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Yamareco

記録ID: 2137196
全員に公開
雪山ハイキング
石鎚山

霧氷を楽しむ山の旅,寒風山〜伊予富士

2019年12月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:47
距離
8.8km
登り
1,110m
下り
1,101m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:40
休憩
1:04
合計
5:44
9:17
9:18
52
10:10
10:10
9
10:19
10:30
3
10:33
10:34
45
11:19
11:19
23
11:58
11:58
27
12:25
13:00
14
13:14
13:15
14
13:48
14:00
24
14:26
ゴール地点
寒風山から笹ヶ峰まで行こうかと考えたが,伊予富士からの眺望も見たかったので,桑瀬峠を起点に稜線をTの字に往復。
天候 ☀晴れ☀
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山から瀬戸中央道で西条I.C.を下りて,国道194号を一の谷まで南下。そこから,UFOライン入り口,寒風山登山口へ。昨日夕方,スタッドレスタイヤに交換したが,全く使う必要なし。(倉庫から出して作業して腰痛(T_T))
コース状況/
危険箇所等
道はよく整っている。稜線はチェーンスパイクを付けて歩く。
その他周辺情報 下山後,木の香の湯まで南下。ゆったりと湯治した♪
今朝は疲れてすっかり寝坊。ゆっくり寝るのは悪くない。朝6時に岡山を出発。坂出を過ぎ,飯野山のシルエットを見ると四国に来た感じがする。12月ですが,四国に渡ってしまいました。
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今朝は疲れてすっかり寝坊。ゆっくり寝るのは悪くない。朝6時に岡山を出発。坂出を過ぎ,飯野山のシルエットを見ると四国に来た感じがする。12月ですが,四国に渡ってしまいました。
国道179号の寒風山トンネルを出たところから,つづら折れの道を上って,寒風山登山口へ。四国よく晴れています。雪なんて全然ない!いざ寒風山へ。
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国道179号の寒風山トンネルを出たところから,つづら折れの道を上って,寒風山登山口へ。四国よく晴れています。雪なんて全然ない!いざ寒風山へ。
初めから何気に急登です。ロープ場多数。
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初めから何気に急登です。ロープ場多数。
来る途中にも見えたが,上の方まで来るとさっそく木々が白い。楽しみです。
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来る途中にも見えたが,上の方まで来るとさっそく木々が白い。楽しみです。
温かい12月ですが,桑瀬峠に至るまでにも霜柱やつららがそこかしこに。平地では見れないんで,つい写真を撮る。
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温かい12月ですが,桑瀬峠に至るまでにも霜柱やつららがそこかしこに。平地では見れないんで,つい写真を撮る。
桑瀬峠の手前からちち山方面を見る。稜線に雲が湧いている。ぜひ歩いてみたい稜線。
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桑瀬峠の手前からちち山方面を見る。稜線に雲が湧いている。ぜひ歩いてみたい稜線。
桑瀬峠に到着。ここも雪がない。はじめは寒風山へ。上の方は雲の中だ。
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桑瀬峠に到着。ここも雪がない。はじめは寒風山へ。上の方は雲の中だ。
伊予富士方面も雲の中。山の西側には美しい霧氷が続き,雲の中へと消えていく。
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伊予富士方面も雲の中。山の西側には美しい霧氷が続き,雲の中へと消えていく。
寒風山への登り。ほどなく足下に雪が現れる。
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寒風山への登り。ほどなく足下に雪が現れる。
そして,霧氷の並木の始まり,始まり。
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そして,霧氷の並木の始まり,始まり。
前を向いても振り返っても,山の西側の斜面は霧氷の林が続く。足が進まなくなる。
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前を向いても振り返っても,山の西側の斜面は霧氷の林が続く。足が進まなくなる。
太陽に照らされ,強い風が吹くと,木から離れた霧氷が風下に飛び散る。シャラシャラと音がする。
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太陽に照らされ,強い風が吹くと,木から離れた霧氷が風下に飛び散る。シャラシャラと音がする。
だんだん雲がとんで,青空が見え始めた。寒風山方面の空に,青と白の世界。
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だんだん雲がとんで,青空が見え始めた。寒風山方面の空に,青と白の世界。
雲が流れていく。
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雲が流れていく。
林の中の霧氷。エビのしっぽが伸びている。
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林の中の霧氷。エビのしっぽが伸びている。
この辺りは雪の量が多い。踏み固められた雪はツルツル。
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この辺りは雪の量が多い。踏み固められた雪はツルツル。
今季初,チェーンスパイク装着。快適,快適♪
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今季初,チェーンスパイク装着。快適,快適♪
岩から大きな氷柱が何本も垂れ下がっている。お日様が出る前は当然,氷点下。
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岩から大きな氷柱が何本も垂れ下がっている。お日様が出る前は当然,氷点下。
