日原川分水嶺周回(鷹ノ巣〜雲取〜酉谷〜川苔)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 53.1km
- 登り
- 4,151m
- 下り
- 4,150m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 3:35
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 6:10
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 9:20
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 8:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
川苔山〜本仁田山間の大ダワはガレ場・急斜面あり注意。 芋ノ木ドッケ周辺道迷い注意 |
その他周辺情報 | 温泉:玉翠荘 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
5/1
午後一時に奥多摩駅着、そこから三時間半かけて六ツ石山まで登った。六ツ石山山頂は誰もいなかった。そこにテントを張って寝た。その夜、10時頃物音がして目が醒めた。熊でも出たかと思ったが、人だった。奥多摩駅を7時に出て登ってきたという。隣にテントを張っていた。
5/2
隣のテントの男性は富士山を指差して明日からあそこに行くんだと言って下山した。
この日は石尾根を雲取まで歩いた。石尾根は巻道もあるが巻道は使わず全てのピークを通った。アップダウンが激しくてきつかったが、防火帯を歩くので開放的で眺めがよく気持ちの良い道だった。
鷹ノ巣山は特に眺めがよく、雪を被った富士山や南アルプスがはっきりと見えた。
雲取山は12時過ぎに到着。山頂からは明日以降歩く長沢背稜の山々や、奥秩父主脈の山々が見えた。南アルプスは雲に覆われて見えなくなってしまった。
雲取の下りは凍結していたのでアイゼンを付けた。山荘手前でもういいだろうとアイゼンを外したらその直後に滑って転んでしまった。最後まで気を抜いてはいけなかった。
雲取山荘は大勢の人で賑わっていてテント場も満杯。諦めて斜面に張る人までいた。この日の夜と、次の日の朝食は持ってきた食料ではなく、小屋食を食べることにした。
夕方ぽつぽつと小雨が降ったが、しばらくすると止んだ。この日は夜でも暖かく快適に眠れた。
5/3
朝4時に起きて、山荘の朝食。朝食を食べ終わるとちょうど日の出となった。薄雲がかかっていたので空が真っ赤に染まっていて美しかった。その後20分並んでトイレに行ってから6時に雲取山荘を出発した。
長沢背稜は昨日の石尾根と違って人が少なかった。芋ノ木ドッケ付近は奥多摩の他のエリアとは少し違って亜高山帯の雰囲気があった。また芋ノ木ドッケの北側は枯れ木や倒木が多かった。
芋ノ木以降は地味な小ピークが暫く続いた。少しずつ標高が下がり、気温も上がってきた。酉谷山避難小屋は水場があり、顔を洗ったら冷たくて気持ちよかった。見晴らしも良かったので昼食ついでに長めの休憩をした。
その後は七跳山、ハナド岩などを経て、宿泊地の一杯水避難小屋には15時半に到着した。小屋は人がたくさんいて、他の宿泊客たちと山の話で盛り上がった。
5/4
いよいよ最終日。この日は、日中は晴れて暑くなったが、朝のうちは曇っていた。最初に三ツドッケに登った。三ツドッケ山頂も見晴らしがよく、石尾根や雲取山がよく見えた。
そのあと小屋に戻ってテントを撤収し、出発。一杯水〜川苔山は小さな小ピークが所々あるがそんなに大変ではなかった。またアカヤシオのピンク色の花が色んな所で咲いたし、新葉が出ている木もあって春を感じることができた。
川苔山は人が多く、ベンチや案内板も充実していて、人気の山なんだなって思った。山頂から少し下ったところには舟井戸の水場(沢)があった。山頂の近くなのにこんなに水があるのは珍しい。
本仁田山へは鋸尾根を歩いて行った。ガレの急斜面があったりで奥多摩にしては珍しいルートだった。
本仁田山はマイナーな山だと思ったが、山頂は思ったより人が多く賑わっていた。山頂は切り開かれていて見晴らしも良かった。
本仁田山からは大休場尾根を下った。特に817mの大休場以降は奥多摩一と言われるほどの急斜面で、登りで使ったらきっついだろうなと思った。
登山口には14時についた。長かった4日間の縦走がやっと終わった。いつもの玉翠荘で温泉に入り、近くの食堂で蕎麦を食べて帰った。
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