すべて凍った!!極寒の鳥ノ胸山・大界木山・大室山・鐘撞山縦走


- GPS
- 27:30
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 2,123m
- 下り
- 2,509m
コースタイム
5日:5:40避難小屋出発−6:27前大室−7:42大室山−8:45神ノ川ヒュッテ分岐−9:50鐘撞山−10:40折花橋分岐−11:24神ノ川キャンプ場11:40−12:19音久和分岐-12:50上野田バス停(東野の手前)
天候 | 1月4日曇り、5日晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
公共交通でアクセスする場合、鳥ノ胸山にどうアクセスするかが課題だった。御殿場からバスを乗り継いで平野に出て、タクシーで道の駅道志まででることにした。鳥ノ胸山まではハイキングコースで、そこから浦安峠のある林道に降り立つ。林道から大界木山の縦走路への入り口は少し崩壊していたが、意外と踏み跡は明瞭だった。白石峠から加入道山避難小屋、大室山までは一般登山道。鐘撞山から神ノ川キャンプ場に下山する道は赤点線の道でアップダウンのあるきついルートだが、踏み跡は明瞭で要所要所に手書き道標もあり、迷うことはなかった。 なお東野手前のバス停以降のGPSログは消し忘れです。 |
写真
感想
2012年の初ハイクは道志ー西丹沢をつなぐ加入道山避難小屋を利用した富士見ハイク。
月夜野のバスの接続が悪いので公共交通をつないでの道志入りは難しい。月夜野から歩くコース、MTBを使うコースなど、様々検討したが、今回は鳥ノ胸山から入るので、御殿場からバスを乗り継いで平野に出て、タクシーを使って道の駅から山に入った。
御殿場まで、富士山がきれいに見えた。駅からもよく見え、今日はすばらしい快晴。御殿場からのバスからはすばらしく大きな富士山。このコースの利点だ。旭日丘のバスターミナル付近からも眺められる。バスには一人のハイカーも乗っていなかった。旭日丘からの巡回バスの運転手から、どこに登るのか尋ねられ、平野からタクシーで道志まで行くというと平野にタクシー会社がないと心配してくれたがこちらは予約を入れている。また旭日丘からも連絡を入れて確認している。平野の到着し、すぐタクシーが来た。運転手と話をしながら道志に向かう。富士山のビューポイント、ハイキングの話、河口湖との比較などなどーー。道の駅に近づくと鳥ノ胸山ヶ大きく見えてくる。9時25分前に到着し、防寒着を兼ねた雨具の上下を脱いで軽装になり、荷物をリパッキングして出発。道の駅でアンポ柿を買って食糧の足しにした。最初に一口、柔らかくて甘い。なかなかいける。生産者の名前入りだ。
道の駅のすぐ裏に新しい登山口の入口があった。地図には出ていない道だ。花の森キャンプ場にはキャンプ中の親子連れの姿もあった。25分くらいで登山道入口。10時4分。鳥ノ胸山までは急な登り。我慢して登るしかない。林道を越えて11時分8分、鳥ノ胸山に到着。そこから浦安峠を目指して下る。11時45分、雑木ノ頭。12時17分、浦安峠に下る。残雪がある切通しの林道、大界木山への登り道を確認して先に進む。踏み跡ははっきりしており、30分後、12時47分縦走路に出る。縦走路の入口には野生生物保護に関する標識があり、それが目印になる。刈り払いがなされて道ははっきりわかる。大界木山に向かう途中、一組の夫婦とすれ違う。13時、大界木山通過。13時25分、横浜市野外活動センターに下る道が分岐する忘れ路峠(犬峠)通過。13時52分、モロクボ沢ノ頭を通過。昼食用の弁当を明日用に温存しておにぎりやサンドウィッチ、果物でエネルギー補給するが、次第に疲れを感じるようになるが、この調子なら何とか加入道山避難小屋に暗くなる前には辿り着けそう。
白石峠まで長い道のり。15時24分、90分で水晶沢ノ頭を通過、15時44分、白石峠に到着、何とか暗くなる前に避難小屋につけそう。15時55分、加入道山の肩で和出村分岐を通過、夕闇の迫る中、16時8分、加入道山山頂に出て避難小屋が目の前に。
ひとしきり山頂の様子を撮影し、避難小屋に入る。誰もいない。今日は大界木山の先で夫婦一組とすれ違った以外は誰一人会わなかった。次第に日が落ちて暗くなってくる。急いで火をおこし、お湯を沸かす間に着替えて汗で濡れた衣類を干し、体を温める。まずウィスキーと日本酒のお湯割り。つまみは昨年夏か秋の飯豊山行か新潟粟ヶ岳のときの残りのチーズ。夕食はビーフシチューとミネストローネ、白米とオイルサーディンの缶詰。白米を半分食べ終わって朝食用に残す。食器洗いを兼ねてコーヒーを沸かして飲む。寒くなってきたのでシュラフの上に毛布をかけて休むが寒さが厳しくなかなか寝付けない。うとうととしていったん9時前に目が覚める。寒い。12時過ぎに再び目がさめ、トイレに行く(トイレはないので小屋の外)。星を少し見て(少し出ていたが町の明かりと月明かりで空はやや明るい)、再びシュラフの中に。しかし寒くて寝付けない。寝ているのか起きているのか、よくわからない状態でなんとか5時前になる。起き出して食事の準備をしようとしたら驚いた12時前に目がさめ、トイレに行き(トイレはないので小屋の外)、星を少し見て(少し出ていたが町の明かりと月明かりで空はやや明るい)、再びシュラフの中に。しかし寒くて寝付けない。寝ているのか起きているのか、よくわからない状態でなんとか5時前になる。起き出して食事の準備をしようとしたら驚いた。なんとなべ(コッフェル)の中の水が完全に凍っている。しかもプラティパスの中の水も半分凍っている。後で気がついたがボトルの中の水も凍っていた。そればかりか、お弁当、おにぎりの水分も凍っていたのだった。
