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Yamareco

記録ID: 213360
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

夏の五竜岳〜唐松岳縦走

2012年08月04日(土) 〜 2012年08月05日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:57
距離
18.9km
登り
2,028m
下り
1,844m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

■1日目(8/4)
7:40 エスカルプラザ→<ゴンドラ・リフト>→8:10 地蔵の頭→9:10 小遠見山→10:15 大遠見山→12:40 五竜山荘<ご飯・テント設営>13:50→14:40 五竜岳頂上<まったり>15:45→16:30五竜山荘
■2日目(8/5)
5:55 五竜山荘→8:35 唐松岳頂上山荘<休憩>8:50→9:05 唐松岳 9:15→9:30 唐松岳頂上山荘<休憩> 9:40→11:25 八方ケルン→12:00 八方池山荘→<リフト・ゴンドラ>→12:40 八方
天候 1日目(8/4) 晴れ
2日目(8/5) 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■白馬五竜スキー場
 エスカルプラザ テレキャビン乗り場に大駐車場あり。100台くらい停められる。
 トイレあり。
 ゴンドラ(テレキャビン)のみ片道860円
 アルプス展望リフトセット料金で1200円
 ※ザック10kg以上で200円の荷物料金が追加

■白馬八方尾根スキー場
 八方アルペンライン(ゴンドラ・リフト) 片道1400円
 ※ザック料金 15kg以上は400円追加
 ゴンドラ乗り場に50台くらい停められる駐車場あり

■タクシー料金
 八方尾根スキー場から五竜スキー場の駐車場まで2500円
コース状況/
危険箇所等
■遠見尾根(地蔵ノ頭〜大遠見山〜西遠見山〜白岳〜五竜山荘)
地蔵ノ頭から西遠見山までは緩やかな登り。
西遠見山から白岳は岩場の急登。滑落に注意。
でも、お花畑になっていてきれいです。

■五竜山荘〜五竜岳
五竜岳頂上直下はかなりの岩場です。
雨天、強風時は控えたほうがいいと思います。

■白岳〜唐松岳の稜線
白岳から歩いたとき、しばらくは緩やかな下り。
だんだん剱岳・立山が見えてきて快適な稜線歩き。
大黒岳付近から急な岩場の登りとなり、緊張を強いられる。
唐松岳頂上山荘から唐松岳は危険箇所なし。

