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記録ID: 193839
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳

2012年05月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:28
距離
13.2km
登り
1,728m
下り
1,717m

コースタイム

06:25猿倉荘登山口〜07:13白馬尻小屋07:13〜10:09白馬岳頂上宿舎10:09〜10:39白馬山荘10:39〜11:00白馬岳山頂11:20〜11:25白馬山荘11:25〜11:32白馬岳頂上宿舎11:32〜12:17白馬尻小屋12:17〜12:53猿倉荘登山口
天候 晴れ!
稜線上は少し風あり
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉荘駐車場(無料/6:00の到着時は3〜4割程度、下山時はほぼ満車でした。さらに下の駐車場は空いてました)
猿倉荘まで雪なし。
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
猿倉山荘にあり

【コース状況】
駐車場で準備をしている人のほとんどはスキー。
登り始めると登山の人の姿も見かけるようになるが、スキー7:登山3くらいの割合。

コース全篇を通して、アイゼンは使用しませんでした。
スキーヤーも含めて8割くらいはアイゼンを使用していました。
登りはキックステップで足場がつくれたし、下りは尻セードでガンガン下ったので、特に必要と感じませんでした。
ピッケルは、ヒップそりでのスピード調節のために下りのみ使用。

●猿倉荘〜白馬尻小屋
猿倉荘登山口から林道に合流するまではほとんど雪はなし。
林道から徐々に雪が現れ始める。しばらく進むと沢の徒渉が2箇所あるが、
1箇所目はジャンプすれば渡れる程度の幅、2箇所目は木橋が掛かっているので問題なし。
林道を過ぎゆるやかな登山道に入る。辺りの雪はだいぶ融け始めているので踏み抜きに注意。
帰りにかなり豪快に腰までズッポリいきました。抜け出すのが大変。
白馬尻小屋はほとんど雪に埋まっていて、通り過ぎて振り返るまで気づきませんでした。

●白馬尻小屋〜白馬岳頂上宿舎
いよいよ大雪渓に突入。この日早い時間は特に天気が良く、稜線まではっきり見える。
大雪渓の入口からは涼しい爽やかな風が吹いていてとても気持ちがいい。
大雪渓の下の方から大きな石がゴロゴロと落ちていた。
また、大雪渓の両側からはたまにガラガラと落石の音が聞こえてくるので立ち止まり様子を探る。
左手に天狗菱を見ながら急登を登って行く。天狗菱が真横に見えるところまで登るとこの辺りが葱平か。
ここを過ぎると斜度が少し緩やかになり、登山道は右方向に進路をとる。
小雪渓辺りから右上に白馬岳頂上山荘が見えてくる。
トレースは緩斜面ではほとんどありませんでしたが、急斜面にはあります。

●白馬岳頂上宿舎〜白馬山荘
白馬岳頂上宿舎を過ぎると稜線まであと少し。
白馬岳頂上宿舎目前で、宿舎の方から雷鳥がつがいで登山道を横切っているのが見える。
何とも微笑ましい。疲れたカラダを癒してもらったような気分。
稜線に出ると、劔・立山連峰の姿が。そして来た道を振り返ると杓子岳と白馬鑓ヶ岳も。
稜線上は雪が融け、おおかた地面が見えている。

