扇沢〜爺ヶ岳〜鹿島槍〜五竜〜白馬八方


- GPS
- 11:56
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,840m
- 下り
- 2,340m
コースタイム
10分休憩)-8:29鹿島槍ヶ岳南峰-9:49キレット小屋(8分休憩)-12:02五竜岳山頂(5分休憩)-12:41五竜山荘-14:06唐松岳頂上山荘(6分休憩)-15:30八方池山荘ゴール-(ここからの下山はグラートクワッドリフト、アルペンリフト、ゴンドラ利用)
天候 | 曇→少雨→五竜岳以降、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
キレットのあたりは足の置ける広さは片足分くらいしかなく、しかも絶壁。だが慎重に足場を探せば難しくはない。他の北アルプスの山に比べると、全体的に歩きやすかった。 白馬八方に下山後は、歩いて白馬駅に向かう途中にある温泉を利用(\600)。一番駅に近い「みみずくの湯」に入った。脱衣所は少し狭いが、湯船は露天が2つ広いのがあり、かなり大勢でも大丈夫。が、洗い場は9人分しかなく、そのうち3つはシャワーがついていなかった(が、特に問題なく洗えた)。温泉は超アルカリで、ぬるぬるします。街の住人もたくさん入りに来ていました。 |
写真
感想
天気が良くない予報に気をもみつつ、帰省(富山)も兼ねて日帰り登山を実行しました。
初日(登山前日)に車で扇沢まで移動。17時頃到着したところ、市営無料駐車場は7割くらいの入り。その後も出て行く車が何台もありました。扇沢バスターミナルで24時間開いているトイレと、無料の水を入手。車中で夕食を食べて19時就寝。夜中に少し雨が降ったよう。2時頃起床。車でバスターミナル前まで移動。明るい電灯がついているので、なにかと便利。朝食をとり、トイレ、着替えを済ませて、柏原新道登山道入り口駐車場へ。一番近いスペースに1台空いていたのでそこへ駐車。真っ暗闇のなか、ヘッドライトの光の中、登山開始。気温はちょっと涼しい程度で湿度が高目。
種池山荘に至るまでに夜が開け、朝日が射すときれいな虹がかかっていて驚きました。かなり色の濃い虹でした。朝の虹は雨、なのでやはり雨に降られるかな、と思いつつ、先を急ぎました。稜線まで一気に標高を稼ぐので、高山病症状が指に。体質なので仕方がありません。2時間ちょっとで山荘。汗が冷えるので山荘に入り、着替えと軽く食糧補給。6時前なので、山荘泊り客がつぎつぎと出発していきます。
爺ヶ岳に向かうとき、汗が冷えているのと軽い高山病症状?とで気分が悪く、撤退も頭をよぎりましたが、太陽が顔を出してくれて急に温かくなったので助かりました。爺ヶ岳からは鹿島槍ヶ岳や立山連峰も見られました。これから歩く稜線がきれいに見えるのは気持ちがいいですね。
冷池山荘では水を補給。1.5L追加。鹿島槍ヶ岳は視界が悪かったので北峰は登らず。キレットは断崖を細い登山道を歩きますが、慎重にいけば怖いことはありません。キレット小屋ではオレンジジュースを購入。これがうまくて、ビタミンC補給となり、その後のペースも上がりました。今後もオレンジジュースがあれば飲むようにしたいと思います。
五竜岳までは岩肌をよじ登る、という急登が多かったように思います。息が上がらないペースを維持しながら休まずに登ります。
白馬八方のリフト最終時刻16:45に間に合うようにするため、いろんな地点での通過時刻を設定してあったのですが、唐松岳頂上山荘に到着して14時だったので、ようやく安堵しました。八方尾根は多くの人が歩くコースなので、道がとてもよく、急なところもないのでかなり早く下山できました。15:30ちょうどに到着し、スタートから12時間と、気持ちよく終了しました。
リフトは3つ乗り継いで20分程度で下りられます。広く見渡せて、楽しかったですね。駅まで歩いていく途中の温泉に入りました。歩いている間も、意外と涼しいので助かりました。温泉のあとは白馬駅周辺でゆっくり食事をして18:22の電車で富山へと帰りました。
[ 装備 ]
・登山靴 La Spoltiva トランゴ
・ザック グレゴリー z55
・レインウエア montbell ストームクルーザー(上は脱ぎ着し、下は常着)
・ウインドブレーカ montbell ULジャケット
・ウエア フラッドラッシュノースリーブ、UAメタル半袖、adizero半袖climacool
・ライト Black Diamond Storm
・給水 プラティパス2L(スタート時 ポカリスエット1.5L+水0.5L)
[ 携帯食 ](すべて消費)
・レーズン30粒 ・SAVASゼリー200g1個 ・GABAチョコレート1袋
・塩熱飴 1個 ・キャドバリーチョコバー1本 ・ミニアンパン2個
・おにぎり(赤飯)1個 ・カロリーメイト小包装1個
[ 山小屋購入 ]
・水 1.5L(冷池山荘 \230=\150+\80)0.5Lは\80 → 0.5Lあまった
・ポンジュース 500ml(キレット小屋 \500)
コメント
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inumi さん、おはようございます!
12時間の山行、お疲れ様でした。
累積標高も2500m超ですので、かなり歩き応えがあったのでは?
オレンジジュースは去年富士山で良く飲んでました
私もオレンジジュースは元気が出る
最近はスペシャルドリンクを作るようになったので持って行かなくなりましたが、、、
ハイドレーションチューブのセットの仕方はinumi さんのオリジナルですか?
それとも、トレラン化なんかの定番なんですかね?
ここ2週間くらい、チューブの取り回しを色々と試行錯誤していたのですが、写真の方法は思いつかなかったので、、、
北アルプス、いいですよね、、、
でも、私、高所恐怖症なので、断崖とかを想像するだけで血が逆流してしまいそうになります
行ってみたいんですけどね、、、
ようやく会話が成立してよかったです。
オレンジジュースもしくはビタミンC補給は回復しますね。
ハイドレーションチューブのセット方法は、トレランの定番のようです。肩付近のハーネスに取り付けておくので歩きながらでも手探りで外して飲めるので、いいですよ。
富士山には確かに断崖はなかったですね。北アには断崖がたくさんあって、心拍数が上がる場面です。好きではありませんが、そこを避けては先に進めないので…。
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