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Yamareco

記録ID: 2213461
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳-丸山-茶臼山-縞枯山-坪庭 冬期北八ヶ岳縦走

2020年02月08日(土) 〜 2020年02月09日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
17.2km
登り
1,567m
下り
1,166m

コースタイム

1日目
山行
4:05
休憩
0:45
合計
4:50
10:50
104
渋の湯
12:34
13:00
81
黒百合ヒュッテ
14:21
14:30
20
東天狗
14:50
15:00
40
西天狗
15:40
黒百合ヒュッテ
2日目
山行
4:42
休憩
1:08
合計
5:50
6:50
10
黒百合ヒュッテ
7:00
34
中山峠
7:34
36
中山展望台
8:10
8:20
17
高見石小屋
8:37
41
丸山
9:18
9:20
34
麦草ヒュッテ
9:54
9:55
33
中小場
10:28
9
茶臼山
10:37
15
五辻分岐
10:52
10:55
13
縞枯山展望台
11:08
12
縞枯山
11:20
5
雨池峠
11:25
13
縞枯山荘
11:38
12:10
5
蓼科ロープウェイ駅
12:15
12:35
5
坪庭周遊
12:40
蓼科ロープウェイ駅
中山展望台吹き溜まりでルートロストしやすい・ピンクテープあり
高見石小屋トイレ百円トイレットペーパーなし
茶臼山は大石峠から登りは直登の非常に急登 麦草峠から標高差250m
麦草峠から雨池経由雨池峠方面へ迂回ルートあり
出会いの辻・五辻ルートはノートレースの日もありそう
通常、冬季縦走はワカンやスノーシューズ必須と思われます

