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Yamareco

記録ID: 2049894
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

「中央線から見える山」133座完登@大唐松山

2019年10月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:41
距離
14.3km
登り
1,940m
下り
1,942m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:07
休憩
1:31
合計
9:38
5:42
27
6:09
6:19
101
8:00
8:11
156
10:47
10:56
5
11:01
11:03
15
11:18
12:05
9
12:14
12:14
4
12:18
12:24
101
14:05
14:05
59
15:04
15:10
10
15:20
大門沢ゲート
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行き:甲府南IC〜大門沢ゲート前(約5台)
帰り:下部早川IC
・中部横断自動車道は本年3月に下部早川ICまで開通。
 六郷IC〜下部早川ICは無料区間。
コース状況/
危険箇所等
■大門沢ゲート〜鉄塔
 奈良⇔水槽のサインから巡視路があり、一般登山道並み。
■鉄塔〜標高1350m地点
 鉄塔を過ぎると踏み跡は薄くなり、破線〜バリエーションと感じました。
 南アルプスフロントトレイルと雰囲気似てます。
 電柱・電線に沿っての急斜面。
 地面は小石交じりで固く滑りやすいので、下りは要注意区間。
■標高1350m〜2346地点
 傾斜は緩く、薄い踏み跡も続いており比較的歩きやすい区間。
 標高2000m前後の笹原は、尾根が広く踏み跡(鹿道?)も交錯しており、
 ルートがわかりにくい上に、虫が多い。
 屈曲点が何回か現れるので、地図の確認が必要。
■2346地点〜大唐松山三角点
 標高差250mの急斜面で、大唐松山攻略上最大の難所。
 最大斜度は50〜60度ぐらいあり、手足を使ってよじ登ります。
 腐った大木やハイマツの木の根が張り出しており、
 一般登山道であれば、鎖やロープが設置されるような区間。
 技術的に特に困難な箇所はないのですが、集中力が必要です。
■大唐松山三角点〜展望岩
 シャクナゲの藪がややうるさい区間。
 展望岩直下の岩場は慎重に。
日の出とともに大門沢ゲートから出発
2019年10月05日 05:44撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 5:44
日の出とともに大門沢ゲートから出発
稜線が赤く染まり始めます
2019年10月05日 05:46撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
2
10/5 5:46
稜線が赤く染まり始めます
取り付き地点の巡視路はこの黄色のサインから(奈良⇔水槽)
2019年10月05日 05:47撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 5:47
取り付き地点の巡視路はこの黄色のサインから(奈良⇔水槽)
送水管にたどり着くと、巡視路は対岸に伸びてます
2019年10月05日 06:05撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 6:05
送水管にたどり着くと、巡視路は対岸に伸びてます
笹山ダイレクトの一本手前の尾根
2019年10月05日 06:07撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
10/5 6:07
笹山ダイレクトの一本手前の尾根
送水管の最上部に到達
2019年10月05日 06:12撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 6:12
送水管の最上部に到達
すぐに鉄塔が見えてきました、道が明瞭なのはここまで
2019年10月05日 06:15撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 6:15
すぐに鉄塔が見えてきました、道が明瞭なのはここまで
鉄塔からは傾いた電柱・電線に沿って急登、斜度がきついので下りは要注意箇所
2019年10月05日 06:28撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
10/5 6:28
鉄塔からは傾いた電柱・電線に沿って急登、斜度がきついので下りは要注意箇所
登山道に日が差し込んできました
2019年10月05日 06:39撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
10/5 6:39
登山道に日が差し込んできました
紅葉の時期もよさそうな尾根
2019年10月05日 06:41撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 6:41
紅葉の時期もよさそうな尾根
所々赤テープや青・白のビニールテープがあります
2019年10月05日 07:11撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
2
10/5 7:11
所々赤テープや青・白のビニールテープがあります
雨池山手前で初めて展望が開けます、左奥は白峰南嶺
2019年10月05日 08:03撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
10/5 8:03
雨池山手前で初めて展望が開けます、左奥は白峰南嶺
双耳峰が特徴の笊ヶ岳
2019年10月05日 08:10撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 8:10
双耳峰が特徴の笊ヶ岳
三角点がある雨池山
2019年10月05日 08:13撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 8:13
三角点がある雨池山
雨池山を下ると笹原、ルートファイディングがやや難しい所、虫も多く不快です
2019年10月05日 08:24撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
10/5 8:24
雨池山を下ると笹原、ルートファイディングがやや難しい所、虫も多く不快です
稜線を少し外れると草原上の展望地、初めて大唐松山(右)が姿を現します、左に農鳥岳
