雪山気分を味わえた鍋割山、塔ノ岳（寄から登り、天神尾根を下る）

2019年12月25日(水) [日帰り]

• GPS: 08:04
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,711m
• 下り: 1,723m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:28
• 休憩: 1:35
• 合計: 8:03

7:31 みやま運動広場駐車場
7:39 7:40 寄自然休養村管理センター
7:47 7:58 寄ロウバイ園
8:05 8:06 土佐原の大きなしだれ桜
8:27 8:27 綱立丸
9:04 9:07 櫟山
9:25 9:25 栗ノ木洞
9:42 9:47 後沢乗越
10:08 10:09 1,000m地点
10:43 10:43 鍋割山
10:43 10:43 鍋割山荘
10:44 10:50 鍋割山
10:52 10:52 鍋割山荘
11:07 11:08 鍋割山稜
11:14 11:14 小丸
11:23 11:24 小丸尾根分岐
11:33 11:34 大丸
11:42 11:42 金冷シ
11:59 12:02 塔ノ岳
12:02 12:02 尊仏山荘
12:09 12:09 塔ノ岳
12:09 12:09 尊仏山荘
12:10 12:11 塔ノ岳
12:24 12:24 金冷シ
12:28 12:28 花立
12:34 13:10 花立山荘
13:25 13:26 天神尾根分岐
14:07 14:13 天神尾根入口（旧書策新道入口）
14:18 14:35 戸沢山荘
14:37 14:37 作治小屋
14:41 14:41 モミソ岩
14:46 14:46 新茅山荘
15:10 15:10 竜神の泉
15:34 大倉バス停

天候

曇り、山頂は霧　風：塔ノ岳山頂は強風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　小田急新松田駅から寄バス停へ。

帰り　大倉バス停から渋沢駅へ

平日で天気も今一だったのでバスもガラガラでした。

コース状況／危険箇所等

一般登山道ですので、特に迷う所や危険な所はありま
せん。
雪は南面の上り下りは1150m位から雪道になる位でし
たが、徐々に増えてきて鍋割山から塔ノ岳で10〜20cm
位。吹き溜まりで一部50cm位の所がある位でした。

鍋割山までだと滑り止め装着率は10％程度。金冷しか
ら塔ノ岳までは踏み固められた階段道なので、50％を
超える位。
私は軽アイゼンだったので脱着をさぼって使わずに歩
きましたが、特に下りは着けた方が無難でしょう。

写真

12/25 8:06

今日は寄からロウバイ園経由で登ります。展望台からロウバイ園を眺めます。当然、ロウバイが咲くには早いです。

12/25 7:49

と思ったら、通った道に2本程咲いている木がありました。得した気分。

12/25 7:52

そして水仙まで。

12/25 8:16

まだ紅葉が見られるとは。

12/25 8:29

尾根の左奥にちょっとだけ頭を出しているのは大山のようです。

12/25 8:49

光る相模湾。

12/25 9:07

櫟山に到着。

12/25 9:06

江の島が良く見えます。

12/25 9:24

栗ノ木洞（標高908m）に来ても雪の気配なし。

12/25 9:27

檜岳（標高1167m）も少なそう。

12/25 9:41

後沢乗越付近は工事中のようです。この手前に材料が保管してありました。当日は休工中。

12/25 9:48

3月までか。寒い中ご苦労様です。

12/25 10:19

ちょっとだけ雪が出てきました。

12/25 10:25

ようやく雪道らしく。1150m位だったかな。

12/25 10:35

この位でないと。凍結していないので、まだ滑り止めは不要かな。

12/25 10:41

鍋割山山頂に到着。何やら工事中でした。

12/25 10:42

鍋割峠方面に踏み跡があったので、ちょっと行ってみると途中で引き返されたようです。積雪量が少なそうなので行くのは止めにします。雪のついた雨山峠には未練がありましたが、多分ないでしょう。

