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Yamareco

記録ID: 2218710
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

【過去レコ】立山(雷鳥沢・剣沢・水平歩道):真砂岳大量遭難事故の翌日は穏やかに晴れ渡る山日和だった

1989年10月08日(日) 〜 1989年10月10日(火)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
32.5km
登り
2,370m
下り
4,198m

コースタイム

1日目
山行
7:00
休憩
0:30
合計
7:30
9:00
120
11:00
120
13:00
13:30
120
15:30
60
16:30
内蔵助山荘
2日目
山行
8:00
休憩
0:00
合計
8:00
8:00
60
内蔵助山荘
9:00
120
11:00
120
13:00
120
15:00
60
3日目
山行
7:30
休憩
0:00
合計
7:30
9:00
120
11:00
60
12:00
60
13:00
120
15:30
欅平駅
 (注)コースタイムは出発地・到着地を表示させるため適当に入力しただけです。
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】池袋駅bus富山駅run電鉄富山駅立山駅[ケーブルカー]美女平駅bus室堂ターミナル
【復路】欅平駅宇奈月駅run宇奈月温泉駅電鉄富山駅busrun富山駅bus池袋駅
 (注)bus往復とも池袋〜富山間の夜行バスを利用
コース状況/
危険箇所等
コース状況【emj:158]paper
いずれもよく歩かれる一般コース。
現在もいずれも実線ルート。
その他周辺情報 ★宿泊施設hotel
初日:内蔵助山荘
二日目:剣沢小屋
予約できる山小屋
剱澤小屋
富山まで夜行バス。
室堂から入山し雷鳥平。
東京では雨だったが立山では雪だったのだ。
天気は上々…雷鳥沢山荘(左)とロッジ立山連峰(右)。
富山まで夜行バス。
室堂から入山し雷鳥平。
東京では雨だったが立山では雪だったのだ。
天気は上々…雷鳥沢山荘(左)とロッジ立山連峰(右)。
雷鳥沢の登り。
ココアを飲む。
ヘリコプターがバタバタと飛んでいた。
雷鳥沢の登り。
ココアを飲む。
ヘリコプターがバタバタと飛んでいた。
みくりが池温泉???
みくりが池温泉???
雷鳥沢の登りから立山本峰方面。
雷鳥沢の登りから立山本峰方面。
大日岳を望む。
奥大日も前大日も見える。
奥大日も前大日も見える。
室堂平、雷鳥平を見下ろす。
室堂平、雷鳥平を見下ろす。
浄土山(左)、奥に龍王岳。
右に国見岳・天狗山。
浄土山(左)、奥に龍王岳。
右に国見岳・天狗山。
思わぬ雪の中を下る人々。
昨日、遭難事故があったと、すれ違う人々から聞く。
思わぬ雪の中を下る人々。
昨日、遭難事故があったと、すれ違う人々から聞く。
別山乗越で…ヘリで下る人も。
(⇒もしかして犠牲者だったかもしれない)
別山乗越で…ヘリで下る人も。
(⇒もしかして犠牲者だったかもしれない)
剱が見えた!
剣御前の方へ足を伸ばす。
剣御前の方へ足を伸ばす。
天気は好い。
動いていれば暑いぐらいだ。
登山者が二人いた。
天気は好い。
動いていれば暑いぐらいだ。
登山者が二人いた。
立山の下方に剣御前小屋。
奥に北ア南部方面…槍の穂先が見える。
立山の下方に剣御前小屋。
奥に北ア南部方面…槍の穂先が見える。
富山の街並みだ!
富山湾も見える(右)。
富山の街並みだ!
富山湾も見える(右)。
御前小屋の前で…剱を背に。
2
御前小屋の前で…剱を背に。
剣沢小屋を見る(右下)。
剣沢小屋を見る(右下)。
御前小屋の前では昼食者多数。
ラーメンだった私。
御前小屋の前では昼食者多数。
ラーメンだった私。
小屋の前。
別山への登りの途中で。
小ピークを越える。
別山への登りの途中で。
小ピークを越える。
この道(踏み跡)を行く。
この道(踏み跡)を行く。
剱岳…日差しが眩しい。
しかしきれいだ。
冬山に行く人々の気持ちがよく分かった。
1
剱岳…日差しが眩しい。
しかしきれいだ。
冬山に行く人々の気持ちがよく分かった。
前に同じ。
立山本峰。