天候 曇りから快晴
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
茅野駅から渋の湯バス1200円 バスおすすめ 冬期土日祝のみ 
自家用車混雑時渋の湯駐車場満車の場合あり 唐沢鉱泉や手前の駐車場へ引き返しバス利用が必要な場合あり 女将も大変そうでしたので事前にアクセス情報要チェック 帰路は北八ヶ岳ロープウェイバス停から茅野1300円
コース状況/
危険箇所等
中山から坪庭縦走ルートは雪が少ないのと、連休のためトレースあり、踏み固まっており、12本アイゼンで行けましたが、膝から腰まで踏み抜くことありました。
急登ありなルートです。エネルギー補給や時間や体力の管理が必要。天候によりGPSルート管理必要
通常ワカンやスノーシュー必要なルート。連休でも雪が吹き溜まってルート不明瞭な箇所があり、ルート付近でも踏み抜くと腰まで埋まるのでソロはおすすめしません。条件がよく良いペースでしたが、途中で小屋泊もプランに入れてました。
その他周辺情報 黒百合ヒュッテは満杯の場合1人布団1枚ありますが幅がテントマット1枚分くらいになります。宿泊者のみ水無料。トイレきれい。
ルート中、高見石小屋、麦草ヒュッテ、縞枯山荘は営業してました。高見石小屋トイレットペーパー無し。
北八ヶ岳ロープウェイからのバス 小斉の湯を利用される方もいました。バスの運転手さんの案内によると滝の湯のバス停下車だと登らず下って行けるそうです。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
あれれ、晴れるんじゃないのかい?
あれれ、晴れるんじゃないのかい?
すぐ脱ぐ、ゆっくり行くを心がけて 連休にしても茅野バス停から登山者多い 
すぐ脱ぐ、ゆっくり行くを心がけて 連休にしても茅野バス停から登山者多い 
ヒュッテに余計な荷物デポして出発 見えた今日の目標!
ヒュッテに余計な荷物デポして出発 見えた今日の目標!
離れてみると急 歩くとそうでもない
離れてみると急 歩くとそうでもない
お いいぞいいぞ 晴れてきた☀️
1
お いいぞいいぞ 晴れてきた☀️
ここから見ると赤岳の異様な切り立ち方
1
ここから見ると赤岳の異様な切り立ち方
天気回復 西天狗も行くかな
1
天気回復 西天狗も行くかな
汗かいてウェットスーツ状態 小屋パンパンだったし乾かせるかな というか着替えられるかな
汗かいてウェットスーツ状態 小屋パンパンだったし乾かせるかな というか着替えられるかな
太陽に当たる白い山は美しい 畏怖の念を感じる瞬間
太陽に当たる白い山は美しい 畏怖の念を感じる瞬間
夕陽が落ちる 八ヶ岳の小屋で夕陽見れるのは夏の根石岳山荘とかなのかな
夕陽が落ちる 八ヶ岳の小屋で夕陽見れるのは夏の根石岳山荘とかなのかな
ギュッと詰まったハンバーグ テーブルに和風/洋風のソースあります
ギュッと詰まったハンバーグ テーブルに和風/洋風のソースあります
満月に近い 小屋はパンパン テント泊うらやましい今日この頃
満月に近い 小屋はパンパン テント泊うらやましい今日この頃
朝ごはんは自炊に フリーズドライの牛とじ丼美味し
朝ごはんは自炊に フリーズドライの牛とじ丼美味し
さぁ、明日はどうしよう 連休とはいえワカンなしで行けるのだろうか 
さぁ、明日はどうしよう 連休とはいえワカンなしで行けるのだろうか 
さぁ 行くぜ 不安だけど
さぁ 行くぜ 不安だけど
朝日を浴びて 吹き溜まって踏み跡わからないトレース怖いねー
朝日を浴びて 吹き溜まって踏み跡わからないトレース怖いねー
中山への道中 最低気温-18° 命が大事 頭の中でプランニング
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中山への道中 最低気温-18° 命が大事 頭の中でプランニング
トレースの上に3センチくらい 歩きやすかった
1
トレースの上に3センチくらい 歩きやすかった
連休のおかげ
ふわふわしてきた
1
ふわふわしてきた
中央アルプスかな、、すごい好天
2
中央アルプスかな、、すごい好天
怖かった中山展望台 
怖かった中山展望台 
風と吹き溜り この先行けるんか?
風と吹き溜り この先行けるんか?
高見石小屋 少し安堵
高見石小屋 少し安堵
到着 まだトレースばっちり👍
到着 まだトレースばっちり👍
麦草へ降りる
このあたりズボズボ 膝くらい あのデカイ山越えるの?
1
このあたりズボズボ 膝くらい あのデカイ山越えるの?
バス停 
一般道 こんななるんだ スリップはしない
一般道 こんななるんだ スリップはしない
開けて 素晴らしい快晴
開けて 素晴らしい快晴
分岐に旧道の案内棒があり道脇にあるこれを見逃しそうになった 茶臼山方面へ
分岐に旧道の案内棒があり道脇にあるこれを見逃しそうになった 茶臼山方面へ
来た方角と 北岳、甲斐駒ヶ岳
来た方角と 北岳、甲斐駒ヶ岳
茶臼山へ向かう あんなキツいとは考えずに
茶臼山へ向かう あんなキツいとは考えずに
半端ない急登がまっすぐ続く 写真て急登わからないなぜ
半端ない急登がまっすぐ続く 写真て急登わからないなぜ
茶臼山の登り すごすぎた
茶臼山の登り すごすぎた
あぁ、いい感じ 縞枯山へ 確かに立木が枯れてる
1
あぁ、いい感じ 縞枯山へ 確かに立木が枯れてる
縞枯山へ向かう
まぁまぁ登った 青が濃い 
まぁまぁ登った 青が濃い 
展望台は人気 今回はパス
展望台は人気 今回はパス
来た方角を振り返る
来た方角を振り返る
青い!碧い!
縞枯山はまだ?
開けた尾根 森林限界付近好きだ
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開けた尾根 森林限界付近好きだ
ロープウェイの文字になんか安堵する
ロープウェイの文字になんか安堵する
雨池の分岐 あとはスノーハイク
雨池の分岐 あとはスノーハイク
縞枯山荘前 開けてるな 空、すごい
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縞枯山荘前 開けてるな 空、すごい
ロープウェイ🚡 安堵
ロープウェイ🚡 安堵
北横岳はやめて 坪庭 雪山講習やってた
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北横岳はやめて 坪庭 雪山講習やってた
これが坪庭か 何よりも辿り着けてよかった
これが坪庭か 何よりも辿り着けてよかった
素敵な庭
ロープウェイのカフェ この日はビールはやってなかった
ロープウェイのカフェ この日はビールはやってなかった
あずさで、ビールにありついた うまい😋
1
あずさで、ビールにありついた うまい😋

