記録ID: 220558
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
念願の奥穂高岳・前穂高岳 縦走！！
2012年08月28日(火) 〜
2012年08月29日(水)
長野県
岐阜県
takewoody
その他1人 - GPS
- 31:40
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 1,925m
- 下り
- 1,923m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
Day1
5:30上高地BT6:00(朝食、準備運動)
6:10河童橋6:20
6:50明神7:00
7:45徳沢7:55
8:50横尾9:10
10:10本谷橋10:20
12:20涸沢ヒュッテ13:00（Lunchラーメン）
パノラマコース、ザイテングラート経由
15:35穂高岳山荘（相方Kenは16:15着）
行動時間（休憩含む）9時間35分／歩行距離約17km
Day2
穂高岳山荘5:50
6:20奥穂高岳6:45
7:50紀美子平8:00（ザックをデポして前穂へ、相方kenは先に下山）
8:20前穂高岳8:30
8:48紀美子平8:50
10:30岳沢小屋10:45（途中で相方Kenに追いつく）
12:00風穴12:05
12:30岳沢登山口12:45（相方Kenを15分待ち）
12:55河童橋
13:00上高地アルペンホテル（日帰り風呂）13:30
13:40上高地BT
行動時間（休憩含む）7時間5分／歩行距離約7km
2日間行動時間（休憩含む）：16時間40分／歩行距離：約24km
5:30上高地BT6:00(朝食、準備運動)
6:10河童橋6:20
6:50明神7:00
7:45徳沢7:55
8:50横尾9:10
10:10本谷橋10:20
12:20涸沢ヒュッテ13:00（Lunchラーメン）
パノラマコース、ザイテングラート経由
15:35穂高岳山荘（相方Kenは16:15着）
行動時間（休憩含む）9時間35分／歩行距離約17km
Day2
穂高岳山荘5:50
6:20奥穂高岳6:45
7:50紀美子平8:00（ザックをデポして前穂へ、相方kenは先に下山）
8:20前穂高岳8:30
8:48紀美子平8:50
10:30岳沢小屋10:45（途中で相方Kenに追いつく）
12:00風穴12:05
12:30岳沢登山口12:45（相方Kenを15分待ち）
12:55河童橋
13:00上高地アルペンホテル（日帰り風呂）13:30
13:40上高地BT
行動時間（休憩含む）7時間5分／歩行距離約7km
2日間行動時間（休憩含む）：16時間40分／歩行距離：約24km
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
往路：前夜23:00新宿発-5:30上高地BT（予定より早く到着） 復路：14:00上高地BT-19:00新宿 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・横尾-涸沢（3週間前の8月下旬にあった涸沢手前の雪渓がなくなっていた。） ・涸沢-穂高岳山荘（パノラマコースは雪渓歩きあり（アイゼン不要）ザイテングラード近辺に鎖場、梯子あり、少し高度感あり） ・穂高岳山荘-奥穂高岳（山荘のすぐ上に、かなりの高度感ありの梯子あり、そこを乗り越えれば、後は問題ない） ・奥穂高岳-前穂高岳（切り立った岩歩き多いが、特に危険はない。） ・前穂ー岳沢小屋(かなりの高度差があり、いっきに下るので長い鎖場や梯子の連続、数箇所滑りやすい岩があるので要注意） |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
上高地BT
予定より早い5:30に着いたので
少しのんびり朝食、そして準備運動
予定より早い5:30に着いたので
少しのんびり朝食、そして準備運動