2019年10月05日 08:32撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
5
10/5 8:32
稜線を少し外れると草原上の展望地、初めて大唐松山(右)が姿を現します、左に農鳥岳
農鳥岳(右端)から続く白峰南嶺
2019年10月05日 08:30撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 8:30
農鳥岳(右端)から続く白峰南嶺
ダケカンバ地帯を通過
2019年10月05日 08:48撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
2
10/5 8:48
ダケカンバ地帯を通過
コメツガでしょうか、森が美しい
2019年10月05日 09:04撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 9:04
コメツガでしょうか、森が美しい
コケも増えてきて南アらしくなってきました
2019年10月05日 09:08撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 9:08
コケも増えてきて南アらしくなってきました
カラマツと植生が次々と変化
2019年10月05日 09:13撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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カラマツと植生が次々と変化
数少ない花に癒されます
2019年10月05日 09:16撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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数少ない花に癒されます
コメツガの赤ちゃん
2019年10月05日 09:35撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 9:35
コメツガの赤ちゃん
2346付近で再び展望、北岳がでっかいし格好いい
2019年10月05日 09:57撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 9:57
2346付近で再び展望、北岳がでっかいし格好いい
鳳凰三山の地蔵岳(右)と高嶺(左)
2019年10月05日 09:57撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4
10/5 9:57
鳳凰三山の地蔵岳(右)と高嶺(左)
普段あまり見ることのない間ノ岳東面
2019年10月05日 10:00撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7
10/5 10:00
普段あまり見ることのない間ノ岳東面
樹間でよく見えませんが、大唐松山直下の急登が見えてきました
2019年10月05日 10:03撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 10:03
樹間でよく見えませんが、大唐松山直下の急登が見えてきました
標高差250mの岩がちな急登が続きます
2019年10月05日 10:10撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 10:10
標高差250mの岩がちな急登が続きます
倒木や腐った立木が多いので要注意
2019年10月05日 10:19撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 10:19
倒木や腐った立木が多いので要注意
集中力が必要な気の抜けない登り
2019年10月05日 10:24撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 10:24
集中力が必要な気の抜けない登り
ふと見上げると紅葉が始まってます
2019年10月05日 10:41撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 10:41
ふと見上げると紅葉が始まってます
暖かい日が続いてますが、南アにも紅葉前線南下中
2019年10月05日 10:46撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 10:46
暖かい日が続いてますが、南アにも紅葉前線南下中
読めないサインがある大唐松山到着、「中央線から見える山」制覇です
2019年10月05日 10:55撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 10:55
読めないサインがある大唐松山到着、「中央線から見える山」制覇です
大唐松山三角点
2019年10月05日 10:55撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 10:55
大唐松山三角点
山頂からはかろうじて農鳥岳&西農鳥岳が見えます
2019年10月05日 10:54撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 10:54
山頂からはかろうじて農鳥岳&西農鳥岳が見えます
間ノ岳もちらり、東面はこんなにガレているとは新発見
2019年10月05日 10:54撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 10:54
間ノ岳もちらり、東面はこんなにガレているとは新発見
黄色のテープがある大唐松山最高地点、2561m
2019年10月05日 11:02撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
2
10/5 11:02
黄色のテープがある大唐松山最高地点、2561m
すっかり秋ですね
2019年10月05日 11:02撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
10/5 11:02
すっかり秋ですね
再び間ノ岳
2019年10月05日 11:05撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 11:05
再び間ノ岳
頑強なシャクナゲ地帯に突入、長袖&軍手を着用
2019年10月05日 11:12撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 11:12
頑強なシャクナゲ地帯に突入、長袖&軍手を着用
ナナカマドも色づいてます
