聖岳から赤石岳 山の日連休の南アルプス縦走

2019年08月10日(土) 〜 2019年08月13日(火)

• GPS: 25:25
• 距離: 34.1km
• 登り: 3,645m
• 下り: 3,655m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:28
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:03

10:25 椹島ロッジ
10:36 10:36 赤石沢橋
11:04 11:08 聖沢登山口
12:39 12:45 聖沢吊橋
13:47 13:55 造林小屋跡
14:47 14:55 乗越
15:57 16:05 滝見台
16:27 16:28 慰霊碑の岩
17:28 聖平小屋

2日目

• 山行: 8:06
• 休憩: 1:19
• 合計: 9:25

5:55 聖平小屋
6:00 6:00 上河内岳分岐
6:28 6:33 薊畑
7:28 7:40 小聖岳
9:00 9:20 聖岳
10:28 10:38 聖兎のコル
11:34 11:34 兎岳・避難小屋
11:50 12:10 兎岳
13:02 13:14 小兎岳
14:13 14:13 中盛丸山
14:29 14:29 百間洞下降点
15:20 百間洞山の家

3日目

• 山行: 6:16
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:15

5:50 百間洞山の家
7:02 7:10 百間平
8:00 8:00 大斜面下コル
9:29 10:03 赤石岳避難小屋
10:09 10:14 赤石岳
10:35 10:35 椹島下降点
11:14 11:18 北沢源頭
11:29 11:29 砲台型展望所
12:28 12:36 富士見平
13:05 赤石小屋

4日目

• 山行: 2:29
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:29

5:25 赤石小屋
5:46 5:46 歩荷返し
6:46 6:46 カンバ段
7:54 椹島ロッジ

天候

8/10　晴のち曇 夕方豪雨
8/11　晴のち曇 午後一時雨
8/12　晴のち曇
8/13　曇

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

東海フォレスト送迎バス夏季臨時駐車場(無料)に駐車。
8/9の19時には余裕で駐車でき、車内泊しましたが、
深夜から早暁にかけてどんどん車が入ってきて、
200台以上停められそうな広大な駐車場が、早朝には満車になってしまいました。
そのためか、朝7:30の始発バスが6:30に繰り上げられたのですが、
そんなことは知らず、7時前に並べば大丈夫とゆっくり朝食食べて、まさかの乗り遅れ💦
二便は6:30に出たバスが椹島まで往復して帰ってくる8:30(^^;
これに、ギリギリで乗れる順番に並べて、1時間遅れを悔やみながらもホッと一息。
のはずが、乗れるはずの3号車(3台中の3台目)が途中でパンクしたとかで、
さらに遅れて、まさかの9:00発。
椹島を8:30に出発の予定が、約2時間遅れの10:25出発になってしまい、
予定どおりだったら遭わなかったはずの夕方の雨に濡れ、
名物のウェルカムフルーポンチはもちろん、
夕食も時間外で提供してもらえず、初日の行程は散々なことになりました。
せっかく前夜泊したのに、油断しきってこの顛末。。反省するしかありません。
それでも、二便に乗れたのはあと数人のみ。
もし、さらに2時間後の3便に乗ることになっていたら。。
3便以降に乗られた方には申し訳ないですが、幸運だったと思わなければ。

コース状況／危険箇所等

聖沢登山口〜聖平　：植林の中のやや荒れ気味の急登から始まり、渓谷沿いのトラバース
　　　　　　　　　　が続きますが、転倒にだけ気をつければ、特に危険はありません。
聖平〜百間洞　　　：薊畑から聖岳、兎岳、小兎岳、中盛丸山は南アルプス南部の主稜線
　　　　　　　　　　でルートも明瞭ですが、岩礫の急斜面では落石に注意が必要です。
　　　　　　　　　　百間洞下降点から百間洞は、樹林帯のトラバース道です。
百間洞〜椹島分岐　：百間平は稜線が広く濃霧時は支稜への迷い込みに注意が必要です。
　　　　　　　　　　赤石岳の大斜面は長い岩礫なので、落石に注意が必要です。
椹島分岐〜赤石小屋：北沢源頭までは草付きの急斜面を九十九折に降下するので、転倒に
　　　　　　　　　　注意が必要です。富士見平から先は樹林帯を昇降します。
赤石小屋〜椹島　　：大倉尾根の樹林帯は風倒木が多く荒れています。歩荷返しあたりと
　　　　　　　　　　椹島直前は特に急斜面で、膝や腰を痛めないよう注意が必要です。

