立山 日帰り縦走 浄土山〜雄山〜大汝山〜大走り〜雷鳥沢


- GPS
- 07:17
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 1,012m
コースタイム
8:39浄土山 - 8:50富山大学研究所9:00 -9:16一の越9:22 - 10:28雄山10:57 -
11:24大汝11:41 - 12:05富士の折立下 - 12:32大走り分岐 -
13:34雷鳥沢最下部(迷)13:47 - 13:54雷鳥沢キャンプ場 - 14:11雷鳥荘 -
14:26みくりが池 - 14:35室堂
歩行時間 5:56(山と高原標準6:10 標準比96%)
休憩 1:02
迷い 0:13
合計 7:11
天候 | 快晴のちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅には沢山の駐車場があります。 立山駅からケーブルカー、バスと乗り継ぎ室堂まで。朝6:00始発です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂周辺は整備された登山道、稜線縦走路やピークへの道は岩場、時に大きな段差 などありストックが邪魔になることも。それほど危険は感じませんが縦走路の一部で 高度感あります。 標高が高いので紫外線が強く、日焼け対策は入念に。 |
予約できる山小屋 |
|
ファイル |
(更新時刻:2012/08/06 21:52)
|
写真
感想
立山駅に5:20頃に到着しました。一番近い駐車場をくまなく探してなんとか2台分の
駐車スペースを発見。しかも道路に近い場所!ラッキーでした。
早速チケット売り場へ行きます。朝一の6:00の便は売り切れでしたが6:10の便を
買えました。チケット売り場の混雑もさほどではなく、スムーズに購入できました。
ケーブルカーの改札へ向かいます。夏山の最盛期で大混雑を覚悟していましたが
それほどでもなく、6:00発組の改札が終了してから並びました。
ケーブルカーを降りて、次は高原バスです。乗り継ぎは非常にスムーズで5分待ち
ぐらいでバスに乗り込みます。50分ほどで室堂に到着しました。
この日朝は快晴!ほぼ10年ぶりの立山・室堂ですばらしい景色です。早速水を
汲んで出発です。まずは室堂山展望台を目指します。
寝不足(前日4時間睡眠)か高山のせいかあまりペースは上がりませんが、整備された
登山道を歩きます。天気が良くて気持ちがいいです。
程なく室堂山展望台に到着、薬師岳と五色が原、遠く槍ヶ岳などすばらしい展望!
来た道を戻り、浄土山登山口から雪渓を渡ります。この浄土山、甘く見ていました
登りの岩場がきついこと!段差も大きく息が上がりまくり、途中でストックを
しまいました。今回の山行で一番きつかったように思います。
やっとの思いで稜線に出ました。ただ下調べが不十分でどこが山頂なのか
よく分からないままブラブラ歩いて富山大学研究所まで来てしまいました。
研究所広場でしばらく地図を確認したり、ケータイGPSを確認しましたが結局
よくわからず、時間ももったいなので、一の越へ向かいます。
一の越への下りは右を向いても左を向いてもそれぞれすばらしい景色で快適そのもの。
キョロキョロしすぎに注意です。室堂から一の越へ向かう登山道に人が一杯いるのも
見えます。
さて一の越に到着。これまでは静かな山歩きでしたが、ここからはもうすごい人!
