記録ID: 1936801
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無雪期ピークハント／縦走
塩見・赤石・聖
白峰南嶺へ胴島尾根↑別当代東尾根↓ / 鹿熊天国
2019年07月21日(日) [日帰り]
山梨県
静岡県
tomhig
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 13:58
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,742m
- 下り
- 1,731m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 13:52
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 13:58
距離 14.8km
登り 1,742m
下り 1,744m
4:18
152分
スタート地点
18:16
ゴール地点
・オシャリ沢山付近、林道着地間際は迷走の産物です。もっとスマートに南西に進めば無理なく着地出来ます。
・別当代東尾根、ログ不自然に膨らんでいる箇所はルートロス、リカバリしてます。出っ張り均せば正しいルートです。
・別当代東尾根、ログ不自然に膨らんでいる箇所はルートロス、リカバリしてます。出っ張り均せば正しいルートです。
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
車中泊はトイレ有り、自販機ありの早川町民スポーツ広場で。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【胴島尾根】 取り付き明瞭。 1583三角点までは獣の踏み跡しっかり、熊の爪研ぎ、掘り起こし箇所多数、よく出るエリアとのこと。 1930先、地形図で想像する以上の小ピーク多数。 巻くことも可能でしょうか、足許には獣の踏み跡縦横無尽に。 枝が鬱陶しかったです。 御舎利沢山先、拓けた笹原の斜面、緩やかな背を南西に向かえば無理なく林道に着地出きるはず、崩落面淵に出ても縁沿い南下すれば凹状の箇所から無理なく着地可能。 【別当代東尾根】 2077からの下降は1900まで1850まで崩落地淵っぺり歩き通す。 巻くのは一箇所だけ、すぐ淵っぺりに復帰。 枝鬱陶しさから獣の踏み跡に逃げるとルートロス。 1318三角点下、ザレの下降要注意、淵には樹の根張り巡らされているのでそちらを下った方がいいかもしれません。 広い踊り場からの下りはしっかり下降点を地形図で確認して。 ルートロスするとリカバーがホネです。 個人的には胴島尾根の下り利用が賢明だと思います。 |
写真
今回の赤線新規開拓は胴島尾根、この地名知ってたら相当の南アルプスヲタクです。クルマを不動橋よりちょい奈良田寄りの駐車場に停め、胴島尾根へれっつらごー。
3
7/21 4:24
今回の赤線新規開拓は胴島尾根、この地名知ってたら相当の南アルプスヲタクです。
クルマを不動橋よりちょい奈良田寄りの駐車場に停め、胴島尾根へれっつらごー。
クルマを不動橋よりちょい奈良田寄りの駐車場に停め、胴島尾根へれっつらごー。
法面低いところから取り付き、斜度緩んだとこで、まぁ良心的な取り付きです、んでも奥多摩のおおたわけ尾根並みですが…。このあたりで脚にかゆみを感じました、どうやら蛭に喰われたようです。
※7/24追記、虻かもしれません、蛭を実際見たわけではありません
1
7/21 4:52
法面低いところから取り付き、斜度緩んだとこで、まぁ良心的な取り付きです、んでも奥多摩のおおたわけ尾根並みですが…。
このあたりで脚にかゆみを感じました、どうやら蛭に喰われたようです。
※7/24追記、虻かもしれません、蛭を実際見たわけではありません
このあたりで脚にかゆみを感じました、どうやら蛭に喰われたようです。
※7/24追記、虻かもしれません、蛭を実際見たわけではありません
1583までは獣の踏み跡、ちょっとリッジの脇にありますが淵の上の方が歩きやすいです
奈良田林道が眼下に…昨年晩秋、骨河内橋から奈良田までクルマ回収せんがためトボトボ歩きましたよ
1583三角点、標高2/3稼いだんで、胴島尾根大したことね〜なだなんて大いなる勘違いしてました笑
お戯れを…熊多いそうですよ、土ほじくりかえした痕跡も至る所にありました
1583過ぎてしばしのパックス胴島ーナその1、退屈なもんでちょいリッジのとこでパシャリ
到着1766三角点、オオタワ尾根で撮った三角点上げてもわかりゃしません…標識ありゃしない、そうここは白峰南嶺の取り付き、山と高原の地図に破線ですら載らないルートです
2
7/21 7:57
到着1766三角点、オオタワ尾根で撮った三角点上げてもわかりゃしません…標識ありゃしない、そうここは白峰南嶺の取り付き、山と高原の地図に破線ですら載らないルートです
1930へのタメ手前の小ピークより、巻き道あったんかもしれませんが枝が鬱陶しくて愚直にピーク踏みました、そのお駄賃でんなん見えました、手前白剥、奥に笹山。白剥の裾野の端麗なこと。
