西穂高岳・・・で敗退



- GPS
- 30:26
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,620m
- 下り
- 1,638m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:22
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 3:02
- 合計
- 10:22
今年は秋が遅かったのに、台風19号のせいで山はいきなり初冬になった感じです。
年々、秋の予定が組みにくくなってますね。
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
その他周辺情報 | 梓湖畔の湯:https://sawando.ne.jp/trip/237/ 大人720円です。 |
写真
感想
前夜に自宅を出たが・・・
出発からつまずいた。
通勤渋滞で1時間以上かかって府中SICに着いたが、そこで初めて中央道と20号が通行止めになってるのを知った。やむなく圏央道経由で東名高速に入ったが(最初から東名なら自宅からすぐだったのに!)、足柄の工事渋滞がなんと30km!(2時間以上)。御殿場ICで降りて、須走〜河口湖〜御坂トンネル〜一宮御坂ICで再び中央道。諏訪湖SAに着くまで、なんと6時間半のドライブだった。
諏訪湖SAで車中泊。
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■1日目■
7:04 さわんどバスターミナル駐車場に着いた。
7:40発のシャトルバス
8:04帝国ホテル前に着いた。
8:27 登山口から歩き始め。
8:54 朝ごはん休憩。20分位。
10:00 宝水(水場)を通過。
10:03 日向で休憩、23分(10:26まで)
11:14 尾根(焼岳分岐)に出た。
11:27 西穂山荘に到着。
宿泊受付は13時からなので、荷物を置いて空身で丸山まで散歩。
快晴でとても気持ち良い。
外国人がすごく多い。
13:00 宿泊受付だが、受付開始から部屋に案内されるまで、なんと40分!!この間は受付で待ちぼうけです。ラーメンの注文で大忙しで、それどころではないらしい。だったら受付を最初から14時にすればいいのにね。それだけの時間があればもっと行動が出来たのに・・・。
ようやく部屋に案内されて、まず荷物を再整理。ビールを買って、外の日向で乾杯。そのあとは、寝不足と待ち疲れでたまらず、部屋に戻って布団を敷いて昼寝した。
17:00 天気予報をチェック!!
しかし残念な結果、前倒しで天気下り坂が判明です。
高層天気図を何度も見直しながら、いろいろな条件を考え直して悩み悩む。残念ながら西穂高岳までで中止すべきなのか? 私の予想では晴れは早朝だけの気配??
17:45 晩ごはん。
とても美味しかった。
明日は3時起きなので、早寝です。
18半頃に布団に入るが、1階で大声で語り続けているオジサン達がうるさくて眠れず。20時半に静かにするようにお願いに行って、ようやく眠れた。
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■2日目■
3:00 起床
小屋から早出をするハイカーは私達だけのようだ。
お茶を作ったり、ポンプが弱くて水がなかなか出なかったりで準備に意外に手間取った。
4:05 歩き始め。
真っ暗だけど快晴です。
歩き始めてすぐ、テント泊の人が1人、速攻で抜いていった。
トレランか?すごい速さで、私達が丸山に着く頃には、もう独標の登りに入っていた。
4:23 丸山
5:11 独標(11峰)
5:39 ピラミッドピーク(8峰)
ようやく明るみだしてきたので休憩、8分(5:47まで)。
先行の人はもう西穂の山頂に立っているのが見える。テント泊なのに軽装だったし、あのペースで西穂を越えて行ったということは、西穂山荘から奥穂高岳ピストンをやってるのか?
今回、荷物がだいぶ重かった・・・
余計なものを持ちすぎたか?
昔はテント+登攀具装備で登った行程だが、若い頃のようにはいかないものだ。。。
6:30 西穂高岳(標高2,909)山頂に到着。
快晴、素晴らしい眺めです!!
快晴なんだけど、でも今回はここまでで中止です。
いろいろな条件を考えた上で・・・。
でも、ホントに天気悪くなるのかなぁ? 案外このまま行けるのかも? 時間的には超余裕だけど・・・なんて色気が出てしまう眺めだけど、やっぱり天気が崩れる徴候が出始めた。風が強くなって、猛烈なスピードで雲があちこちから走り出していいる。
6:57 引き返し始め(山頂には27分)
2峰のトラバース辺りか?
本当にあっという間、ほぼ突然一気に霧に覆われて眺め無しになってしまった。数分前まで快晴だったのに。しかもすごい風で寒い。
時々霧が切れる信州側には陽が当たった上高地が見える。
稜線が雲に覆われたようですね。
さらにしばらく下って登りハイカーに会った。奥穂へ向かった先行の1人以外はずっと我が家だけだったので。その後も独標まで3〜4人しか会わなかった。
7:42 ピラミッドピーク(8峰)
8:05 独標(11峰)
8:46 丸山
9:04 西穂山荘に着いた。
山荘前のベンチでお弁当を食べた。
9:45 下山開始。
10:50 16分休憩(11:06まで)
11:37 登山口に着いた。
オクサンが「大正池に行ったことがない」って言うので、このまま散歩(観光?)することに決まった。まぁ、こんな機会でもないと行くこと無いし・・・。
しかし外国人が多い。歩いている人の半分以上は東アジア系?残り半分ずつが西欧系と日本人って感じ。
11:59 田代池
12:33 大正池
13:31 ウエストン碑
13:49 河童橋
売店でビールを買って、ベンチに座って、雲に覆われた穂高岳を見ながら反省会。
強行していたら今頃はまだあの雲の中。寒いだろうな〜〜。気合や根性と縁がない我が家には妥当な結果だね・・・。
14:40 さわんど行きのバスに乗り込んで
15:13 駐車場に着いた。
梓湖畔の湯で長風呂して、晩ご飯は八ヶ岳SA
大月ICから20号、相模湖から橋本へ抜けて16号・246号で帰宅。帰りは5時間ドライブだった。
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今回、西穂で敗退するか?突っ込むか?はとても悩みどころだった。
前日のヤマテン予報では『9時まで晴れ、以降は霧、18時以降に雨・雪の可能性』だが、当のヤマテンで見れる高層天気図を見ると、そうは思えない。過去の経験からしても『9時より前から霧+強風、午後から霧・小雨』が正解ではないか? 岩が濡れると通常より時間がかかるし、何より眺めもなくて辛いだけで楽しくない。翌日の雨の下山も嫌だし。。。
悪天候を覚悟で突撃したパターンで、最近はいい結果になったことがないのも大きな理由だった。3月の唐松岳では片目が凍って半日失明状態になってしまったし、7月の丹沢で故障した左手はまだ直っていない。どちらも自分のミスですが、そんなミスをすること自体、トシをとってヤキが回ったってことなのか?
荷物も持ちすぎだった。
言い訳ですが、私は左足首の靭帯が完全に利いていなくて(クライミングの過去の事故の後遺症)、重い荷物を背負って歩けるのはストックのおかげが大きいのですね。今回程度の荷重でストックなしで岩場を歩くとフラつきが出るのは、改めて意外だった。岩登りに入れば問題ないけど、中途半端な岩稜がいちばん辛い。次回はもっとコンパクトにしないとならないか。。。
いろいろと教訓が多い敗退だった。
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