奥秩父、近丸新道、甲武信岳から雁坂峠 テント泊
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,010m
- 下り
- 2,005m
コースタイム
8/13 甲武信小屋4:58-甲武信岳5:11〜26-甲武信小屋5:37〜6:48-主稜線7:04-破風山避難小屋7:38〜51-西破風山8:30-東破風山8:51〜9:05-雁坂嶺9:50〜10:08-雁坂峠10:27〜31-井戸の沢11:01-渡渉点11:31〜40-くつきり沢11:42-橋12:03〜16-国道13:01-駐車場13:11
天候 | 曇り、時々日が射す。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
近丸新道は、トロッコのレールが残る、快適な道からヌク沢を渡った後の急登の変化が楽しい。 戸渡尾根も上部に行くほど、傾斜がきつくなるが、歩きにくい道ではない。 主稜線は快適な道だが、破風山の上部は大きな岩の重なる道で、乗り越えていく感じ。 雁坂峠よりの広瀬への下りは、非常に歩きやすい。 |
写真
感想
前日に、疲れて寝てしまい、パッキングせず、翌朝あわてて準備したため、出発が10時過ぎと、出遅れてしまった。
天気が心配だったが、西沢渓谷入口の駐車場では日が射していた。
途中で水を汲もうと、ヌク沢沿いの近丸新道を選び、トロッコ軌道跡を辿っていく。
ヌク沢堰堤でパンを食べていると、さーっと雨が降ってきたが、急登を登りはじめるとほどなく止んでしまった。
急登を30分ちょっとに一本休みを入れ、テンポ良く登っていくと、入り口からほぼ2時間で戸渡尾根に出て、徳ちゃん新道と合流した。
気持ちのよい西日が射しこんできて、いい感じだ。
日はすぐ陰り、ガスの中に入っていく。戸渡尾根の道は、木の根を踏みながらの急登で、そこをじっくり登っていく。
もくもくと登るしかないが、意外に早く、ガレ場に出て、主稜線に向けて道は緑の回廊を巻き始める。と、ほどなく主稜線と合流し、右に登ると、本当にすぐ、木賊山の頂上だった。
甲武信小屋は、そこからほんの10分の下り。
日曜日の泊まりは、お盆とはいえ、小屋もテントもすいている。
雨がちょっとぱらついたが、それもすぐおさまり、夜中には満天の星だった。
翌朝、小屋前でご来光を拝み、その後頂上に向かう。
遠望は利かないが、富士山と奥秩父の峰々は良く見えた。
朝食後、テントを撤収して、巻き道を主稜線に戻る。
日が射したり、青空が見えたりで、雲が激しく流れている。
大気は相当不安定のようだ。
こういう時は、意外に下界の天気は良いみたいだけれど。
破風山避難小屋は、中もきれいだったが、水場が遠いのが欠点かな。
でも、一度泊まってみたい。
ここから、笹の葉にたまった水滴が日の光にキラキラ光るのを楽しみながら、破風山に登っていく。
破風山の西と東の二つの頭に分かれているが、その間は大きな岩の重なったような道で、それを乗り越えていくのが、よっこいしょって感じ。
東破風山で青空がのぞいたのを最後に、広瀬への林道まで、青空はお預けになる。
東破風山を下ると、雁坂嶺まではダラダラとした尾根道。
一週間ぶりの雁坂嶺は曇り空の下。昼食をとって、そそくさと下る。
雁坂峠はガスの中。広瀬への下りは、ゴロゴロした石もなく、カヤトの間の、快適なジグザグ道。どんどん下る。
沢をいくつかわたり、次第に流れに近づいていく。
最後は沢を渡り、くつきり沢を越えると、山腹をトラバースしていく快適なほぼ平坦路になる。
20分ほどで橋に出て、舗装道路に降りる。
ここでは青空が広がる。振り返る山は雲の中だから、下は晴れていたのだろう。
1時間ほど舗装道路を歩き、国道に出ると道の駅みとみは近い。
ただ、西沢渓谷駐車場はさらに上であり、10分ほど歩いて車に戻った。
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