電車とバスで唐松岳・五竜岳(八方池山荘〜アルプス平駅)&ヤマレコおすすめルート
- GPS
- 11:33
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,780m
- 下り
- 2,090m
コースタイム
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 2:49
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:41
天候 | 初め雨・霧、その後ほぼずっと霧・たま〜に晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り:アルプス平駅からテレキャビンで五竜とおみまで(1000円/人)。その後白馬五竜バス停から長野駅まで 長野駅〜白馬のバスは、4回回数券を買うと多少安くなります(2000円→1800円)。ゴンドラアダムは往復だとモンベル割があるそうですが片道ではダメ(笑) |
コース状況/ 危険箇所等 |
唐松岳頂上山荘直前のヤセ尾根は風が強かったせいか、ちょっと怖かったです。唐松山荘から五竜へ向かう始めの大黒岳までの区間は、クサリ多数で切れ落ちている岩場が続き要注意区間です。五竜山荘から五竜岳への登り300mのうち後半100mは岩場が続きます。五竜山荘から西遠見山の下りはクサリ区間が断続的に続きます。一つ一つはそれほど難易度は高くないのですが、登ってくる多数のハイカーとのすれ違いもあり意外と危ない箇所かと。また遠見尾根は北側が崩壊しつつあるようで痩せてて怖いです。 |
その他周辺情報 | テレキャビン山麓駅の五竜とおみ前・エスカルプラザ1Fの竜神の湯(650円/人)は空いてて良かったですが、プラザ内のカフェもレストランも16時半前には閉まってしまうので要注意です。バス停まで連絡バスもありますが、16時半で終了とのこと。神城駅周辺もその時間帯で開いている店はなく、結局道の駅白馬まで歩いて食事しました。 |
写真
感想
夏休み第三弾として、昨年台風で泣く泣く断念した唐松〜五竜に再挑戦することにしました。一応ヤマレコおすすめルートだったので、ちょっと行程が違いますが一応登録してみます。
新幹線・バスを乗り継いて朝9時半ころ八方BTまで来ましたが、なんと土砂降り(涙)。1時間ほど停滞します。ちょっと小降りになってきたので、同じバスで来た3名グループの方々を追ってゴンドラ乗り場まで行くことにします。ゴンドラは動いていたので、リフトを乗り継ぎ八方池山荘まで。上は霧ですがほとんど降っていません。山荘の方に唐松まで行けなかったら泊めてもらえるか確認してから出発です。風はあるものの雨は強くならず、八方池でツアー団体に追いつきました。途中降りてきた方に、結構登っていく方がいるとの情報を得ました。雨具の上着を脱いでさらに進みます。上下樺・扇雪渓を越えて丸山を捉えます。と、手前で猿が登山道を横断しました。丸山まで到達した時点で、頂上山荘までは行けそうだと判断しました。山荘手前のヤセ尾根が風が強くちょっと怖かったですが、なんとか頂上山荘に無事到着できました。剣は全く顔を出さず、唐松岳すら見えたり隠れたり。今日はあきらめて明日に賭けることにして、お疲れさん!食事は4時半からで24名のみ、ゆったりと休憩して就寝しました。
夜中は暴風で時折目を覚ましました。外を覗いても霧で何も見えず。4時半頃に霧の中唐松岳に向かうヘッ電がいくつか見えました。朝5時過ぎても霧は晴れず。朝食は6時からと少し遅めなので、朝食前に唐松岳ピストンに向かいました。青空が多少見えたものの、頂上でも眺望は全くなし。すぐ下山して朝食です。朝食中はそのまま八方池山荘へ下ろうと決めてましたが、食事が終わる頃にちょっと晴れ間が。風も治まっているようです。せっかくだから行ってみようとメット装着してチェックアウトへ。救助隊の方と少しお話して注意箇所を教えてもらい出発しました。
