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Yamareco

記録ID: 2000039
全員に公開
山滑走
剱・立山

季節は夏山スキーから秋山スキーへ 内蔵助氷河

2019年08月31日(土) 〜 2019年09月01日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:51
距離
21.8km
登り
2,510m
下り
2,524m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:26
休憩
0:41
合計
8:07
8:14
10
8:24
8:24
14
8:38
8:38
12
8:50
9:24
2
9:26
9:26
77
10:43
10:43
7
10:50
10:50
211
14:21
14:21
38
14:59
15:00
8
15:08
15:10
6
15:16
15:17
25
15:42
15:42
33
16:15
16:18
3
2日目
山行
5:29
休憩
1:14
合計
6:43
2:38
2:39
95
4:14
4:14
9
4:23
4:23
118
6:21
6:21
12
6:33
6:33
52
7:25
7:26
4
7:30
8:40
6
雷鳥沢キャンプ場
8:46
8:47
6
8:53
8:54
15
9:09
9:09
10
9:19
天候 両日とも 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
立山駅前 一番近いところがまだまだ空いてました
お盆に比べると人も減りました
2019年08月31日 08:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
8/31 8:15
お盆に比べると人も減りました
草黄葉が始まっています
2019年08月31日 08:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
8/31 8:19
草黄葉が始まっています
雄山はガス
2019年08月31日 08:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 8:19
雄山はガス
ミクリガ池は波立っているので今ひとつ
2019年08月31日 08:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 8:25
ミクリガ池は波立っているので今ひとつ
池塘のあたりも草黄葉に
2019年08月31日 08:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 8:30
池塘のあたりも草黄葉に
閑散としたテント場
2019年08月31日 08:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 8:38
閑散としたテント場
さて9時前ですが幕営します
2019年08月31日 08:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 8:54
さて9時前ですが幕営します
またシラヤマイグチ
2019年08月31日 10:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 10:32
またシラヤマイグチ
真砂岳から内蔵助氷河 すごい強風
2019年08月31日 10:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 10:45
真砂岳から内蔵助氷河 すごい強風
思ったほど小さくなってませんでした。左上のところまで行けるのでOK。
2019年08月31日 10:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 10:55
思ったほど小さくなってませんでした。左上のところまで行けるのでOK。
新しい看板がありました
2019年08月31日 11:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 11:00
新しい看板がありました
例によってカニ歩きで登ります
2019年08月31日 11:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 11:21
例によってカニ歩きで登ります
最上部まで登ります
2019年08月31日 11:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 11:44
最上部まで登ります
雪はシャバシャバしててまあまあ滑りやすい
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雪はシャバシャバしててまあまあ滑りやすい
カニ歩きで登っては滑りを繰り返し
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カニ歩きで登っては滑りを繰り返し
雪渓末端部には行きません
2019年08月31日 14:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 14:06
雪渓末端部には行きません
今日は4本で許しておこう(笑)
2019年08月31日 14:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 14:12
今日は4本で許しておこう(笑)
また雷鳥がいました〜
2019年08月31日 14:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 14:17
また雷鳥がいました〜
二羽目
2019年08月31日 14:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 14:18
二羽目
三羽目
2019年08月31日 14:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 14:18
三羽目
今日は時間もあるので別山経由で戻ります
2019年08月31日 14:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 14:39
今日は時間もあるので別山経由で戻ります
まだ行ったことのない別山北峰
2019年08月31日 15:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 15:00
まだ行ったことのない別山北峰
平蔵谷の雪渓の様子をチェック。もうだんぶ分断されてます。
2019年08月31日 15:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 15:01
平蔵谷の雪渓の様子をチェック。もうだんぶ分断されてます。
別山北峰
2019年08月31日 15:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 15:09
別山北峰
初めてなので動画自撮り
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初めてなので動画自撮り
剱沢キャンプ場はテントが数張りと見たこともないくらい閑散としてました
2019年08月31日 15:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
8/31 15:21
剱沢キャンプ場はテントが数張りと見たこともないくらい閑散としてました
テント場に戻ります
2019年08月31日 16:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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8/31 16:11
テント場に戻ります
新月でしたが雲があって星空は今ひとつ
2019年09月01日 02:00撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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9/1 2:00
新月でしたが雲があって星空は今ひとつ
時々雲が晴れるので撮影するとさすがに星がいっぱい
2019年09月01日 02:36撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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9/1 2:36
時々雲が晴れるので撮影するとさすがに星がいっぱい
先日の台風の時並みの強風だった真砂岳
2019年09月01日 04:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/1 4:15
先日の台風の時並みの強風だった真砂岳
内蔵助氷河より、そろそろ明るくなってきました。
2019年09月01日 04:33撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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9/1 4:33
内蔵助氷河より、そろそろ明るくなってきました。
夜明け前の内蔵助氷河
2019年09月01日 04:33撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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9/1 4:33
夜明け前の内蔵助氷河
今日もちょっと雲に邪魔されてます
2019年09月01日 05:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/1 5:09
今日もちょっと雲に邪魔されてます
出てくるところ
2019年09月01日 05:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/1 5:16
出てくるところ
モルゲンロート山スキーを動画で撮っていたつもりがスタートしてなくて、ちょっと遅れて撮影したものです・・・。一応雪渓が少し色づいてます。
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モルゲンロート山スキーを動画で撮っていたつもりがスタートしてなくて、ちょっと遅れて撮影したものです・・・。一応雪渓が少し色づいてます。
せっかくなのでもう一本登って滑りました。朝一は雪が硬く、パウダーのように見えますが削れているだけです(笑)
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せっかくなのでもう一本登って滑りました。朝一は雪が硬く、パウダーのように見えますが削れているだけです(笑)
また来ます(笑)
2019年09月01日 06:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/1 6:06
また来ます(笑)
入り口のガラスに写っている季節外れの変態!!
2019年09月01日 06:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/1 6:24
入り口のガラスに写っている季節外れの変態!!
草黄葉と別山
2019年09月01日 06:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/1 6:54
草黄葉と別山
ここの登山道、かなり整備していただいてルートがわかりやすくなりました。
2019年09月01日 07:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/1 7:15
ここの登山道、かなり整備していただいてルートがわかりやすくなりました。
ふわふわチングルマ健在
2019年09月01日 07:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/1 7:21
ふわふわチングルマ健在
雷鳥沢キャンプ場を後にします
2019年09月01日 08:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/1 8:54
雷鳥沢キャンプ場を後にします
空いている室堂
2019年09月01日 09:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/1 9:17
空いている室堂
9:20のバスが出たところということもありガラガラ
2019年09月01日 09:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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9/1 9:28
9:20のバスが出たところということもありガラガラ

