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Yamareco

記録ID: 206315
全員に公開
ハイキング
関東

峰谷橋・奥集落・鷹巣山・石尾根縦走

2011年12月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:28
距離
21.6km
登り
1,601m
下り
1,794m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:25小菅行きバスー7:50峰谷橋バス停ー8:37三沢集落-9:07奥集落−9:27登山口−10:51鷹ノ巣山避難小屋−11:24鷹ノ巣山山頂11:47−13:01六つ石山分岐ー13:34三ノ木戸林道分岐-14:35三ノ木戸林道-15:09奥多摩駅
天候
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス 奥多摩駅から峰谷橋までバス、帰りは石尾根から奥多摩駅に下山。奥多摩駅からは峰谷直通バスがあるが、足馴しを兼ねて早い小菅行きに乗って峰谷橋から歩いてバスと競争、最後に抜かれたーー。
コース状況/
危険箇所等
鷹巣山まで、人気コースなのでハイカー多く登山路は快適、石尾根にでるとさらに大勢のハイカー。鷹巣山を過ぎると数はぐっと減り、石尾根を奥多摩まで下るハイカーは数えるほどだった。

感想

奥集落・鷹ノ巣山・石尾根ハイク
 先週訪問した東日原の集落で見た激しい人口減少、集落の老齢化、廃屋の増加などに衝撃を受け、今回は奥多摩の中でも最奥の天空集落、「奥」集落を訪問し、そこから鷹ノ巣山、石尾根と歩くことにした。
 本当はタワ尾根にチャレンジする予定だったが、先週の積雪でトレースがどうなっているか、また凍結の心配、小川谷林道の通行止めなど問題が多く、もっと条件のよい春や初夏に歩いてから冬場に挑戦したほうがよさそうと判断。また稲村岩尾根から鷹ノ巣へのルートも検討したが、やはり北斜面は凍結の心配があり、今回は南斜面の奥集落から歩くことに。

 例のごとく始発で出発、立川、青梅経由で奥多摩駅7時17分、奥多摩駅発7時25分の小菅行きバスで峰谷橋下車、峰谷まで歩く。7時50分発の峰谷直通バスに乗る手もあったが、待つのが寒いのとウォーミングアップを予ねて3km歩いた。競歩的歩きで何とかバスより早く峰谷にと思ったが、8時25分、最後の最後でバスに抜かれた。でもバス停は目の前で、準備しているハイカーをヨソに追い越して行った。林道を進み、奥集落への分岐の案内板の場所で撮影中、一人のハイカーが追い抜いて行った。8時37分、三沢集落に出て近道の案内板で立ち止まる。後ろからもう一人のハイカーが追い越して行ったが、近道を通らず、そのまま林道を直進して行った。声をかけようかと思ったが、百も承知で奥集落の撮影に来たかも知れず、そのまま左の近道に進んだ。

三沢集落の様子を撮影しながら山道に入る。この道はどうやら舗装道路ができる以前にあった、「旧部落道」のようだ。山道に入って少しピッチを上げ、先行のハイカーに追いついた。冷え込む予報だったが、少し気温が上昇し、汗が出る。ハイカー氏は着替えていた。15分ほど進むと、奥集落が見えてきた。廃屋らしき家の奥の階段を上がると集落に通じる林道に出た。一軒家があるが廃屋かも?人気がない。ここで補給と着替え。上着と長袖シャツを脱いで薄着になる。追い抜いたハイカー氏が再び抜いて行った。無論挨拶して。暑いですね、汗が出ますねといっていたが上着は着たまま中だけ脱いだようだ。こちらは薄いシャツ二枚。
 9時7分、出発し、奥集落の家並みを撮影しながら進むと左に上がる道があったが、それが近道か自信が持てないまま舗装道路を進む。GPSで見てもよくわからないが舗装道は大回りしていることは確かだ。後で資料を読むとここで山道に上がると書いてあった。しかし舗装道路を歩いたほうが集落内の様子がよりわかる。9時14分、一軒戸が開いていて外から来客がある家があったが、声をかけて集落の話を聞けばよかったと後で思う。登山客の格好で、しかも早朝、なかなか勇気がいる。また時間が気になるのでインタビューは又の機会に。集落の様子は日原とはだいぶ違う。なんとなく活気がありそうな様子なのはもしかしたら、奥多摩湖のダム建設による経済的恩恵が関係するのか?あるいはそんなことはなかったのか?若い人はやはり姿がない。職場がないから当然か?この天空の村はとても東京都内とは思えないすばらしい景観なのだがーー暮らすのは大変だろうーー。

