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Yamareco

記録ID: 2092309
全員に公開
山滑走
剱・立山

内蔵助と大走で初滑り・立山

2019年11月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:08
距離
9.2km
登り
889m
下り
892m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:16
休憩
0:48
合計
6:04
8:21
7
8:28
8:28
4
8:32
8:32
14
8:46
8:46
4
8:50
8:51
6
8:57
8:59
134
11:13
11:25
5
内蔵助稜線
11:30
11:34
15
内蔵助氷河
11:49
11:58
5
内蔵助稜線
12:03
12:07
13
大走滑降準備
12:20
12:31
49
大走滑降終了
13:20
13:22
19
13:41
13:42
8
13:50
13:50
23
14:13
14:14
3
14:17
14:18
7
14:25
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
立山駅駐車場 三連休中日でしたが一番近いところもまだ空いてました
コース状況/
危険箇所等
完全雪山装備で臨みましょう。
雪面は氷結しており、一瞬のミスで滑落死します。
7:00始発のケーブルカーは満員でしたが、それが出た後は空いてました。
2019年11月03日 07:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
11/3 7:00
7:00始発のケーブルカーは満員でしたが、それが出た後は空いてました。
1ヶ月ぶりの室堂
2019年11月03日 08:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
11/3 8:21
1ヶ月ぶりの室堂
ミクリガ池
2019年11月03日 08:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
11/3 8:31
ミクリガ池
雷鳥沢にはテントが少し。もう営業していませんので要携帯トイレです。
2019年11月03日 08:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
11/3 8:45
雷鳥沢にはテントが少し。もう営業していませんので要携帯トイレです。
橋も下の小さいのになってました
2019年11月03日 08:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
11/3 8:59
橋も下の小さいのになってました
大走りは中腹から雪道に。アイゼン装着要です。
2019年11月03日 10:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
11/3 10:18
大走りは中腹から雪道に。アイゼン装着要です。
帰りはスキーできるかな??
2019年11月03日 10:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
11/3 10:18
帰りはスキーできるかな??
稜線から内蔵助氷河まで雪がつながってるじゃないですか〜
2019年11月03日 11:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5
11/3 11:02
稜線から内蔵助氷河まで雪がつながってるじゃないですか〜
剱岳チラ見
2019年11月03日 11:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
11/3 11:05
剱岳チラ見
ズームしても誰もいませんね・・・
2019年11月03日 11:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
11/3 11:05
ズームしても誰もいませんね・・・
というわけで稜線から滑ります。雪は一部モナカで陥没しましたがほぼ全面硬い雪で石も出ています。
2019年11月03日 22:39撮影
5
11/3 22:39
というわけで稜線から滑ります。雪は一部モナカで陥没しましたがほぼ全面硬い雪で石も出ています。
雪が硬いので滑走跡は薄いです
2019年11月03日 11:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
11/3 11:32
雪が硬いので滑走跡は薄いです
氷穴も埋まりそう
2019年11月03日 11:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
11/3 11:33
氷穴も埋まりそう
もちろん登り返し。兼用靴にアイゼン装着して直登します。
2019年11月03日 22:40撮影
3
11/3 22:40
もちろん登り返し。兼用靴にアイゼン装着して直登します。
そのまま大走まで歩いて滑ります。雪は内蔵助よりも更に硬く、エッジが流されて難しい滑り。もちろん石を引っ掻いて前につんのめりそうになります。
2019年11月03日 22:43撮影
6
11/3 22:43
そのまま大走まで歩いて滑ります。雪は内蔵助よりも更に硬く、エッジが流されて難しい滑り。もちろん石を引っ掻いて前につんのめりそうになります。
石多かったですがここまで滑りました。これだけ滑ったら文句なしの初滑りでしょう(笑)
2019年11月03日 12:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4
11/3 12:33
石多かったですがここまで滑りました。これだけ滑ったら文句なしの初滑りでしょう(笑)
雷鳥沢キャンプ場の小屋は閉鎖
2019年11月03日 13:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
11/3 13:32
雷鳥沢キャンプ場の小屋は閉鎖
下界は雲海
2019年11月03日 14:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
11/3 14:11
下界は雲海
室堂に戻ってきました。今月もう一回来れるかな?
2019年11月03日 14:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
11/3 14:27
室堂に戻ってきました。今月もう一回来れるかな?

