氷ノ山〜いつもより多めにぶん回してみました〜
- GPS
- 09:26
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 1,516m
- 下り
- 1,517m
コースタイム
11:10ホードー杉-11:45 1019m鞍部-12:12千石平(昼食)12:50-13:12鉢伏山-
13:35林道出合-14:01-15:00氷ノ山国際スキー場-17:01大段ヶ平
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
福定からの林道は一部崩落箇所あるが通行可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
氷ノ越〜1019鞍部にかけての急斜面はスリップ注意! 全体的に登山道はしっかりしているが、ホードー杉への道はやや不明瞭。 単独行される方はクマ鈴必携です。 |
写真
感想
<山行の趣旨というか>
マイカー単独登山だと駐車場まで戻る必要があるので基本的にピストンか周回コースしか出来ないのが難点。
でもやっぱ単独縦走がしたい!
タクシー代をいくらでも払える財力があるなら別だけど、自分のような一般庶民には自転車を下山口にデポするしかない。
ならば実証実験をしてみようということで、何度か登ってる氷ノ山で試して見る事に。
一度歩いたコースをそのまま行くのも芸がないので未踏ルートを含む道を選定。
(徒歩)大段ヶ平〜氷ノ山〜氷ノ越〜1019m鞍部〜鉢伏山〜鉢伏山登山口
(自転車)鉢伏山登山口〜福定林道入口〜氷ノ山国際スキー場〜大段ヶ平
<登山口まで>
前日23時に大阪出発、仮眠を取ろうと道の駅ようか但馬蔵に駐車したものの外の照明が眩しくて却下。
ならばということで向かいのコンビニで食糧を買い込み、ハチ高原駐車場にて仮眠。
夏至の直後だけあって午前4時には空が明るく目が覚め、自転車をデポするために鉢伏山登山口(氷ノ山展望駅)まで林道を早朝ドライブ。
車を降りるとさわやかなモーニング!
山の朝のすがすがしい空気、これが超気持ちいい。
曇り空だが氷ノ山も鉢伏山もはっきり見える。
カッコウの声だけが響きわたっててなんとものどか。
これで下山後の対策はバッチリということで(下山後に地獄が待っているとは知る由もなく)、登山口の大段ヶ平を目指す。
福定まで下ってそこから親水公園への林道を通ればすぐと思ってたが、通行止めバリケードが道の左側をガード。
右側は車1台が十分通れるスペースがあったが、狭い道を突き進んで崩落箇所でにっちもさっちも行かなくなるのはかなわないので、他のアプローチを探すことに。
鵜縄林道を目指して行くもこちらは完全通行止め、結局最も遠回りな横行渓谷から行くハメになってしまった。
おそらくこれで1時間はロスしたであろう。
でもこのあたりの地理には詳しくなった、たぶん。
無事に大段ヶ平に到着したところで登山前の腹ごしらえ、しばし雲海を楽しむ。
<ぶん回しコース>
東尾根から登るのが正式なぶん回しだろうが、バリエーションルートという事でご承知願いたい。
7:35大段ヶ平を出発、登山道の両サイドはチシマザサだらけ。
もう少し早い時期ならネマガリダケ取り放題だろうななんて思いつつ順調に高度をかせぐ。
神大ヒュッテからは木道とアシウスギだらけの道に様変わりし、8:45あっさりと氷ノ山山頂着。
鉢伏山山頂がはるか遠くに見える、まだ行程の4分の1ぐらいだろうか先は長い。
階段だらけの道を慎重に下り氷ノ越へ、問題はこの先の1019m鞍部までである。
氷ノ山、鉢伏山ともに過去2度歩いてるがここの区間は全くの未踏ルート。
小刻みに何度もアップダウンを繰り返し道は粘土質でスリップしやすい。
親切に危ないところにはロープが張っているので、それにしがみつきつつスリップを免れる。
このルートで圧巻だったのはホードー杉。
登山道から500mほど離れる必要があるが見に行く価値は十分にあり!
いつクマに出くわすかわからないスリルはありますが…
1019m鞍部以降は開放感あふれる草原の中。
よく踏まれた快適なハイキングコース。
千石平で昼食を取り、最後の登りを詰めて鉢伏山山頂へ。
あとはゆるやかな階段道で鉢伏山登山口まで。
大段ヶ平からここまでの所要時間6時間(休憩込みで)、まずまずのペースだった。
<下山後まさかの>
13:35自転車デポ地点(鉢伏山登山口)に到着。
14:01準備を整えて自転車でダウンヒルに取り掛かる。
15分ほどで福定の林道入り口へ到着、歩きだと1時間以上はかかるけど自転車って何て快適なんだーって感動。
例の通行止めバリケードを越えたあたりから傾斜がきつくなり初心者なのでギアチェンジが間に合わず自転車押し歩き。
崩落箇所を通過したが、「これ全然車でも大丈夫やったやん!」とやっちまった感でいっぱいに。
だからバリケードが真ん中じゃなくて端っこに寄せてたんやな、と。
親水公園の駐車場に到着、ここでギアを一番軽くして上り坂対応に。
でもギアを軽くすると言うことはそれだけ漕ぎまくらねばならない。
漕ぎまくってるうちに両太ももが攣ってしまった…
乗るのをあきらめて以後押して歩く事に。
氷ノ山国際スキー場に15:00着。
連続した舗装路はここまでだった。
あとはほとんど砂利道の延々と上り坂でタイヤが取られて体力が奪われる。
なかなか大段ヶ平に着かないことへの焦りと体力の消耗で何度も心が折れそうになりながらもスキー場から2時間かけて念願の愛車とご対面!
林道12.5kmをほぼ自転車押しで歩き通すのは苦行以外何ものでもなかった。
日が沈むまでに大段ヶ平に戻れたのは良かったけど、山の事ばっかりに目が行ってしまって自転車のルートについての下調べが不十分だったことは反省材料。
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