テント泊装備で日帰り山スキー 内蔵助氷河


- GPS
- 07:52
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,542m
- 下り
- 1,536m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 3:22
- 合計
- 7:49
天候 | 曇り時々晴れ 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
雷鳥沢ヒュッテ
|
写真
感想
今回は剱沢キャンプ場でテント泊して平蔵谷でも滑ろうと思っていたのですが、室堂で登山届を提出すると「スキー?強風で煽られますよ!明日はもっと強風になるので行動不能で帰れなくなるかも知れませんよ!」とビビらされ、いざ外に出ると確かにかなりの強風。
さてこの強風の中、平蔵谷に入るというのは普段でも源次郎尾根からの落石に注意しないといけないのにわざわざ落石に当たりに行くようなもの・・・ということで平蔵谷はあっさり中止。雷鳥沢キャンプ場も朝は結構な風で、今はテントもたくさんありますが明日の朝はどうか?それよりこの強風でテントが揺らされてほとんど眠れないのでは?!ということでテント泊も中止にして日帰りにすることにしました。
そうすると滑るところは定番の内蔵助氷河になります。この無駄なテント泊装備をどこかにデポしようかと思いましたが、中から荷物を出すのが面倒で結局そのまま内蔵助氷河まで全部持って行ったのでした(笑)
さて内蔵助氷河は稜線の強風よりは穏やかでした。ところどころ強風が吹くところもありましたが無風の場所もあります。風向きは雪渓から稜線に向かって吹いているので石が上から降ってくることもあまりなさそうです。
今日は最終バス17:40で帰ってもいいので、たっぷり時間があります。やはりここは雪渓の最上部まで登って急斜面を滑るのが一番滑った感が得られます。
登りはアイゼンにしようかと思いましたが、やはり雪渓最上部でアイゼンを脱いでスキーを履くという行為はその斜度から考えてあまりにもスリリングすぎるので、最初はツボ足で斜度が出てきたらスキーを履いてカニ歩きで登ることにしました。カニ歩きはスピードは遅いですが、登りきったらすぐ滑れるのがいいです。シールもクトーもなしで、スキーのエッジだけを頼りに登ります。
そういえば内蔵助氷河で滑るときは空身でしたが、先日の剱沢では重いテント泊装備のザックを背負ってましたから、剱沢の方が滑るのが難しくて当然でした。空身ですとジャンプターンも高く飛べるのでターンもしやすくなります。
この雪渓の登りは標高差150mくらいあり、ピークの真砂岳の標高よりも高いです。なので一本登って滑って休憩すると1時間かかります。今日は3本滑りましたから内蔵助氷河滞在時間は3時間というわけです。
3回も滑るとそれだけ多くの方に変態山スキーの姿を見ていただけるわけで、稜線から何人か手を振ってもらえました。もしかしたら知り合いの方なのかも知れません。遠くて人物までは識別できませんでした・・・
時間的にはもう一本滑れたのですが、さすがにカニ歩きで標高差150m登るのを3回もすると脚が疲れてきましたので3本で終わりにしました。3本目は岩場に挟まれた狭いところを無事に滑れたので満足したというのもあります。
今回も凹凸に無理に力を入れずに、エッジの角度とスプーンカットの選択に気を配ると比較的楽に滑れました。やっぱり空身で滑るのは楽ですね。
帰りのバスとケーブルカーも順調で特に待ち時間は長くありませんでした。ただ帰りの北陸道で、武生〜敦賀で車両火災のため通行止になり、鯖江から延々下道で帰りましたので帰宅が随分遅くなってしまいました。ちょうど火災現場にいた方々は身動きが取れなかったようで、私はまだマシな方だったようです。
コメント
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立山縦走中に滑降してるところを拝見、とても目立ってました。
僕も春は立山で滑りますが、夏の立山雪渓滑りとは 気合い入ってますね。お気をつけて楽しんでください。
ありがとうございます!
実は昨日今日も立山で滑ってました(笑)
これから秋の立山で滑る試練が待っているのですが、内蔵助雪渓の減り方がかなり早くて心配しています…
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