別山の頂上は平だ。
夏山の時はカットしたところ。
この辺りを放浪していた午後。
別山の頂上は平だ。
夏山の時はカットしたところ。
この辺りを放浪していた午後。
雷鳥平・室堂平を一望のもとに。
雷鳥平・室堂平を一望のもとに。
内蔵助山荘に泊まろう…既に15時半。
ちょっとルートを間違え、真砂岳へ行ってしまう。
小屋主の佐伯さんにが早朝、遭難者を発見したので、新聞社から電話が次々と掛かってきた。
内蔵助山荘に泊まろう…既に15時半。
ちょっとルートを間違え、真砂岳へ行ってしまう。
小屋主の佐伯さんにが早朝、遭難者を発見したので、新聞社から電話が次々と掛かってきた。
夕暮れが近い後立山。
夕暮れが近い後立山。
黒部別山の向こうに鹿島槍・五龍。
黒部別山の向こうに鹿島槍・五龍。
とにかくよく見えた!
アーベントロートの後立山連峰。
1
とにかくよく見えた!
アーベントロートの後立山連峰。
針ノ木・スバリ・蓮華。
燕も見えた。
1
針ノ木・スバリ・蓮華。
燕も見えた。
富山湾方面。
小屋の中から街の灯りが見えた。
富山湾方面。
小屋の中から街の灯りが見えた。
【ここから二日目】
快晴。モルゲン・ロート。
小屋裏の後立山展望台。
【ここから二日目】
快晴。モルゲン・ロート。
小屋裏の後立山展望台。
日が昇る。
宿泊者は15人程度。
日が昇る。
宿泊者は15人程度。
真ん中に富士山だ。
真ん中に富士山だ。
白山。
雲もなく、川の流れが光っている。
白山。
雲もなく、川の流れが光っている。
再び別山乗越へ向かう。
途中から立山本峰と一ノ越。
再び別山乗越へ向かう。
途中から立山本峰と一ノ越。
縦走路。
剱とケルン。
一ノ越を背に。
剱を背に。
剣沢への下り。
剣御前小屋を振り返る。
剣沢への下り。
剣御前小屋を振り返る。
剱を眼前に。
「登山禁止」となっていた。
剱を眼前に。
「登山禁止」となっていた。
随分と下ってきた。
暑い!Tシャツ一枚に。
新雪を滑るように下ると早い。
随分と下ってきた。
暑い!Tシャツ一枚に。
新雪を滑るように下ると早い。
八ッ峰。
剣沢の下り斜面。
剣沢の下り斜面。
後立山が見え始める。
後立山が見え始める。
長次郎谷。
この辺りにあまり雪はない。
長次郎谷。
この辺りにあまり雪はない。
真砂沢へ。
もう暑い!
真砂沢へ。
もう暑い!
人とすれ違わなかった。
二俣でラーメン。
水量は豊富。
人とすれ違わなかった。
二俣でラーメン。
水量は豊富。
三ノ窓が見えてきた。
三ノ窓が見えてきた。
この登りが暑かった。
この登りが暑かった。
三ノ窓雪渓。
チンネ。
クレオパトラニードル。
三ノ窓雪渓。
チンネ。
クレオパトラニードル。
遂に見えた!仙人池ヒュッテ。
後立山も。
遂に見えた!仙人池ヒュッテ。
後立山も。
見よ、八ッ峰の鋭さ!!
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見よ、八ッ峰の鋭さ!!
次第に高度が上がってきた。
次第に高度が上がってきた。
池の平山(右)
小窓(左)
紅葉(手前)
池の平山(右)
小窓(左)
紅葉(手前)
檜風呂があった。
90万円かけたそうだ。
名物女将が食べ切れないくらいのカレー。
今週末には小屋を閉めるそうだ。
檜風呂があった。
90万円かけたそうだ。
名物女将が食べ切れないくらいのカレー。
今週末には小屋を閉めるそうだ。
後立山を見ながら。
宿泊者は6人。
翌日は雨…阿曽原峠、水平歩道、欅平へ。
金沢の二人組に付いて行くのがやっと…とても疲れた。
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後立山を見ながら。
宿泊者は6人。
翌日は雨…阿曽原峠、水平歩道、欅平へ。
金沢の二人組に付いて行くのがやっと…とても疲れた。
仙人湯温泉と仙人池が重なってしまった。
昔のフィルムではよく生じた事象。
その夜、富山から夜行バスで帰京した。
仙人湯温泉と仙人池が重なってしまった。
昔のフィルムではよく生じた事象。
その夜、富山から夜行バスで帰京した。
遭難事故は大々的に報じられた。
朝日新聞夕刊(10/9)
遭難事故は大々的に報じられた。
朝日新聞夕刊(10/9)
朝日新聞夕刊(10/9)
一つ前とは発刊地が違うかも?
朝日新聞夕刊(10/9)
一つ前とは発刊地が違うかも?
夕刊フジ(10/9)