■八方尾根(唐松岳頂上山荘〜丸山ケルン〜八方池〜八方池山荘)
八方尾根は全体的に緩やか。標高差も少ない。
大きな危険箇所なし。お花畑が多く楽しめる。
八方池から下は一般の観光客の方々も多く混雑。
ザックやストックをぶつけてしまったりしないよう歩行に注意。
白馬五竜スキー場の麓、エスカルプラザの駐車場。けっこう広いです。ここでテレキャビン(ゴンドラ)に乗ると8分ほどで1530mまで一気に上がれます。
2012年08月04日 07:12撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 7:12
白馬五竜スキー場の麓、エスカルプラザの駐車場。けっこう広いです。ここでテレキャビン(ゴンドラ)に乗ると8分ほどで1530mまで一気に上がれます。
ゴンドラ
2012年08月04日 07:36撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 7:36
ゴンドラ
ゴンドラとリフトを乗り継いで地蔵ノ頭へ。ここからスタート
2012年08月04日 08:08撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 8:08
ゴンドラとリフトを乗り継いで地蔵ノ頭へ。ここからスタート
あれは白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)かな。
2012年08月04日 08:54撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
2
8/4 8:54
あれは白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)かな。
振り返ると雲海。遠くに八ヶ岳が見えます(右のほう)
2012年08月04日 08:59撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 8:59
振り返ると雲海。遠くに八ヶ岳が見えます(右のほう)
遠見尾根は最初はなだらかで快適
2012年08月04日 09:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 9:03
遠見尾根は最初はなだらかで快適
このお花の名前は?→ミツバオウレン(三葉黄蓮)。カタバミオウレンとも言います。
2012年08月04日 10:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 10:15
このお花の名前は?→ミツバオウレン(三葉黄蓮)。カタバミオウレンとも言います。
コイワガガミ
2012年08月04日 10:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 10:15
コイワガガミ
鹿島槍ど〜ん
2012年08月04日 10:27撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/4 10:27
鹿島槍ど〜ん
ゴゼンタチバナ
2012年08月04日 10:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 10:29
ゴゼンタチバナ
五竜の全容が見えてきました
2012年08月04日 11:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
8/4 11:03
五竜の全容が見えてきました
あ!アサギマダラがここにもいました
2012年08月04日 11:14撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/4 11:14
あ!アサギマダラがここにもいました
右のピークが白岳(2451m)。鞍部に五竜山荘があります。
2012年08月04日 11:27撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/4 11:27
右のピークが白岳(2451m)。鞍部に五竜山荘があります。
遠見新道の上部は鎖場が連続。けっこうしんどい…
2012年08月04日 11:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 11:52
遠見新道の上部は鎖場が連続。けっこうしんどい…
チングルマ!
2012年08月04日 11:57撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 11:57
チングルマ!
このお花の名前は?→ミヤマアズマギク(深山東菊)
2012年08月04日 12:00撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/4 12:00
このお花の名前は?→ミヤマアズマギク(深山東菊)
夏山って感じですね
2012年08月04日 12:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 12:03
夏山って感じですね
このお花の名前は?→シナノキンバイ(信濃金梅)
2012年08月04日 12:04撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
8/4 12:04
このお花の名前は?→シナノキンバイ(信濃金梅)
もう少し、もう少し
2012年08月04日 12:06撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/4 12:06
もう少し、もう少し
このお花の名前は?→ハクサンフウロ(白山風露)
2012年08月04日 12:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/4 12:10
このお花の名前は?→ハクサンフウロ(白山風露)
オニユリ?コオニユリ?
2012年08月04日 12:11撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 12:11
オニユリ?コオニユリ?
チングルマのお花畑
2012年08月04日 12:34撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 12:34
チングルマのお花畑
チングルマの最期です。風に揺られてそよそよ
2012年08月04日 12:36撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 12:36
チングルマの最期です。風に揺られてそよそよ
白岳から五竜岳
2012年08月04日 12:37撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/4 12:37
白岳から五竜岳
五竜山荘のテント場。いい立地です。
2012年08月04日 13:23撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 13:23
五竜山荘のテント場。いい立地です。
五竜へ続く登山道
2012年08月04日 13:49撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 13:49
五竜へ続く登山道
登ってきた遠見尾根。ガスが上がってきました
2012年08月04日 13:56撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 13:56
登ってきた遠見尾根。ガスが上がってきました
それでは五竜岳山頂へ向かいます
2012年08月04日 14:05撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 14:05
それでは五竜岳山頂へ向かいます
けっこうな岩場です
2012年08月04日 14:19撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/4 14:19
けっこうな岩場です
このお花の名前は?→タカネツメクサ(高嶺爪草)
2012年08月04日 14:23撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 14:23
このお花の名前は?→タカネツメクサ(高嶺爪草)
頂上直下はかなりの岩場です
2012年08月04日 14:27撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 14:27
頂上直下はかなりの岩場です
やった!山頂が見えた
2012年08月04日 14:36撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/4 14:36
やった!山頂が見えた
五竜岳山頂(2814m)。夏らしい雲ですね
2012年08月04日 14:39撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 14:39
五竜岳山頂(2814m)。夏らしい雲ですね
南の方向。雲が多くて展望はあまりよくないです