2019年10月05日 11:14撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:14
ナナカマドも色づいてます
赤と黄色のコンビネーション
2019年10月05日 11:15撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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赤と黄色のコンビネーション
展望岩直下、慎重に登ります
2019年10月05日 11:17撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:17
展望岩直下、慎重に登ります
ついにゴールの展望岩に到着、ゴールにふさわしい素晴らしいポイントです
2019年10月05日 11:19撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:19
ついにゴールの展望岩に到着、ゴールにふさわしい素晴らしいポイントです
富士山と大唐松山(左)
2019年10月05日 11:21撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:21
富士山と大唐松山(左)
シンメトリーで実に美しい
2019年10月05日 11:23撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:23
シンメトリーで実に美しい
農鳥岳へと続く大唐松尾根、アップダウンがありまだかなり距離あります
2019年10月05日 11:23撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:23
農鳥岳へと続く大唐松尾根、アップダウンがありまだかなり距離あります
農鳥岳・西農鳥岳ズーム
2019年10月05日 11:44撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:44
農鳥岳・西農鳥岳ズーム
山の斜面が黄色く色づいているのがわかります
2019年10月05日 11:37撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:37
山の斜面が黄色く色づいているのがわかります
農鳥岳〜間ノ岳
2019年10月05日 11:38撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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農鳥岳〜間ノ岳
間ノ岳ズーム、山頂付近は全く緑がありません
2019年10月05日 11:50撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:50
間ノ岳ズーム、山頂付近は全く緑がありません
北岳〜間ノ岳、白峰三山の絶好の展望台
2019年10月05日 11:23撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:23
北岳〜間ノ岳、白峰三山の絶好の展望台
北岳〜ボーコン沢ノ頭へ続く稜線
2019年10月05日 11:37撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:37
北岳〜ボーコン沢ノ頭へ続く稜線
鳳凰三山+高嶺
2019年10月05日 11:24撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:24
鳳凰三山+高嶺
白峰南嶺は左端の笊ヶ岳まで続いてます
2019年10月05日 11:24撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:24
白峰南嶺は左端の笊ヶ岳まで続いてます
富士山の右には駿河湾まで見えました
2019年10月05日 11:25撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:25
富士山の右には駿河湾まで見えました
眼下では紅葉が始まってました、展望岩で40分まったりして下山開始
2019年10月05日 11:57撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 11:57
眼下では紅葉が始まってました、展望岩で40分まったりして下山開始
yama-ariさんご指摘の通り、下りは赤ペンキが目立ちました
2019年10月05日 13:17撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 13:17
yama-ariさんご指摘の通り、下りは赤ペンキが目立ちました
コケに癒され
2019年10月05日 13:38撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 13:38
コケに癒され
行きは気づきませんでしたが、富士山も見えてました
2019年10月05日 13:44撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 13:44
行きは気づきませんでしたが、富士山も見えてました
行きに立ち寄った草原で大唐松山の見納め
2019年10月05日 13:50撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 13:50
行きに立ち寄った草原で大唐松山の見納め
すごい生命力を感じる木
2019年10月05日 14:46撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 14:46
すごい生命力を感じる木
鉄塔まで戻ると眼下に早川が見えてきます
2019年10月05日 15:07撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 15:07
鉄塔まで戻ると眼下に早川が見えてきます
再び送水管を横切り、
2019年10月05日 15:13撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
10/5 15:13
再び送水管を横切り、
無事ゲートに到着、天気に恵まれ楽しい一日となりました
2019年10月05日 15:22撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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10/5 15:22
無事ゲートに到着、天気に恵まれ楽しい一日となりました
撮影機器:

感想

今回は「中央線から見える山」のフィナーレを飾る大唐松山を目指します。
人生の2/3は中央線沿線に住んでいることもあって、
中央道とともに中央線はとても馴染み深く、高尾駅〜塩山駅までは全て下車済み。
最後に残った山は登山道のない南アルプス前衛ともいえる大唐松山。
あまり山行記録のない山でしたが、
qwgさんが昨年、大門沢ゲート〜大唐松山〜農鳥岳周回の
とんでもない記録をupされてから行きたいモードが高まります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1593417.html
そしてyama-riさんが先週ガイドブック並みの詳細記録をup。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2040878.html
背中を押してくれたお2人には感謝です。
土曜日の好天予報と合わせ、出撃する環境が揃いました。

今回はほぼ全てバリエーションルートなので、明るくなってから行動開始。
取り付き地点のサイン、送水管の横断など、
yama-ariさんのレコを頭に叩き込んでいたので、迷うことなく進みます。
明瞭な登山道は巡視路の続く鉄塔までで、この先は踏み跡が薄くなりますが、
マイナーな山の割には道形が認められます。
電柱&電線に沿って急登しますが、一体何のための設備なのか不思議でした。

雨池山直下で初めて南アの稜線&富士山が樹間から望め、
さらに1934付近で稜線から少し下った地点で、
大唐松山&農鳥岳をワイドに望める草原を発見。
大唐松山の山容の大きさと、山頂直下の急斜面が印象的でした。

2346地点までは順調に高度を稼ぎますが、この先山頂までは見た目通りの急登。
手足を使ってよじ登りますが、中が空洞となった腐った木が多く、
体重をかけた瞬間に根元から大木が倒れるなど、油断がなりません。
急登との格闘を終えると、樹木に囲まれた大唐松山山頂。
かろうじて農鳥岳や間ノ岳が見える地味な山頂でしたが、
これで「中央線から見える山」133座の制覇です。

この日のゴールはqwgさん、yama-ariさんもお薦めの山頂の少し先にある岩。
藪漕ぎモードになってきたので、長袖&軍手で攻略します。
そしてゴールの岩は360度開ける素晴らしい展望ポイント。
白峰三山をこれだけ間近に大迫力で望めるポイントがあるでしょうか。
まさに大唐松山に登った人へのご褒美ですね。
農鳥岳までの稜線も一望できますが、この先はハイマツの海原とのこと。
超快足のqwgさんですら稜線まで5時間。
行ってみたい気持ちはあるのですが、
私が行ったらハイマツの海で溺れてしまうでしょう。
大門沢ルートは大雨が降ると橋が流されることもしばしばなので、
このルートが整備されて尾根上を歩けるようになるといいのですが。

なかなかタフな山でしたが、フィナーレにふさわしい印象に残る山でした。
予想通り誰一人と会わない山行となりましたが、
標高2500mを超えるので高山の雰囲気を味わえ、紅葉にも出会えました。
中央線が甲府盆地を走るときは、
ついつい白峰三山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳に目が行ってしまうのですが、
次回電車に乗る時は是非大唐松山に注目したいと思います。

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コメント

偉業
hirokさん、こばんは。

「中央線から見える山」完登、おめでとうございます。
ヤマレコ史上初(たぶん)の偉業です。
これまでの幾度もの山歩きの成果ですが、
hirokさんのルートの企画力、登山技術、そして努力のたまものだと思います。

展望岩からの白根三山、近すぎてすごいです。
間ノ岳の斜面があのような感じになっているというのは、
新鮮な驚きでした。

さて、次は関東100のラスボス?
おそらく年内には狙っているのではと推測しますが、
こちらのレコも楽しみに待っています。
2019/10/6 20:56
天気が後押し?
satfourさん、こんばんは

6月の日留賀岳の際にこの話題を話した時には、
今年中の完登は考えてもいませんでした。
本来アルプスに行くはずの7月が悪天続きで長野県の低山に行ったり、
今週末も裏那須予定(また来年に延期です(涙))が天気が微妙なので差し替えたり、
天気に後押しされた感じです。

展望岩から見た白峰三山は、
鳳凰三山や夜叉神峠などから見たものとは一味も二味も違う大迫力でした。
「中央線から見える山」の作者がどういう気持ちでこの山を選んだのかは不明ですが、
このジャンルがなければ登ることもなかったでしょうから、感謝です。

関東100のラストは大唐松山と異なってお気軽な山なので、
観光気分で楽しむ予定です。
2019/10/6 22:11
こんなルートもあるのですね!
hirokさん こんばんは

いつものhirokさんらしい、だれにも会わないルートですね。それに、
間ノ岳を紹介した写真では見られないアングルなので、ちょっと驚き
ました。お疲れさまでした。
                          埼玉のchii
2019/10/6 21:40
新発見
chii1961さん、こんばんは

色々なジャンルの山の選定があるので、登りたい山が尽きません。
少し前までは存在すら知らなかった大唐松山ですが、
このジャンルのおかげで魅力を十分に味わえました。
予想通り誰とも会わず、シカの鳴き声など動物の気配しかしない山でしたが。

