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Yamareco

記録ID: 1977647
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

奥大日岳・大日岳(雷鳥沢ピストン)

2019年08月10日(土) 〜 2019年08月12日(月)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:48
距離
13.7km
登り
1,132m
下り
1,136m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:20
休憩
1:24
合計
7:44
4:56
20
5:16
5:17
10
5:27
5:27
26
5:53
5:53
5
5:58
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10
6:08
6:09
12
6:21
6:23
67
7:30
7:31
3
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7:36
7
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7:52
16
8:08
9:00
10
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9:11
10
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9:27
4
9:31
9:32
76
10:48
10:49
17
11:06
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12
11:18
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5
11:23
11:24
29
11:53
11:53
13
12:06
12:07
20
12:27
12:32
8
12:40
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
東京駅-(新幹線)-富山駅-(富山地方鉄道)-立山駅-(黒部アルペンルート)-室堂

今年の夏休みは8/10~8/15の6日間。
いつも一緒に登山しているパートナーは、来年のTJAR(某山岳レース)の出場条件をクリアするために、立山駅〜大日岳〜薬師岳〜(西鎌尾根)槍ヶ岳(東鎌尾根)〜大天井〜常念岳〜霞沢岳〜上高地を3泊4日で縦走するという。
なので私はそのスケジュールに合わせ、前半は立山エリアで大日岳に登り、後半は上高地に移動して蝶ヶ岳〜霞沢岳の稜線で彼に会えるように山行を計画。
ひとまず8/10は東京から室堂(雷鳥沢)までの移動日、8/11は雷鳥沢キャンプ場を起点に奥大日岳・大日岳を日帰りピストンすることにした。
コース状況/
危険箇所等
■コース状況:特に危険箇所はありません。
■水場:ルート上は水場はありませんが、大日小屋で購入可
■トイレ:大日小屋(とても清潔でした)
その他周辺情報 ■キャンプ場:雷鳥沢キャンプ場(500円/人)
      設備はトイレと水場のみ。売店無し。
      売店やお風呂は、近隣のロッジ立山や雷鳥沢ヒュッテを利用
      今回は雷鳥荘で入浴&ビール購入(テン場から急階段を登るため空いていて穴場)
      受付時に登山計画書を記入&提出
      