唐松岳頂上山荘から大黒岳まで下る初めの三分の一が要注意箇所です。よくこんなとこに連れてくる気になったね〜と嫌味を言われながら、マーカーとクサリを頼りに切れた岩場をゆっくり進みます。「ここより岩場」の標識を過ぎると、ハイマツ帯のいい尾根になります。五竜山荘に到着してザックをデポする許可を得てから五竜岳に向かいます。既に降りてくるハイカー数名とすれ違います。山荘〜五竜岳の登り300mのうち後半100mが岩場です。牛首の切れた岩場よりは安心ですが、厳しい直登が続きます。ようやく道標が見えてきて、着いた!と写真を撮りますが、何かが違う。地図を確認すると山頂はもう少し先のようです。気を取り直してさらに少し進み、山頂標識で万歳万歳。分岐標識まで戻ったところ昨日からご一緒だった3名グループの方が登ってきてやはり山頂だと勘違いされているご様子。キレット小屋に向かわれるようなので山頂はもう少し先だとお教えして僕らは五竜山荘へ下山開始しました。
山荘まで戻ってキノコうどんで腹ごしらえ。続々と遠見尾根をハイカーが上がってきます。テン場も続々と建築中。山荘の宿泊者は昨日は1名、今日は予約だけで120名だそうです。明日は好天らしいので、金土と土日のどちらが良かったか難しいとこですね〜
さて下山開始です。西遠見山まではクサリ場が続きます。難易度は高くないようですが救助隊の方のお話でも事故多発地帯です。登ってくるハイカーとのすれ違いも多く、気を抜かず慎重に降ります。西遠見を越えると道は穏やかになりますが、北側(下り左側)が切れ落ちていて崩壊しつつあります。辛い中遠見・小遠見への登り返しをこなして、小大見からは遊歩道。テレキャビン駅まで何とか辿り着いて、今日の山登り終了です!キャビン(片道1000円/人)ではなんと嬉しい冷たいおしぼりサービス付き!下道を果敢に歩くハイカーも見えました。
五竜とおみ駅まで降りてエスカルプラザで入浴(650円/人)です。空いていて良かったですが、レストランやカフェも4時過ぎには閉店してしまってゆっくり休憩できるところがありません。バスの通る千国街道まで降りますが、開いているお店がありません。結局、道の駅白馬まで歩いてお疲れ様となりました。こっちにも入浴施設があるようです。
今回は眺望には恵まれず雨風と霧でちょっと不安な中の行程となりましたが、結果として無事に五竜岳も登頂できたので、終わり良ければすべて良しの楽しい山歩きでした!
「おすすめルート」実際に行ってみた!キャンペーン by ヤマレコ
cyberdoc さん
夏休みシリーズ泊りで第三弾までとは羨ましいです。
天気が悪かったのがちょっと残念でしたね。
みなさんのレコをお読みして、夏休みに遠くの山に行った気分になったHBでした。
hamburg
hamburg さま、おはようございます
最後は台風を追っかけての山行になりましたが
結構充実した夏休みになりました
6〜7月に行けなかった分を少し取り返しました
台風襲来最終日に入山されたので山小屋は空き空き状態でしたね。
みそ汁のお代わり…いけましたか?
山小屋泊での夜間の強風や驟雨は平地以上に激しく聞こえるので、…翌日のことがとても気になりますね。
またまた昔話で恐縮ですが、ほぼ同じ行程で1990年前後に歩きました。
しかし拙者の山の師に誘われ付いて行ったので主体性に欠け、イマイチ(往復の交通手段とか宿のこととか)記憶に乏しいのです。
それゆえ途中にそんなに岩場があったのか…とか、トラバース道があったのか…とか、ほとんどが記憶の外(泪 )。
最後に遠見尾根を下ってゴンドラに乗った時にホッとしたことは覚えています。
ただ幸いに今回よりは天候に恵まれたいたので、山荘から西側の祖母谷方面をきれいに見下ろせ、いつか歩いて下ってみたいなぁ…と思ってから、はや30年
【過去レコ】をアップしたら「ヤマレコおすすめコース」に登録可能ですかね?
…って写真が見つからず、山行日程も分からずでは無理ですけど
追伸:6 は拙者でも分かる「マツムシソウ」ではないかと ?
