唐松岳から逆コースで不帰キレット、白馬鑓温泉へ

2019年09月15日(日) 〜 2019年09月17日(火)

• GPS: 13:54
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,775m
• 下り: 2,349m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:47
• 休憩: 0:25
• 合計: 3:12

距離 5.1km 登り 845m 下り 62m

12:05 八方池山荘
12:37 第2ケルン
12:43 12:44 八方ケルン
12:54 12:55 第三ケルン
13:10 八方池
13:59 14:03 扇雪渓
14:15 14:34 丸山
15:17 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 6:26
• 休憩: 0:56
• 合計: 7:22

距離 8.4km 登り 774m 下り 1,401m

5:50 唐松岳頂上山荘
6:10 6:18 唐松岳
6:53 7:00 不帰嶮（不帰二峰南峰）
7:09 7:24 不帰嶮（不帰二峰北峰）
8:16 不帰嶮（不帰一峰）
8:36 8:37 不帰キレット
9:37 天狗ノ大下り
10:44 11:06 天狗山荘
11:33 11:36 鑓温泉分岐
11:58 大出原
13:12 白馬鑓温泉小屋

3日目

• 山行: 2:52
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:53

距離 6.2km 登り 156m 下り 920m

6:07 白馬鑓温泉小屋
6:23 6:24 鑓沢
6:37 崩沢
6:41 杓子沢
6:59 サンジロ(三白平)
7:33 小日向のコル（1824m）
8:20 中山沢
8:31 猿倉台地（1502m）
8:38 水芭蕉平
9:00 猿倉荘

天候

15日は晴れましたが八方尾根はガス発生
16日は晴れましたが9時半頃からガス発生
17日は曇りから徐々に晴と霧雨
3日間とも雨具の使用なし、ガス発生で暑さはマシだった。　

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

三連休だったので八方第三駐車場（無料200台）は昼前で満車、何とか1台分のスペースあり駐車
ゴンドラ＆2リフトを乗り継いで八方池山荘からスタート（片道1550円）
発券所で登山届を提出、往復ゴンドラリフトだとモンベルカード提示で割引
ゴールの猿倉からタクシーで八方第三駐車場に戻る（3300円）
（平日はバス運休）

コース状況／危険箇所等

八方池山荘から八方池まではハイキングコースで家族連れも多い
八方池から唐松岳まで登山者向けコース
唐松岳から不帰キレットは核心部で鎖、梯子で熟練コース
（不帰3峰は腹を巻き、不帰2峰南峰、不帰2峰北峰、不帰1峰はピークを踏む）
天狗の頭へは400mほどのがれ場を登る
白馬鑓ケ岳との分岐から白馬鑓温泉へは、がれ場の下り
白馬鑓温泉手前の鎖場は滑りやすいので注意
白馬鑓温泉から猿倉まで急坂は無い分だらだらと長い

その他周辺情報

下山後、郷の湯（0261-72-6541）600円に入る予定が、火曜日定休日で12時からの営業で無理だった。
八方の湯（0261-725705）800円は、タクシーの運転手より100円割引券を貰ったがモンベルカード提示でも同様の割引、9時から営業
おふくろそば店（0261-23-0296）（大町市）は並ざるも大ざるも同じ値段で500円と安い。ただしセルフです。