予定より早めの2時間半で横尾到着
相方Kenの、ゆっくりペースなので楽チン。
相方Kenの、ゆっくりペースなので楽チン。
今年初の登山が穂高と、普段運動しない人が。いきなりこんなキツイとこにきちゃダメだと弱気な相方Ken。横尾までは、まだ元気でした。
8/28 9:11
今年初の登山が穂高と、普段運動しない人が。いきなりこんなキツイとこにきちゃダメだと弱気な相方Ken。横尾までは、まだ元気でした。
横尾大橋
ここを渡り、いよいよ本格登山へ
涸沢でGive Upするからと弱気なKenでしたが・・・。
ここを渡り、いよいよ本格登山へ
涸沢でGive Upするからと弱気なKenでしたが・・・。
ここを9時に通過できるとは、気持ちに余裕があります。3週間前は、ここを、あせって通過した記憶が蘇る。
横尾から2時間半くらい、穂高の山々が見えてきました。涸沢はもうすぐかな。
3週間前は、ここに100mくらいの雪渓があったのが
溶けてなくなってました。
溶けてなくなってました。
途中、何度も休憩し、のんびりペースでしたが、ほぼ予定通り12:20に涸沢ヒュッテ着。
3週間前は涸沢小屋に行ったので、
逆のここから見る景色は新鮮。
逆のここから見る景色は新鮮。
Lunch休憩しましょう。
やはり、結構高めなお値段。
何にしようかな。
やはり、結構高めなお値段。
何にしようかな。
涸沢の小屋分岐点で会った彩ちゃん。徳沢から、ここまで1人で登ってきたとのこと。凄い！！ 一緒にお話ししながらLunchをご一緒しました。この先はもう行かないのでと昼ビールを美味しそうに飲んでた彼女が羨ましかった。
8/28 12:50
涸沢の小屋分岐点で会った彩ちゃん。
徳沢から、ここまで1人で登ってきたとのこと。凄い！！ 一緒にお話ししながらLunchをご一緒しました。この先はもう行かないのでと昼ビールを美味しそうに飲んでた彼女が羨ましかった。
徳沢から、ここまで1人で登ってきたとのこと。凄い！！ 一緒にお話ししながらLunchをご一緒しました。この先はもう行かないのでと昼ビールを美味しそうに飲んでた彼女が羨ましかった。
Kenは横尾から先、ヘロヘロで彩ちゃんに抜かれました。30分程、おしゃべりしたら、元気出たようで、Give Upせずに穂高岳山荘まで行く気にはなったよう。
8/28 12:51
Kenは横尾から先、ヘロヘロで彩ちゃんに抜かれました。30分程、おしゃべりしたら、元気出たようで、Give Upせずに穂高岳山荘まで行く気にはなったよう。
ここ涸沢で彩ちゃんとお別れして、
野郎2人は上を目指しました。
楽しいひとときで良い思い出になりました。
野郎2人は上を目指しました。
楽しいひとときで良い思い出になりました。
穂高で雷鳥にやっと出会えました。
雛を含め3羽いたのだけど、草の中に逃げちゃった。
雛を含め3羽いたのだけど、草の中に逃げちゃった。
苦しそうな相方。
ゆっくりめに歩いてても、すぐ差がついてしまう。
ゆっくりめに歩いてても、すぐ差がついてしまう。
登って来たとこを振り返ります。
Kenがまだあんなとこに・・・。
Kenがまだあんなとこに・・・。
灰色の雲が増えてきました。
先を急ぎたいけど、少し待ってもKenの姿がなかなか見れない。
先を急ぎたいけど、少し待ってもKenの姿がなかなか見れない。
小屋まで20分。もう少しだ。感じの良いカップルに遭遇。
お先にどうぞと言われましたが、
相方がまだ来ないので大丈夫ですと少し休憩。
8/28 15:12
小屋まで20分。もう少しだ。
感じの良いカップルに遭遇。
お先にどうぞと言われましたが、
相方がまだ来ないので大丈夫ですと少し休憩。
感じの良いカップルに遭遇。
お先にどうぞと言われましたが、
相方がまだ来ないので大丈夫ですと少し休憩。
大分、高度も上がり、ゆっくり歩いても息が切れます。この位置でも涸沢ヒュッテが見えた。
小屋の左手目の前にとんがった山。
奥穂山頂かと思ったが、もっと先でした。
ここから奥穂に向け登っていきます。
