双六岳と「ごらいちょう」

2012年09月01日(土) 〜 2012年09月02日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 31.6km
• 登り: 2,119m
• 下り: 2,229m

コースタイム

＜1日＞
6:30鍋平園地駐車場〜7:30新穂高温泉〜8:30わさび平小屋〜12:10鏡平山荘
13:30鏡平山荘〜15:30双六小屋

＜2日＞
3:30双六小屋〜4:30双六岳〜6:00双六小屋
8:00双六小屋〜9:30鏡平山荘〜11:50わさび平小屋〜13:00新穂高温泉

天候

＜1日＞
晴れ→曇り→雨

＜2日＞
雨→曇り→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・第二駐車場(有料)が工事のため使用不可でした。
・鍋平園地駐車場から登山口までは1時間弱。道がわかりにくく、ぬかるんでいて急勾配なので注意。

コース状況／危険箇所等

・鍋平園地駐車場から新穂高温泉までがぬかるんでいて、やや急勾配です。
・温泉は降りてすぐのところにある中崎山荘に行きました。800円。

写真

鏡に映る槍ヶ岳(穂先だけ。。)

鏡平名物☆カキ氷

双六小屋キャンプ場をうろうろしていた雷鳥

こっちは双六岳山頂付近をうろうろしていた雷鳥

双六池と笠ヶ岳方面

双六小屋と鷲羽岳。鞍部からひょこっと。

白山、、かな

去年に引き続き、わさび平小屋でご褒美のそうめん☆

無事に下山終了ー

感想

zin

今年も行ってきました、毎年恒例の職場登山。といっても私にとっては2年目です。

今年は数人が転勤したこともあって、車数台に分かれて6時に現地集合し、そこから登山開始の予定でした。時間的にも新穂高温泉の無料駐車場は最初から諦めていましたが、あてにしていた第二駐車場(有料:500/6h)が工事のため使用不可で、結局鍋平園地駐車場からのスタートになりました。。。この時点で予定1時間半オーバー(駐車場のせいだけではなく、ちょっとダラダラしてしまったことや、道を間違えてロープウェイしらかば平駅に行ってしまったこともありますが)。

まずは新穂高温泉からわさび平小屋まで歩きますが、ここで私が遅れを取り戻そうといつもよりも早歩き。これがまずかったです。わさび平小屋を越えて本格的な登山が開始してほどなく、メンバーの一人が体調不良に。いろいろ要因はあったと思いますが、そのひとつは最初のハイペースでしょう。これには反省。自分ひとりの登山ではないので、自分の思いだけでペースを崩すのは厳禁ですね。

鏡平山荘まで休み休み進み、ここで長めの休憩を入れることでなんとか体調回復。本当によかった。

鏡平に着いた頃はちょうど槍穂高の雲も晴れており、写真でみるような鏡池に映る景色を見ることが出来ました。すごいキレイ！。自分で撮った写真には残念ながら槍の穂先した映っていなかったですが(笑)。あとは、鏡平山荘の名物「カキ氷」をみんなで堪能。ふわふわですごい美味しかった！

ここから天気が悪くなり、双六小屋までは小雨と霧の中を進むことになりました。ほとんど先が見えないので、着く直前まで小屋が見えず、小高い丘を越すたびに何度も「そろそろ小屋につくつく詐欺」に合いました。。。ただ、悪天候でよかったことは、やはり雷鳥ですね。双六小屋の直前で4〜5羽の雷鳥に会いました。それも今まで見た中ではかなり大きめのサイズ。もしかしてこのあたりのボス?!(笑)

双六小屋はかなりよかったです。人数も8人と多かったので部屋は貸切でしたし(早めの予約もよかったのかも)、ご飯は夜も朝もめちゃくちゃ美味しかった！内装もキレイで、スタッフさんもみんなすごい親切。これはリピートしたい小屋No.1です。ただ、池の畔にあるテント場もよかったので、これはどちらにしようか贅沢な悩みですね。

翌日は3:30に出発。最初から悪天候だったので、御来光はほとんど諦めムードでしたが、せっかくなのでピークを踏みにいきました。双六岳はなだらかな山容が特徴ですが、夜間登山にはややつらかったです。というのもルートを外さないようにするのが大変でした。マーキングやミニケルンを必死に探しながら前進。4:30には山頂に到着。やはりなにも見えん。。。ただただ寒い。。。ちょっと明るくなった時点で集合写真を撮って撤収。

ただ、返り道にまたまた雷鳥に遭遇できました。前日に引き続き4〜5羽の群れ。メンバーのひとりが『「御来光」ならぬ「ご雷鳥」だな』との名言を残して小屋まで戻りました。

あとは新穂高温泉まで戻るのみです。帰りも天気はあまりよくありませんでしたが、前日にはまったく見えなかった鷲羽岳や笠ヶ岳、また遠くに白山を望みながら帰ることができました。笠ヶ岳大好きな自分にとっては大満足。その代わり、この日は槍穂高は完全に雲の中でしたが。秩父沢に着く頃には天気が完全回復。なぜこのタイミング。。。そして日差しが暑い暑い。。。そんな感じで、わさび平小屋で最後のご褒美のそうめんを頂き、無事に下山完了。男気溢れる先輩が鍋平まで車を取りに行ってくれたので、残りのメンバーは新穂高温泉までの下山となりました。これには本当に感謝。先輩、超男前っす！！！

いろいろありましたが、とても充実した登山となりました☆