写真

9/15 12:07

まだ青空も見えていたが、唐松岳、白馬方面はガスで見えなかった。

9/15 11:53

ゴンドラ＆2つのリフト乗り継ぎ八方池山荘に到着
今年3月24日に来た時は雪で真っ白だった。
ここからスタート。

9/15 12:42

今回も、八方ケルンはにっこり迎えてくれた！

9/15 12:53

八方池で逆さ白馬三山を見ることが出来ず残念。

9/15 13:19

タカネマツムシソウは小さくて可愛かった。

9/15 13:20

ワレモコウは枯草と見間違いそう〜。

9/15 13:30

タムラソウ

9/15 13:32

ハクサンシャジン

9/15 13:48

サラシショウマ

9/15 15:32

1日目の宿、唐松岳頂上山荘（本館）。本館は別館より800円高くて1泊2食で11100円

9/15 16:00

缶ビール600円はあまり冷えてなかった。
生ビール販売なし。
おつまみにめざしは最高です！

9/15 17:50

皆さん缶ビールを飲み、夕日を眺めながらおしゃべりに夢中です。

9/15 18:19

夕暮れにはガスも消えて唐松岳が現れました。

9/15 18:21

雲海から剱岳も顔を出しました。

9/15 18:31

山荘の夕食。食器洗い節約ですべてプラ容器。

9/16 5:04

明日の天気は午前中は晴れ予報。
不帰キレットを通過する時間に雨予報でなくて一安心。

9/16 5:05

朝の唐松岳。5時頃から日の出を求めてたくさん登って行きましたが雲に隠れて見えなかったそうです。

9/16 5:14

山荘の朝食です。
これではちょっと食欲不振です。

9/16 5:43

キャンプ場は山荘から遠すぎるとキャンプ者はぼやいていました。

9/16 5:49

これから唐松岳に出発です。

3/25 10:36

参考に今年3月に登った時の唐松岳です。

9/16 6:06

唐松岳登山道から振り返って山荘を眺めます。

9/16 6:06

唐松岳頂上から見た五竜岳です。

9/16 6:08

唐松岳頂上から見た不帰キレットです。

9/16 6:20

待望の不帰キレットに下っていきます。

9/16 6:25

振り返って唐松岳を眺めます。

9/16 6:26

この岩には登らずに山腹を巻きます。

9/16 6:42

これは不帰3峰と思いますが、登らずに山腹を通過。

9/16 6:53

不帰2峰は南峰と北峰に分かれています。

9/16 6:54

天狗の頭方面です。

9/16 7:08

不帰2峰北峰で、ここからが一番厳しい鎖場が続きます。

9/16 7:25

不帰2峰北峰の岩場を下ります。

9/16 7:41

鎖場が続きます。

9/16 7:44

剱岳方面です。

9/16 7:44

ズームで剱岳を撮影。
この頃、雲が消えて全容が見えました。

9/16 8:09

天狗の頭方面です。

9/16 8:39

天狗の頭方面で、登りがずっと続きます。

9/16 11:04

ウサギギク

9/16 11:08

一面のチングルマの綿毛です。

9/16 11:27

イワツメグサ

9/16 11:52

ミヤマアキノキリンソウ

9/16 12:34

ヤマハハコ

9/16 12:36

オオヤマリンドウはガスで咲いていません。

9/16 12:40

ミヤマトリカブト

9/16 16:19

白馬鑓温泉の露天風呂は、夜7:30〜8:30は女性専用となり、それ以外は混浴です。

9/16 16:48

硫黄泉です。私は昼、夕方、朝方の3回も入りました。

9/16 16:49

白馬鑓温泉小屋の夕食です。
唐松岳頂上小屋の夕食より美味しかったです。

9/17 5:44

キャンプ場から見た白馬鑓温泉小屋で、足湯もあります。

9/17 6:08

コウメバチソウです。

9/17 6:13

ミヤマシシウドそれともハクサンボウフウ？

9/17 6:16

オニシモツケ

9/17 6:23

ミヤマキンポウゲ

9/17 6:24

シロウマアサツキ

9/17 6:29

オオバギボウシ

9/17 6:30

アザミの仲間

9/17 6:35

ノコンギク

9/17 6:35

キクの仲間

9/17 6:44

コゴメグサ

9/17 7:01

クガイソウ

9/17 7:30

小日向のコルの湿原は水芭蕉の群生

9/17 7:34

イワショウブ

9/17 7:56

登山道から雲の隙間より小蓮華山？
白馬の山ともお別れ、また来るときは優しく迎えてくださいね〜

9/17 8:05

ヤマアジサイの花びらは優しげな色をしています。

9/17 8:59

猿倉に下りてくるとタイミングよくタクシーが現れた。
八方まで3000円と看板に書いているのに3300円だった。

9/17 12:18

おまけ：安曇野田んぼアート　NHK大河ドラマ「いだてん」無料と思っていたら拝観300円でした！

撮影機器：

Canon PowerShot SX620 HS Canon

装備

個人装備

一般ハイキング装備 ヘルメット 防虫ネット 防虫スプレー 飲み物２リットル 行動食（大福もち ワッフル） 着替え

共同装備

グレープフルーツ各自1個持参して 休憩時3人で分けて食べた。

備考

お酒のつまみにめざしを持って行ったのが好評だった。

感想

hanasakaoyaji

今年の春には雪の唐松岳を登りましたが、今回は三大キレット（大キレット、八峰キレットはすでに踏破）の一つ不帰キレットをまだ踏破していなかったので計画しました。
1週間前のてんきとくらすではA判定。これは良い傾向と思っていたら出発日に近づくにつれてC判定に変わり、不帰キレットを通過するには厳しいと思い、前日まで中止にするべきか迷いました。
前日になって、てんきとくらすはA判定に変わり、天気は回復傾向に動いたので実施することに決めました。
15日は三連休の中日で、唐松岳の登りではたくさんの下山者とすれ違い、唐松岳山頂小屋の話では、前日4畳の桟敷ベッドに10人寝たそうでしたが、私たちの時は、四畳の桟敷ベッドに3人でした。
唐松岳山頂小屋は本館（食堂室あり）と別館（食事は本館に移動）あり、本館は別館より800円高くなるので、私は別館を選択しましたが別館は二段ベッドの上段しか空いてないと言われたので、トイレが近い私はやむなく高い本館を選びました。
16日は昼前からガス発生で展望が悪くなりましたが、唐松岳から不帰キレットを通過するまでは晴れて素晴らしい山景色を見ることが出来ました。同部屋登山者のアドバイス通り、唐松岳山頂小屋の朝食を弁当に変更してもう1時間早く出発すればもっと良かったかも〜。
唐松岳から不帰キレットを通過して天狗の頭に向かう逆コースは、梯子・鎖は下りで使いにくく、天狗の頭へは400mのがれ場をずっと眺めながら登りが続くので厳しいコースと言われましたが、私的にはこのコース選びで良かったと思いました。
白馬鑓温泉小屋は三連休終わりなので宿泊者は少ないと思っていたのに小屋はほぼ満員で、露天風呂を一番楽しみに水着持参の仲間は混浴に入る勇気がなく女性専用風呂に入りました。