奥穂山頂かと思ったが、もっと先でした。
ここから奥穂に向け登っていきます。
小屋の右手はこんな感じ。
この先に、涸沢岳、北穂高岳への道になります。
この先に、涸沢岳、北穂高岳への道になります。
相方Kenがなかなかこない。
風が凄く強く、かなり寒いです。
体感気温10度以下。
風が凄く強く、かなり寒いです。
体感気温10度以下。
16:15やっとKenの姿を見て、彼の元に走りザックを持ってきました。ついてきてると思い気や、振り返ると、まだあんなとこに。1歩がなかなかでない限界のよう。まーよく頑張りました。
8/28 16:14
16:15やっとKenの姿を見て、彼の元に走りザックを持ってきました。ついてきてると思い気や、振り返ると、まだあんなとこに。
1歩がなかなかでない限界のよう。まーよく頑張りました。
1歩がなかなかでない限界のよう。まーよく頑張りました。
ようやく山小屋Check in
今日の寝床は、お決まりの畳1畳分スペースです。
今日の寝床は、お決まりの畳1畳分スペースです。
17:40 待ちに待った楽しみの夕食です。メニューはこんな感じでご飯、味噌汁おかわり自由。消耗した分、たくさん食べました。美味かった。
8/28 17:42
17:40 待ちに待った楽しみの夕食です。
メニューはこんな感じでご飯、味噌汁おかわり自由。消耗した分、たくさん食べました。美味かった。
メニューはこんな感じでご飯、味噌汁おかわり自由。消耗した分、たくさん食べました。美味かった。
涸沢方面もくっきり見えます。
準備運動をして、奥穂に向けて5:50出発です。
準備運動をして、奥穂に向けて5:50出発です。
いきなり、垂直に近い梯子が2つ続き、かなり高度感があり、風も強かったので怖かったです。
今回の一番の難所です。
今回の一番の難所です。
更に垂直に近い鎖場です。
これを過ぎれば、もう難所はさほどないです。
相方Kenが先を行きます。
これを過ぎれば、もう難所はさほどないです。
相方Kenが先を行きます。
急な登り続きで結構、息が切れます。
10分ほどですが、もうKenは辛そう。
10分ほどですが、もうKenは辛そう。
登って来た所を振り返ると槍ヶ岳と、稜線が綺麗。もう小屋は見えなくなりました。
奥穂山頂から来た道を振り返ります。
正面くぼんだとこに小屋があるはす。
槍ヶ岳も、さっきより遠くなりました。
正面くぼんだとこに小屋があるはす。
槍ヶ岳も、さっきより遠くなりました。
憧れの奥穂高岳山頂（3,190m)
相方と共に至福のひととき。
Kenも諦めず良く頑張りました。
相方と共に至福のひととき。
Kenも諦めず良く頑張りました。
奥穂山頂はこんな感じ。この頂が日本No.3なんだなーとしみじみ実感。写真山頂は数名しか立てないので、その下で休んでいる人が多いです。
8/29 6:42
奥穂山頂はこんな感じ。この頂が日本No.3なんだなーとしみじみ実感。
写真山頂は数名しか立てないので、その下で休んでいる人が多いです。
写真山頂は数名しか立てないので、その下で休んでいる人が多いです。
前穂への稜線が綺麗。左右は切れたった感じ。
こういうとこ歩くのが気持ちいい！！
こういうとこ歩くのが気持ちいい！！
暫くKenを待ってましたが、Kenは前穂に行かず先に上高地に向かうとのこと。
じゃーない1人で前穂行くか。
みんなザックをデポして身軽に登っていきます。
みんなザックをデポして身軽に登っていきます。
紀美子平からKenが撮ってくれた写真。中央に手を広げて小さな自分がいます。
ズームが取れなかったようで・・・
この距離でもKenと会話はできました。
8/29 8:00
紀美子平からKenが撮ってくれた写真。
中央に手を広げて小さな自分がいます。
ズームが取れなかったようで・・・
この距離でもKenと会話はできました。
中央に手を広げて小さな自分がいます。
ズームが取れなかったようで・・・
この距離でもKenと会話はできました。
前穂高岳(3,090m)山頂！！
奥穂より丁度100m低い。
広い山頂でした。
