記録ID: 211219
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
長次郎谷から剱岳北方稜線
2012年07月28日(土) 〜
2012年07月29日(日)


- GPS
- 18:16
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 2,737m
- 下り
- 3,670m
コースタイム
7/28
07:23 室堂
07:48 雷鳥平
08:50 別山乗越 08:54
09:21 剱沢小屋(軽食) 09:35
10:14 長次郎谷出合 10:25
13:16 池ノ谷乗越(軽食) 13:27
13:57 三ノ窓 13:59
16:14 小窓
18:00 ビバーク
7/29
05:35 小窓
05:52 旧鉱山道入口 05:57
06:25 池ノ平小屋(軽食) 06:45
08:00 二股 08:10
09:00 真砂沢ロッジ(軽食) 09:22
10:33 ハシゴ谷乗越
11:30 内蔵助平(昼食&水浴び) 12:20
13:35 内蔵助谷出合 13:39
14:28 黒部ダム下 14:38
15:00 黒部ダム
07:23 室堂
07:48 雷鳥平
08:50 別山乗越 08:54
09:21 剱沢小屋(軽食) 09:35
10:14 長次郎谷出合 10:25
13:16 池ノ谷乗越(軽食) 13:27
13:57 三ノ窓 13:59
16:14 小窓
18:00 ビバーク
7/29
05:35 小窓
05:52 旧鉱山道入口 05:57
06:25 池ノ平小屋(軽食) 06:45
08:00 二股 08:10
09:00 真砂沢ロッジ(軽食) 09:22
10:33 ハシゴ谷乗越
11:30 内蔵助平(昼食&水浴び) 12:20
13:35 内蔵助谷出合 13:39
14:28 黒部ダム下 14:38
15:00 黒部ダム
天候 | 7/28 晴れのちガス 7/29 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:15:35黒部ダム(トロリーバス)→15:51扇沢16:05(アルピコバス)→18:45長野19:08(あさま)→20:52東京 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山ポスト> 室堂バスターミナル階段にあります ◆室堂〜別山乗越 有毒ガスのため地獄谷ルートは通行禁止のため雷鳥荘経由になります (雷鳥荘付近でもかなりガスが強かったが・・・) 特に危険箇所はありません ◆別山乗越〜長次郎谷出合 剱沢雪渓でアイゼンは使用しませんでしたが、急な箇所は使用した方が良いかも ◆長次郎谷〜池ノ谷乗越 源次郎尾根から落石があるので要注意 熊ノ岩を八ツ峰側から巻いて長次郎ノコルへ出るのが一般的ですが、 今回は北方稜線へ向けて直接、池ノ谷乗越へ登りました 池ノ谷乗越直前にクレバスが1本割れているため、八ツ峰ノ頭基部を少しよじ登り通過 ◆池ノ谷乗越〜三ノ窓 悪名高き池ノ谷ガリーはまさに全面ザレ場 岩はどれも浮石と考えた方が良いので、なるべく砂場を歩いた方が良いかと ◆三ノ窓〜小窓ノ王 池ノ谷ガリーでガスに巻かれ、ガスが晴れた一瞬の景色をたよりに小窓ノ王基部へ 小窓ノ王南壁基部の“発射台”と呼ばれる急峻なバンドを登ります 幅は十分ありますが、池ノ谷ガリー同様滑りやすいガレ場 ◆小窓ノ王〜小窓尾根山腹トラバース〜小窓 小窓ノ王の肩を越えて少し小窓尾根(小窓側)を歩き、石に書かれた赤ペンキの矢印にしたがって右に下ります 踏み跡を辿り黒の大岩まで100mほど下ると左に折れて山腹をトラバースするルートになります(ペンキマークあり) すぐにガイド本に出てくる2つの雪渓の最初の雪渓があらわれます 今年は雪が多く、未だ雪渓が10m以上あります (斜度はそれほどとは思いませんでしたが、すぐ下が滝ということでアイゼン使用) 雪渓をトラバース後、踏み跡にしたがって上に数m登ります (*今年は雪が多いため、すぐ次の雪渓がありますが、こちらをそのままトラバースすると道に迷います) そのまま踏み跡をたどり山腹をトラバースして行くと、ガイド本にある2つめの雪渓があらわれますが、こちらは上の岩場を巻きます この雪渓を越えて這松帯の尾根に出ると雪渓左岸を急降下する踏み跡があり、 辿っていくとヤブにおおわれたルンゼ状の登山道を抜けて小窓へ続きます ◆小窓〜旧鉱山道〜池ノ平小屋 小窓からは小窓雪渓を下ります *旧鉱山道入口の見つけ方 小窓のコルから雪渓を下ること200mほど、標高約2100m付近 小窓雪渓右岸の2つめの大きな滝(時期により小さい滝が別にある)の対岸上部(かなり高い位置)の岩に白ペンキの丸印があります 付近には左岸の壁から大量のガレ場の押し出しがあります 旧鉱山道にはペンキマークがしっかりあり、踏み跡もしっかりしています (左岸には不明瞭な踏み跡が数多くありますが、それらはすべてハズレです) 旧鉱山道は急登のあと尾根を東側へ回りこむとトラバース道となります 今年は途中に雪渓が2箇所ほど残っていましたが、これを越えれば池の平小屋はすぐそこ *池平山ルート 小窓から旧鉱山道を通らず、池平山を直登して池の平小屋へ抜けるルートがあるそうです ◆池の平小屋〜仙人峠〜二股〜真砂沢ロッジ 特に危険箇所なし ◆真砂沢ロッジ〜ハシゴ谷乗越〜内蔵助平 特に危険箇所なし ◆内蔵助平〜内蔵助谷出合〜黒部ダム 内蔵助平から内蔵助谷出合までに崩落箇所が数カ所あるので、注意 |
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|
写真
撮影機器:
感想
体力不足から長次郎谷を登るのに予想以上に時間がかかったうえに、
雪渓上部(池ノ谷乗越側)のクレバスを越えるのに時間を要してしまったため
稜線ではガスに巻かれてしまった
さらに小窓尾根山腹で道迷いしていた先行パーティの情報に混乱してしまい、
ルートファインディングに時間がかかり、小窓に着いたときはガスガスで真っ白
前日に山岳警備隊から旧鉱山道入口の見つけ方について説明を受けていたが、
このガスでは見つけるのはとても難しそう・・・・・
1時間半ほど旧鉱山道入口を探すが、視界が悪く結局見つからず
仕方がないので、18時頃に小窓のコルへ戻りビバークすることに
水を多めに運んできたので安心だが、明日の朝ガスが取れるだろうか・・・・
明朝、ガスはきれいに取れ、池の平小屋からの逆走者からも情報を得ることが出来たので、旧鉱山道の入口は簡単にみつかった
これで一安心
旧鉱山道をそうそうに抜けて、池の平小屋で一息入れる
あとは下山するだけだが、どこから帰ろう?
欅平に出てもそのあとが長いし・・・・
黒部ダムに抜けるには内蔵助平が暑いし・・・・・
早くお風呂に入ってすっきりしたいから剱沢雪渓を登って室堂へ行くかぁ〜
真砂沢ロッジについてオヤジさんと話をしていたら、剱沢登るより内蔵助平経由をやたらと勧める
曇り空で涼しそうだからハシゴ谷乗越を越えて内蔵助平経由で黒部ダムへ行く事にしたら
ハシゴ谷乗越でピーカン
やっぱり内蔵助平は暑かった・・・・
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コメント
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いや〜凄く参考になりました(`∇´ゞ…そっか〜…剱本峰登らずに直接熊ノ岩を右に巻く作戦もアリですね
いや、剱岳本峰へ寄ってから北方稜線へいくつもりだったんですけどね、遅足で計画変更したんです
魅力あるルートを歩かれましたね。
行きたいと思ってるのですが中々一人では無理かなぁ〜なんて。
それにしても快速ですね、とてもついて行けそうにもないです。
自分のペースでいつか行けるように計画してみたいと思います。
とても参考になります。
快速だなんてとんでもない
今年は体重増加&体力低下、長次郎谷を登るのも休み休みで
予定時間を大幅にオーバーでした
今回はガスが出てしまいましたが、池ノ谷左俣のような絶景は他ではなかなか見れないかと
超お薦めです!
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