感想

10月22日に立山に新雪が積もり、さて内蔵助に滑りに行かないと〜と思いつつ仕事や天気が噛み合わず前回から4週間経ってしまいました。もう始発のケーブルカーは7:00で最終のバスも16:20と行動時間が短くなっています。(5日から始発ケーブルカーは8:40、最終バスは15:30と更に短く・・・)
もう立山は真冬並みの気温、ウェアーも含めて真冬の雪山装備で臨みます。まだビーコンが必要なほど雪はなさそうですが念のため。
室堂でいつものように登山届を提出します。「また内蔵助で滑ってきます」「はははー、気をつけてね!」と顔なじみに。外に出てスキーをザックにくくりつけてスタートします。
雷鳥沢を経て大走の途中までは雪もなく普通でした。大走の半分くらいからは雪が支配的になってきて、またその雪は硬いので踏み固めて歩くことは無理で、氷に突き刺せるようなしっかりしたアイゼンが必要です。
いつものように内蔵助山荘から回ろうと思っていたら、稜線に出ると内蔵助雪渓は稜線が雪がつながっていましたのでそのまま滑って入ることにしました。
まだ積雪は10〜20cmほど、雪は硬くなっているので雪の上を滑っている限りは大丈夫ですが、石があちこちに出ているので緩慢としたターンはできず、ピンポイントで超急ジャンプターンすることになります。それでも氷河のあたりまで来ると石も少なく快適な滑走ができました。
お楽しみが終わったらあとはまたスキーを担いで、兼用靴にアイゼンをセットして登り返しです。雪が硬いのでアイゼンの刺さりも良く、ほぼ直登で登ります。さすがに時間も少ないし雪質も滑るには難しいので一本だけにしました。
この調子なら大走の雪も滑れそうなので、兼用靴にアイゼンつけたまま大走に向かいます。大走を石の少なくなるところまで歩いて下って、アイゼンを外しスキーを装着して滑りだします。雪は内蔵助のよりも硬く、スキーのエッジも流れるくらいで、非常に難しいエッジ制御を強いられました。ここで転倒すればそのまま滑り落ち、出ている石で全身あちこち当たりながら斜度が緩むか大きな岩に激突して停止するまで続くでしょう。そして出ている石を避けながらピンポイントでのジャンプターン。石を踏めば急ブレーキがかかって前のめりになり危険なので、さすがに終盤で石がかなり増えたのでここまでにしました。

もう登山者も少ないので「どこで滑るんですか?!」のツッコミはほとんどありません。室堂の近くで海外の観光客から、「スキーできるんですか?」って聞かれたので、「ほらあそこの雪が見えるでしょ」って大走の雪を見てもらいました。「変態だから」とは答えませんでした(笑)
最初は内蔵助でお茶を濁すかのような初滑りだと思っていましたが、蓋を開けてみれば大走までしっかり滑ったのでこれで文句なしの初滑りだと実感しています。

昨年の同じ日は、剱沢の上部でパウダーできていたのですが今年はまだまだな感じです。実際まだ気温も平年より高めですが、今月下旬からようやく気温も下がってきそうです。さて仕事の予定もまだまだ色々入っていて今月もう一度ここで山スキーできるでしょうか。ぜひシール貼って歩きたいものですが、あまり急に降り積もると雪崩が恐ろしいのも立山。何と言っても早く護摩堂山あたりでしっかり雪が積もって欲しいなぁというのが本音です。

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コメント

(祝)シーズンイン
おめでとうございます。今シーズンもどうぞ安全に。

護摩堂でまた会いましょう。真冬でも出るというヒラタケも見付けましょう(笑)
2019/11/4 22:20
Re: (祝)シーズンイン
ありがとうございます!
ちなみに護摩堂山の北側のルートにはヤマブシタケが生えて、山スキーしながらキノコ狩りできます。(もちろん冬に )
次回はぜひ雪山とキノコのコラボで行きましょう
2019/11/4 23:07
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利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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