11:24お盆帰省で大混雑の東京駅を出発し、16:30ようやく立山駅到着。ここでパートナーとはお別れ。私は明日雷鳥沢から大日岳を目指し、彼はこの立山から大日岳を登る予定。
11:24お盆帰省で大混雑の東京駅を出発し、16:30ようやく立山駅到着。ここでパートナーとはお別れ。私は明日雷鳥沢から大日岳を目指し、彼はこの立山から大日岳を登る予定。
さて、ここから一人旅。室堂行き最終便のケーブルカーに乗り込みます。
さて、ここから一人旅。室堂行き最終便のケーブルカーに乗り込みます。
別れ際、彼が駅前でおにぎりを購入したらしく、先にケーブルカーに乗り込んでいた私におにぎりを差し入れしてくれました。
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別れ際、彼が駅前でおにぎりを購入したらしく、先にケーブルカーに乗り込んでいた私におにぎりを差し入れしてくれました。
美女平まで急な角度でぐんぐん登るケーブルカー。
美女平まで急な角度でぐんぐん登るケーブルカー。
沿線脇には材木石という名の見事な柱状節理。
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沿線脇には材木石という名の見事な柱状節理。
美女平からバスに乗換え。バスの車窓から称名滝。撮影ポイントでは、ちゃんとバスが停車してくれます。
美女平からバスに乗換え。バスの車窓から称名滝。撮影ポイントでは、ちゃんとバスが停車してくれます。
そして明日登る予定の大日岳〜奥大日岳。
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そして明日登る予定の大日岳〜奥大日岳。
弥陀ヶ原。
この日は天気がよく、弥陀ヶ原の奥に薬師岳が見えた。
この日は天気がよく、弥陀ヶ原の奥に薬師岳が見えた。
そして、ようやく室堂ターミナルが見えてきた。
そして、ようやく室堂ターミナルが見えてきた。
17:45室堂ターミナルに到着。おなじみの掲示板で情報をチェック。
17:45室堂ターミナルに到着。おなじみの掲示板で情報をチェック。
室堂では30分200円で充電できます。
室堂では30分200円で充電できます。
さて、ターミナルを出るとピーカンの立山がお出迎え。もうすぐ18:00だというのに、この明るさ!
さて、ターミナルを出るとピーカンの立山がお出迎え。もうすぐ18:00だというのに、この明るさ!
みくりが池経由で雷鳥沢キャンプ場へ向かいます。
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みくりが池経由で雷鳥沢キャンプ場へ向かいます。
みくりが池温泉を通過。
みくりが池温泉を通過。
今は通行禁止となった地獄谷から白い蒸気がモクモク。
今は通行禁止となった地獄谷から白い蒸気がモクモク。
雷鳥荘から見下ろすテン場は、既にたくさんのテントがひしめいている。
雷鳥荘から見下ろすテン場は、既にたくさんのテントがひしめいている。
日が暮れる前にテン場の片隅に場所を見つけ、なんとか設営完了。テントの目の前にはアーベントロートの浄土山とお月さま。
日が暮れる前にテン場の片隅に場所を見つけ、なんとか設営完了。テントの目の前にはアーベントロートの浄土山とお月さま。
翌朝、4:50頃雷鳥沢キャンプ場を出発。まずは雷鳥沢を渡ります。
翌朝、4:50頃雷鳥沢キャンプ場を出発。まずは雷鳥沢を渡ります。
しばらく沢沿いに歩いたあと右折し登山道に取り付く。
しばらく沢沿いに歩いたあと右折し登山道に取り付く。
ここから本格的に登りが始まります。
ここから本格的に登りが始まります。
そしてすぐにお花畑!
そしてすぐにお花畑!
他の場所では綿毛になっていたチングルマも、この場所だけはまだ花盛り!きっと遅くまで雪が残っていたのでしょう。
他の場所では綿毛になっていたチングルマも、この場所だけはまだ花盛り!きっと遅くまで雪が残っていたのでしょう。
ガラ場の急登が続きます。
ガラ場の急登が続きます。
振り返ると地獄谷
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振り返ると地獄谷
そして雷鳥沢キャンプ場
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そして雷鳥沢キャンプ場
キャンプ場アップ!
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キャンプ場アップ!
さて急登を登り切ると、ここからしばらく道はなだらかになります。
さて急登を登り切ると、ここからしばらく道はなだらかになります。
地獄谷もよく見えます。
地獄谷もよく見えます。
ピークはいくつかありますが基本巻道なので散歩気分。
ピークはいくつかありますが基本巻道なので散歩気分。
進行方向遠くにみえるひときわ目立つ山容は…
進行方向遠くにみえるひときわ目立つ山容は…
モルゲンロートの白山が見えた!
モルゲンロートの白山が見えた!
右手には剱岳。
最初の急登以降は、奥大日岳まで気持ちの良い稜線歩き。目の前のピークも巻いていきます。
最初の急登以降は、奥大日岳まで気持ちの良い稜線歩き。目の前のピークも巻いていきます。
そして巻道の途中で、初めて目的地の大日岳と大日岳小屋が見えた。
そして巻道の途中で、初めて目的地の大日岳と大日岳小屋が見えた。
剱岳と早月尾根のシルエット。
剱岳と早月尾根のシルエット。
雪渓からの涼しい風を感じながら歩いていくと、奥大日岳のピークはもうすぐ!
雪渓からの涼しい風を感じながら歩いていくと、奥大日岳のピークはもうすぐ!
そしてキャンプ場から1時間15分ほどで奥大日岳に到着!
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そしてキャンプ場から1時間15分ほどで奥大日岳に到着!
奥大日岳から、弥陀ヶ原越しに薬師岳。遠くに笠ヶ岳や槍ヶ岳。
奥大日岳から、弥陀ヶ原越しに薬師岳。遠くに笠ヶ岳や槍ヶ岳。
剱岳・早月尾根のシルエットと毛勝三山
剱岳・早月尾根のシルエットと毛勝三山
そして目指す大日岳と鞍部に大日小屋。近くに見えるけど結構遠い。
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そして目指す大日岳と鞍部に大日小屋。近くに見えるけど結構遠い。
さて、そろそろ奥大日岳を出発。しばらくは立山の溶岩台地を眺めながら、奥大日岳南面をトラバース。