その他周辺情報

前夜泊前に、道の駅川根温泉に併設の川根温泉ふれあいの泉(510円)に入浴。
露天湯から大井川鉄道を走るSLも見れました。
下山後は、車で10分下った南アルプス赤石温泉白樺荘(510円)で汗を流しました。
ヌルスベのいいお湯ですが、登山者でごった返していて、
ロッカーの空き待ち、カランの空き待ちで、気分はちょっとやれやれ。

写真

8/10 8:04

臨時駐車場。
朝すでに満車。。。

8/10 8:04

始発に乗れなかった人達💦

8/10 8:56

乗れるはずの二便が来ない💦

8/10 8:57

やっと補助席最後列に乗車。
揺れるわ跳ねるわ(笑)

8/10 10:36

赤石沢から赤石岳を仰ぐ。

8/10 10:40

足元にキツリフネの出迎え。

8/10 10:40

さらに東俣林道を下る。

8/10 10:41

足元に赤石沢の清流。

8/10 11:04

小一時間で聖沢登山口。
デポチャリ4台。下から？

8/10 11:08

いきなり急登。

8/10 11:22

振り返ると、
赤石ダムのコバルトブルー。

8/10 11:55

水場に癒されながら

8/10 12:05

樹間から稜線？
あんな所まで登んの?

8/10 12:09

随分登ったのに1/7って。。
全然はげみにならない(^^;

8/10 12:31

キノコに励まされる。

8/10 12:32

またキノコ。

8/10 12:37

なかなか荒れて、

8/10 12:37

デインジャラス。

8/10 12:40

ようやく聖沢吊橋。
まだ1/3。

8/10 13:05

ゴルフボールじゃなくキノコ

8/10 13:45

カケスの羽根。

8/10 14:03

キノコ。

8/10 14:36

またキノコ。

8/10 15:26

荒れたトラバースの連続。

8/10 15:39

タカネナデシコ。かな？

8/10 15:39

えと。。

8/10 15:43

ん〜。。

8/10 15:58

絶壁の上の滝見台。

8/10 15:59

対岸の滝が見事。

8/10 16:07

朽ちた橋に緊張(^^;

8/10 16:16

キノコも古い。

8/10 16:27

岩頭に慰霊碑。
青山白雲人とある。

8/10 16:27

足元は絶景。

8/10 16:28

ハクサンシャクナゲ。
見惚れるうちに豪雨💦

8/10 16:43

カッパを着込む間に
ずぶぬれになりながら、

8/10 16:48

もうすぐ！

8/10 16:54

登山道はもはや川💦

8/10 17:01

溢れてきた💦

8/10 17:27

やっと聖平小屋。17:30

8/10 17:48

フルポンも夕食もないが、
今夜の塒はからりと清潔。

8/10 18:08

とりあえずビール。
乾燥室でお姉さんと🍻

8/10 18:22

あの豪雨が嘘のような青空。

8/10 18:36

夕食に至極の一杯(笑)
コンビニおにぎり残りも美味

8/11 4:57

明けて、聖平の朝。

8/11 5:01

朝食。今気づいたけれど、
ウィンナーがない(´;ω;｀)