12/25 10:48

山荘前で記念に。前回食べ損ねた鍋焼きうどんも時間が早すぎるのでやめにします。という事で塔ノ岳へ。

12/25 10:54

上はガスガスですが、下の箒杉沢はまだ見えています。

12/25 10:54

時々ガスが取れ、通ってきた栗ノ木洞や櫟山も見えます。

12/25 11:08

ここはマルガヤ尾根に下る分岐点。何と踏み跡があります。登る踏み跡だったので、前日どなたか登られたようです。これを辿れば下りられるな。でもガスで目標の櫟山も見えないし。思い付きで計画を変更するのは駄目でしょう。

12/25 11:22

小丸尾根は何人か通られたようで、トレースがしっかりしています。

12/25 11:29

道の吹き溜まり（多い所で測ると50cmを超えていました）を避けて少ない所に道ができています。折角雪対策をしてきたので、踏み跡をつけて本来の道を歩いてみます。

12/25 11:41

金冷しから上は踏み固められています。気温が低い日は滑り止め必須です。

12/25 11:58

山頂広場。風が強く誰もいません。

12/25 11:59

山頂標識。霧も深くなってきました。

12/25 12:01

ユーシン、玄倉方面は踏み跡なし。この視界と西側斜面で雪が深く道が分からないので迷う可能性あり。天気が良ければ行っちゃうかも。

12/25 12:01

丹沢山方面はしっかり道がついていますが、何も見えないんじゃ行ってもしょうがないか。強風で寒いし。

12/25 12:11

表尾根もしっかりトレースがありますがバスがヤビツ峠まで来ていないので止めましょう。

12/25 12:17

山頂は風が強く、とても昼食をとる環境にないので大倉尾根方面に向かいます。下りの階段道は滑るので慎重に。チェーンスパイクならすぐにつけていますが今日は軽アイゼンなのでさぼってしまいました。これは悪い例ですね。

12/25 12:25

金冷しから崩落個所まで来ると道の雪は少ししかありません。

12/25 12:34

花立山荘。ここで昼食を摂ります。皆さん考える事は同じで何人かいらっしました。

12/25 13:04

ガスが取れ始めた。鍋割山稜の向こうに青空が時々見えます。

12/25 13:05

檜岳の稜線。奥は不老山かな。

12/25 13:13

下りの道が泥道でなくて良かった。

12/25 13:28

ここから天神尾根に下ります。記録を見ると通っていなかったようなので。

12/25 13:32

丸太の階段が多いですね。作業路もあっていくつかに道が分かれる所も。どこかで一緒になるので大丈夫ですが、あまり良い道とは言えないかな。

12/25 13:45

表尾根にも青空が。

12/25 14:10

天神尾根入口に到着。

12/25 14:16

沢の流れ。

12/25 14:37

後は林道歩きですが、すっきり青空ですね。林道は何とか車が通れそうです。いつもの河原に乗用車が2台停まっていました。

12/25 15:10

竜神の泉は水が多めです。

12/25 15:30

かぜのつりばしに到着。まだ15時半なのに夕方の日差しです。今日も一日有難うございました。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

EOS Kiss X9i ボディ CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ 軽アイゼン

感想

nino33

丹沢にもまとまった雪が降ったようなのですぐに行き
たかったのですが、金曜に首を寝違えたのが治らず、
かみさんからストップがかかり一日遅れてしまいまし
た。

やはり雪はかなり少なくなって、山頂近くの稜線のみ
でようやく雪山気分を味わえました。

天気予報通り山頂付近は霧で何も見えず、下山する頃
にようやく雲がとれるというパターンでしたが、こん
な日もあるでしょう。
でも下山してから気付きましたが、尊仏山荘でビール
を飲みながらゆっくりして天気の回復を待つという選
択肢もあったかなとも。まあ結果論ですが。

下山は3通り程考えて計画書にもその旨書いておきまし
たが、雨山峠方面は雪が少なそうなので止め、大倉尾
根も泥道かもしれないので、本命の天神尾根（通った
記録がなかったので）から下りました。

マルガヤ尾根に前日に登った方の踏み跡があり、これ
を辿れば下りられるなと心が揺れましたが、ガスで視
界が悪かったのと詳細な地図を作ってきておらず、雪
がなくなった後で迷う可能性があったので断念しまし
た。結果的に問題なかったとしても止めるのが正解で
しょう。

安全第一。今回は一度も転ぶ事なく無事下山。山の神
様に感謝！