蛭ヶ岳南尾根-丹沢山-塔ノ岳-鍋割山周回


- GPS
- 12:08
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 2,675m
- 下り
- 2,691m
コースタイム
天候 | 曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
18:25に車に戻りましたがその時間も私の車1台だけでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
寄大橋-寄コシバ沢出合 やや増水気味なのか、川幅広く石伝いに渡るのに苦労しました。釜場平手前の沢が大量の岩石で埋まっており驚きましたが、通過に支障はありませんでした。 寄コシバ沢出合-鍋割峠 岩ゴロゴロ沢水あちこち倒木続々で大変歩きにくいです。杉の大木がたくさん倒れているあたりの左側に山道に入る箇所があります。そこから多少急斜面を登ります。 鍋割峠-熊木沢出合 尊仏ノ土平までは踏み跡がわりとしっかりついており、テープとあわせて確認していけばだいじょうぶです。土平から熊木沢出合まで草ボウボウの林道、靴がグショグショになったり、土砂崩れなどで歩きにくいです。 熊木沢出合-蛭ヶ岳南尾根取付-蛭ヶ岳 足場の悪い急斜面が続き、歩行に難儀しました。倒木なども多く、下ばかり見ていると木に頭をぶつけて危険でした。ぬかるみはありませんでしたが、雨の跡のフカフカの土やツルツルの岩、ヌラヌラの赤土など大変滑りやすかったです。頂上直下はトゲトゲ植物が幅を利かせており、腕まくりなどしてると引っかき傷だらけになります。 |
写真
感想
蛭ヶ岳南尾根の登山には、ドラマ性というかストーリーというか、映画をみているような感じを覚えました。コシバ沢や尊仏ノ土平を経由して、広大な熊木沢のゴロゴロ河原を歩いたその先、相当な山奥にいきなり舗装された林道があるというこのギャップ。手を入れられず世間から忘れ去られ朽ち果ててゆく林道には、なぜかナゾの古代遺跡のイメージが重なりました。そしてその林道を上り詰めたところに、とぼけたキャラクターの廃バンで一服の清涼感、その後は厳しい急登とのシレツな戦い、という感じで、なんかインディジョーンズみたいだなあと感じた次第です。
蛭ヶ岳の頂上には小屋番さん以外誰もおらず、彼も今日はかなりヒマみたいでしばらく雑談しました。意外にも7、8月はシーズンオフだといいます。夏は暑いので皆アルプスへ行くんだ、という分析をされてました。なので蛭ヶ岳の泊まりは夏休みが狙い目かもしれません。
さて下山ですが、南尾根を下るのは滑落の危険性が高いので、ぐるりと主脈〜鍋割山を周回することにしました。この間スタンプラリー2周目を開始し、丹沢が未押印だったなということも理由のひとつです。天気がよければ主脈からの眺めは最高なのですが、ほとんどガスで何も見えませんでした。それでも思いがけない7月下旬の涼しさで、なかなか快適な山歩きを楽しめたので、まずまず納得です。この天気なのですれ違う登山者も塔ノ岳まではほんの4,5人と大変静かな山歩きでした。
今回の登山にあたり、kecchoさん xiao-liさん yamakensanさん kozyさん kazikaさん の山行記録を活用させて頂きました。わかりやすい内容で大変助かりました。どうもありがとうございました。
鍋割山から下りてきた青の方ですね。
マイナーなエリアで登山者に逢うとは思っても見ませんでした。
お互い明るいうちに下山できて良かったですね。
でも、この天気で長い距離を踏破されたのは凄いですね。
鍋割峠へ下りはじめにすれ違った方ですよね。昨日は塔ノ岳を除けば数えるほどの登山者しか会わなかったのでよく覚えてます。あの時間であの場所を登られていたので、てっきり鍋割山荘でゆっくり泊まられる方かと思ってました
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