感想

連休が取れたので、小屋泊でアクセスのよいハードすぎない雪山。
天気も良さそうなので、天狗岳に決定。
前に行ったことがあり、公共交通機関利用のせっかくの泊まりなので、あっけない天狗岳のみよりは別ルートへの縦走がよいなと思い、坪庭まで抜けられたら面白いなと計画。
ルートはワカン等が必要なルートとなるが、ワカンは持っていない。さぁ、どうしよう。天気予報はよく連休ということもあり、トレース頼りで時間切れになり次第、下山か小屋泊で行ってみよう。
1日目、茅野駅ー渋の湯の始発バスが長蛇の列、乗り切れず、臨時バスに乗り無事10時40分ころに渋の湯に到着。渋の湯の一般車用の駐車場は週末この時間当然満杯。どうしたらいいか忙しい渋の湯の女将に聞いている人もいたが、アクセス情報は前もって調べておくのが良い。今日は、晴れ予報なので黒百合ヒュッテでチェックインと余計な荷物をデポして天狗岳を目指す計画。
登山者が非常に多く、山登りを楽しむひとがこんなにいて活気があるのはいいなぁと思った。黒百合ヒュッテは超満員で名物のシチューなどお昼時の活気。受付で16:30から寝床の案内を開始すると告げられたが座敷も超満員で荷物の置き場もない。日帰り登山者が多いのかなと思い、コンロと食料だけ端っこにデポして、アイゼンをつけて出発。
晴れの予定が曇り。風もそこそこありそうだが晴れを予想して登り始めるとやはり雲が取れて晴れてくれた。東・西ともに登って16時前には黒百合ヒュッテに着。汗をかいた服の着替えや、ストーブで乾かそうと思っていた。が、しかし、お昼よりも混んでいる・・。連休にする人も多い今回の週末はすごい賑わいのようで、小屋は荷物は寝床に持っていけないシステム+寝床の案内まで一階で全員待機なので、座る場所も見つからないくらい混んでいた。着替えも乾かすのも諦め、狭い隙間で待機。
寝床は布団は一人一枚あったが、寝るスペースはテントマット1枚分くらいの間隔。予約はしていったがこの混雑は予想してなかった・・参ったな。トイレが水洗のバイオトイレ。テント泊ってやっぱいいなと思った。夜は曇ったので夜空はなし。明日は昼から天候が良くない予報だったので、さぁ、明日はどうしようか地図とにらめっこ。あまりゆったりできずにとにかく就寝し、よく寝れた。
2日目は、朝食を自炊。かろうじてストーブの円卓にスペースを見つけてアルファ米とフリーズドライの牛とじ丼。とある登山トキュメントでも登場した牛とじ丼のフリーズドライ最高にうまい。朝も小雪が舞っていたが小屋前で積雪は2、3センチ。最後まで縦走を迷っていた。
行けるところまで行こうと決め、準備を済ませて明るくなってからスタート。週末のおかげで、中山峠から先はトレースはがっつりあるが積もった雪には踏み跡なし。風の通りよい場所は吹き溜まりで20センチくらい積もり、見えなくなった踏み跡をはずすとズボッと落ち込む。一番怖かったのは中山の展望台。吹きっさらしのため、一部トレースが消えていた。展望台の標柱は見えているが、その手前で落ち、腰まで埋まりそうになった。慌てて膝を乗せて脱出。そのあとピンクテープを樹林帯に発見するが、そこまではピッケルで踏み固められたトレースを探った。高見石小屋まではまたトレースバッチリだったが、小屋と人が見えて安堵した。高見石小屋から丸山方面の道標はちょっとわかりづらい。ほんの少し進むと丸山方面の標識があり進む。まぁまぁいいペース。
この先は人が歩いていそうなので安心。麦草ヒュッテ手前はズボズボ。
そこから先はトレースのしっかりありそうな茶臼山へのルートを選択したが、この登りがえげつなかった。久々に登ったレベルの急登・直登。赤岳地蔵尾根の樹林帯をしのぐ急登(笑
途中でギンギンに冷えたアミノゼリーでエネルギー補給。
縞枯山への登りもまぁまぁあったが、さっきのに比べたら、と思えた。展望台まで来ると登山者の賑わいが復活し、縞枯山山頂でロープウェイの標識をみてやたら安堵した。
通常は、ワカンやスノーシュー必要なルートなので、雪が少なく、週末で踏み固まった今回の山行は時間的にも体力的にもだいぶ楽ができたが、途中の通年営業の小屋や下山も視野に入れて時間に余裕を持って敗退するつもりだった。坪庭まで歩けて楽しかった。
北横岳は往復2時間ほどだったが、縦走のアップダウンで飽きてしまい今回はパス。坪庭を歩いて、カップ麺を食べて、ロープウェイで楽チン下山。
北八ヶ岳ロープウェイも今シーズンで一番の混雑だったようで、バスもぎゅうぎゅうになるのは夏以外は珍しいそうだ。ロープウェイ駐車場着13:00、ぎりぎり13:05のバスに乗れて、茅野から臨時の特急あずさでゆったり座って帰路につけた。臨時特急は空いていた、ありがたや。ロープウェイ山頂駅ではビールはなく、ロープウェイ始点はすぐにバスに乗ったため、特急あずさでようやくビールにありついた。
アップダウンがあり、充実した縦走、長い時間アイゼンを使った歩行練習になったし、今度はワカンやテントもやってみたい。




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積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [3日]
縞枯山〜茶臼山〜高見石〜中山〜東天狗岳
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
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