間ノ岳を東側から至近距離で見ることはなかったので、
大ガレ場を見たときはとても新鮮な気分でした。
いつもと違う角度から山を眺めるのは楽しいですね。
2019/10/6 22:14
せめて山梨県内の山だけでも〜(^^♪
hirokさん、お久しぶりです。
遂に「中央線から見える山」完登ですね、おめでとうございます。
私もせめて山梨県内の山だけでも「中央線から見える山」を完登したいです。
その時はyama-ariさんのレコと合わせてhirokさんのレコも攻略ガイドマップとして使わせていただきます。
お疲れさまでした。
2019/10/6 21:47
残りわずかですね
YosshiTさん、こんばんは

YosshiTさんも山梨県に限定すれば、残りわずかですね。
私も同じでしたが、自宅から距離のある長野県の攻略に時間かかりますね。
YosshiTさんの脚力をもってすれば、一日に数座巡るのも可能そうです。

個人的には沢ルートよりも尾根ルートが好きなので、
いつか農鳥岳へ直結するルートとして整備されないかなあと期待してしまいます。
大門沢ルートはとにかく長くて、登りでも下りでも疲れます。
大唐松山から農鳥岳も魅力的そうな稜線でしたが、今はノンサンキューです。
2019/10/6 22:22
コレクションがまた一つ
hirokさん、こんにちは!

シリーズ制覇、おめでとうございます。
また一つ、思い出のコレクションが増えましたね
「中央線から見える山」には疎く、大門沢から変な方向に歩かれており、ビックリ
大唐松山まではバリエーションの記述に、納得致しました。
hirokさんをして、タフと言わしめる山行
大変だからこそ、ラストに持ってこられたのでしょう。
ぐ〜と、気分を盛り上げてからの決行、これは思い出に残りますね

間ノ岳の東面、確かに見慣れない景色ですね。
あんなにも崩落しているイメージは無く、西面から見られる、どっしりとした山容がインプットされているだけに、とても新鮮なショットです。

次なる完全制覇、期待しております。
お疲れ様でした!
2019/10/7 12:49
長野県通い
tailwindさん、こんばんは

あまり目指している人も多くなさそうな渋いジャンルですが、
自分にとっては山梨〜長野にかけては登っておきたい山が目白押しでした。
今年は信州100と合わせて長野県への出撃回数がとても多かったと思います
鍋冠山や釜無山のように渋すぎる山もあれば、
今回の大唐松山のようにマイナーながら素敵な山にも出会えました

確かに大門沢から大門沢小屋方面に歩いている人は見かけましたが、
こちらに向かう人はそうそういないですよね。
でも一升瓶があったり、人が入っている形跡はありました。
ゴールがとても素晴らしい展望地だったので、ご褒美をもらったような山でした。

このポジションから白峰三山を見ることはないので、
間ノ岳のガレ場を見つけたときは、思わずうれしくて叫びたくなりました
どの登山道から見ても荒涼とした感じはありましたが、
あそこまでの標高差でガレているとは、新しい発見ですね
2019/10/7 21:47
完登おめでとうございます!
hirokさん。中央線から見える山、初制覇おめでとうございます!
歴史にその名を残す偉業に心からの祝福をお贈りします。

それにしても、最高の天気でしたね。展望岩からの眺望が、
紅葉と相まってさらにグレードアップしていますね。

感想に名前を記載して頂き恐縮です。ちょっぴりお役に立てたみたいで嬉しいです。

実は、中央線から見える山は、リーチorイーシャンテン状態の人、
何人かいたんですよ! いずれもヤマレコの強者登山家ですが。
そんな中で、hirokさんの偉業達成は、自分のことのように嬉しいです。
あとどれくらいかかるかわかりませんが、私も後に続きたいと
思います!
2019/10/7 17:50
感謝感謝です
yama-ariさん、こんばんは

実にgoodタイミングでレコをupしていただいたおかげで、
迷うことなくスムーズに登頂できました。
ちょっぴりどころか、レコの全てが頭に入っていて、
ここはあの写真シーンだ、とうなづきながらの登山となりました。
結果、ほぼyama-ariさんの海賊版のようなレコになってしまいましたが。(笑)
この場を借りて感謝申し上げます。

それと、以前ジオグラフィカを紹介していただいたものも大いに役立っており、
二重の感謝ですね。
標高2000m付近では気付けばルートを外しそうになりましたが、
ジオグラフィカですぐに軌道修正できました。