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7/21 8:24
1930へのタメ手前の小ピークより、巻き道あったんかもしれませんが枝が鬱陶しくて愚直にピーク踏みました、そのお駄賃でんなん見えました、手前白剥、奥に笹山。
白剥の裾野の端麗なこと。
白剥の裾野の端麗なこと。
段々とアスレチック状態に、こんなんが幾度となくこの先あります、消耗戦の様相を呈してきました
平行移動に身体が慣れてしまい、1930への大したことない登りがしんどいです
枝の通せんぼ、こりゃ可愛いもんです、ザックや首にトウヒがくっついて鬱陶しい
なんすかこれ！
白峰南嶺越しに悪兄ぃ、徳右衛門、黄金バット、圧巻です
白峰南嶺越しに悪兄ぃ、徳右衛門、黄金バット、圧巻です
笹山から白剥、奈良田越と下る様子が手に取るように分かります、こりゃええ
パックス胴島ーナその2、伝付水場のような雰囲気です、足許見りゃ鹿の糞ばかり
白峰南嶺の稜線が近づいてきました、昨年晩秋は右の崩落筋の上あたりに幕営しました。左右の崩落筋の合流点が水場、怖くて下りれんわ…
2
7/21 10:13
白峰南嶺の稜線が近づいてきました、昨年晩秋は右の崩落筋の上あたりに幕営しました。
左右の崩落筋の合流点が水場、怖くて下りれんわ…
左右の崩落筋の合流点が水場、怖くて下りれんわ…
オシャリ沢山はどうやらスルーしてしまったみたいです。西の方適当に歩けば林道に出るだろうとたかくくって歩いた結果、崩落地の上に出てしまいました…。
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7/21 11:19
オシャリ沢山はどうやらスルーしてしまったみたいです。
西の方適当に歩けば林道に出るだろうとたかくくって歩いた結果、崩落地の上に出てしまいました…。
西の方適当に歩けば林道に出るだろうとたかくくって歩いた結果、崩落地の上に出てしまいました…。
一度歩いた林道、ホッとします、適当な場所でコンビニ弁当食べました
この辺りで別当代へと取り付きます。ちょい前に
♪ある〜日、南嶺の林道、熊さんに出会った、誰もいない南嶺で、熊さんに出会った♪
目にもとまらぬ速さで樹に登り、こっちを見てました。
熊も人間に会うの嫌なんすね。
3
7/21 12:10
この辺りで別当代へと取り付きます。
ちょい前に
♪ある〜日、南嶺の林道、熊さんに出会った、誰もいない南嶺で、熊さんに出会った♪
目にもとまらぬ速さで樹に登り、こっちを見てました。
熊も人間に会うの嫌なんすね。
ちょい前に
♪ある〜日、南嶺の林道、熊さんに出会った、誰もいない南嶺で、熊さんに出会った♪
目にもとまらぬ速さで樹に登り、こっちを見てました。
熊も人間に会うの嫌なんすね。
今山行見た唯一の標識、なんて書いてあるかわかりゃしない、西別当代山じゃないんすけど…
別当代山笑林道から2077までは赤ペンキ、ピンクテープあり。
どうやら新倉、広河原先、林道で1600くらいまで上がれるようです。
2
7/21 13:16
別当代山笑
林道から2077までは赤ペンキ、ピンクテープあり。
どうやら新倉、広河原先、林道で1600くらいまで上がれるようです。
林道から2077までは赤ペンキ、ピンクテープあり。
どうやら新倉、広河原先、林道で1600くらいまで上がれるようです。
シダのかき分け突破する箇所もあり、ハイマツより楽勝、調子に乗ると倒木にキックしてしまいます
さ、2077からの下降、足許はしっかりしてます枝葉鬱陶しい箇所ありますが硬派に淵脇を強行突破してください、前回は逃げ出して獣の踏み跡辿ってルートロス
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7/21 14:20
さ、2077からの下降、足許はしっかりしてます枝葉鬱陶しい箇所ありますが硬派に淵脇を強行突破してください、前回は逃げ出して獣の踏み跡辿ってルートロス
ルートロス二度カマして這う這うの体で。
先人の遺物を見つけてホッとします、1318間近。
先人の遺物を見つけてホッとします、1318間近。
1318三角点、ぼちぼち骨河内の沢の音が聞こえてきますがこっからが油断なりません
ザレた獣の踏み跡か木の根か。前者選択し、ズボンのケツが泥んこになりました。
前回もここでへたり込んでしまったが今回もダウン。
3
7/21 17:47
ザレた獣の踏み跡か木の根か。
前者選択し、ズボンのケツが泥んこになりました。
前回もここでへたり込んでしまったが今回もダウン。
前者選択し、ズボンのケツが泥んこになりました。
前回もここでへたり込んでしまったが今回もダウン。
よし、降りきった、脱力しました、東尾根の下り厳し〜。この先でファイナルルートロス、前回下りた骨河内橋上流の吊り橋方面へ吸い込まれました。
せっかくなんて不動橋へ直進したい、トラバースの踏み跡辿って不動橋へ降りました。
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7/21 17:56
よし、降りきった、脱力しました、東尾根の下り厳し〜。