●白馬山荘〜白馬岳山頂
山荘から山頂までは雪はほとんど消えているが、風はそこそこがあり(風速5〜8m程度)、
アウターを着ないと寒い。
ここからは先行者は1人のみとなり、ゆっくりと山頂で過ごすことができた。
猿倉荘の駐車場より白馬岳を望む。
猿倉荘の駐車場より白馬岳を望む。
新緑が眩しい。
林道から白馬岳。天気も申し分なし。
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林道から白馬岳。天気も申し分なし。
大雪渓までの道のりも基本的には残雪。
大雪渓までの道のりも基本的には残雪。
大雪渓の入口到着。
大雪渓の入口到着。
涼しい爽やかな風が吹いていてとても気持ちがいい。
涼しい爽やかな風が吹いていてとても気持ちがいい。
稜線はまだまだ先。
稜線はまだまだ先。
うーん、いい天気!
うーん、いい天気!
ボチボチと先行者がいます。
ボチボチと先行者がいます。
雪崩というか崖崩れ。
雪崩というか崖崩れ。
大きな石もゴロゴロ転がってます。
大きな石もゴロゴロ転がってます。
大雪渓の両側は岩稜帯となっている。
大雪渓の両側は岩稜帯となっている。
石が転がった跡かそれともスキーヤーのシュプールか。
石が転がった跡かそれともスキーヤーのシュプールか。
急登を登る。
天狗菱。存在感抜群。
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天狗菱。存在感抜群。
最低鞍部(だと思う)。上までくると雪はまだまだキレイ。
最低鞍部(だと思う)。上までくると雪はまだまだキレイ。
丸山(だと思う)。青と白のコントラスト。
丸山(だと思う)。青と白のコントラスト。
杓子岳も見えてきた。
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杓子岳も見えてきた。
振り返ると雲が迫ってきている。急がなきゃ。
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振り返ると雲が迫ってきている。急がなきゃ。
お花畑付近。
白馬岳頂上宿舎の方から雷鳥が登山道を横切っていた。こちらはオス。
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白馬岳頂上宿舎の方から雷鳥が登山道を横切っていた。こちらはオス。
完璧な保護色で分かりにくいがメス。
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完璧な保護色で分かりにくいがメス。
メスとその右奥にオス。
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メスとその右奥にオス。
稜線はもうすぐそこ。
稜線はもうすぐそこ。
稜線に出ると劔岳と立山にようやくご対面。
稜線に出ると劔岳と立山にようやくご対面。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳も。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳も。
白馬山荘と白馬岳山頂。稜線上の雪はほとんど融けていた。
白馬山荘と白馬岳山頂。稜線上の雪はほとんど融けていた。
この角度から見える剣岳は端正な姿をしている。
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この角度から見える剣岳は端正な姿をしている。
白馬山荘を過ぎて、最後の登り。空気が薄くてシンドイ。
白馬山荘を過ぎて、最後の登り。空気が薄くてシンドイ。
この辺りはまだ冬の様相。
この辺りはまだ冬の様相。
白馬岳山頂到着!
白馬岳山頂到着!
劔&立山。
杓子岳&白馬鑓ヶ岳とその先白馬鹿島槍ヶ岳の姿も。鹿島槍はここまで登らないと見えない感じ。
杓子岳&白馬鑓ヶ岳とその先白馬鹿島槍ヶ岳の姿も。鹿島槍はここまで登らないと見えない感じ。
白馬岳主稜。見下ろすだけでお尻がムズムズ。
白馬岳主稜。見下ろすだけでお尻がムズムズ。
鹿島槍の奥にうっすらと槍穂。その右手に針ノ木岳。
鹿島槍の奥にうっすらと槍穂。その右手に針ノ木岳。
目の前には旭岳。
目の前には旭岳。
手前に小蓮華岳奥に雪倉岳と朝日岳。
手前に小蓮華岳奥に雪倉岳と朝日岳。
劔岳から毛勝三山(毛勝山・釜谷山・猫又山)。
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劔岳から毛勝三山(毛勝山・釜谷山・猫又山)。
杓子と白馬鑓をもう一度パチリ。
杓子と白馬鑓をもう一度パチリ。
杓子岳と天狗菱。
杓子岳と天狗菱。
キレイな雪面。
下りはガンガン走って下れます。
下りはガンガン走って下れます。
テラテラに光る雪面。
テラテラに光る雪面。
天狗菱アップ。
妙高と高妻山。
これから登って行く人もいます。
これから登って行く人もいます。
この辺りでの尻セードはとても楽しかった。
この辺りでの尻セードはとても楽しかった。
右側に雪崩の跡。
右側に雪崩の跡。
お昼頃の大雪渓の下の方はズブズブでした。
お昼頃の大雪渓の下の方はズブズブでした。
さよなら、大雪渓。
さよなら、大雪渓。
雪解けの長走沢。
雪解けの長走沢。
下山すると猿倉荘で振る舞いがありました。味噌汁と山菜の天ぷらや煮物をいただきました。ありがとうございます。おいしかったです。
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下山すると猿倉荘で振る舞いがありました。味噌汁と山菜の天ぷらや煮物をいただきました。ありがとうございます。おいしかったです。
帰宅途中、クルマを止めて二股にかかる橋からパチリ。不帰キレットと不帰ノ嶮。
帰宅途中、クルマを止めて二股にかかる橋からパチリ。不帰キレットと不帰ノ嶮。

感想

●かなり久々の単独。振り返ってみるとちょうど半年振りとなる。
●5月も最終週。今シーズンの雪山もそろそろフィナーレとなるので、2人では行けないところをチョイス。
●雪山日帰りで高低差約1700m、まだ人が少なさそうな大雪渓から白馬岳に行くことに。
●約6時間半で往復。下りはあっという間。
●ヒップそりでの尻セードは自己最長記録を更新。
●2週連続の後立山連峰だが、やはり豊科で高速を降りてからが長い。往復約600km。
●猿倉荘に下山すると振る舞いが行われていて、味噌汁と山菜の天ぷらや煮物をご馳走になりました。

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3/5
体力レベル
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