「アー、やっぱりすごい冷え込みだった、天気予報では道志の明け方−6℃、おそらく山頂では−10℃くらいになっていたかも?バーナーの火で氷を溶かして湯を沸かし、昨夜の残りを温めて朝食を済ませる。着替えて出発準備完了、6時過ぎに小屋を出る。まだ薄暗いがすでに明るくなり始めている。ヘッドランプもすぐいらなくなる。6時27分、前大室を通過、大室山に向かって歩くとすぐ後ろに富士山の姿が見えてきた。今日は大きく立派な姿がきれいに見る。6時50分ころ、富士山が大きく立派に見える場所に出て何枚も撮影、少しずつ移動して何十枚も撮影しているうちに7時10分を過ぎ、又立ち止まっては撮影して7時20分も回った。これはいけないと先を急ぐと再びビューポイント。又撮影して、7時40分、山頂まであと0.3kmという大室山の肩に出た。ここは犬越路の分岐だ。
7時42分、肩から2分くらいで山頂に出る。山頂では久保吊り橋や大室指への下降路の道標、神ノ川ヒュッテを指す鐘撞山方面の手書きの道標もある。ここでは水などを補給してすぐ出発。出だしは久保吊り橋への下降路に近いがすぐ離れていく。北面はまだ雪がかなり残っている感じ。行方不明者は昨年11月なのでまだ降雪の前になる。しばらく緩斜面を下ると8時過ぎ、突然目の前が開け、急斜面となる。目の前には檜洞丸や犬越路、丹沢主稜線が見えてくる。それを見ながら急斜面を下降する。30分くらい急斜面をくだり、振り返れば大室山が久保方面の尾根を張り出して大きい。緩斜面に出ると神ノ川ヒュッテ分岐の手書きの道標が現れた。8時45分だった。ここまでは、大室山から標高差300mくらい下った鐘撞山との中間地点、しばらく緩斜面だが、その先はまだまだ急降下が続く。分岐から標高差100mくらい緩斜面をくだり、道は少し東に向かって急降下、さらに250mくらい下ると934mピークあたりで左に折れて北上、ここから少し下って登りになる。振り返れば大室山が依然として大きく見え、たいした登りのないうちに9時50分、鐘撞山山頂(標高900m)に飛び出た。
急降下が多いのとお腹がすいてピッチが上がらず。山頂でいざ弁当を食べようとして驚いた。凍っていてとても食べられるものでない。参った。バーナーでお湯を沸かしてラーメンかスープを作ってご飯を溶かそうかと考えたが、風が冷たく、山頂に長いしたくない。仕方なくおにぎりなど食べられそうなものをかじって先に進む。出発前に山頂の鐘を三回たたき、辺りに鳴り響いた。ここまで大室山山頂から標高差600mの急降下だった。さらに50分、250mくらい急降下、10時40分ころ尾根筋から少し下り、折花橋との分岐に出た。下山の最終段階になった。尾根を巻く道を進み、30分ほど先で、月夜野方面に行くと思われる分岐。テープがたくさん張られている。どこに下りるのか不明だが、月夜野キャンプ場でなくおそらく、尾根の先端に出るようだ。分岐からは一気に下り、神ノ川キャンプ場に出る。11時24分だった。キャンプ場の橋を渡り、キャンプ場の施設を通過すると番犬のお出迎え。水道設備のところで休憩し、食事を取るかどうか考える。しかし冷たい風が吹き始め、あきらめて、果物など簡単な補給をして出発。すでに体力は奪われ、これ以上山を越えて歩き気力が失われていた。水と食料の多くが凍ってしまったことが大きな原因。11時40分過ぎ、とりあえず、音久和にいそぐ。途中、武田家の滅亡の歴史の中の小山田氏の悲劇を記したバアバア宮の説明の碑があった。
12時19分、音久和との分岐に出る。右が東野、左が道志道・音久和集落だ。すでに大川原から峰山を越える選択をあきらめていたので、東野に向かう。すると12時50分、東野のバス停の手前にバス停があり、時刻表をよく見ると、平日には12時59分の月夜野から三ヶ木に行くバスがある。半信半疑、1月5日は休日か?平日か一瞬考えたが、やはり平日。しばらく様子を見ていると本当にバスがやってきた。ラッキー!、飛び乗って三ヶ木経由、橋本駅から横浜線で町田に出て小田急で帰宅。今回は、水食料の凍結というアクシデントで予定が崩れてしまったが、凍結対策を冬場の泊まり山行では準備しなければならないという当然の宿題をもらった。
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