三頭山（峰谷橋から周回：ヌカザス尾根〜三頭山〜風張峠〜麦山浮橋）

2012年06月08日(金) [日帰り]

• GPS: 08:24
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,603m
• 下り: 1,609m

コースタイム

07:50 峰谷橋
08:17 三頭山登山口
09:25 イヨ山(979m)
10:20 ヌカザス山(1,175m)
10:32 ツネ泣峠
10:52 入小沢の峰(1,302m)
11:14 鶴峠分岐
11:44 御堂峠
11:48 三頭山(西峰:1,524.5m) 12:02
12:08 三頭山(中央峰:1,531m〜東峰:1,527.5m)
13:15 鞘口峠
13:55 砥山(1,302m)
14:17 風張峠
15:29 山のふるさと村
16:03 麦山浮橋(ドラム缶橋)
16:15 峰谷橋

天候

晴れ のち 曇り 時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平日なので、峰谷橋近くの駐車場を利用しました。
注)トイレの前に駐車場(5〜6台)が有ります。

コース状況／危険箇所等

[峰谷橋〜麦山浮橋〜三頭山登山口〜イヨ山]
麦山浮橋を渡り終えた所にヌカザス尾根の登山口の場所を示す表示板があります。
いったん反対方向へ進んで奥多摩周遊道路(舗装路)に上がって戻ってくることになります。
要所に道標も有りますので、道筋は判りやすいと思います。

[イヨ山〜ヌカザス山〜三頭山]
イヨ山からヌカザス山への登山道には、急坂箇所があるので滑落注意です。

[三頭山〜風張峠]
特に危険な場所は無いと思います。
”登山道”表示のあるルートを選んで歩いてみましたが、いわゆる”巻き道”でした。

[風張峠〜山のふるさと村〜麦山浮橋]
風張峠から山のふるさと村への下山ルートは「荒廃・危険」により迂回指示あり。
迂回指示に従い月夜見山方面へ進むと山のふるさと村への分岐(尾根道)あり。
このルートは落ち葉が堆積している箇所が多く、落ち葉に隠れた枝や岩に躓き易いので注意が必要です。
麦山浮橋は悪天候によって通行止めになる可能性があります。

◎登山ポスト
奥多摩エリアを管轄する青梅警察署の山岳救助隊のサイトによると、”登山計画書は、青梅警察署・青梅警察署管内の交番・駐在所又は奥多摩駅にて受け付けている”とのことなので、今回は自動車で立ち寄り易い小河内ダムにある小河内駐在所の登山ポストに計画書を投函させていただきました。ポストは駐在所内にあって、その場で計画書を書くことも可能でしたし、奥多摩や丹波山に関するパンフレットも置いてありました。

写真

6/8 7:50

お早うございます！ 今回の山行は峰谷橋からスタートして、標高差1,000mにて奥多摩三山最高峰の三頭山に登ります。

6/8 7:53

まずは特徴的な真紅の峰谷橋を渡って、麦山浮橋へ向かいます。

6/8 7:55

麦山浮橋、対岸の山影が湖面に映り込んでキレイです。

6/8 7:57

ボヨンボヨン、朝の湖は気持ち良いですね。

6/8 8:01

ヌカザス尾根へは、フムフムこう行くのか。

6/8 8:05

右手の木段を登ると、奥多摩周遊道路(舗装路)に上がれます。

6/8 8:07

奥多摩周遊道路(舗装路)に上った所に有名な水場が有りました。ここに自動車で水汲みに来ている方をよく見かけます。

6/8 8:10

石尾根の六ツ石山が良く見えます。

6/8 8:17

三頭山登山口、ここから登るのは初めてです。

6/8 8:18

カエルさん？の卵(泡)があちらこちらに見受けられました。

6/8 8:23

フタリシズカ(二人静：センリョウ科)、今日の山行ではこの植物(花)をよく見かけました。

6/8 8:24

結構な登りが続きます。

6/8 8:43

新緑が気持ち良いです。

6/8 8:49

残念ながら、紫陽花(あじさい)はまだ蕾でした。

6/8 8:50

ヒロハコンロンソウ(アブラナ科)？

6/8 8:50

ヘビイチゴ(バラ科)？

6/8 8:51

ヘビイチゴ(バラ科)？

6/8 9:06

ヒロハコンロンソウ(アブラナ科)？

6/8 9:06

ハンショウヅル(キンポウゲ科)？

6/8 9:08

ツルキジムシロ(バラ科)？

6/8 9:08

ツルキジムシロ(バラ科)？

6/8 9:12

マルバウツギ(ユキノシタ科)？

6/8 9:18

6/8 9:21

緑の中でツツジのピンク色が映えます。

6/8 9:25

イヨ山(979m)

6/8 9:37

6/8 9:39

6/8 9:53

この辺から、急坂が始まります。

6/8 10:01

間に合わなかったので写真には写っていませんが、ヤマカガシ(へび)が悠々と眼前を横切りました。不意を突かれたので、少しびっくりしました。

6/8 10:08

オトコヨウゾメ（スイカズラ科）？

6/8 10:14

急坂が続きます。

6/8 10:20

6/8 10:20

ヌカザス山(1,175m)

