地元の百名山 恵那山、紅葉登山 (神坂峠ルート)

2019年10月31日(木) [日帰り]

• GPS: 11:45
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,523m
• 下り: 1,518m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:11
• 休憩: 1:25
• 合計: 11:36

7:03 神坂峠
7:27 7:28 千両山
8:00 8:12 鳥越峠（恵那山）
9:16 9:31 大判山
12:12 12:12 恵那山前宮ルートと神坂峠ルート分岐
12:26 12:26 恵那山
12:46 13:19 恵那山頂避難小屋
13:33 13:39 恵那山一等三角点
14:16 14:18 1,990ｍ展望地
15:19 15:19 ４合目（休憩所）
16:38 16:53 恵那山広河原ルート登山口
18:20 18:21 富士見台パノラマコース入口
18:35 18:35 神坂峠
18:39 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士見台高原へのアクセス同様、国道19号中津川市沖田の交差点より県道7号線にて湯舟沢方面に向かい、神坂峠・萬岳荘の指標に従い、林道に入る。
40分ほどで神坂峠に到着。神坂峠遺跡前に5台ほどの駐車スペースあり。

コース状況／危険箇所等

取り付いて30分ほどの鳥越峠への下りが急勾配で且つ、笹薮状態になっている為、登山道が不明瞭。躓き等注意が必要。また、鳥越峠より先も所々が笹が覆う登山道になっています。
神坂峠ルート自体が眺望は良いのですが、アップダウンが多いルートとなっているため、CTを長めに見ておいたほうが賢明。特に最後の恵那山への登りが長い急登となっています。
尚、山頂直下の天狗ナギ周辺は西側が大胆に切れ落ちているので気を付けて歩行したい。
その他、大判山から恵那山取り付き地点までの間、2〜3つのピークを越える行程で、巻き道に一部崩落個所があるので注意。

その他周辺情報

下山後の温泉：林道始発点付近県道7号線沿いに「中津川温泉クアリゾート湯舟沢」あり。入泉料：平日大人600円。土日祭日900円。尚、65歳以上の方は特別割引あり。

写真

10/31 6:41

集合時間よりちょっと早めに神坂峠に到着。
おかげでいいご来光を拝むことが出来ました。

10/31 6:45

峠から望む恵那山。どっしりしています。

10/31 6:47

山の斜面は紅葉でいい感じに色付いています。

10/31 7:13

本日の取り付き地点、神坂峠登山口。
当初の計画はこのルートをピストンでここに戻ってきます。

10/31 7:18

取り付いていきなりの急登。しかも取り付いて間もなくガスが上がってきてしまいました。

10/31 7:25

パノラマ山頂間近の樹林が開けた場所からもご覧の通り、真っ白けです(涙)。

10/31 7:29

近くの紅葉は靄に霞んで綺麗なのですが…

10/31 7:32

パノラマ山頂からの眺望。本当は後ろを振り向くと御嶽山がドーン！と見えるのですが、靄ってしまって輪郭だけ(涙)