 9時19分、民家の間に下から上る道が見えたが、ここではないらしい。20分、別の道が下から上り、ハイカー3人が登ってくるのが見えた。ここが近道の旧道の入口だった。さらに進んで集落の最奥の家並みを抜けて9時27分、林道が鋭角に曲がる地点に多くの車が駐車、登山口とわかる。左側に登山口の案内板。若い男のハイカーがタバコを吸って出発準備。先に進む。男は追ってきた。10分ほどで浅間神社、狩猟犬が二匹現れる。ハイカーがやってきて話をしながら登る。青梅在住で登山歴は浅く、主に奥多摩中心にハイキングになれようとしているようだ。雪や凍結対策はまだしたことがないという。今年は奥多摩でも雪が多くなりそうなので四つ爪アイゼンとストックは準備したほうがよいとアドバイス。登山にかかる費用がネックらしい。青梅には好日山荘があるが、値が張るのでなかなか手が出ないという。ストックならブラックダイヤモンド社のものが安くて品もよいこと、アイゼンはモンベルか、神田のさかいやなどで探すとよいとアドバイス。また歩き方の改良で競歩から学んだ自分の経験を話した。尾根に乗り、次第に足がしんどくなった。今回はあまり調子が出ない。撮影しているうちに若いハイカーは先に進んで追いつけなくなった。若い人はやはり体力がある。しばらく進むと左側に遠くの山々が見えてきた。後ろからスピードハイカーがやってきて、南アルプスが見えるという。よくよく見るとなるほど遠くに白い頂の連なりが見えてきた。また左の稜線には日蔭名栗山が大きく見えている。山頂のカヤト草原が石尾根らしさを現している。やがて傾斜がゆるくなり、10時51分、鷹ノ巣山避難小屋に出た。

 峰谷バス停から2時間半、ほぼコースタイムどおり。思ったよりもピッチは上がらなかった。ここで先行した若い初心者ハイカーが休憩中。私もおにぎりを補給し、避難小屋内部を撮影し、11時過ぎに出発。小屋には二人のハイカーが休憩して話をしていた。

 若いハイカー氏と石尾根を鷹ノ巣山に向かって進む。尾根側と巻き道と二つの道が接近している。広い尾根側の道を進み、富士山や南アルプスを撮影しながら11時24分、山頂に到着、大勢のハイカーが山頂で休憩。すばらしい光景、富士山もアルプスも一挙に展望が開けて大きく見える。ひとあたり撮影して昼食の弁当を半分食べる。昼食後も少し撮影し、他のハイカーとアルプスや奥多摩の山座同定をして11時47分ごろ出発。若いハイカーに先に行くことを告げて出発した。若いハイカーは六つ石から水根に下るらしい。私が石尾根を奥多摩まで下るというと驚いていたが、差ほどではあるまいにーー、ただ下りは苦手といっていた。

 カヤトの尾根を下ると広い場所に出た。12時1分、水根山山頂らしいが少し先にカヤの木尾根(倉戸山)分岐があった。先に進む。ハイカーの姿は見えない。15分くらい進むと左に長沢背稜が見えてきた。手前のタワ尾根も雪はかなり消えている風に見えるが実際にはわからない。三ッドッケ、酉谷山、タワ尾根の頭などが見え、右側には奥多摩湖も見えてきた。その先には城山と将門馬場がある。奥多摩に残る将門伝説に因む場所だ。奥多摩。秩父地方には将門伝説が数多く残されている。

