北海道山旅/2.羅臼岳

2019年08月24日(土) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,453m
• 下り: 1,438m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:53
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:33

5:27 ホテル地の涯
5:32 5:33 木下小屋
6:53 6:53 弥三吉水 天場
7:02 7:02 極楽平
7:55 7:56 銀冷水 天場
8:12 8:13 大沢
8:43 8:44 羅臼平
8:57 8:57 岩清水
9:22 9:23 羅臼岳直下の岩場
9:34 10:12 羅臼岳
10:18 10:19 羅臼岳直下の岩場
10:35 10:36 岩清水
10:45 10:45 羅臼平
11:06 11:06 大沢
11:18 11:18 銀冷水 天場
11:52 11:53 極楽平
11:59 11:59 弥三吉水 天場
13:05 13:07 木下小屋
13:08 13:09 ホテル地の涯
13:09 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場 ホテル地の涯未舗装ゾーン

コース状況／危険箇所等

道の状況 迷う事なく問題ない。
足元ぬかるみの箇所、木の幹が横に張り出し、頭上注意の箇所もあり

写真

8/24 5:30

昨夜の嵐が嘘のように、穏やかな朝。木下小屋の前で登山届を記入して出発

8/24 5:41

クマの好物であるミズナラの森に入る。足元には夕べの風で落ちたと思われる、まだ青いドングリの枝が所々に

8/24 12:39

まだ、これからのドングリ

8/24 5:48

入るぞーと、大声でクマに断りをかけながら進む

8/24 6:05

おや、もう、ハギが咲き出している

8/24 6:07

海が見える。オホーツク海なのだ

8/24 6:14

ダケカンバのゾーンになって来た

8/24 6:14

でも、ミズナラも健在

8/24 6:27

山肌が見えた。羅臼岳山頂だろうか

8/24 6:38

東方向だから、硫黄岳方面のようだ

8/24 6:42

これも違うようだ

8/24 6:48

ダケカンバのトンネルになって来た

8/24 6:52

弥三吉水、冷たい清水が流れている

8/24 7:00

これが羅臼岳。姿を現して来た

8/24 7:00

斜度が緩くなったと思ったら極楽平

8/24 7:01

昨夜の嵐の影響なのか、登山路がせせらぎになっている。頭上も気をつけなければならない。幹が低く横に張り出している

8/24 7:54

銀冷水の側に広場があり、携帯トイレのブースが向こうにある

8/24 8:00

夕べの嵐が嘘のようだ

8/24 8:08

大沢の登り。シーズン始めには雪渓が残っている

8/24 8:20

おや、リンドウ

8/24 8:20

朝日を浴びて

8/24 8:24

道を外さないようロープ内を歩く。登り積めれば羅臼平

8/24 8:33

羅臼平に出たら、さっそく山頂が見える

8/24 8:33

広がる海がオホーツクだと思うと感慨ひとしお

8/24 8:38

羅臼岳マジマジと

8/24 8:40

山頂が特異的な形をしている

8/24 8:40

木下弥三吉のレリーフの向こうが硫黄岳方面

8/24 8:40

カメラを左に

8/24 9:00

硫黄岳

8/24 9:00

海の向こうに島が浮いているように見えるが、何もないはず

8/24 9:05

眼下に知床五湖が見える。昨日、雨の中、第一湖までの高架木道を往復したが、風が凄まじいこと。今朝は穏やか、遊覧船も浮かんでいる

8/24 9:06

硫黄岳がさらに低くなって来た。オホーツク側はくっきりだが羅臼側は常に雲が湧いている。昨日、学習した通りだ

8/24 9:12

立ちはだかる溶岩ドームの前にもう一登り

8/24 9:14

カライトソウの白花のようなタカネトウウチソウ

8/24 9:18

イワギキョウ

8/24 9:24

頼もしげな最後の登り

8/24 9:26

イワブクロ。樽前山にはいっぱい咲いていたな

8/24 9:38

そして、山頂に着きました

8/24 9:39

狭い岩場。風もさほど強くもなく、快適

8/24 9:45

眼下に見えるのはウトロの町だろうか

8/24 9:47

稜線を挟んで羅臼側は常に雲が発生している

8/24 9:56

雲海の向こうに見えるのは、国後島ではないか

8/24 9:57

硫黄岳はもう、雲の中だが

8/24 10:07

一瞬、黄色い岩肌が見えた。数組いた登山者が皆降りて、ツバメが頭をかすめていく。我々も帰ろう

8/24 14:02

下山後、知床峠から見た羅臼岳。随分大きな山だった

8/24 15:06

国後島展望台から見た国後島と羅臼漁港。国後島はすぐそこにあるのだ

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

teamjnk

オホーツク雲海の向こうに国後か 地の果ての山おお羅臼岳

羅臼岳を目指すというだけで、私の中ではザワザワと落ちつかくなってしまう。知床世界自然遺産のゾーンにあり、我々が登れる日本最東北端の山であること。ヒグマの出没多発地であること。天候が不安定な山で中々好日のチャンスに恵まれないことなど、他の山以上にプレッシャーがかかる。
現に昨年も道東の山を目指してやって来たのに、1週間ほとんど雨で、寒い観光旅行に終わってしまった。昨日も夕方から雨が降り出し、登山口では夜半には嵐のような暴風雨となり、変わらぬ天気予報を何度も確認していた。
しかし、翌朝には嘘のように雨も風も収まり、穏やかな登山日和と相成り、クマに断りの声をかけながら山に入った。
山頂から見えた青いオホーツク海、沸き立つ雲の向こうに薄っすら見えた国後島に、ここがシリ・エトク、羅臼岳なのだ、と、実感する。