10/31 7:32

進む方向の恵那山も全く見えません。「またしてもガスに泣くのか…」嫌な不安が頭を過ります。

10/31 7:34

標高1,500〜1,700m付近はいい感じに色付いていますね。

10/31 7:37

ガスの中のパノラマルートを歩きます。今回ここが一番の眺望なのですが…

10/31 7:39

なんとか輪郭だけ見えた恵那山。

10/31 7:40

歩を進めるうちに少しづつ雲が切れてきました。これは好天になるかも！
山に架かる雲が幻想的。

10/31 7:47

色づく葉に癒されながら歩きます。

10/31 7:48

この辺りから予想外の敵と戦う羽目に。登山道を覆う笹。先日の雨と朝の冷え込みで笹が濡れていて、腰から下が濡れまくる…

10/31 7:51

頭の上の紅葉が綺麗。

10/31 7:51

晴れてきました！

10/31 7:56

鳥越峠へと進んでいきます。が、この鳥越峠へ下る登山道が激坂(苦笑)。しかもほぼ薮漕ぎ状態。下が全く見えない上、急勾配の下りなのでちょっと怖いですね。

10/31 8:11

なんとか鳥越峠に到着。ここで小休止。
濡れた笹薮を下ってきたおかげで下半身がべたべたです(苦笑)。

10/31 8:22

鳥越峠から登り返し、稜線に出ました。見事に晴れ渡り、気持ちいい。

10/31 8:24

紅葉の登山道もいいですね。今しか見ることのできない景観です。

10/31 8:26

山の緑と立ち枯れ、そして紅葉のコラボ。

10/31 8:28

そういえば今年初紅葉です。

10/31 8:50

漸く観ることのできた御嶽山と乗鞍岳。

10/31 8:51

10/31 9:02

山の向こうには雲海が。

10/31 9:16

高度を上げてきました。後ろを振り向くと、この絶景。
本当はパノラマ山頂からこの絶景を振り向きながら登る筈でした(苦笑)。

10/31 9:16

遥か向こうに穂高岳のギザギザ。

10/31 9:23

大判山登頂。

10/31 9:24

三角点タッチ。本日三角点一座目。

10/31 9:28

いい感じに晴れ渡りました。恵那山を仰ぎ見ながら一枚。

10/31 9:45

大判山山頂を下ります。

10/31 10:05

名だたるアルプスの山々を見ながら気持ちの良い稜線歩きです。

10/31 10:14

再び樹林帯に突入。ここから三つほどピークを越えて恵那山に至ります。

10/31 10:43

ひとつのピークを巻いて振り返ると大胆に山が崩れていました。その後ろには御嶽山と乗鞍岳。

10/31 10:51

次のピークを登攀。ここが結構なガレ場の急登でキツイ。

10/31 10:58

この高度感。荒々しいガレ場の急斜面の向こうはアルプスの山々。

10/31 11:00

上まで登ってきてこの景観に疲れも飛ぶ。

10/31 11:01

絶景です。

10/31 11:16

更にここから最後の急登が待ち構えます。思わず正面の急登を見上げる…

10/31 11:51

10/31 11:55

ここが恵那山への取り付き。かなり上がってますね。しかも長い。

10/31 12:02

20分ほど急登を登り詰めて少し傾斜が緩みます。ここでちょっと一息。呼吸を整えます。

10/31 12:07

最後の前宮ルートとの分岐まで後少し。

10/31 12:20

分岐に漸く到着。しんどかったです(汗)

10/31 12:20

ここから山頂まではなだらかな道。やっとほっと一息ですね。

10/31 12:22

木漏れ陽差す気持ちの良い登山道を歩みます。

10/31 12:23

立ち枯れと笹、そして青い空が素晴らしい。

10/31 12:26

眺望も最高です。

10/31 12:38

恵那山最高点に到着。でもここが山頂ではありません。山頂はもう少し行ったところにあるのですが、ここで問題が。
この時点で1時間遅れ。少しタイムオーバー気味です。この調子で山頂まで行き、折り返して戻ると日没の恐れが出てきました。

10/31 12:43

協議した結果、日没で先ほどのルートを戻るのは少々酷とのことで、反対側の広河原へ降りたほうが賢明ということになりました。下山してからの林道が長すぎる感はありますが、最悪日没になっても、林道ならそれほど危険はないとの判断です。
ということで、来た道を戻らずにそのまま山頂へ向かいます。

10/31 12:43

恵那山避難小屋に到着。ここで簡単なお昼を。

10/31 13:34

昼食後恵那山山頂へ向かいます。

10/31 13:36

樹林の切れたところで、小さく僅かですが、富士山が見えました。

10/31 13:39

恵那神社奥宮

10/31 13:40

漸く恵那山山頂に登頂。お疲れさまでした。

10/31 13:41

三角点タッチ。本日二座目。

10/31 13:43

登頂記念に全員で記念撮影。5人中三名が初登頂です。おめでとう♬

10/31 13:54

さ、広河原登山口目指して下山です。CTは三時間半くらいで降りれるとのこと。

10/31 14:17

こちら側は、樹林帯の激下りの連続。木の根と激坂との闘いです(苦笑)

10/31 14:18

木々の合間から阿智村方面の山々が見渡せます。

10/31 14:22

眺望スポットはあまりありませんが、見えるところは結構いい景色ですね。

10/31 14:27

本日最後の御嶽山ビュー。しっかり目に焼き付けましょう。

10/31 14:44

この辺りも絶景を眺めながらの歩きですね。

10/31 15:16

標高を下げ、樹林帯に入ると再び木々が色付きます。

10/31 15:36

しかし、やはりこちらは急勾配の下り。あれだけの標高の山を二時間半で下るのですから急なわけです。

10/31 15:50

緑深くなってきて紅葉が目立つようになってきました。

10/31 15:53

綺麗です。

10/31 15:55

10/31 15:56

10/31 16:01

登山道にも落ち葉が。

10/31 16:24

こちらは沢に向かって降りていくルートで、やはり登山道が少し水気があるのでしょうか。湿気ています。
丸太の階段が少々滑りやすい…。

10/31 16:27

秋ですねぇ。

10/31 16:30

濡れて滑りやすくなっているガレ場の登山道。注意して下ります。

10/31 16:43

漸く沢が見えてきました。登山口近くに架かる橋も確認できました。後少しです。

10/31 16:46

沢まで降り、沢に架かる橋を越えたら到着です。

10/31 16:48

無事広河原の登山口に到着。なんとか日没に間に合いましたね。お疲れさまでした。

10/31 17:04

さ、ここから長ーい林道を歩いてみ坂峠まで戻ります。

10/31 17:19

歩いてきた恵那山の稜線を仰ぎ見ます。本当に今日はハードな山行でした。

10/31 18:47

長い長い林道を歩き通して神坂峠に到着。辺りは真っ暗(苦笑)。
本当にお疲れさまでした。

撮影機器：

D3300 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

Kunisan0105

秋晴れの10月最終日に地元の百名山、恵那山へ紅葉登山に行ってきました。
ルートは富士見台と恵那山の分岐、神坂峠から取り付き、鳥越峠、パノラマ山頂、そして大判山を経て恵那山へ至るルート。
一度このルートは下山で使ったことがありますが、登攀は思いのほかアップダウンが厳しくて、当初の計画でのCTより大幅に遅れてしまいました。
山頂到着後、日没を懸念して、万が一のためにピストンで下山するルートを広河原へ降りるルートに変更。万が一日没になっても林道歩きなら危険は回避できると踏みましたが、なんとか日没までには下山できて良かったです。
山は、紅葉がものすごく綺麗で、しかも天候も早朝こそガスっていましたが、抜けるような秋晴れで、御嶽山、乗鞍岳をはじめ北から南のアルプス、そして富士山まで望むことが出来、素晴らしい山の一日を満喫いたしました。
しかし恵那山、やはり山深い。そして手強い山でした(^^ゞ
本日お付き合いいただきましたメンバーの方々、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。