寒風山のピークが近づいてきた。この辺りは山の東側にも霧氷がたくさん。アケボノツツジもきれいだけど,真っ白な霧氷もすごい。
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寒風山のピークが近づいてきた。この辺りは山の東側にも霧氷がたくさん。アケボノツツジもきれいだけど,真っ白な霧氷もすごい。
寒風山に至るまでには,何カ所かハシゴ場がある。しっかり付いているので不安なし。
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寒風山に至るまでには,何カ所かハシゴ場がある。しっかり付いているので不安なし。
歩いて来た道を振り返る。白い稜線が幻想的。
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歩いて来た道を振り返る。白い稜線が幻想的。
青空を背景に,白い霧氷を纏ったブナもすばらしい。
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青空を背景に,白い霧氷を纏ったブナもすばらしい。
見上げても...。
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見上げても...。
周りを見ても美しい。
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周りを見ても美しい。
西峰ピーク下の笹原にとび出る。少しだけガスがかかった西峰。寒風山ブルーな空。
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西峰ピーク下の笹原にとび出る。少しだけガスがかかった西峰。寒風山ブルーな空。
ガスもきれいにとんだ。てんくらで「A」と出ていたが。まさにAAA状態。
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ガスもきれいにとんだ。てんくらで「A」と出ていたが。まさにAAA状態。
笹原の中の登山道を詰めていく。今日は寒風山登山口の駐車場は朝からいっぱいだった。着いたときに出る車があって,滑り込みで茶屋の前に停めることができた。案の定,後ろにも前にも大勢の登山者がいた。
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笹原の中の登山道を詰めていく。今日は寒風山登山口の駐車場は朝からいっぱいだった。着いたときに出る車があって,滑り込みで茶屋の前に停めることができた。案の定,後ろにも前にも大勢の登山者がいた。
後ろには雲が流れていく。高知方面が見える。
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後ろには雲が流れていく。高知方面が見える。
日当たりのよい東側斜面の霧氷は,だんだん溶けている。丸っこい形になって枝に張り付いている。ピークはすぐそこ。
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日当たりのよい東側斜面の霧氷は,だんだん溶けている。丸っこい形になって枝に張り付いている。ピークはすぐそこ。
寒風山1763mに到着。大勢の人で賑わっている。ピークは広い。
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寒風山1763mに到着。大勢の人で賑わっている。ピークは広い。
南西方向を見る。大雲海の向こうに伊予富士や瓶が森のピークがのぞいている。ここからは瓶が森が邪魔して,石鎚山は見えない。
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南西方向を見る。大雲海の向こうに伊予富士や瓶が森のピークがのぞいている。ここからは瓶が森が邪魔して,石鎚山は見えない。
笹ヶ峰やちち山が見える。今日歩いたら最高に気分がいいだろう。
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笹ヶ峰やちち山が見える。今日歩いたら最高に気分がいいだろう。
せり出した寒風山西峰。それにしてもすごい雲海だ。ピークでお話をした人が,「今日の雲海はめずらしいよ。」と教えてくれた。
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せり出した寒風山西峰。それにしてもすごい雲海だ。ピークでお話をした人が,「今日の雲海はめずらしいよ。」と教えてくれた。
伊予富士,待ってろよ。寒風山記念,撮ってもらいました。ありがとうございました。
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伊予富士,待ってろよ。寒風山記念,撮ってもらいました。ありがとうございました。
1800m峰笹ヶ峰。次回の宿題。
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1800m峰笹ヶ峰。次回の宿題。
登ってきた道を桑瀬峠までピストン。日射しがだんだん強くなり,登山道がぬかるんだところも。12月なのに温かすぎる。
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登ってきた道を桑瀬峠までピストン。日射しがだんだん強くなり,登山道がぬかるんだところも。12月なのに温かすぎる。
成長した霧氷も,だんだん丸みを帯びてくる。
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成長した霧氷も,だんだん丸みを帯びてくる。
さっきまで曇っていた伊予富士。完全に姿を現した。伊予富士のピーク手前が何気に急登。伊予富士の右の方の岩の峰が凶悪な感じ。
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さっきまで曇っていた伊予富士。完全に姿を現した。伊予富士のピーク手前が何気に急登。伊予富士の右の方の岩の峰が凶悪な感じ。
寒風山南の岩のピークを振り返る。霧氷と氷柱の岩峰。真っ青な空に屹立している。
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寒風山南の岩のピークを振り返る。霧氷と氷柱の岩峰。真っ青な空に屹立している。
寒風山,すばらしい山でした。季節を変えてまた来ます。
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寒風山,すばらしい山でした。季節を変えてまた来ます。
ひょいひょい下って桑瀬峠に。今日はもう一つ。
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ひょいひょい下って桑瀬峠に。今日はもう一つ。