2012年08月04日 14:58撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 14:58
南の方向。雲が多くて展望はあまりよくないです
北の方向。白馬岳方面です。
2012年08月04日 15:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 15:30
北の方向。白馬岳方面です。
鹿島槍ヶ岳へ続く八峰キレット。近いうちにここも踏破したい
2012年08月04日 15:48撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/4 15:48
鹿島槍ヶ岳へ続く八峰キレット。近いうちにここも踏破したい
この日は小屋もテン場もすごい人でした
2012年08月04日 18:23撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/4 18:23
この日は小屋もテン場もすごい人でした
夕焼けを眺めます
2012年08月04日 18:46撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/4 18:46
夕焼けを眺めます
深夜、月明かりと五竜。本当に明るくて、ヘッドライトなしでもトイレまで歩けました
2012年08月05日 04:28撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/5 4:28
深夜、月明かりと五竜。本当に明るくて、ヘッドライトなしでもトイレまで歩けました
朝焼けの五竜
2012年08月05日 05:04撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/5 5:04
朝焼けの五竜
さぁ、唐松岳に向かって歩きます。写真左のピークが唐松岳。
2012年08月05日 05:59撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 5:59
さぁ、唐松岳に向かって歩きます。写真左のピークが唐松岳。
楽しそうな稜線歩き
2012年08月05日 06:22撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 6:22
楽しそうな稜線歩き
剱岳が見えてきました
2012年08月05日 06:28撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 6:28
剱岳が見えてきました
このお花の名前は?
2012年08月05日 06:38撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 6:38
このお花の名前は?
このお花の名前は?→ カライトソウ(唐糸草)
2012年08月05日 07:01撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/5 7:01
このお花の名前は?→ カライトソウ(唐糸草)
このお花の名前は?→タテヤマウツボグサ(立山靫草)
2012年08月05日 07:02撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 7:02
このお花の名前は?→タテヤマウツボグサ(立山靫草)
このお花の名前は?→トウヤクリンドウ(当薬竜胆)
2012年08月05日 07:09撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 7:09
このお花の名前は?→トウヤクリンドウ(当薬竜胆)
振り返ると五竜岳の存在感がすごい
2012年08月05日 07:56撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/5 7:56
振り返ると五竜岳の存在感がすごい
唐松岳が近づいてくると鎖場の連続です
2012年08月05日 08:13撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 8:13
唐松岳が近づいてくると鎖場の連続です
おお!剱岳と立山だ!リベンジするからね
2012年08月05日 08:13撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 8:13
おお!剱岳と立山だ!リベンジするからね
岩場は続く
2012年08月05日 08:26撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 8:26
岩場は続く
岩場は続く
2012年08月05日 08:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/5 8:30
岩場は続く
唐松山荘到着
2012年08月05日 08:33撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/5 8:33
唐松山荘到着
あれが唐松岳
2012年08月05日 08:50撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/5 8:50
あれが唐松岳
唐松岳山頂(2696m)
2012年08月05日 09:04撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/5 9:04
唐松岳山頂(2696m)
白馬岳方面。不帰ノ嶮(かえらずのけん)です。ここも行きたい
2012年08月05日 09:05撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/5 9:05
白馬岳方面。不帰ノ嶮(かえらずのけん)です。ここも行きたい
黒百合か?
2012年08月05日 09:45撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 9:45
黒百合か?
ミヤマリンドウ?タテヤマリンドウ?茎を見れば違いが分かるみたいです。ミヤマリンドウは茎に小さい葉がついています
2012年08月05日 09:54撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 9:54
ミヤマリンドウ?タテヤマリンドウ?茎を見れば違いが分かるみたいです。ミヤマリンドウは茎に小さい葉がついています
八方尾根は穏やか
2012年08月05日 10:00撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 10:00
八方尾根は穏やか
丸山ケルン
2012年08月05日 10:12撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 10:12
丸山ケルン
この黄緑色が気に入りました。なんという植物でしょう?
2012年08月05日 10:42撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 10:42
この黄緑色が気に入りました。なんという植物でしょう?
シモツケソウ!
2012年08月05日 10:51撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 10:51
シモツケソウ!
八方池が見えた!
2012年08月05日 10:53撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 10:53
八方池が見えた!
ハクサンオミナエシ(白山女郎花)
2012年08月05日 10:58撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 10:58
ハクサンオミナエシ(白山女郎花)
このお花の名前は?ツリガネソウの仲間だと思うんだけれど→ハクサンシャジン(白山沙参)。タカネツリガネニンジンとも呼ばれる。
2012年08月05日 11:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 11:03
このお花の名前は?ツリガネソウの仲間だと思うんだけれど→ハクサンシャジン(白山沙参)。タカネツリガネニンジンとも呼ばれる。
八方池。一般の観光の方もいっぱいいます
2012年08月05日 11:05撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
8/5 11:05
八方池。一般の観光の方もいっぱいいます
このお花の名前は?→ハッポウウスユキソウ(八方薄雪草)
2012年08月05日 11:11撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 11:11
このお花の名前は?→ハッポウウスユキソウ(八方薄雪草)
ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
2012年08月05日 11:18撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/5 11:18
ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
撮影機器:

感想

今年の夏は暑い。
やはり2500m以上の山で涼みたい、ということで、テントを担いで北アルプスの五竜岳と唐松岳を縦走することにしました。

ゴンドラで一気に標高を上げられるので、まったりとした山歩きを想定していたのですが、五竜岳も唐松岳への稜線もかなりの岩場で体力をかなり使いました。
五竜岳頂上から周りの景色を見ながら山好きの方とお話したりて、まったりと時間を過ごしたり。
また、五竜岳〜唐松岳の稜線は剱岳・立山がすぐ目の前に迫ってきていてとても楽しい。
7月に撤退したところなので、早くリベンジしたい!
さらに、このルートは花がきれいなのがいいですね。
写真ばかり撮っていてなかなかペースが上がりませんでした。

天気にも恵まれ、山頂やテント場で山好きの方々とも出会って、たくさんお話できて最高の山行になりました。
ソロの山行はこんな出会いもあるから楽しいですよね。


■遠見尾根(地蔵ノ頭→大遠見山→西遠見山→白岳→五竜山荘)
前日(8/3)、仕事が終わってから20時に神戸を出発。
途中で何度か仮眠を取りながら朝の5時に五竜スキー場の麓、ゴンドラ「テレキャビン」乗り場の駐車場に到着しました。
テレキャビンの始発は7時半なので、2時間ほど睡眠。

ゴンドラに乗って、さらにリフトに乗り換えると一気に標高1673mの地蔵ノ頭に到着します。
ここから白馬三山の眺めがとてもきれいです。
のんびり遠見尾根を登りはじめます。
最初は緩やかな登りなのでペースは速め。
途中、ガスが上がってきて雲海になり、その向こうに八ヶ岳が見えたりして楽しい尾根歩きでした。
正面には次第に鹿島槍ヶ岳と五竜岳が迫ってきます。

西遠見山を超えたあたりから急登になります。鎖もあったり。
今回の荷物は水を含めて18kg。やはり垂直に近い登りでペースが落ちます。
でも、チングルマを代表としてお花畑が広がっていて癒されます。
いったん白岳に登って、そこから少し下って五竜山荘到着です。
到着は12時40分ごろ。
コースタイムでおよそ5時間半のところを4時間半ほどで。
テントを担いでよくがんばりました。

五竜山荘のテント場ですが、この時間ですでにかなり埋まっていました。
なんとか平坦な場所を確保して、空身で五竜岳頂上へ出発。

■五竜山荘→五竜岳頂上→五竜山荘
五竜岳山荘から見上げた五竜岳の頂上は切り立っていましたが、実際登ってみると、その崖っぷち度合いが分かりました。
頂上直下はかなり急な岩場です。
重たい荷物を担いでいるとけっこうキツいと思います。

山頂につくと360度の眺望。南は鹿島槍、北は白馬岳。
すでにお昼を過ぎていたのでかなりガスが上がってきていて、視界はあまりよくありませんが、ときおりガスが晴れて山が見えると感動します。
風もなく穏やか。そして涼しい。やっぱり標高2800mはいいね。
山頂で登山者の方と山話をしながら、1時間ぐらいまったりと時間を過ごしました。

五竜山荘のテント場からの景色はとても良いです。
まったりと夕陽を眺めます。
泊まりの山行はこうした時間がとれるからいいですよね。

■五竜山荘→唐松岳頂上山荘→唐松岳→唐松岳頂上山荘
朝は4時半過ぎに起きて、テントを撤収して、朝ごはんを食べて6時前に出発。
天気は快晴。
朝日に赤く染まる五竜岳が美しかった。

唐松岳への稜線歩きはとても楽しみでした。
しばらく歩いていると西の方角に剱岳・立山が見えてきます。
これは最高に楽しい。
ただ、唐松岳頂上山荘が近づいてくると怖い岩場となります。
これは想定外。
この日は登山者も多かったので、すれ違い待ちなどもあって、かなり時間を要しました。
唐松岳頂上山荘まで2時間40分ほどかかりました。

ちょっと休憩して唐松岳往復。
唐松岳から白馬方面はあいにくガスが上がってきてしまって見えませんでしたが、すぐ下方には不帰ノ嶮(かえらずのけん)が迫ってきていて、「いつかここを踏破したい」と思いました。

■八方尾根(唐松岳頂上山荘→丸山ケルン→八方池→八方池山荘)
八方尾根はのんびりしたルートです。
登山道の左右にはお花畑がたくさんあって楽しい。
危険な箇所も急な登りもなく、快適に下山できました。

八方池まで下ってくると、ここはもう観光地。
大勢の観光客に混じって、大荷物を背負った自分が気恥ずかしく思えてしまいます。
ちょっとここは歩きたくないですね。

八方池山荘(標高1820m)から麓(標高773m)まで、リフト2本とゴンドラ1本で1000m強を一気に下ります。

下界はやはり暑かった。
※ちなみに八方尾根スキー場から、車を停めておいた五竜スキー場の駐車場までタクシーで2500円でした。15分ほどでした。

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体力レベル
3/5

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