まあ予想はしていましたが。雄山への登山道は大渋滞!止まったり進んだりゆっくり
登ります。途中地元小学校団体とのすれ違いなどで結局1時間以上かかりました。
山頂では祈祷してもらいます。これも私の2人前で満員ということで待ちます。
このあたりからガスが上がってきました。まあ天気予報では午後から徐々に下り坂と
いうことだったので、その通りになりつつあるということか。
そんなこんなで結局雄山山頂には30分も滞在してしまいました。
大汝へ向かいます。ここからも結構な渋滞でした。岩場の稜線を歩きます。
渋滞していますが、前の人の足運びが参考になりますので、足場選択は楽でした。
しばらくして立山連峰最高峰に到着。眺望は残念ですが写真を撮って、ここから
ちょっと行ったところの休憩場で昼食としました。
だいぶ疲労が出てきましたが、引き続き岩場の稜線歩きです。富士の折立ピーク下を
通過します。何人か山頂めざし登っていきました。私には無理です。
先へ進みます。下に内蔵助カールを見ながらの下りです。キリで全容は明らかでは
ありませんが、見事です。
そして真砂岳との中間地点で大走り分岐。当初予定では別山まで!行く予定でしたが
(これは雄山の登りで既に大走り下山との結論を出していましたが・・・)ここで
真砂岳を経由するか大いに悩みました。時間にすればわずか20〜30分程度の違いです。
私と同じ方向の他の登山者の方たちは「真砂ぐらい行っとこうさ」などと聞こえてきて
大いに心揺れるところでしたが、しかし疲労の具合や天候(眺望望み薄)色々考えて
結局真砂岳はパスしました。
そうと決まればあとは下山のみです。大走りコースを快調に飛ばしたいところですが
かなりの疲労でそこそこのペースで安全に行きます。次第に標高が下がってきて目の前
には雪渓を挟んで巨大な山容が。上部別山縦走路には人が見えます。すごいスケール!
結構疲れてきましたがこのスケールの大きい景色で少し癒されます。
ところがここでも下調べが不十分で大走りコースは室堂へ一直線と思い込んでいたのだが
登山道は室堂の方向へは行かず、しかも標高がどんどん低くなり不安になる。
道を間違えたか?
地図を確認しても間違えた様子はない、合ってる。このまま雷鳥沢キャンプ場へ
向かうのが正しいということが分かり、「登り返しがかなりきつそうやな〜」などと
思いながら大走り最下部まで来て、ここで本当に道を間違える。キャンプ場がすぐそこ
に見えるのに沢を渡れない!ウロウロしながら、やっと沢を渡る橋を見つけた。
かなり足ガクガクなのに迷ったせいで余計に体力を消耗。その後キャンプ場からの
登り返しがまあきつい事きつい事!その後も室堂ターミナルが見えるのになかなか
着かない!しかも細かいアップダウンがありもうヘロヘロ。地獄谷やみくりが池など
見所もちょっとだけ止まって見ただけですぐ通過。
やっとのことで室堂ターミナルに到着。しかし幸運なことに美女平直行便がすぐ出る
とのアナウンスが!早足で改札口へ並び、バスに乗り込む。そのあと美女平から
ケーブルカーだが、これも10分待ち程度で乗れた。帰りは日曜ということもあり
混雑で時間がかかる心配をしていたが、大丈夫だった。
今回初めての本格的縦走というものを計画・実践したが、さすが北アルプス3000m級
景色は一級、スケールも大きく、後半天候がすぐれなかったがそれでも十分に
満喫できた。と同時に自分はまだまだヘタレだな、と。体力面はもちろんだけど
下調べをもっと入念にし、コースを覚えて登山中は不安や道迷いで余計な体力消耗と
時間の無駄を出さない、また若干体力を残して終われるぐらいの計画としないと。
しかし前回白山南竜まで行った時と累積標高差や距離が似ているのに疲労度と経過時間が
全く違うのはなぜだろうか?まあ岩場が多いとか混雑とか標高の違いもあるか。
いずれにしても1日楽しい山歩きができ、ケガもなく無事帰ってこれて大満足です。
コメント
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初めまして。私もyooshiさんの数日前に立山縦走しました。本当に、最後の雷鳥平からの登りがきつかった!雷鳥荘まで登った後の、室堂までが遠かったこと…。全く同じ感想です。中には、この登り返しが嫌で、地獄谷経由で(現在は通行止めですが)天狗平に出るという方もいました。泣きそうでしたが、みくりが池温泉でソフトクリームを食べることを励みに頑張りました。室堂からの登山では、雷鳥平を通ることはなかなか避けられませんね。体力付けて頑張りましょう。
tottokoto様、お返事が遅くなりすいません。
そうですね。あの登り返しには本当に閉口します。
私は下調べ不足で、「えー、そんなの聞いてないよ!」状態でした。
立山は富山県の小学生は必ず登るそうです。私の妻が富山出身でそう言っています。感想は?と聞くと
「しんどい、という事しか覚えてない!」
別に登りたくもないのに無理やり連れて行かれるから、それしか印象に残らないそうです。
やれやれ、贅沢というかもったいないというか・・・・。
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