感想

土日の天気は諦めていたのですが、木曜日時点での予報が意外と大丈夫かも?という予報に変わっておりキャンセル続出のwebチケット始発7時を予約。もし天気がイマイチならキャンセルしようと思っていたらキャンセル期限の金曜日お昼12時を過ぎてしまい、行くしかなくなりました(笑)
結果的には雨に降られることもなく、内蔵助雪渓山スキー満喫できたので行って良かったです。
天気予報がそういうことだったので立山駅の駐車場は一番近いところもまだ7割くらいの埋まり方でした。朝6:20くらいで。これはガラガラの予感。それでもケーブルカー乗り場の列は登山者でいっぱいです。そんな中スキー持った変態が一人。もちろん私だけ。
高原バスの前の席に座っていたご夫婦らしき人の、おじさんの方がやたら奥さんに対して威圧的な口調。今ならパワハラですよ。私なら速攻逃げますが、この奥さんなんでこんな人と一緒にいるんだろうと考えていたら眠れませんでした(笑)
さていつものように室堂で登山届を提出します。予め印刷して持っていくと時間ロスがなくていいですよ。もう覚えていただけたのか、「内蔵助〜ご苦労さんです」とのリアクション。
まずは雷鳥沢キャンプ場まで歩き、空いているテント場に設営します。平坦で水場に近いところを選んだら後から来た人も近くに設営しだして、こんなに空いてるのにここだけ混雑しています(笑)
設営できたら水を汲んでスキー担いで内蔵助氷河を目指します。泊り装備がなくなったので「軽っ!」と思いました。スキー持ってるので重いのですが相対的な感覚ですね。
空いている大走を登ります。今日は風が強いので、アウターを出すかどうか悩むところでした。ちなみに他の登山者はアウター着込んでました。稜線はかなりの風でしたがそのまま内蔵助山荘側に入り込むと風もおさまり、アウターなしでクリアしました。
内蔵助氷河に入ると真新しい看板が登場していました。この写真に変態の滑った跡が写ってなくてよかったです。登山靴は登山道沿いにデポして、雪渓途中までザックを背負って歩き、そこでザックをデポしてアタックザックに切り替えてスキーカニ歩きで登ります。
お昼前ということもあり雪は緩んでいて滑りやすそうです。右足が山側のカニ歩きが苦手だったので逆ばかりしていたのですが、今日は苦手克服とばかり交代にして登ります。多分アイゼンで登った方が倍くらい速いと思いますが、トップの急斜面でアイゼン脱いでスキーを履くのは非常にリスキーなので、スキーカニ歩きなのです。
この時間帯はギャラリーも多いので、あまり自撮りばかりやっていると興ざめになるでしょうから4本滑って自撮りは2回だけにしました。ギャラリーにも気を使う変態です。
さすがに4回目のカニ歩きで足もパンパンでしたから5本目はやめにしました。
帰りは剱岳方面が見えていたのでたまには別山経由で戻ることにしました。
登山者も少しは増えて、スキー持っているというだけで結構声を掛けていただけます。別山乗越では休憩しながらスキー好きな方と長話になったと思います。
テント場に戻ったらもう17時前で、そそくさとラーメンやらパスタやら(インスタントの残り物を片付けただけ)、そして雑煮を作って平らげます。これで満腹になったのであとは寝るだけ、18時半には耳栓をして爆睡しました。

