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Yamareco

記録ID: 2011073
全員に公開
沢登り
白山

【白山】カラスノ谷〜大平壁〜別山

2019年09月07日(土) 〜 2019年09月08日(日)
情報量の目安: S
都道府県 石川県 福井県 岐阜県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
21.2km
登り
2,267m
下り
2,257m

コースタイム

1日目
山行
11:00
休憩
0:00
合計
11:00
6:00
70
10:30
70
別山谷に降り立つ
11:40
320
カラスノ谷・モミクラ谷出合
17:00
ビバーク地(1662m二俣)
2日目
山行
7:40
休憩
0:20
合計
8:00
6:00
70
ビバーク地(1662m二俣)
7:10
80
大平壁取り付き
8:30
8:50
310
14:00
石徹白登山口
天候 両日とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
石徹白登山口駐車場に駐車。駐車場は広く,石徹白側から登る登山者はそれほど多くないためスペースにも余裕がある。
石徹白登山口に至る林道は全面舗装で通行に問題ないが,ところどころ落石や路盤陥没があるため注意。
コース状況/
危険箇所等
※ カラスノ谷での藪漕ぎ中にカメラを紛失してしまったため,前半部(カラスノ谷遡行の大半)の写真がありません( ノД`)

<カラスノ谷(別山谷)へのアプローチ>
・ 石徹白道の神鳩ノ宮避難小屋から,北東方向に延びている沢(ブナゴヤ谷)を下降して別山谷に降り立つのが最も簡便なアプローチ。今回,丸山への稜線を少し進んだところにある鞍部からブナゴヤ谷に降りましたが,地形図に記載されている丸山への登山道は完全に廃道化しており,ブナゴヤ谷をある程度降りるまでは,背の高い笹と灌木の激しい藪漕ぎになります。(なお,神鳩ノ宮避難小屋のすぐ前から伸びている踏み跡は,水場への道であり,そのまま降りてしまうととんでもない方向に行ってしまうため,注意してください。)
・ブナゴヤ谷は,大き目の滝がいくつか出てきますが,懸垂下降は1回のみ(18mくらい)で,あとは小さく巻き下れます。谷をそのまま降りてしまうとゴルジュ帯に入り下降に難渋するそうなので,1250m〜1300mの間くらいにある緩斜面帯から尾根を越えて一本東にある谷に移るのがポイント。

<カラスノ谷(別山谷)>
・ 序盤は気持ちの良い平流ですが,モミクラ谷との二俣からカラスノ谷に入って少しすると,次第に両岸がV字谷状となり,厳しい滝場が始まります。
・ カラスノ谷は、雄大なV字谷の中に高山的な明るい流れが続く美しい谷であることはもちろんですが,1つ1つの滝場の通過に頭を使わされる,スリリングで楽しい谷でもあります。特に,高巻きが厳しい(急斜面かつ猛烈な藪)ため,まずは何とか水線沿いに登れるルートがないか検討し,高巻きは最終手段にしたほうが良いと思います。実際,多くの滝は直登が可能で,結構面白いのでぜひトライを。直登不能な大滝は2つほどありますが,いずれも左岸を巻くことができ,懸垂下降なしで落ち口に降りられます(ただし藪漕ぎは大変。)。最後の10m滝は,右手の壁が直登できるそうですが,安全第一で左岸を高巻きしようとしたところ,ヤブ尾根まで追い上げられて大変な思いをしました(そしてそこでカメラなくした…)。
・ この谷はV字谷がずっと続くためよい幕場があまりありません。タープの支柱にできるような立ち木もなく,意外に風も通るため,ある程度標高を上げてから泊まる場合は,テントやシェルターのほうがよいかもしれません。
・ 今回,雪渓は残っていませんでしたが,雪渓が残っている場合はさらに遡行難度が上がると思われます。