隊長
隊長、おはよーございます
先日のツアーとは違い自分たちだけで判断しないといけないので
撤退・行程変更等々、風雨や時間を考慮しながらの山行になりました
八方池山荘に泊まる or 白馬村まで降りて翌日は観光か?等々
結果として予定通りの行程となりましたが、いや〜難しかった〜
確かに鮮明に記憶に残る山行になりそうです
ヤマレコおすすめルートは「2019年4月1日以降に書かれた記録を対象」ということですが
おすすめルート登録以前の山行は対象外とされていたような気が・・・
cyberdocさん、こんにちは
今年は人気のルート、
次々と攻めていますね。
奥様も健脚です。
稜線でのガスは残念でしたが、
空いている山小屋、快適そうです。
遠見尾根は長くてきついですね
小遠見大遠見中遠見西遠見とか
まるで浦和だったなぁと思い出しました
satfour さま、こんばんは
暑がりなので、夏はアルプス病に罹ってしまい
なので、有名コースばかりになってます
浦和、笑っちゃいました
五竜を日帰り遠見尾根ピストンしてる方が多かったのにはビックリでした
cyberdocさん、ciaociao4155さん、こんにちは。
今年は着々と人気コースに行っていますね。今回も大感激の2日間だったでしょう。ざんねんだったのは、五竜岳を離れて見えなかったこと。筋骨粒々とした岩山で隣の鹿島槍に重なってみることができます。
私はかつて、五竜山荘宿泊で行きました。夕食は名物カレーだったこと、それを4杯もおかわりしたことを思い出しました。
aideiei@北海道でした。
aideiei さま、こんばんは
都内も多少気温下がってますけど、北海道はいいですね〜
夏は有名コースと決めてるので
ただ「台風一過」とならなかったのは残念です
また次回に期待したいと思います
まいど〜
事前に予想されていたかとは思いますが、台風一過の晴天とならず残念でしたね。それでもよっぽどじゃ無い限り取り敢えず行ってしまうのは大事ですよね。と、雨男はそう思っています
amenouwo さま、まいど
も少し、いい天気の予定だったのですが
一日ずれてたら、今度は山小屋が大混雑だったでしょうし
どっちもどっちで、痛しかゆしですね〜
でも、なんとか五竜 登れて良かったです
おこんばんは〜🎵
「よくこんなとこに連れてくる気になったね〜」という奥様からのクレーム、爆笑しました (≧∇≦)b
台風一過とならず残念でしたが、ガスガスだと高度感が薄れて良かったかも ( ̄∇ ̄)
さて、唐松山荘に通じるトラバース道は通行止めなんでかぁ。とても安全な道だった記憶があるのですが、、、
で、痩せ尾根を通るルートに付け替えられているのですね (´θ`llll)
てか、雲上の山小屋で個室って!最高の贅沢ですねぇ ( ̄∇ ̄)
これでお風呂も付いていれば、我が家の奥様も大喜びですのに σ(^_^)
お土産の「山が好き酒が好き」👕、私もH先輩もMサイズでオッケーですよ (´▽`)ノ
kazu5000 さま、まいど
言ってる割には意外と楽しそうでしたよ〜
ホントなら大混雑する小屋でゆったりと剣を眺めながら休めるはずだったのですが
ガラガラで無駄に広い部屋で眺望全くなしでした
水が厳しい小屋なので、お風呂はどうかな〜
ノースフェースの白馬バージョン 買っちゃいましたよ〜
もちろん自分たち用ですが、何か?
こんにちわ、
小屋のお部屋が広くていいですね〜泊まってみたいです。
山小屋って、混んでいるのと空いているのとでは、居心地や印象が全く違いますね。
それにしても、ciaociao4155さんは、スゴイです!ヘルメット姿が、かっこいい!
憧れます!
3737 さま、こんにちは
お部屋とっても良くて快適でした
去年せっかく取れたのに台風でキャンセルしたので
今年は何が何でも行きたいと思ってました
自分でもメットが似合う初心者 ハイカーだと言ってます
cyberdoc さん、こんばんは。
北ア、中アの三連発、5月6月に大人しくしていたストレスを一気に発散と言うところですか?
さすがに3度目の何とかで、唐松、五竜の天気は残念でしたね。
いずれ仕切り直しをするのでしょうが、また目標出来て良かったのでは?
kojiroh18 さま、おはようございます
夏前の悪天候の時期に計画だけ先行していた夏旅でしたが
一応完遂できたので、ほっとしています
独りならいいのですが、カミさん連れなので時間が読めないのが難点でした
唐松はもう3回目だったので、次は鹿島槍ですかね(笑)
天気が悪いとは言え、頂上滞在時間が超短い
就職して間もない若い頃、種池から北上したはずですが、記憶がありません。
大学3年の夏合宿で種池から南下したのは、ところどころ覚えてますけど。
最近、岩場の下りはことのほか時間がかかるようになった気がします。
H先輩、おはようございます
持論ですが、山頂は下から最も遠くて危ないとこだと思っていて
できるだけ短時間で辞するようにしています
神様の椅子に長居するのも気が引けるもので
岩場 高所恐怖症なので年々いやになりつつあります
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