翌朝はアラームをセットして2時起き。目覚めて時計をみたら1:58でした(笑)
朝ごはんは行動食の残りだけ、準備とトイレを済ませてヘッデン点けてまた大走を登ります。
今日は他にヘッデンがありません。風も強く、月も出てないので何となく気が晴れません。強風なので星が見えたり見えなかったり。途中からすごいガスの中を歩きました。稜線は先日の台風の時と同じくらいの暴風、さすがに今朝はアウター着て防寒テムレスしています。
内蔵助山荘では一人だけ小屋から外の様子を覗きに出てこられました。変態とかかわりたくないオーラを感じましたのでスルーして内蔵助氷河に向かいます。ここは何度も歩いているのでヘッデン歩行でも大丈夫ですが、これが初めてならちょっと心配でしょう。
雪渓に着くと徐々に明るくなってきました。今日も御来光の方角には雲がありますが隙間もあります。カニ歩きで雪渓を登っていると御来光が出てきそうになったのでカメラをセットして動画を撮影します。しますと言ったものの実際には撮影したつもりになっていました。そのまま登り続け、オレンジ色のモルゲンロートに雪渓が照らされたところでカーンと一発滑ります。まだ輝いているので登り返してもう一本。やれやれ、どんな具合に撮れたかなとカメラの方に向かうと電源が切れている。あれ?時間長過ぎた?と思って再生しようとしたら何も撮れてない・・・チーン。というわけで慌てて再度セットしてもう一本滑りましたが、オレンジ色はだいぶ薄くなってました(涙)。
御来光内蔵助氷河山スキーはまた失敗に終わりましたが、これはまた来いということですね。言われなくてもまた来ますが、だんだん朝が寒く雪渓が硬いのが厄介です。このまま終わっては不完全燃焼なのでもう一回トップまでカニ歩きで登って、ガリガリの硬い雪渓を滑って終わりにしました。

あとはテント場に戻って、遅い朝ごはん(また雑煮)を食べて、テントを片付けてます。テント装備でスキーぶら下げたザックは「重っ!」。相対的に重く感じてしまいました、というよりは絶対的に重いのですが。
テント場からは地獄の階段登り返しですが、登るときはへっぴり腰になるのではなく、腰をグッと前に押し出すと軽快に登れます。今日は心なしか軽快でした。空いている室堂でバスに乗ります。バスは展望バスのe-soraでした。これは500円の特別料金払って予約して乗るバスですが、それ以外はこのバス遊ばせるのはもったいないと思っていたらちゃんと使ってたんですね。といっても私は展望よりも眠りの欲望ですが。
ついに9月に入りました。あと1ヶ月半もすれば内蔵助氷河に新雪が積もって初滑りです。迫り来る次のシーズンと、まるで9月ごろにサンタクロースの置物を見るような、一年で一番季節外れの秋山スキーに突入したことを感じながら、展望バスの中ではやっぱり爆睡したのでした。

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訪問者数:469人

コメント

おおおっ
momochannさん 初めまして

9/1に立山を息子と登っておりました。
まさにmomochannさんが スキーをかっけーくすべっていた雪渓を見て
「あそこスキーで滑りたい」
「丁度、谷のとこで雪渓が終わっているから ここ滑れると思う」
とのたまっておりました。

かなりの急斜面(私的には)と見て、内心無理じゃね?と思いましたが
息子には裏腹に「滑れるとイイねー」とお茶を濁しました。

なので驚きました。
時間差でしたが同じ日に滑る人がいたなんて・・面白いですね。
2019/9/3 14:20
Re: おおおっ
kibakoさんコメントありがとうございます!
おっとそれは偶然〜で、kibakoさんのレコ拝見しました。
文章が面白くて楽しませていただきました
kibakoさんが通過された時間はまだガッツリ滑ってました(笑)
多分雪渓の上端を登ってて登山道から見えなかったのだと思います。
将来普通の山スキーに満足できなくなったら内蔵助に滑りにきてください(笑)
2019/9/3 20:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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