<大平壁>
・ 石徹白道から見ると結構険しく見える別山直下の大平壁ですが,意外と傾斜はそれほどでもなく,岩と草付きのミックス壁といった感じです。ホールドも豊富なため,最大でも3級程度の登攀で快適に登ることができます。慣れた人であれば,ロープでの確保の必要性は感じない程度だと思います(ただし,浮石が多いので落石注意。)。途中に緩傾斜帯もあるため,止まって休むことも可能です。眼下に広がるカラスノ谷源頭部の景観を眺めながら,広大な壁を思い思いのルート取りで登り,最後はダイレクトに別山山頂に突き上げることができる,なかなか面白いバリエーションルートです。
【カメラ紛失のため,カラスノ谷の連瀑帯最後の10m滝の左岸巻きを終えたところからスマホで撮影再開】
苦しい高巻きだったが,10m滝の落ち口にピッタリ降りてくることができた。
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【カメラ紛失のため,カラスノ谷の連瀑帯最後の10m滝の左岸巻きを終えたところからスマホで撮影再開】
苦しい高巻きだったが,10m滝の落ち口にピッタリ降りてくることができた。
写真の尾根を高巻きしてきたわけだが,笹と灌木の密林で本当に悪かった。1分に5m位しか進めなかった気がする…。
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写真の尾根を高巻きしてきたわけだが,笹と灌木の密林で本当に悪かった。1分に5m位しか進めなかった気がする…。
少し進むと,標高1662mの二俣。正面に別山が見えた! 雲をまとったその荘厳な姿に,俄然,登高欲が高まる。
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少し進むと,標高1662mの二俣。正面に別山が見えた! 雲をまとったその荘厳な姿に,俄然,登高欲が高まる。
しかし,時刻は既に午後5時。二俣を少し進んだところで泊まることにする。今日は雨の心配はなさそうなので,タープは張らずに,河原でゴロ寝することにしよう。
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しかし,時刻は既に午後5時。二俣を少し進んだところで泊まることにする。今日は雨の心配はなさそうなので,タープは張らずに,河原でゴロ寝することにしよう。
薪は豊富でよく乾いており,すぐに火が付いた。ご飯もカニ穴付きでうまく炊き上がった。晩ご飯のあとはウイスキーをちびちび飲みながら焚火をいじる。気が付いたら頭上には満天の星空が広がっていた。流れ星が多い。流星群でも来ているのだろうか? 9時ごろ就寝。正体のわからない小動物が,しきりにかわいい声で鳴きながら一晩中走り回っていた。
2019年09月07日 19:45撮影 by  SHV41, SHARP
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9/7 19:45
薪は豊富でよく乾いており,すぐに火が付いた。ご飯もカニ穴付きでうまく炊き上がった。晩ご飯のあとはウイスキーをちびちび飲みながら焚火をいじる。気が付いたら頭上には満天の星空が広がっていた。流れ星が多い。流星群でも来ているのだろうか? 9時ごろ就寝。正体のわからない小動物が,しきりにかわいい声で鳴きながら一晩中走り回っていた。
谷の朝。焚火を起こしなおして湯を沸かし,お茶漬けとキムチで朝ご飯。コーヒーを飲んで6時ごろ出発。
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谷の朝。焚火を起こしなおして湯を沸かし,お茶漬けとキムチで朝ご飯。コーヒーを飲んで6時ごろ出発。
やはり昨日の連瀑帯で悪場は越えたらしく,大した滝は出てこない。写真の滝や,源頭手前で30mほどのスラブ滝(傾斜は緩く,通過は容易)が出てくる程度。
やはり昨日の連瀑帯で悪場は越えたらしく,大した滝は出てこない。写真の滝や,源頭手前で30mほどのスラブ滝(傾斜は緩く,通過は容易)が出てくる程度。
谷を詰めていくと,突然目の前が開け,ついに別山と,その直下の大平壁の全容が現れた。真下から見ると,結構壁が立って見え,緊張が高まる。しかも壁は岩と草付きの茫洋とした広がりといった感じで,どこを辿るべきか迷うところ。とりあえず,沢形を詰められるだけ詰め,その後はできるだけ壁のど真ん中を通って山頂にダイレクトに突き上げるルートを取ることにした。
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谷を詰めていくと,突然目の前が開け,ついに別山と,その直下の大平壁の全容が現れた。真下から見ると,結構壁が立って見え,緊張が高まる。しかも壁は岩と草付きの茫洋とした広がりといった感じで,どこを辿るべきか迷うところ。とりあえず,沢形を詰められるだけ詰め,その後はできるだけ壁のど真ん中を通って山頂にダイレクトに突き上げるルートを取ることにした。
2050m二俣は右に,2080m二俣は左に進路を取り,細く急峻なルンゼと化した谷を登っていく。上部へ行くほど斜度が増すが,3級下程度の登りで通過できる。
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2050m二俣は右に,2080m二俣は左に進路を取り,細く急峻なルンゼと化した谷を登っていく。上部へ行くほど斜度が増すが,3級下程度の登りで通過できる。
