白馬岳〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳 猿倉から扇沢へ

2025年07月12日(土) 〜 2025年07月14日(月)

• GPS: 26:07
• 距離: 38.2km
• 登り: 4,705m
• 下り: 4,419m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:52
• 休憩: 0:56
• 合計: 8:48

距離 13.0km 登り 2,301m 下り 728m

6:28 スタート地点
6:45 6:52 猿倉荘
6:59 鑓温泉分岐
7:19 7:20 御殿場
7:35 白馬尻荘
7:43 白馬尻小屋
9:35 9:42 岩室跡
10:05 避難小屋
10:27 10:28 お花畑
10:49 10:55 白馬岳頂上宿舎
11:13 11:15 白馬山荘
11:32 11:37 白馬岳
11:50 11:59 白馬山荘
12:17 丸山
13:18 13:26 杓子岳
14:23 14:32 鑓ヶ岳
14:50 14:51 鑓温泉分岐
15:16 天狗山荘

2日目

• 山行: 8:39
• 休憩: 1:35
• 合計: 10:14

距離 12.3km 登り 1,473m 下り 1,713m

4:05 天狗山荘
4:28 4:29 天狗ノ頭
4:56 5:03 天狗ノ大下り
5:31 5:34 不帰キレット
5:51 5:57 不帰嶮（不帰一峰）
6:22 6:33 不帰嶮（不帰二峰北峰）
6:52 不帰嶮（不帰二峰南峰）
7:28 7:34 唐松岳
7:48 8:02 唐松岳頂上山荘
8:09 8:16 牛首
9:01 9:02 大黒岳
9:41 白岳
9:45 10:03 五竜山荘
10:57 11:11 五竜岳
12:51 12:52 北尾根ノ頭
13:14 13:20 口ノ沢のコル
14:19 八峰キレット小屋

3日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:24
• 合計: 6:39

距離 12.9km 登り 931m 下り 1,977m

4:22 八峰キレット小屋
4:32 八峰キレット
5:30 5:31 鹿島槍ヶ岳北峰
6:02 6:13 鹿島槍ヶ岳
6:42 6:43 布引山
7:12 冷池山荘テント場
7:17 7:23 冷池山荘
7:38 冷乗越
8:02 8:03 爺ヶ岳北峰
8:17 爺ヶ岳中峰
8:28 8:29 爺ヶ岳南峰
9:00 9:03 種池山荘
9:16 富士見坂
9:40 水平岬
10:04 駅見岬
10:14 ケルン（柏原新道）
10:49 柏原新道登山口
11:01 扇沢駅

天候

7/12 晴天＆西風強め（強い日差しに風が快適）
7/13 晴天 早朝は強風（朝はめっちゃ寒かった）
7/14 曇天一時晴れ 南風強め（稜線の風は単純に辛かった）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白馬八方に駐車しバスで猿倉（林道の崩落により猿倉荘より手前で下車し15分程度余計に歩きます）
扇沢からバスで信濃大町駅、JRで白馬、バスで白馬八方バスターミナルへ戻る

コース状況／危険箇所等

今年の大雪渓は特大でした
天狗の大下り　一昨年の道間違え遭難者を出した箇所のマークが増加
五竜岳〜鹿島槍ヶ岳の区間全体がザレ場・鎖場の連続です。小ピークの連続で一体いつ終わるのか・・累積標高差はけっこうな数字だと思います
キレット小屋〜鹿島槍ヶ岳　総じて崖登り