天慶2年(939年)暮れ、平将門は討伐軍の藤原秀郷に追われ、
相模方面から大久野に入り勝峰山(武蔵五日市の北)に立て篭もる。
討伐軍3千。将門軍4百。
年が明けた天慶3年(940年)、討伐軍は勝峰山を攻め上がる。
将門軍が奮戦し、なかなか落ちないのに業を煮やした藤原秀郷は、
勝峰山山頂にて騎乗している、将門を強弓で射掛ける。
矢はぐんぐん伸び、将門の鎧を掠め向こうの谷へ飛んでいった。
矢が越えた沢を矢越沢、後ろの山並みを通矢尾根と呼ぶようになった。
将門は戦況我に利あらずと判断。勝峰山を下り青梅方面へ逃れた。
梅ヶ谷峠を越えて青梅に入った将門は金剛寺に立ち寄り、
手に持っていた梅の枝を突きたて、
「我が志成るものならば根付け」と唱える。
すると、梅は立派に根付き花が咲き、実を結ぶまで育つ。
しかし、その梅の実はいつまで経っても青いままで熟すことがなかった。
このことから、この地方を青梅と呼ぶようになった。

また七つ石山に関しては:
七ッ石山は山頂に七つの巨石が佇立していることからこの名前がついた。

その岩を拝むように建てられているのが七ツ石神社であり、

神体はあくまでも磐座の巨石である。
が、平将門が七ッ石山の神体を守護神として、
武蔵野国に落ちて行ったという伝承もあるらしい。

また、他の伝承によれば追討軍の藤原秀郷が矢を番えた時に、
将門は呪術を使い、藁人形で六つの分身を創り出す。

自分はその中央に立って、「何所からでも射抜いてみよ」と豪語し、的をはぐらかしたのがこの七つ石山山頂とのことだ。秀郷は迷うが、成田不動の念仏を口に唱えると、
その答えとして「白く息を吐くものに狙いをさだめよ」とあり、
秀郷は迷わず七人の真中の将門を討ったとされる。そして、将門が討たれた後、
分身の呪術で人の姿を作っていた七体すべてが石に変わったのだと伝わる。

12時24分、広い場所に出たがどうやらここは城山らしいが道標などは何もない。その先に古いプレートがあり、右に急下降する。将門馬場は縦走路と離れているので今回は立ち寄らず、六つ石山を目指す。その先の左の稜線に将門馬場があるらしいが、場所がわからず今回はパス。北斜面になり残雪がやや凍結している道になった。12時48分、六つ石山らしき稜線が見える。ピークが二つ見えるが奥のほうらしい。残雪の道を越えて13時1分、六つ石山分岐に出る。ここで3人のハイカーが休憩中、六つ石から水根に下るらしい。私もここで休憩し、残りの弁当を食べる。三人は六つ石山に向かって出発し、縦走路からはから女性ハイカーが下ってきた。足が速いですねと笑いながら話しかけてきたのでしばし歓談。雲取小屋から下ってきて石尾根を奥多摩駅まで歩くそうだ。同じ下山路なので一緒にくだることに。彼女は高尾山周辺を主に歩き、相棒の女性が腰を痛めたので始めて奥多摩に一人できたという。初めてが雲取ー石尾根とはなかなかの健脚だ。鴨沢からのぼり、小屋には150人も泊まったという。年末年始でもこんなに人が来ることはないと小屋の主人が言ったそうだ。雪はさほど出なく、アイゼンが必要な場所は山頂直下以外はほとんどなかったそうだ。

 話をしながら30分ほど下ると13時34分、三ノ木戸林道分岐に出た。ここからは植林地の暗い道を黙々と進む。さほどの急なくだりは泣く、登り返しもほとんどない距離を稼げる道。1時間くらい下って14時35分、三ノ木戸林道に出た。3時過ぎには駅に着きそうだ。すぐ不老林道が合流、林道を進むと二三箇所、近道の道標、14時58分、羽黒三田神社、大杉、元社を過ぎて15時9分、駅に到着、女性ハイカーにお礼を言われて気分を良くして、きのこ(奥多摩あわび茸)とわさび漬けのお土産を買い、帰宅。

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