ルンゼを抜けると,岩と草付きのミックス帯。傾斜は意外と緩く,ホールドも豊富で,2級〜3級程度の登り。山頂があると思しき方向へ右上していく。
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ルンゼを抜けると,岩と草付きのミックス帯。傾斜は意外と緩く,ホールドも豊富で,2級〜3級程度の登り。山頂があると思しき方向へ右上していく。
ちょっとした緩傾斜帯を越えると,また先程と同程度の傾斜の2級〜3級程度の登りが続く。見た目の安心感から,どうしても草付きのほうに行きがちだが,草付きは逆にずるずる滑って登りにくいし危険ですらある。むしろ岩のある所を辿ったほうが安心。
ちょっとした緩傾斜帯を越えると,また先程と同程度の傾斜の2級〜3級程度の登りが続く。見た目の安心感から,どうしても草付きのほうに行きがちだが,草付きは逆にずるずる滑って登りにくいし危険ですらある。むしろ岩のある所を辿ったほうが安心。
岩壁部分の最後のパート。草付きが少なくなりちょっとだけすっきりした壁,傾斜が少しだけ強まるが相変わらずホールドは豊富で,3級程度の快適な登り(30mくらい?)。
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岩壁部分の最後のパート。草付きが少なくなりちょっとだけすっきりした壁,傾斜が少しだけ強まるが相変わらずホールドは豊富で,3級程度の快適な登り(30mくらい?)。
登りきると短い緩傾斜帯があり,振り返って撮影。眼下に2日間辿ってきたカラスノ谷が眺められる。それほど壁は立っていないとはいえ,さすがになかなかの高度感。これまで何度も眺めた別山の胸元のど真ん中にいると思うと、何だか不思議な気持ちだ。
登りきると短い緩傾斜帯があり,振り返って撮影。眼下に2日間辿ってきたカラスノ谷が眺められる。それほど壁は立っていないとはいえ,さすがになかなかの高度感。これまで何度も眺めた別山の胸元のど真ん中にいると思うと、何だか不思議な気持ちだ。
岩セクションは終わり,ここからは草付きセクションになる。はるか頭上に見える山頂と思しき高まりに向かって登行していく。しかし,傾斜は緩くなるとはいえ,これがけっこう曲者で,沢靴では面白いようにずるずる滑る。ある意味,岩セクションより体力を消耗するかもしれない。
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岩セクションは終わり,ここからは草付きセクションになる。はるか頭上に見える山頂と思しき高まりに向かって登行していく。しかし,傾斜は緩くなるとはいえ,これがけっこう曲者で,沢靴では面白いようにずるずる滑る。ある意味,岩セクションより体力を消耗するかもしれない。
追い打ちをかけるように,ハイマツ帯が出現。最初はハイマツの背が低いため比較的楽にかき分けていけるが,標高が上がれば上がるほどハイマツが成長してきて,一歩を進めるにも結構難渋する。
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追い打ちをかけるように,ハイマツ帯が出現。最初はハイマツの背が低いため比較的楽にかき分けていけるが,標高が上がれば上がるほどハイマツが成長してきて,一歩を進めるにも結構難渋する。
ついにハイマツ帯に終わりが見えた!山頂も近いのでは?
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ついにハイマツ帯に終わりが見えた!山頂も近いのでは?
突然急斜面が終わり,目の前に別山の標柱が現れた。ダイレクト登頂達成! 
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突然急斜面が終わり,目の前に別山の標柱が現れた。ダイレクト登頂達成! 
別山は一度残雪期に登っているので2回目。しかし,その時とはまた違った特別な登頂だ。
残念ながら御前峰方面は霧の中。爆風の中でパンをかじり,霧の合間に見え隠れするカラスノ谷に見入っていた。
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別山は一度残雪期に登っているので2回目。しかし,その時とはまた違った特別な登頂だ。
残念ながら御前峰方面は霧の中。爆風の中でパンをかじり,霧の合間に見え隠れするカラスノ谷に見入っていた。
長い長い石徹白道を下山。途中で霧が晴れ,眼下に現れたカラスノ谷の全容を撮影。2日間延々と遡ってきた谷を見下ろしながら帰路を辿るのは,なかなか感慨深い。一夜を過ごしたビバークポイントも見えた(谷が右から左に大きく折れている部分)。
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長い長い石徹白道を下山。途中で霧が晴れ,眼下に現れたカラスノ谷の全容を撮影。2日間延々と遡ってきた谷を見下ろしながら帰路を辿るのは,なかなか感慨深い。一夜を過ごしたビバークポイントも見えた(谷が右から左に大きく折れている部分)。
別山平から,別山を振り返る。ありがとう,また来ます。
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別山平から,別山を振り返る。ありがとう,また来ます。
参考に,今回辿った大平壁の大体のルート(赤い点線)。
2019年09月08日 20:43撮影
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9/8 20:43
参考に,今回辿った大平壁の大体のルート(赤い点線)。
撮影機器:

装備

備考 ・ 40mロープを携行しました。ブナゴヤ谷の下降時に懸垂下降で1回使用。カラスノ谷に入ってからは使用しませんでした。
・ カラスノ谷, 大平壁ともに, フリクションは概ね良好なため, 沢靴はラバー推奨。ただし, 岩の赤くなった部分は猛烈に滑るので注意。

感想

 1日目夜から2日目の大平壁のことについては写真の項で記載したため,ここでは写真が欠落している1日目のカラスノ谷遡行のことについて書き留めておきます。

<カラスノ谷(別山谷)への下降>
・ カラスノ谷(別山谷)へは,神鳩ノ宮避難小屋から北東に延びている沢(ブナゴヤ谷)を下降する。丸山の方向に延びている稜線の鞍部からブナゴヤ谷に下降しようとしたが,地形図に記載されている丸山への登山道は完全に藪に埋もれており,朝イチでいきなり強烈な藪漕ぎに見舞われる。ブナゴヤ谷を下降し始めてからも,最初は藪沢であり,灌木や笹をかき分けながらの下降が続く。
・ しばらく下降を続けると,次第に左右からの流れを集め,沢らしくなってきた。10mくらいの滝が2回ほど出てくる。最初の滝は巻こうと思えば巻けそうだったが,藪漕ぎが大変そうだったためロープを出して懸垂下降。次の滝は左岸を小さく巻いた。
・ 事前情報のとおり,1300m〜1250mの間あたりの緩傾斜帯から右手の尾根に登り,ひとつ東側の沢に乗り移る。東側の沢に降りる箇所は崖のようになっていたため,少しうろうろして傾斜が緩いところを探して下降した。東側の沢はおとなしい沢で,容易に別山谷に降りることができた。

<別山谷〜カラスノ谷・モミクラ谷出合まで>
・ 別山谷は広く明るい谷間をゆったりと流れる素晴らしい流れで,悠々と遡っていける。カラスノ谷・モミクラ谷出合までは一時間程度。通過は容易である。

