出発。
富士見高原に向かう道で、鹿の群れに遭遇。メスばかり3頭、繁殖を止めるために雄ばかり撃ってるというのは本当らしい。観光客が餌を与えるからか、3頭しばらく車道から動かず、こっちをじーっと見ていた。に
鹿にも会ったことだし、鹿の湯へ。大人400円で充実の設備、お客も少なく貸切露天風呂でゆっくり疲れを癒やし、風呂上りの一杯は八ヶ岳高原牛乳。お昼も遅かったので、夕食は食べずに帰路。
ウォーミングアップにしては欲張りすぎた感は否めないが、久々に足に心地よい疲れ。この夏は何回山に行けるかな?
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