この一週間でだいぶ紅葉が進んだようですね。
展望岩からの絶景に彩を添えていました。
白峰三山を望むのに、展望岩ほどのポイントはありませんね。

>実は、中央線から見える山は、リーチorイーシャンテン状態の人、
何人かいたんですよ!
⇒こんなマイナーなジャンルに取り組んでいるのは、
yama-ariさんと私ぐらいかと思いましたが。
意外とマニアックな方が多いのですね。
yama-ariさんも残りわずか、時間の問題ですね。
頑張ってください。
2019/10/7 22:02
大唐松山
hirokさん、こんにちは。

「中央線から見える山」完登、おめでとうございます!
これは難易度の高い完登ですね  
そして、このリストは歩いて楽しい山が多いリストだと思います。

大唐松山、タイトルを見た時は思い出せませんでした。
そして、雨池山の記述で思い出しました。自分が
バリエーションルートを検討したのは10年前で、その計画も
ヤマレコの計画機能を使っていなかった時なので何処へ行ったか。。
しかし、やはり展望抜群のお山ですね。貴重な写真の数々
ありがとうございました
何時登るかというと不明ですが 忘れないように
しておきます。お疲れさまでした。
2019/10/8 17:31
雨池山!?
youtaroさん、こんばんは

難易度が高いというより、tailwindさんが言うところの「暇人倶楽部」でないと、
達成が難しいジャンルかもしれません
133座もある上に、中には渋すぎてほとんど登頂を目指す人がいない山も含まれます。
塩尻峠などは山を目指す人とは無縁の山?かと思いますし。

雨池山で思い出すとはこれまた感動です。
大唐松山ですら数年前に初めて存在を知りましたし、
雨池山に至っては、つい最近までは知りませんでした。
雨池山はともかく大唐松山は山頂のすぐ先に展望抜群の岩があるので、
静かな山歩きがお好きなyoutaroさんにはお勧めです
まず登山者と出会うことはなさそうな山です
2019/10/8 21:46
おめでとうございます
hirokさん、こんばんは

久しぶりにコメントです。
中央線の山完歩おめでとうございます☺️

目標を見失うことなく最後までやり遂げたことは素晴らしいことですね👏
そしてフィナーレを飾るのにふさわしい素晴らしい山でしたね。流石は中央線沿線です。
私も、ここ明石で、兵庫100や関西100、宍粟50等の制覇を目指してはいますが、残っているのは超マイナーで不便な場所が多く、なかなかわざわざ登りに行くモチベーションが上がりません😥
hirokさんを見習いたいと思います。
次なるチャレンジを楽しみにしてます☺️
2019/10/11 23:55
愛着あるエリア
shigetoshiさん、こんにちは

学生時代から中央線沿線に行くことが多かったので、
とても愛着あるエリアです。
山梨、長野と魅力ある山が多いですし。
shigetoshiさんのように高尾山百数十回というような特定の山に通ったわけではないですが、
いつの間にやらあちこちに行ってました。
今回の大唐松山も比較的最近知った山ですが、
魅力たっぷりの山でした

関西にもいろいろと百名山系があるんですね。
実は関西の山の登頂履歴はゼロ。
完全に未知の世界ですが、これからが徐々にシーズンでしょうか。
地味な記録かもしれませんが、頑張ってください
2019/10/12 13:49
「中央線から見える山」完登おめでとうございます!
hirokさん、こんばんは。

遅くなりましたが、完登おめでとうございます。この山リスト完登の最初とは流石というか、いやいや、当然というべきか。最後の大唐松山、圧巻ですね。間ノ岳の東斜面は、初めてお目に掛かりました。ちょっと驚きでした。

この山リスト、私は、まだ30座ほど残っていました。その内にチャレンジするかもしれません。その際には、間違いなく、参考になります。

あ疲れ様でした。そして、次のチャレンジに期待しています。以上
2019/10/17 21:12
続きました
Gonpapaさん、こんばんは

ありがとうございます。
これまでもGonpapaさんの完登と、私の完登の時期が近かったような。
偶然かもしれませんが、いつもGonpapaさんに続いているような気がします。

大唐松山は最後にふさわしい山でした。
特に間ノ岳の東面を見たときは、思わずびっくりでした。
いつもと違う角度で山を見ると新鮮ですね。

山梨100の延長のような感じで、「中央線から見える山」はチャレンジできました。
山梨100と違ってとても渋い山も含まれていますが。
2019/10/17 21:29
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