籾糠山〜天生湿原・木平湿原・野鳥観察(ウソ・アカゲラ・ゴジュウカラ…)
- GPS
- 07:30
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 863m
- 下り
- 848m
コースタイム
天候 | 晴 午後 時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・天生県立自然公園の森林環境推進協力金(一人500円・入山料) ・国道360号は通行止め予定がある(7月後半〜8月中旬) ・登山道はよく整備されていて、天生湿原は時計回りの一方通行、中央に匠屋敷の休憩地がある。登山道の途中に、テントの携帯トイレ用ブースがある ・山頂部は急な尖った形状で狭く、展望が開け東に北アルプスと御嶽山などが見渡せる ・天生県立自然公園の探勝マップ(飛騨市観光協会) http://www.hida-tourism.com/map/pdf/amou.pdf ・天生峠へのシャトルバス(濃飛バスのHP) http://www.nouhibus.co.jp/new/amou_bus.html ★岳人の2012年8月号で、登れ!いい山 Augustの「北飛騨・天生湿原」として紹介されていました。http://www.tokyo-np.co.jp/gakujin/gak2012070601.html |
写真
感想
天生湿原のある籾糠山へ向かう途中に国道360号の通行止め予告の表示があったが、もう少し先のため白川郷側から無事登山口にたどりついた。途中で白山などが望め、キセキレイなどが道路脇で多く見られた。木の上で美声でさえずっている小鳥の動画で撮影しておいたら日本三鳴鳥「オオルリ」のようだった。
登山口で協力金を支払って、探勝マップをもらった。早朝人が入っていない時には熊に注意とのことだったが、哺乳類は全く見かけなかった。
最初にエナガが出迎えてくれた。他にも多数の野鳥を見つけることができた。ウソは、春に能郷白山の山頂で撮り逃していたので初の撮影となった。近くで鳥のさえずりが聴こえていてウグイスは見えなかったが高原ならではの野鳥を見つけることができた。
天生湿原に到着すると周囲の遊歩道は時計回りの一方通行となっていた。
木平湿原を経由して籾糠山へと向かった。登山道の脇で木をコツコツしている音が聴こえ、アカゲラらしき群れが見られた。いつもピンボケばかりでだったが、今回はピントがなんとか合った。木平湿原にはモウセンゴケやツマトシソウなどがあり、腹の付近が赤いトンボ(カオジロトンボ)が多数いた。木道の近くにコガラの群れを見かけた。狭い籾糠山は、多くの登山者でいっぱいになりそうだった。山頂からは見晴らしが良く北アルプスが見渡せた。パノラマ動画を撮影したが、人が映ってしまたので猿ヶ馬場山方面の展望をカットしてアップロード。
カラ谷のルートを下って、水芭蕉の群生地とブナの巨木に立ち寄り、トチの巨木を見ようと思ったが気が付かずに通過してしまいおかしいなと思いながらブナ探勝路の急坂を登って山頂近くの籾糠分岐まで戻ってしまった(道迷い)。もう一度ブナ探勝路を下りトチの巨木を発見、標識がなさそうだった。天生湿原を通って登山口に戻った。結局3つのコースをすべて歩いていた。6月中旬頃がミスバショウなど花の種類が多いようだが、今日は色々な花が見られた。水芭蕉の葉は大きく成長していて、花が少し残った株を見られた。近くではリュウキンカも少しだけ咲き残っていた。ニッコウキスゲの蕾があり、白いアブラムシのようなものが付いていて、下山時に一輪の開いた花とこれから開く花が見られた。7月はニッコウキスゲ、ワタスゲ、ササユリなどが沢山見られそう。また季節を変えて訪れて見たいブナの原生林の森と湿原であった。籾糠山は今年ヤマレコでブレイクした山のようだった。
帰りに白川郷の城山展望台に立ち寄った。
【籾糠山からのパノラマ動画】
オオルリやアカゲラ、コゲラ、ウソ、沢山観られたのですね。
羨ましく拝見しました。
花の多い所は虫も多いから小鳥たちにとっても天国なんですねぇ。
天羽湿原・籾糠山に6/13〜6/14の予定で
埼玉から出かけるつもりでいます。
私も鳥や蝶に沢山会いたいのですが、天気が心配。
OBABAさん こんにちは
この時期、虫が多いようで、駐車場では多くの虫が寄ってきました。
天生県立自然公園は、豊かな森で、色々な生き物が観察できるようです。
今度は秋のシーズンに行ってみようかと思っています。
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