感想

【登録日:2020年3月8日】
古の証拠写真が見つかったので、登った山リスト+歩跡(赤線)の追加登録のためだけのレコです。

当時の10月10日は祝日(東京五輪開会式を記念した体育の日)で、1989年は火曜日。
拙者は9日(月)に有給休暇を取得し4連休とし、金曜夜の夜行バスで立山に入る計画であった。
しかし週末の天気予報が悪く、行くか行かぬか大いに迷いに迷う。
結局出発日をずらし、土曜は富山の天気予報をチェックし続けた。
しかし今と違ってテレビ・ラジオ放送以外では簡単には最新予報を知ることはできない。
そこでNTTで流していた「177天気予報電話サービス」の活用だ。
https://www.jma-net.go.jp/common/177jmh/telephon.html
これを一日中しつこく聞いて、土曜夜に出発し、日曜から立山に入ることにした。

「夜行バス⇒地鉄⇒ケーブルカー⇒バス」と乗り継いで室堂に着いたら、そこは一面の銀世界。
拙者の想定以上の積雪があったが、天気は快晴で穏やかに晴れ渡っていた。
当時は(⇒今もだが…)大した雪山装具を持っておらず、せいぜい4本爪簡易アイゼンとスキー用のジャンパーのみ。
もちろんピッケルなし・ストックなし・防寒グローブなし…で雷鳥沢を登り始めた。
そのうちに上空をパタパタ・パタパタとヘリコプターが往来する音が聞こえてきた。
当初は山小屋物資の輸送か?それとも避難訓練か?
それより天気が好過ぎて暑い💦…なんて呑気に考えていた。
しかし下山する登山者とすれ違う際に、遭難事故が発生したことを聞くことになる。
へぇ、そうか…だからヘリが飛んでいたのか?
でもその事故が今でも語り継がれる大量遭難事故だったとは、その時は知る由もなかった。

写真のキャプションはアルバム帳に綴られている内容を転記したが、割と内容が具体的なので、下山してまもなく書いたようだ。
初日に泊った内蔵助山荘の主が遭難事故を最初に発見したので、引っ切り無しに新聞社から電話が入ってきたとか…。
この主には、「拙者の装備で剱沢を下り、水平(関電)歩道を経て扇沢まで行けるか?」と相談した。

二泊目だった剣沢ロッジでは小屋閉めの直前だったのか…豪華な夕食で、カレーライス食べ放題でイカ墨料理も供された。
40万円をかけて設置した檜風呂に入ったのも今となっては懐かしい…はずだが、写真を見て、あ〜そうだったかと思い出すだけだ。

阿曽原小屋は夏季営業を終えて解体済みで、途中の露天風呂にササっと入った記憶があるが仙人湯だったか?阿曽原だったか?
水平歩道は長かった。
途中で欅平駅からの音が聞こえてきたからもうすぐか…と思ってからが長かった。

そして欅平から宇奈月まで、秋風を切って走るトロッコ電車は寒かった。
その後の記憶は一切ない。

帰りも夜行バスで戻って、翌朝から即、出勤。
今はもう無理だな。

お疲れさんどした<m(__)m>

  隊長

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下ノ廊下(黒部ダム〜阿曽原温泉〜欅平)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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