この先でファイナルルートロス、前回下りた骨河内橋上流の吊り橋方面へ吸い込まれました。
せっかくなんて不動橋へ直進したい、トラバースの踏み跡辿って不動橋へ降りました。
この先でファイナルルートロス、前回下りた骨河内橋上流の吊り橋方面へ吸い込まれました。
せっかくなんて不動橋へ直進したい、トラバースの踏み跡辿って不動橋へ降りました。
感想
tomhig
ちょっと無理めかなと思ったら案の定無理めでした。
上り下りともにバリエーションルート、雨やら一ノ倉沢のバリエーションルート歩きやらで一ヶ月まともに歩いてない身に14時間のバリエーションルート歩きはこたえました。
てか身体重いわ呼吸も辛いわ…身体が出来上がる晩秋に歩くのがベストのルート、蛭もいませんし。
私にはテント担いで一泊刻むのが妥当な山行でした。
胴島尾根は初めて。
1538三角点までの急坂は思った程ではありませんでした。
笹山から見た1538から奈良田へ下りる崖の印象が強烈だったからでしょう。
早速蛭にやられました。
1930三角点先、林道までは楽勝だろうと思ってましたが地形図では大したこと無いピークの登下降に結構消耗させられました。
赤ペンキ、ピンクテープも皆無、あるのは獣の踏み跡、熊の爪研ぎ、掘り起こし跡、鹿の糞笑。
滅多に登山者入らない動物天国にお邪魔させて頂いた感じです。
胴島尾根から白峰南嶺上の林道への着地、崩落面の上になってしまいましたが、しばらく淵を歩いて無理なく下りれました。
林道で食事摂り、別当代山へ取り付こうと歩いていたら熊に遭遇、谷川の清水峠で見たデカい熊と違い小振りな熊でした。
私の存在を察知するや否や目にも止まらぬ早さで樹に上りこちらを見てます、邪魔な人間早く通過しろよといったとこでしょうか、回りにまだ熊がいるかもしれないので大声出して速やかに通過しました。
どうせ登山者なんかいないだろうし。
さて別当代山、下降に入るまでは幽玄な雰囲気です。
こんな感じの場所は蝙蝠尾根の樹林帯くらいしか無いのでは。
昨年晩秋に一度下った別当代東尾根、今回も三度ルートロスしました。
広い踊り場からの下降は本当に難しい。
林道から別当代山まではあった赤ペンキが2077辺りからありません。
ルートロス、リカバリもホネです。
骨河内三角点前後の急坂が私には核心部でした。
特に下のザレた箇所、一度ズサーっと滑ったので樹の根伝いにへっぴり腰で下降しました。
田代〜伝付峠が歩けない現状、白峰南嶺歩こうという強者さんなら胴島尾根は充分白峰南嶺のアプローチに使えるのでは。
言うまでもありませんが自己責任で。
このルートの周回、時計回りの方がいいでしょう。
胴島尾根なら下れますが別当代東尾根の下りは痺れます。
※7/24追記、虻かもしれません、蛭を実際見たわけではありません
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tomhigさん
こんにちは。
バリルートが好きですね。最近の私は必要がなければ歩きたくない気分です。
熊が逃げて木に登った光景を想像して大爆笑しました。さすがバリルートの王者ですね。
Zenjinさん、破線ならまだしもこんなルート毎週歩くのは無理です。
3ヶ月に一度歩けばお腹いっぱいです。
Zenjinさんは熊遭いませんか？
私より生息してるような山域歩いてると思いますが。
今回は10mはオーバーでしょうか、案外至近距離でごそごそしたなと思ったら熊があっという間に樹に登ってました。
子熊らしく挙動が可愛らしかったので怖さを感じなかったです。
ただ母熊いたら難儀なので速やかに立ち去りました。
鹿の方が厚かましいです。
ヴィラ雨畑の帰り、車道上にいた鹿がよりによってクルマの進行方向に逃げますし。
2〜300mランデヴーしましたよ。
ここまで来ると、執念ですねえ〜
私はあっさりと主稜線繋げて満足しました。
そもそも、うちから南アにはそんなに通えませんから！
mayutsuboさん、歩いているとあそこも歩けるんじゃ、地形図見てここイケるんじゃ…って思うんですよ。
白峰南嶺のアプローチだけでも間ノ岳直の弘法尾根や農鳥岳直の唐松尾根、這松尾への大黒尾根、笊へのランカン尾根…。
沢出来れば大井川西俣東俣、百間洞への赤石沢、渋川…挙げればきりがありません。
実線ルートだって残念な天候下歩いたルートばかりですし。
南アルプスはいくらでも歩けます。
ですがやはり今回のような山行は数カ月に一度くらいしかできません。
キツかったです。
けもの道歩きですか・・・
南プスを歩きつくすとこのような選択肢になるんですね（笑）
爽やかな青空の下、美しい稜線を眺めながら日頃の憂さを忘れて歩きたい私にはちょっと無理かな
やっと梅雨明けしそうなので、2か月ぶりに山に出掛けたいところですが、晴れると暑い！ますます選択肢が狭まりそうです
ピンさん、胴島尾根はヤマレコ3件しか記録ありません。
林業作業者は入山していた山で、昔ほどは人入ってないようです。
今後も一般道がメイン、チャレンジ目標で今回のような山歩きます。
週末赤石行くつもりだったんですがどうやら行き先変更せざるを得ない雰囲気です。
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