秋彩の乗鞍岳 - 秋晴れ陽気な稜線漫歩＠位ヶ原

2019年10月09日(水) [日帰り]

• GPS: 05:32
• 距離: 6.5km
• 登り: 738m
• 下り: 373m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:26
• 休憩: 1:04
• 合計: 5:30

7:46 位ヶ原山荘
9:11 9:29 肩の小屋口
9:59 10:00 肩ノ小屋
10:38 10:39 蚕玉岳
10:42 10:43 乗鞍岳頂上小屋
11:01 11:09 乗鞍岳
11:18 11:19 乗鞍岳頂上小屋
11:57 12:28 肩ノ小屋
12:52 12:55 富士見岳（乗鞍）
13:06 13:06 県境ゲートバス停
13:11 13:11 乗鞍白雲荘
13:16 畳平バスターミナル

歩行距離：6.5km
最低高度：2350m(位ヶ原山荘)　最高高度：3026m(乗鞍岳剣ヶ峰)
累積標高差(登り)：721m
累積標高差(下り)：364m

天候

10/9：晴れ
稜線上は北西の風10〜14m/s

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

◆自家用車
乗鞍高原観光センター周辺(約360台 - 無料)

◆乗鞍山頂シャトルバス
乗鞍高原〜乗鞍山頂畳平(往復2500円)

写真

乗鞍高原観光センター
(標高:1450m)
7割ほどクルマで埋まり
始発バス合計3台で出発

位ヶ原山荘(標高:2350m)
こちらでバス降車
今年もここから歩き出す

位ヶ原では
カラマツの黄葉が見頃

先日の暴風雨の影響
多数の枝葉が飛ばされた

屋根坂の紅葉前線
例年より色付きやや悪い

絶好の登山日和
松本平を覆う雲海

登山道は増水しており
沢道のようで歩きにくい

霜柱が散見される
昨晩氷点下を記録した

燃えるように紅く
ナナカマドの紅葉が見頃
槍穂高連峰を遠望する

槍穂高と常念山脈
雲上に浮かぶ

屋根坂全景
冷泉小屋あたりが見頃だった

沢筋はナナカマドが多く
紅葉を楽しめるスポット

宝徳霊神(標高:2540m)

青空との三段紅葉
エコーライン上を歩く

宝徳霊神で下車して
登山道を散策するのも良い

チングルマの紅葉
花穂を飛ばして冬支度

剣ヶ峰を見上げる

乗鞍大雪渓
万年雪を抱いている

肩の小屋口(標高:2610m)
トイレと休憩所あり
ここでバス乗降できる

今日の和菓子は大福どら
どら焼きは高カロリーだが低脂質
エネルギー補給の優れもの

大雪渓を左に見ながら
登山道を登行する

登って間もなく肩ノ小屋

肩ノ小屋(標高:2765m)

3連休を待たず営業終了
小屋閉め作業に勤しんでおられた

剣ヶ峰口
乗鞍岳最高峰を目指す

水たまりは全面結氷
一面にススキが広がる
鉢盛山と八ヶ岳連峰を望む

摩利支天岳
コロナ観測所が建つ
※観測停止中

北アルプス連峰を望む
最北の尖峰が白馬岳
山座同定がとても面白い

穂高連峰と吊尾根
誰が見てもそれと解るほど
北アルプスの主役は大人気

ガレた露岩を登高する
核心部だが稜線は目と鼻の先

権現池(標高:2840m)
火口に水が溜まった火口湖
国内高所第2位の湖沼

屏風状の白山連峰
裾野に広がる高山盆地

蚕玉岳(標高:2979m)

剣ヶ峰へ続く稜線
冷たい北風が吹きすさぶ

眼下に乗鞍エコーライン
画像中央に位ヶ原山荘がある

乗鞍岳頂上小屋
(標高:2985m)
開業102年目の歴史深い小屋

御嶽山が大きい

剣ヶ峰(標高:3026m)
41座の100名山を望める山頂

権現池と白山
富山平野まで見渡せた

南と中央アルプスが連なる
山座同定だけで半日過ごせそう

西方も一望千里
一番奥のうっすら山塊は
鈴鹿山脈だろうか

富山湾を見ながら
天空の稜線歩きが楽しい

天空の散歩みち
車道歩きも気持ち良い

富士見岳と不消ヶ池

富士見岳(標高:2818m)
別名ご来光岳

畳平と鶴ヶ池
鶴のように見えなくもない

稜線は大黒岳を経て
平湯登山道へ続く

県境広場(標高:2716m)
岐阜と長野の県境
国内車道の最高地点

魔王岳を望む
ハイマツの海原が広がる

乗鞍畳平(標高:2702m)
ここからバスで楽々下山
秋晴れ陽気な登山日和だった

感想

Hassie2999

紅葉期は平日でも混雑するため乗鞍観光センターには前夜泊で前乗りしました。
6時の気温は3℃まで下がり、クルマのガラスには霜が下りていました。

大雪渓Websiteによると位ヶ原周辺が紅葉見頃と記述されていました。
先日の防風雨で枝葉が吹き飛ばされてしまった寂しい黄葉が散見されましたが
沢筋の登山道はナナカマドが燃えるような深紅の紅葉を楽しませてくれました。
バス車内から見る事が出来ない世界が登山道上に広がっています。

肩ノ小屋は3連休を待たず小屋閉めに勤しんでおられました。
北アルプス3000m峰は短い秋が終わり、長い冬がすぐそこまでやって来ている印象でした。
北寄りの肌寒い風が吹く一日でしたが
最高級と言える秋晴れで絶好の登山日和でした。