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Yamareco

記録ID: 210877
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山日帰り縦走登山 猿倉荘〜白馬岳〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳〜鑓温泉〜猿倉荘

2012年07月27日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
18.2km
登り
2,129m
下り
2,110m

コースタイム

日帰り
山行
10:29
休憩
0:59
合計
11:28
4:20
40
5:00
5:00
97
6:37
6:39
16
6:55
6:57
63
葱平
8:00
8:02
33
村営頂上山荘
8:35
8:40
15
8:55
9:10
84
10:34
10:50
35
杓子岳
11:25
11:28
17
11:45
11:47
73
白馬槍下降点(天狗山荘分岐)
13:00
13:10
90
14:40
14:42
66
15:48
猿倉荘
昭文社コースタイム:14時間35分
天候 曇りのち晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北陸道糸魚川ICから国道248号を南下

行きは深夜のため、距離の短くなる中央道から長野道豊科IC経由ルートと比べてのの有利さは微妙ですが、帰りは交通量が増え、信号も通常稼働になるので、時速5〜60キロでほぼ信号のない糸魚川ICからのルートの方が早く関西に向かえると思います。中央道土岐や名神一宮辺りの渋滞可能性も避けられます。
コース状況/
危険箇所等
白馬三山日帰り縦走 猿倉荘〜白馬岳〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳〜鑓温泉〜猿倉荘

夏のピークの時期のため、各山荘とも大混雑になっていたようです。
我々の宿泊予定は白馬鑓温泉小屋で、もちろん予約をしてありましたが、前日の金曜日に白馬山荘に宿泊した多数の登山者を午後に稜線から天狗山荘分岐より下の下山道で多数追い越していました。

鑓温泉に到着してみると、1帖に3名以上、布団は2名以上で1枚との恐ろしい張り紙が。。。これまでに追い抜いた方達の数と時刻を考えると、そのほとんどが鑓温泉小屋に吸収されることは明白です。

当初そんな予定はまったく考えていませんでしたが、まだ13時のことなので、予約をキャンセルし、疲れによる足の痛みと闘いながら、日帰りでの白馬三山周遊を敢行することになりました。



当日のルート状況

大雪渓は去年と同じく、6本爪アイゼンがあれば楽々登れます。落石には注意です。

小雪渓は踏み跡もしっかりしているので、アイゼンを付けずに簡単に横断できました。

稜線上は特に危険箇所などありませんが、杓子岳の頂上への登り道などザレが多くて登るのがしんどいところがあります。

天狗山荘分岐から鑓温泉までも通常のザレのある下山道で特に問題ありません。何カ所かある雪渓もアイゼン無しで楽々でした。

鑓温泉直下の雪渓も踏み跡に従って歩けば、アイゼン無しで大丈夫です。沢をいくつも横断していく道なので、幅の細い部分や落石が危険そうな箇所、雪解け水の流れる鎖場が何カ所かあります。鎖場は3点保持を意識しながら丁寧に歩を進めれば着実に下降できます。