奥穂より丁度100m低い。
広い山頂でした。
前穂山頂はこんな感じで、のんびりできるが、時間のがないので、すぐ下山。
写真中央右下に今朝出発した穂高岳山荘の赤い屋根が見えます。わーあんなとこから左手の奥穂に登り、ここ前穂まで来たんだなーと感慨深くなりました。
1
8/29 8:30
写真中央右下に今朝出発した穂高岳山荘の赤い屋根が見えます。わーあんなとこから左手の奥穂に登り、ここ前穂まで来たんだなーと感慨深くなりました。
先に下山したKenを追いかけます。
岳沢小屋辺りで追いつくだろう。
岳沢小屋辺りで追いつくだろう。
紀美子平から、いきなり険しい鎖場の連続です。
晴れているのに滑りやすい岩場があるので要注意です。
晴れているのに滑りやすい岩場があるので要注意です。
9:20岳沢パノラマ着。標高2,670m
右手下に赤い屋根が見えます。
あれが岳沢小屋かな。まだ遠いな。
右手下に赤い屋根が見えます。
あれが岳沢小屋かな。まだ遠いな。
モレーン地帯。もう小屋はすぐそこです。
曇っていて、前穂方面は何も見えない。
曇っていて、前穂方面は何も見えない。
この標高差からもわかるように、かなり急な下りの連続でした。
こちらからのコースから登るとかなりシンドそう。
こちらからのコースから登るとかなりシンドそう。
小屋に貼ってあった写真ではこんな感じ。
うわー一気に下ったなー。
うわー一気に下ったなー。
上高地に向け下山します。
4.0km、1時間半くらいのようです。
4.0km、1時間半くらいのようです。
風穴。天然のクーラー。
穴から出ている風や石が冷たくて気持ちいい。
穴から出ている風や石が冷たくて気持ちいい。
12:30岳沢登山口到着。
長い急な下りの連続で遂に膝が痛くなりペースダウン。岳沢小屋から2時間もかかってしまった。
長い急な下りの連続で遂に膝が痛くなりペースダウン。岳沢小屋から2時間もかかってしまった。
15分後Kenが到着。時間ないので急いで河童橋に向かいます。
相方Kenは限界に近い感じ。自分は平坦な道で元気が戻ったので、Kenを押したり引っ張ったりしますが重い。
8/29 12:35
15分後Kenが到着。
時間ないので急いで河童橋に向かいます。
相方Kenは限界に近い感じ。自分は平坦な道で元気が戻ったので、Kenを押したり引っ張ったりしますが重い。
時間ないので急いで河童橋に向かいます。
相方Kenは限界に近い感じ。自分は平坦な道で元気が戻ったので、Kenを押したり引っ張ったりしますが重い。
日帰り入浴できる上高地アルペンホテルに13時着。20分で風呂を済ませ急いで上高地BTへ向かう。
感想
長年憧れの奥穂高岳、前穂高岳に登ってきました。
3週間前に北穂高岳に登ったので、涸沢までは前回の道のりなので
気持ち的に楽でした。
前回は1人で、昼に上高地着の慌しい登山Planでしたが、
今回は夜行バスで、上高地に早朝着、尚且つ相方と2人のため
心にも時間にも、ゆとりがあり、快適な登山でした。
相方に合わせる分、自分1人よりゆっくりペースなので、
1日目は、どこも痛くならず、苦しさもなく快調でした。
相方は1年ぶりの登山+普段何も運動してない体で、
いきなり穂高に来たもので、かなり苦しそうでしたが、
諦めずに、奥穂に一緒に登頂できて良かったです。
途中、涸沢では、彩ちゃんに出会い、Lunchをご一緒し
楽しく話せたのも、楽しい山の良い思い出です。
天気も良く、奥穂、前穂と登頂でき、山の景色や自然、美味しい空気、
雷鳥、朝日、夕日、月と、山で出会う人など、下界では味わえないことが、
癒しに繋がりました。
日本を代表する山、穂高連峰は素晴らしかったです。
これで、北穂、奥穂、前穂を制覇したので、次は西穂に行きたいと思います。
この奥穂登頂により、日本標高順の山、No.1,2.3,5を制覇できました。
今後の目標は3,000m級の山、全て登りたいと思います。
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