伊予富士へ。こちらは笹原の美しい稜線。桑瀬峠から快適な縦走路が始まる。ゆったりと登っていく。
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伊予富士へ。こちらは笹原の美しい稜線。桑瀬峠から快適な縦走路が始まる。ゆったりと登っていく。
歩いて来た道を振り返る。ちち山の稜線が美しい。今日も前や後ろを見てばかり。
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歩いて来た道を振り返る。ちち山の稜線が美しい。今日も前や後ろを見てばかり。
ここからは,東赤石山系のピークが見えた。あちらもてっぺんが白い。
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ここからは,東赤石山系のピークが見えた。あちらもてっぺんが白い。
この縦走路,最高です!
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この縦走路,最高です!
そして正面に,霧氷を纏った伊予富士の姿がだんだん大きくなる。
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そして正面に,霧氷を纏った伊予富士の姿がだんだん大きくなる。
一旦,鞍部に下りる。最後の上りが急だ。
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一旦,鞍部に下りる。最後の上りが急だ。
途中霧氷のトンネルをくぐって,上へ上へ。
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途中霧氷のトンネルをくぐって,上へ上へ。
団体さんがゆっくりと登っているので,少し減速。ピークは間近。
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団体さんがゆっくりと登っているので,少し減速。ピークは間近。
何か足が重いなと思ったら,カロリーをあまり補給していない。登りの途中,蓬大福でカロリーチャージ。
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何か足が重いなと思ったら,カロリーをあまり補給していない。登りの途中,蓬大福でカロリーチャージ。
山頂直下,ノーアイゼンで登っている人がたくさんいた。巻き込まれたら怖いので,少し離れてついて行く。
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山頂直下,ノーアイゼンで登っている人がたくさんいた。巻き込まれたら怖いので,少し離れてついて行く。
本日,2座目1756m伊予富士到着。山頂は狭いのに,結構な登山者。
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本日,2座目1756m伊予富士到着。山頂は狭いのに,結構な登山者。
西の方が丸見え。真っ青な空の下に,東黒森,西黒森,瓶ヶ森,石鎚山と,オールスターズが揃って見えた。あちらも天気がすばらしいだろう。
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西の方が丸見え。真っ青な空の下に,東黒森,西黒森,瓶ヶ森,石鎚山と,オールスターズが揃って見えた。あちらも天気がすばらしいだろう。
西方面の特等席?を確保し,ランチタイムで炭水化物を補給。
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西方面の特等席?を確保し,ランチタイムで炭水化物を補給。
まさしく360度の全周パノラマ・ピーク。稜線を境に,西側の霧氷ゾーンと東側の笹原ゾーンがきれいに分かれている。ここからだと,東赤石山も丸見え。
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まさしく360度の全周パノラマ・ピーク。稜線を境に,西側の霧氷ゾーンと東側の笹原ゾーンがきれいに分かれている。ここからだと,東赤石山も丸見え。
石鎚さ〜ん。また行きま〜す。
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石鎚さ〜ん。また行きま〜す。
ご飯を食べてささっと下りる。寒風山,午後になると雲が巻き始めた。
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ご飯を食べてささっと下りる。寒風山,午後になると雲が巻き始めた。
伊予富士,真ん中は確かにピラミダルですが...。こっちからの山容は,ゴホンツノカブトムシ?
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伊予富士,真ん中は確かにピラミダルですが...。こっちからの山容は,ゴホンツノカブトムシ?
寒風山を眺めながら,ひょいひょい下って。
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寒風山を眺めながら,ひょいひょい下って。
桑瀬峠で最後の糖分補給。寒シュー山。
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桑瀬峠で最後の糖分補給。寒シュー山。
登山口まで下りた。雪はないが,UFOラインは冬の間は閉鎖中。そういえば入り口の表示にクマの目撃情報があったが,この辺もおるんかいな?
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登山口まで下りた。雪はないが,UFOラインは冬の間は閉鎖中。そういえば入り口の表示にクマの目撃情報があったが,この辺もおるんかいな?
駐車場からちち山方面を見上げる。次回はぜひあちらを歩いてみよう。
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駐車場からちち山方面を見上げる。次回はぜひあちらを歩いてみよう。
高知の木の香温泉で一息。宿泊施設もあって充実していた。河原に下りてアマゴの観察をしながら,ノンアルで締めた。
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高知の木の香温泉で一息。宿泊施設もあって充実していた。河原に下りてアマゴの観察をしながら,ノンアルで締めた。
西条に向かう途中で,笹ヶ峰?の上に月が上っていた。好天に恵まれすばらしい山の旅ができた。
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西条に向かう途中で,笹ヶ峰?の上に月が上っていた。好天に恵まれすばらしい山の旅ができた。