写真

7/12 7:37

猿倉荘から小一時間で白馬尻に汗だくで到着（白馬尻山荘はもう再建しないのかな）

7/12 7:53

白馬尻から10分ほどで雪渓登場

7/12 8:08

雪の上に石、つまり落石です
落石の音に注意が必要ですね
風が冷たくて心地よい

7/12 8:52

雪渓を1時間ほど登ったところでガスが晴れた^^

7/12 8:52

後方はこんな感じ

7/12 9:49

大雪渓が一段落、左側上空に杓子岳に連なる岸壁

7/12 9:49

小雪渓のトラバース
ちゃんとアイゼン履いて横切りました

7/12 10:05

避難小屋を通過

7/12 10:36

7/12 10:44

村営の白馬岳頂上宿舎の手前で再び雪渓歩き

7/12 10:56

白馬岳頂上宿舎、奥に杓子岳と白馬槍

7/12 11:15

白馬山荘を過ぎて白馬岳への最後の登り

7/12 11:31

白馬岳に登頂
けっこう賑わってました

7/12 11:31

西側の旭岳

7/12 11:32

小蓮華山方面の縦走路

7/12 11:33

大雪渓をのぞき込む
けっこうな急斜面

7/12 12:00

初日の後半戦、杓子岳、白馬槍ヶ岳に向けてスタート

7/12 12:58

大雪渓を登った後の脚には魅力的な巻き道がある杓子岳

7/12 13:20

ちゃんと杓子岳に登頂

7/12 13:22

続いて白馬槍ヶ岳に向かいます
足元の石が赤と黒で美しい

7/12 13:27

左側はスパッと切れ落ちてます

7/12 13:43

辛い環境に健気に咲くコマクサ

7/12 13:49

初日最後の登りに取り掛かる

7/12 13:57

背後の白馬と杓子

7/12 14:14

西側斜面は一面の草花

7/12 14:24

白馬槍ヶ岳に到着

7/12 14:24

北側

7/12 14:25

杓子岳のアップ

7/12 14:31

南側　遠くに唐松岳に五竜岳

7/12 14:26

ゴールの天狗山荘
黒づくめの独特の外観

7/12 14:59

青空に白い山肌が美しい白馬槍ヶ岳

7/12 15:13

天狗山荘に到着、水源の雪渓は特大でした

7/12 15:36

小屋わきの池
花と水があると和みますね

7/12 15:41

眺めの良いテント場ですが、この日は強風で大変そうでした

7/12 18:50

夕暮れの剣岳

7/12 18:48

超然としてますね

7/12 18:50

風が強いのであまり粘らずに撤収

7/13 4:05

2日目
長丁場なので夜明け前に出発

7/13 4:27

夜明けの白馬槍ヶ岳

7/13 4:40

立山、剣岳とお月様

7/13 4:40

7/13 4:41

7/13 4:45

南側、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳と連なる
遠いなぁ・・・

7/13 4:57

不帰ノ嶮のご登場

7/13 4:57

もうなんか凄いゴツゴツしてる

7/13 5:52

一番厄介な第二峰

7/13 6:00

下から見るとほぼ垂直に見える岩壁

7/13 6:12

途中の空中ハシゴ

7/13 6:33

一番の難所が無事終了

7/13 6:34

第2峰の降り口、遠くに天狗の頭

7/13 7:29

唐松岳山頂の標識はちょっと残念な状態

7/13 7:25

唐松岳から北側、天狗の大下りが結構危険です

7/13 7:26

隣の剣岳

7/13 7:26

男前の五竜岳、昼前には越えておきたい

7/13 7:26

遠くに富士山も見えました

7/13 7:47

唐松岳頂上山荘付近からの唐松岳

7/13 8:12

牛首から見た五竜岳

7/13 9:42

白山を超えて五竜山荘が登場
ドリンクとカップ麺で昼食休憩

7/13 11:06

ゴツゴツした岩場を登って晴天の五竜岳に登頂

7/13 11:03

北側、五竜山荘はガスの中

7/13 11:06

小屋がチラッと見えました

7/13 11:01

遥か遠くに白馬岳、白馬槍ヶ岳

7/13 11:01

西側　立山〜剣岳

7/13 11:01

南側、鹿島槍ヶ岳方面

7/13 11:13

八峰キレット小屋までは遠そう

7/13 11:44

ザレた道を30分ほど下った鞍部から見た五竜岳

7/13 11:44

正面はこんな感じで小ピークが連なります

7/13 12:46

こんな崖が次々と続く
ハシゴ
足元はザレザレ

7/13 13:50

鎖
足元はザレザレ

7/13 14:13

五竜岳を出発して3時間、もうヨレヨレの頃に唐突に小屋が登場
(*´Д｀*;))。゜*ョヵッタ♪

7/13 14:13

聞きしに勝る素敵な小屋です

7/13 17:06

食事が美味しい^^

7/13 17:58

夕暮れはガスってしまいこんな感じ

7/14 4:20

3日目
うっすら明るくなってからスタート

7/14 4:27

いきなりキレット

7/14 4:31

スリル満点で目が覚めます^^;

7/14 4:44

鹿島槍ヶ岳をよじ登る途中、夜明けの剣岳（西側）
この後はガスと強風＆急斜面の連続で山頂まで写真どころではなかった

7/14 5:31

まず北峰に登頂、ガスで景色なし

7/14 5:37

南峰への途中

7/14 5:46

おー晴れてきた

7/14 5:46

南峰まであと少し

7/14 6:03

晴天＆強風の鹿島槍ヶ岳

7/14 6:04

3度目の登頂で初めて見る北峰

7/14 6:04

北側　遥か彼方に白馬岳

7/14 6:04

お隣の剣岳

7/14 6:06

槍ヶ岳

7/14 6:04

南側
帰り道は遠い

7/14 6:42

布引山からの鹿島槍ヶ岳

7/14 6:42

けっこうな圧力の爺ヶ岳
バスに間に合うかな？

7/14 7:14

冷池山荘の時点では晴天

7/14 8:24

爺ヶ岳北峰＆中峰

7/14 8:24

鹿島槍ヶ岳は雲の中

7/14 9:01

強風で寒い・・・
扇沢に一目散

7/14 11:01

扇沢駅に到着
11:25のバスに間に合った^^

撮影機器：

DC-FZ85 Panasonic

iPhone SE (3rd generation) Apple

装備

個人装備

10本歯アイゼン ヘルメット 非常食 ツエルト

感想

gibson45

今回は大雪渓に崖・岩場の連続、百名山3つとてんこ盛りでした。
初めて歩く五竜岳〜鹿島槍ヶ岳の区間は急斜面の小ピークの連続で、総じて足元はザレザレのハードなルートでした。八峰キレットを五竜〜鹿島槍全体と定義すると大キレットよりシンドイですね。

コース設定が少々ハード（前夜に長時間ドライブ、初日に激登り、2日目は長すぎ、3日目はバスの時間に追われる）で疲労困憊でしたが、天狗山荘、八峰キレット小屋共に快適で夕食も美味しかったのでしっかり寝て、食べて、登ることができました。まことに感謝です<(*_ _)>

扇沢11:25発のバスだと白馬八方バスターミナルに13時20分に戻れますが、それを逃すとなかなか大変。扇沢〜白馬のバスが復活しないかなぁ。