朝から大勢の登山者です。
2012年07月28日 05:05撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 5:05
朝から大勢の登山者です。
白馬尻山荘に着きました。もう辺りは完全に明るくなっていますね
2012年07月28日 05:05撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 5:05
白馬尻山荘に着きました。もう辺りは完全に明るくなっていますね
沢から大雪渓に入っていきます。
2012年07月28日 05:05撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 5:05
沢から大雪渓に入っていきます。
朝日を受けて軽く色づく大雪渓 まだ登っている人はそんなに多くありません。
2012年07月28日 05:24撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
7/28 5:24
朝日を受けて軽く色づく大雪渓 まだ登っている人はそんなに多くありません。
大雪渓を登っている途中はガスに巻かれたり晴れたりの繰り返しでした。
2012年07月28日 06:38撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 6:38
大雪渓を登っている途中はガスに巻かれたり晴れたりの繰り返しでした。
上部が時々晴れます。
2012年07月28日 06:38撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 6:38
上部が時々晴れます。
岩室跡に着きました。アイゼンを外します。
2012年07月28日 06:39撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 6:39
岩室跡に着きました。アイゼンを外します。
葱平(ねぶかっぴら)へはすぐです
2012年07月28日 06:55撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 6:55
葱平(ねぶかっぴら)へはすぐです
葱平で右を見ると大きな岩が
2012年07月28日 06:55撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 6:55
葱平で右を見ると大きな岩が
2012年07月28日 07:34撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 7:34
2600m付近のお花畑から稜線を見上げます。
2012年07月28日 07:35撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 7:35
2600m付近のお花畑から稜線を見上げます。
2012年07月28日 07:35撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 7:35
マクロってみました。
2012年07月28日 07:37撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 7:37
マクロってみました。
村営頂上小屋に着きました。まだガスが晴れていません。
2012年07月28日 08:02撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 8:02
村営頂上小屋に着きました。まだガスが晴れていません。
建物です
2012年07月28日 08:02撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 8:02
建物です
白馬岳山頂に着きました。
2012年07月28日 08:35撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 8:35
白馬岳山頂に着きました。
山頂小屋を出て、白馬山荘に向かう頃から晴れてきました。去年たった一人で山頂に座っていた旭岳です。
2012年07月28日 08:36撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 8:36
山頂小屋を出て、白馬山荘に向かう頃から晴れてきました。去年たった一人で山頂に座っていた旭岳です。
遠くには剱岳が見えています。去年はガスの中に形が浮かんでいる程度でした。
2012年07月28日 08:36撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 8:36
遠くには剱岳が見えています。去年はガスの中に形が浮かんでいる程度でした。
白馬岳山頂です。登頂を喜ぶ登山者でいっぱいです。
2012年07月28日 08:36撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
7/28 8:36
白馬岳山頂です。登頂を喜ぶ登山者でいっぱいです。
白馬岳山頂から雪倉岳・朝日岳方面です。
2012年07月28日 08:36撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 8:36
白馬岳山頂から雪倉岳・朝日岳方面です。
山頂標識です。
2012年07月28日 08:40撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 8:40
山頂標識です。
山頂小屋の少し南に残る雪渓越しに見える杓子岳です。
2012年07月28日 09:33撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 9:33
山頂小屋の少し南に残る雪渓越しに見える杓子岳です。
2012年07月28日 09:34撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 9:34
白馬岳を振り返ります。
2012年07月28日 10:34撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 10:34
白馬岳を振り返ります。
前を見ると杓子岳です。
2012年07月28日 10:34撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 10:34
前を見ると杓子岳です。
杓子岳山頂に着きました。
2012年07月28日 10:35撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 10:35
杓子岳山頂に着きました。
振り返れば白馬岳と白馬山荘
2012年07月28日 10:36撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 10:36
振り返れば白馬岳と白馬山荘
鞍部から見上げる白馬鑓ヶ岳
2012年07月28日 10:49撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 10:49
鞍部から見上げる白馬鑓ヶ岳
杓子岳を振り返ります。
2012年07月28日 10:50撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 10:50
杓子岳を振り返ります。
鞍部から杓子岳・白馬岳方向を振り返っています。
2012年07月28日 10:50撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 10:50
鞍部から杓子岳・白馬岳方向を振り返っています。
白馬鑓ヶ岳山頂です。
2012年07月28日 11:26撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 11:26
白馬鑓ヶ岳山頂です。
鑓ヶ岳山頂から、杓子岳・白馬岳方向を眺めます。
2012年07月28日 11:26撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 11:26
鑓ヶ岳山頂から、杓子岳・白馬岳方向を眺めます。
天狗山荘方面です。
2012年07月28日 11:28撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 11:28
天狗山荘方面です。
天狗山荘と白馬鑓温泉の分岐点です。
2012年07月28日 11:47撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 11:47
天狗山荘と白馬鑓温泉の分岐点です。
槍ヶ岳のような鋭い形ですね
2012年07月28日 12:18撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 12:18
槍ヶ岳のような鋭い形ですね
鑓温泉手前の雪渓です。
2012年07月28日 12:48撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 12:48
鑓温泉手前の雪渓です。
大混雑の白馬鑓温泉小屋です。
2012年07月28日 13:13撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 13:13
大混雑の白馬鑓温泉小屋です。
人人人で恐怖の張り紙が
2012年07月28日 13:13撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 13:13
人人人で恐怖の張り紙が
日帰り下山までもう少しです。
2012年07月28日 15:36撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/28 15:36
日帰り下山までもう少しです。

感想

強烈な小屋の混雑

これが全ての予定を変えてしまいました。その一言に尽きます。

本来は白馬鑓温泉小屋への宿泊予定。

しかし登山者が押し合いへし合いする一夜への予感。。

答えは体に鞭打っての日帰り下山でした。


もし翌朝の下山であれば、特に足にきつくもなく長くも感じないであろう下山道。


しかし、いくつもの沢を横断し、その度ごとに標高を上げられるルート。。

その登り返しごとに足の裏の肉や足首を痛めつけられながら、下り続けました。


猿倉荘から大雪渓を登りだし、白馬三山を縦走後に下山を始めて合計11時間超、予想外の苦しい苦しい3000m級日帰り登山は幕を閉じました。


予定より早く終わったため、明日はもちろん別の山です。

自分にとっては2回目となる雨飾山に朝からアタックです。

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