装備

個人装備
雪の固まった稜線では 軽アイゼンかチェーンスパイクを付けた方が無難。

感想

今朝は大山方面は天気がよろしくない。四国はばっちり晴れマークだったので,久しぶりに石鎚山系に行ってみた。国道179号からの寒風山登山口の道は,相変わらず狭くて走りにくい。途中で対抗した車が1台だけだったのはラッキー。駐車場までの道にも全く路面凍結がなく,安全に来ることができた。
桑瀬峠までは全くと言っていいほど雪がなかったが,西側の斜面には霧氷や雪があった。どこまでも続く霧氷の林は,すばらしい景色だった。出会った方は,「今年は雪が遅い,少ない。」と皆さん言われるが,雪に馴染みのない者としてはこれぐらいでも十分だ。

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コメント

あーうらやましぃなぁー( ◠‿◠ )
寒風山ブルー、無風快晴☀️、完璧な霧氷、雲海、と全てが揃いましたね。おめでとう?️御座います。
数年前、私達も登りましたが、強風に泣かされました。
こんな日に当ってみたいと思います。
2019/12/9 23:38
Re: あーうらやましぃなぁー( ◠‿◠ )
コメありがとうございます。
そうなんですよ。12月なのに暑いくらいの好天の中で,青空と笹原と霧氷を満喫できました。週末になったら,できるだけ天気の良さそうなところを狙ってひょこひょこ行ってます。今回は大当たりです。
2019/12/10 5:58
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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