6/8 10:21

6/8 10:24

ムロクボ尾根との合流ポイント

6/8 10:25

6/8 10:32

ツネ泣峠

6/8 10:32

6/8 10:48

ギンリョウソウ(イチヤクソウ科)、別名：ユウレイタケで、葉緑体を待たず光合成を行わないそうです。

6/8 10:51

入小沢の峰(1,302m)

6/8 10:52

6/8 10:54

ヘリコプターのプロペラの様だったので

6/8 10:55

6/8 11:14

鶴峠分岐

6/8 11:26

6/8 11:35

ベニバナツクバネウツギ(スイカズラ科)？

6/8 11:42

ツルジムシロ(バラ科)？

6/8 11:44

御堂峠、三頭山の西峰と中央峰(東峰)の間にある峠ですが、まずは西峰に向かいます。

6/8 11:48

三頭山(西峰:1,524.5m)に到着です。平日ですが山頂では数名のハイカーさんが休憩されていました。梅雨時を前に虫のうるさい季節になりましたね。

6/8 11:49

西峰には「山梨百名山」の標柱があります。

6/8 11:49

山頂からの眺望は霞んでいてイマイチでした。

6/8 12:02

霊峰も見えず。まあーしょうが無いですね。せっかくなので、三頭山のピークをハシゴします。

6/8 12:08

三頭山(中央峰:1,531m)、手前のテーブル(ベンチ)はハイカーさんで満席でした。

6/8 12:09

三頭山(東峰:1,527.5m)、三頭山の三角点はここに有ります。大岳山方面に見晴台が有りますが、こちらもハイカーさんで満席でした。

6/8 12:11

東峰の見晴台です。

6/8 12:13

山頂付近には、まだ結構ツツジが咲いてました。

6/8 12:57

オカタツナミソウ(シソ科)？

6/8 12:57

オカタツナミソウ(シソ科)？

6/8 12:58

ギンラン(ラン科)？

6/8 13:03

今回も鞘口峠近くにあるお気に入りのベンチでひと休みです。相変わらず爽やかな風が吹いていて、心地よかったです。

6/8 13:15

鞘口峠、ここからも山のふるさと村方面へ谷道を使って下山できますが、今回は風張峠方面から尾根道を使って下山します。

6/8 13:16

下りてきた三頭山方面

6/8 13:17

檜原都民の森(森林館)方面

6/8 13:17

それでは風張峠(砥山)に向かって登り返します。

6/8 13:27

結構登ります。

6/8 13:36

「ブナ(シロブナ)」は日本原産なんですね〜。

6/8 13:36

そのブナの巨木を見上げての一枚です。

6/8 13:38

ドリーネ

6/8 13:45

6/8 13:55

砥山(1,302m)

6/8 14:07

「浅間尾根」との分岐ポイント

6/8 14:17

「風張峠」に到着しましたが・・・、

6/8 14:17

”荒廃・危険”のため、山のふるさと村/奥多摩湖方面へは月夜見山・御前山方面へ行くよう指示されていました。指示に従い月夜見山方面へ向かいました。

6/8 14:27

ここの分岐ポイントから、山のふるさと村方面へ向かいました。ここからは尾根道を使って下山すことになります。

6/8 14:37

登山道には落ち葉が堆積していました。落ち葉に隠れた岩や太い枝に注意です。

6/8 14:59

ギンリョウソウの団体

6/8 15:02

舗装路に出て、少し歩きます。

6/8 15:04

カーブミラーの辺りで登山道に戻ります。

6/8 15:05

ガードロープを跨いで登山道に戻ります。

6/8 15:19

ここの分岐ポイントから、山のふるさと村方面へ下りました。

6/8 15:29

山のふるさと村、平日でしたので施設の整備作業中でした。

6/8 15:30

とは言え、ビジターセンターとレストランは営業してました。

6/8 15:54

緑の中を麦山浮橋へ向かってます。

6/8 16:04

帰りもボヨンボヨン。

6/8 16:10

峰谷橋手前のトンネル内をテクテクと

6/8 16:11

お疲れ様です！ 峰谷橋のところでポツポツ来ましたが、お天気もどうにかもってくれて、今日も良い山歩きができました。

撮影機器：

FinePix F550EXR 富士フイルム

感想

gutenmrgen

6/8(金)は一般には平日ですが会社が休みでしたので、この時期の週末は沢山のハイカーで混雑する奥多摩三山の『三頭山』を、麓からじっくりと歩いてみることにしました。
具体的には、今まで歩いたことのなかった奥多摩湖畔の三頭山登山口から急坂で有名なヌカザス尾根を経て三頭山に登頂し、鞘口峠〜風張峠まで尾根道を歩いて、奥多摩湖側へ下山するルートを歩きました。

三頭山(1,531m)は麓との標高差だけでも1,000mになりますが、ヌカザス尾根は幾つものピークを越えながら標高を上げて行く、評判通りに登り応え十分なルートでした。
近くに”鋸尾根(のこぎりおね)”と名付けられた尾根が無ければ、代わりに鋸尾根と名付けられていたのでは？と思うほどのタフなアップダウンでした。
なお、平日でしたが三頭山山頂付近では沢山のハイカーさんにお会いました。

期待通りに始終緑(新緑)に囲まれながらの森林浴山行を満喫することが出来ましたが、三頭山の山頂付近に残っていたツツジを含めて、山行中にいろいろな『山の花』も楽しむことが出来ました。
※残念ながら紫陽花(あじさい)はまだ咲いてませんでしたが、