8/11 5:37

朝日を浴びる小屋を後に出発

8/11 6:02

タカネマツムシソウ。

8/11 6:03

ヤマハハコ。

8/11 6:23

イブキトラノオ。

8/11 6:27

ハクサンフウロ。

8/11 7:01

ミネウスユキソウ。

8/11 7:15

聖岳の雄姿。

8/11 7:17

振り返ると太平洋に雲海。

8/11 7:24

墨絵のような富士山。

8/11 7:28

小聖岳から聖岳。

8/11 7:47

雷鳥の冬羽かな？

8/11 7:54

チシマギキョウ。

8/11 8:02

花を愛でながら天空に。

8/11 8:13

振り返ると、
登ってきた稜線。

8/11 8:54

聖平小屋も見える。

8/11 8:33

8/11 9:02

聖岳。3,013m

8/11 9:53

これから向かう兎岳。

8/11 9:21

小兎岳から大沢岳の稜線。
遥か先に中央アルプス。

8/11 9:10

奥聖岳と、
その向こうに赤石岳。

8/11 9:50

ヨツバシオガマ。

8/11 9:50

ゴゼンタチバナ。

8/11 9:50

ミヤマダイコンソウ。

8/11 10:16

赤石山脈の赤い石。

8/11 10:26

聖兎のコルの先に兎岳。

8/11 11:04

ガスってきた。

8/11 11:25

ハクサンシャクナゲ。

8/11 11:51

兎岳。2,818m

8/11 12:50

小兎岳への稜線。

8/11 13:02

小兎岳。2,738m
兎のおまけでない昇り降り。

8/11 13:10

小兎岳。2,738m
どっちの絵にするか思案中。

8/11 13:25

大沢岳へのガスの稜線。

8/11 14:04

今日も降ってきた。
しっかり着込む。

8/11 14:13

中盛丸山。2,809m
展望がなくて残念。

8/11 14:32

百間洞への下降。

8/11 14:48

渓奥に百間洞山の家。
見えてからが遠かった💦

8/11 17:36

百間洞山の家。

8/11 17:39

2階3階は満室で、

8/11 15:49

屋根裏部屋に落ち着く。
ここも結局満室に。

8/11 15:57

とりあえずお疲れさま🍻

8/11 18:57

夕食は名物の
揚げたてのとんかつ。

8/12 6:10

3日目の朝も晴れて、
朝日を浴びる大沢岳。

8/12 6:16

大沢岳を背に
百間平への登り。

8/12 6:48

振り返ると中央アルプス。

8/12 7:09

広々と百間平。

8/12 7:57

チングルマの果穂。

8/12 8:00

眼下に大斜面下のコル。
直登でなくてよかった(^^

8/12 8:05

でも結構きつい(^^

8/12 8:18

百間平を振り返る。

8/12 8:59

さらに登って、

8/12 9:18

赤石岳避難小屋を望む。

8/12 9:12

雲海の上に富士山。

8/12 9:27

足元にはタテヤマリンドウ。

8/12 9:29

久しぶり赤石避難小屋。
人生避難小屋って(笑)

8/12 9:36

酒飲めのお言葉ですが、
日中なのでノンアルで残念。

8/12 9:55

聖岳を振り返る。

8/12 10:10

赤石岳。3,120m

8/12 10:20

小赤石岳へ向かう天空の稜線

8/12 10:26

途中に子連れのライチョウ。
ヒナは隠れて撮れず。

8/12 10:33

もう一度赤石岳を見上げて、

8/12 10:49

北沢へ下降。

8/12 10:52

お花畑ロード。

8/12 10:54

8/12 10:55

8/12 10:57

8/12 10:57

8/12 10:59

8/12 11:16

北沢の源頭で給水。

8/12 11:23

お花畑は続く。

8/12 11:27

8/12 11:37

トラバースして、

8/12 12:28

富士見平。2,701m
ガスで展望はなし。

8/12 12:55

森のキノコ。

8/12 13:01

樹間から赤石小屋。

8/12 13:35

まずはビール。

8/12 13:46

昼食。

8/12 13:50

久しぶりにカレー麺。

8/12 15:01

森の妖精。

8/12 17:04

赤石小屋の夕食。

8/12 17:22

赤石岳を見上げる。

8/13 4:33

最後の山小屋朝食。

8/13 4:39

窓から山の夜明け。

8/13 4:48

赤石岳は未明。

8/13 5:44

大倉尾根を下る。

8/13 5:56

荒れている。

8/13 7:49

15人抜きで駆け下りたが
目の前を始発バスが通過💦

8/13 7:58

椹島に到着。
コーラとソフトでまったり。

8/13 8:33

小屋弁のめはり寿司。
なぜか饅頭・チーズ付き。

8/13 10:23

10:30発のバス。満員。

8/13 10:50

東俣林道の荒れ道も
補助席でないだけ楽。

8/13 11:24

駐車場に帰着。
だいぶ空いている。

8/13 11:50

白樺荘の温泉で汗を流し、

8/13 12:43

腹ごしらえ。

8/13 13:58

途中、大井川鉄道。
ポスターでよく見る景色。

8/13 14:48

塩郷の吊橋を見上げる。

8/13 15:59

新東名の浜松SAで

8/13 16:31

見つけたうな焼き。浜名湖！
思わず買い食い。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 テルモス ガスカートリッジ ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール

感想

ikomaniyon

台風の3連発に加え、半月前に気管支喘息が再発し、
登れるかどうか、やきもきしましたが、
台風は9号と10号の狭間、気管支喘息もなんとか鎮静し、決行できました。
南アルプスの山はみんなスケールが大きいので、
アップダウンが長く激しいのですが、それも縦走の醍醐味。堪能しました。
体調的には、いくら歩いてもエンジンがかからず、汗は止まらず体はだるいままでしたが、
雲は多めながら雄大な展望を楽しみ、花盛りの高山植物を愛でて、
下界のあれこれを忘れ、心の晴れわたる山行でした。

高低差　：2,013m
累積標高：上り4,707m/下り4,675m