奥穂高
- GPS
- 56:00
- 距離
- 36.3km
- 登り
- 1,866m
- 下り
- 1,859m
コースタイム
9月17日 7:00穂高岳山荘−7:50奥穂高8:10−8:30穂高岳山荘9:10−9:30涸沢岳10:00−10:30穂高岳山荘11:00−13:00涸沢ヒュッテ
9月18日 7:00涸沢ヒュッテ−9:00本谷橋9:10−10:00横尾山荘10:30−11:20徳沢11:30−12:00明神12:10−13:00上高地−上高地アルペンホテル
天候 | 16日:晴れ 17日:曇り後晴れ 18日:晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡一帯の駐車場は1日500円 シャトルバスは往復2000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ザイテングラート、穂高岳山荘からの取り付き両方とも慎重に行けば大丈夫です。落石に注意。そして降りるときほど注意。 |
写真
感想
初めての北アルプスは奥穂に登りたく計画をしました。きっかけは9月の連休に代休をプラスしようとしたら職場の先輩がその次の日の勤務を代わってくれてもう1日休めよと。つまりは5連休に。
これは行くしかないと。地図を買って早速行程を計算、費用を計算。でも5日もあるならゆっくり行こうかなって。槍とかも狙える日数だろうけど行ったこともない山でしかも単独行なので今回は下見もかねてゆったりプランで。
出発初日(15日)は3時に八戸を出発し上高地に着いたのが14時。遠いなぁ。でも上高地に下りたとたん迫る景色に嬉しくなる。そして本日は明日のために西糸屋山荘で宿泊。相部屋に泊まったけどみんな良い人で話も弾む。広島からの方は高天原に行ってきたそうな。1週間も山篭りしてたそうで風呂の後はスッキリ。千葉からの方は重太郎新道から涸沢経由で周回コース。福岡からの方は自分の計画と同じ涸沢経由のピストン。4人のうち3人は下山者。一人はイギリス人の若者。重太郎新道から西穂へ向かうそうな。攻めるね〜。お酒も進んでいい夜を過ごしました。(ちなみにこの日に前穂北尾根で一人滑落で亡くなっている)
次の日は自分は朝早くに出発。予定よりも早く進んで結局休憩を含めても予定より早く穂高岳山荘に到着。下調べしていたとおり山荘は混雑。畳1枚に2人が寝るという状態。テン場も間に合わず山荘の前にギッシリ敷き詰まる状態。が、しかし関西からこられた?3人組が窓際に詰めてくれて自分は結構ゆったり寝れた。といいたいところだが暑い&イビキ&反対側からの侵略を受けなかなか寝れず朝を迎える。朝は外から強風がたたきつけ、外を見るとテントがひっくり返ってた。風つえ〜な〜。いよいよ登山客が撤退とか登頂の決心を始める。でも自分的には八甲田、岩手山の強風より強くは感じなかった。今までで5番目くらいかな。結構な人が山頂をあきらめ下っていく。登りも渋滞する。自分はゆっくりコーヒータイム。台風とかもあるかもだけど朝は気温の上昇とともに空気の動きがあるものだ。でもガスは消えない。7時ころようやく登り始める。風は強いけど大丈夫。登頂成功。山荘まで降りてきたらまた休憩して今日のプランを考える。外を見るとガスがちょっとだけ薄くなる。ならば近い涸沢岳に行こうと。登頂してすぐにガスが切れ始める。お!お!槍、北穂がチラリ、ジャンさんがチラリ!速攻撤退せずによかった〜。そして涸沢に下りて昼飯。とそこへ県警ヘリ登場。そして映画「岳」の山岳救助隊の隊員と同じ衣装(いや正確にはこっちが本物で映画が衣装か)の県警の方が到着。どうやらパノラマコースで滑落事故らしい。100メートルも滑落したのだとか。命に別状はなかったみたいでよかった。そんな経験もしたのだ。一休みして、今から横尾まで降りてもあとは下るだけ、しかも遊歩道みたいな道か。。。天気予報は曇り後雨だけどここに泊まっちゃお。ってことで涸沢ヒュッテに1泊。昨日と違い毛布1枚に一人。幸せwこの日も宿泊客とお酒も酌み交わし大いに盛り上がる。
18日朝、夜は降ってた音してたけど朝は晴れてる!予報外れた!でもよかった。見えるよ。奥穂も北穂も!モルゲンロートはならずともよくぞ見えてくれた。登ろうかとも考えたけど短期間に2度登ると感動が薄くなりそうで恐かったのでやめる。それは同時に次回来るための口実に。下山は二日酔いで頭がガンガンする。でもザイテンも過ぎてるし大丈夫だろうと下る。途中から山ガールと一緒に下山。北アルプスは結構単独女性が多いのだ。彼女は地元の山ガールとの事。なんてうらやましい!しかも沢渡から1時間もかからないところに住んでいるそうな。自分は9時間かけてきたのにwお昼を食べて本日はまた上高地に宿泊。懐石料理を食べながら涼しい生活も今日までかとかみ締める。この宿でもまた登山客と話が弾む。北海道からのグループだという。常念、大天井、槍と縦走したとのこと。いろんな山のお話を聞きました。山の人ってなんでこんなにも波長があうものですかね。
19日名残惜しい上高地を後に沢渡へバスで移動。駐車場には自分の車のみwこの後9時間かけて帰るのだが岩手の前沢あたりから酷い豪雨と雷で前が見えないほどだった。余韻に浸りたいが緊張しながら帰ってきたのだ。
そして燃え尽き症候群の現在。
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