<カラスノ谷の連瀑帯>
・ カラスノ谷に入って少しすると,谷は次第にV字谷の様相を呈し始め,その中に滝が連続し始める。最初は小滝ばかりで容易に通過していけるが,次第に通過に手こずる滝が出てくるようになる。
※ 以下,記録代わりにしていたカメラを落としてしまったため,滝の数や順番等が少しあいまいです。特に記憶に残った滝だけ記しているとご理解ください。
・ 谷の真ん中の大きな岩に流れが二分されたような5mほどの滝は,真ん中のスラブを直登。上に行くほどホールドがなくなり,フリクション勝負。
・ 長く深い淵の奥に3mほどの滝がかかり,その左手を丸い大岩がふさいでいる。ネットの記録ではよくその大岩の隙間を登っている写真を見るのだが,少し難しそうに見えたため,淵の手前の左手から斜面を登り,巻いていくと,うまいこと小さなルンゼから滝の落ち口に降りることができた。
・ 5mほどの滝,左手の凹状を直登。一箇所思い切りがつかない箇所があったため,クラックにカム(#C1)をセットし,スリングアブミで抜けた。
・ 右手にスラブ状の大岩のある5mほどの滝は,そのスラブ状の部分を直登。ホールドがなさそうに見えて,よく探すと必要最小限のホールドがつながっており,登っていて楽しい箇所。大岩の途中まで登るとバンドがあり,そこまで登ってしまえば簡単に滝を乗り越せる。
・ その滝の後には短いが深く穿たれたゴルジュがあり,滝が3つ詰まっている。最初の3mほどの滝は手足を突っ張るようにして直登できた。次の2mほどの小滝も簡単に乗り越せるが,最後のゴルジュ出口の5mほどの滝が登れず,引き返して登路を探す。最初の3m滝を登った後の右手のスラブが登れそうだったため,その箇所を草付きまで登ると,うまいことゴルジュを巻くことができた。
・ このほか,一見して直登できなさそうな大滝(15mほど)が2つ出てくるが,どちらも左岸から巻くことができる。懸垂下降なしで,落ち口にピッタリ降りることができた。ただし,高巻き中の藪漕ぎは相変わらず激烈。
・ 連瀑帯最後の10m滝は,右手が登れるとのことだったため,取りついてみた。最初はごく簡単なのだが,上部へ行くほど少し壁が立ってくる。しかも,不安定な岩が多く,浮石をつかんでバランスを崩しかけてしまい,集中力が途切れてしまった。ここを単独で登るにはすこし心細いと判断し,慎重にクライムダウン。高巻きを開始する。右岸は岩壁が続いており難しそうだったため,左岸の急な草付きを登り,まず岩壁の上に草付きがつながっているように見えるバンドをトラバースしていく。しかしかなりの急斜面で高度感があることに加え,回り込んだ先でバンドがつながっているかどうか確信できなかったため,引き返す。こうなると,頭上に見えている小尾根の上に這い上がるしか活路はない。灌木頼りのモンキークライムで小尾根の上に這い上がり,笹と灌木の濃密な藪に絡みつかれながら,小尾根の上を上流方向へ進んでいく(この時に藪に引っかかってサイドポケットのファスナーが開いてしまったらしく,カメラを落としてしまった)。1分間に5mしか速力を発揮できない厳しい藪漕ぎ。期を見て谷のほうへ斜面を降りていく。途中で岩壁に阻まれるのではと案じていたが,何とか灌木のつながる緩斜面を見つけて谷に降りることができた。降りた場所は,問題の10m滝の落ち口のすぐ上。10m滝にたどり着いてから,1時間が経過していた。

※これ以降の記録は写真の項に記載

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コメント

三ノ峰でお会いしましたね!
hillwandererさん、こんばんは!

ヤマレコユーザーさんだったんですね。
三ノ峰で話を聞いてスゴイな〜と思っていたけど息子とレコ見てやっぱりスゴイ!と喋ってたとこです。

カメラ紛失は痛手でしたね。
2019/9/10 21:01
Re: 三ノ峰でお会いしましたね!
三ノ峰ではありがとうございました!ご家族での登山、楽しそうだな〜と思っておりました。鳩が湯、いいですよね。
カメラは二度と落とさないようにカラビナつけようと思っています(^^;
2019/9/10 22:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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