さて、そろそろ奥大日岳を出発。しばらくは立山の溶岩台地を眺めながら、奥大日岳南面をトラバース。
その後、鬱蒼とした茂みの中へ入ると…
その後、鬱蒼とした茂みの中へ入ると…
激下りが始まります!
激下りが始まります!
ガラガラと足場の悪い鎖場。
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ガラガラと足場の悪い鎖場。
下に人がいるので慎重に下ります。
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下に人がいるので慎重に下ります。
そして梯子。
ひと通り下った後、鞍部から登山道を振り返る。
ひと通り下った後、鞍部から登山道を振り返る。
鞍部から再び登り。陽も上がってきてひたすら暑い!
鞍部から再び登り。陽も上がってきてひたすら暑い!
溶岩台地の奥に立山。進むにつれて、見える景色も角度が変わってきた。
溶岩台地の奥に立山。進むにつれて、見える景色も角度が変わってきた。
薬師岳アップ!
暫く行くと大岩がゴロゴロした上を石伝いに歩くようになります。チングルマもまだ咲いている…と思ったら…
暫く行くと大岩がゴロゴロした上を石伝いに歩くようになります。チングルマもまだ咲いている…と思ったら…
ここが七福園。日本庭園のような…
ここが七福園。日本庭園のような…
巨岩とハイマツのコントラストが美しい場所でした。
巨岩とハイマツのコントラストが美しい場所でした。
その後は池塘や
花畑の中を進みます。
花畑の中を進みます。
タテヤマリンドウを探していたけど、咲いていたのはミヤマリンドウ。
タテヤマリンドウを探していたけど、咲いていたのはミヤマリンドウ。
そうこうしているうちに、大日岳と大日小屋が見えてきた!
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そうこうしているうちに、大日岳と大日小屋が見えてきた!
ここで行動食を食べたりして少し休憩。お手洗いも清潔で居心地良さそうな小屋でした。
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ここで行動食を食べたりして少し休憩。お手洗いも清潔で居心地良さそうな小屋でした。
大日小屋の売店。富山ブラックラーメンが気になる!
大日小屋の売店。富山ブラックラーメンが気になる!
そして小屋から、さくっと15分登って大日岳に到着!
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そして小屋から、さくっと15分登って大日岳に到着!
山頂のケルン?祠?
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山頂のケルン?祠?
山頂からのパノラマ
山頂からのパノラマ
本当に薬師岳がカッコいい!
本当に薬師岳がカッコいい!
視線を西へ移すと、昨日出発した富山駅方面。
視線を西へ移すと、昨日出発した富山駅方面。
その遥か彼方に白山。
その遥か彼方に白山。
台地の先端に美女平
台地の先端に美女平
美女平から称名滝へ下る道路が見えた。
美女平から称名滝へ下る道路が見えた。
さて大日岳山頂で1時間近くゆっくりしていたのでそろそろ出発!剱岳・立山を正面に見ながらテン場へ帰ります。
さて大日岳山頂で1時間近くゆっくりしていたのでそろそろ出発!剱岳・立山を正面に見ながらテン場へ帰ります。
最後に大日岳と大日小屋に別れを告げ先へ進みます。
最後に大日岳と大日小屋に別れを告げ先へ進みます。
そして往路でスルーしてしまった中大日岳の岩場に登る。
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そして往路でスルーしてしまった中大日岳の岩場に登る。
中大日岳からの剱岳
中大日岳からの剱岳
大日小屋もまだ見えた。
大日小屋もまだ見えた。
中大日岳から立山を一望。
中大日岳から立山を一望。
中大日岳からしばらくは楽園
中大日岳からしばらくは楽園
これもミヤマリンドウ
これもミヤマリンドウ
奥大日岳への登り返し…結構辛そうだ…
奥大日岳への登り返し…結構辛そうだ…
毛勝三山と早月尾根の先に見えるのは…
毛勝三山と早月尾根の先に見えるのは…
白馬岳かな?
そしていよいよ奥大日の登り返し!
そしていよいよ奥大日の登り返し!
その前に日陰で少し休憩。このルート日陰が少ないので真夏はキツイ!
その前に日陰で少し休憩。このルート日陰が少ないので真夏はキツイ!
急登を登り切るとこの景色。ご褒美ですね。
急登を登り切るとこの景色。ご褒美ですね。
よく見ると槍ヶ岳もバッチリ!左の白い山は野口五郎岳・右の赤い山は赤牛岳と黒い山は水晶岳かな?
よく見ると槍ヶ岳もバッチリ!左の白い山は野口五郎岳・右の赤い山は赤牛岳と黒い山は水晶岳かな?
もうすぐ奥大日岳山頂。
もうすぐ奥大日岳山頂。
と思ったら最後に鎖か〜
と思ったら最後に鎖か〜
見飽きた感もあるけど剱岳(奥大日岳)
見飽きた感もあるけど剱岳(奥大日岳)
もうすぐ雷鳥沢キャンプ場。池塘の上を吹き上がってくる風が心地よい。
もうすぐ雷鳥沢キャンプ場。池塘の上を吹き上がってくる風が心地よい。
青空とニッコウキスゲ
青空とニッコウキスゲ
ニッコウキスゲ越しの立山三山
ニッコウキスゲ越しの立山三山
さようなら大日岳
さようなら大日岳
そして最後に雷鳥沢を渡りキャンプ場に到着!この後、立山駅〜大日岳と縦走してきたパートナーと合流し、五色ヶ原へと進む彼を見送りました。
3
そして最後に雷鳥沢を渡りキャンプ場に到着!この後、立山駅〜大日岳と縦走してきたパートナーと合流し、五色ヶ原へと進む彼を見送りました。

感想

今年の夏休みは8/10~8/15の6日間。
いつも一緒に登山しているパートナーは、来年のTJAR(某山岳レース)の出場条件をクリアするために、立山駅〜立山〜薬師岳〜(西鎌尾根)槍ヶ岳(東鎌尾根)〜大天井〜常念岳〜霞沢岳〜上高地を3泊4日で縦走するという。
なので私はそのスケジュールに合わせ、前半は立山エリアで大日岳に登り、後半は上高地に移動して蝶ヶ岳〜霞沢岳の稜線で彼に会えるように山行を計画。
ひとまず8/10は東京から室堂(雷鳥沢)までの移動日、8/11は雷鳥沢キャンプ場を起点に奥大日岳・大日岳を日帰りピストンすることにした。


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